2001.10.31
VIC, Vancouver International College
『本気で自然にな英語を話せるようになりたいならこの学校!!』
コミュニティークラス、会話クラス、スピークングクリニックなど、英語を自然に話すための、沢山のユニークなクラスが設けられているこの学校。日本人にとって、話すことが一番難しいと言われるなか、この学校では、様々な工夫がなされています。
★この学校は校長先生、先生、生徒の隙間を感じません。
(愛さん・・・3ヶ月この学校に通っている。ワーキングホリデー。)
ーこの学校はどうですか?
「そうですね。とても気に入ってます。前は大きな学校に行っていたのですが、クラスの人数が多すぎて、あまり先生と仲良くなる機会がなかったのですが、この学校はクラスは8人と少なく、先生と授業外でも、沢山話が出来ます。そして、先生に意見を言える機会もあるんです。」
ー先生に意見が言えるとはどういうことですか?
「先生に対してなにか不満があったり、意見があるとそれを伝えて解決することが出来るのです。
毎月1回、先生についてのアンケートというのがあって、それで、教え方が合わなかったり、なにか不満があったりすると、それで意見が言えるようになっているのです。」
−それはユニークですね。
「そうでしょう。先月こんな事がありましたよ。一人の先生の教え方が、ちょっと合わなくて、わたしは少し不満があったのですが、やはり直接先生には言いづらかったので、そのアンケートに書いたり、日本人スタッフの方や校長先生などに、思い切って打ち明けたんです。
そうしたら、ちゃんと先生も理解してくれたみたいで、授業の内容が改善し、本当に良かったです。このときにわたしは、こうやって学校がわたし一人の意見までも考えてくれていると感じ、嬉しく思いました。」
ー校長先生とも話す機会が多いのですか?
「はい。校長先生は毎日声をかけてくれてますよ。前なんか、仕事を探そうと、ラウンジで履歴書を作っていたのですが、校長先生も一緒に、履歴書を作るのを手伝ってくれたのです。しかも出来上がってすぐに、”わたし、あるカフェで人を募集しているところを見たから、今から面
接に行きましょう”と連れて行ってくれました。あのプッシュがなかったら、なかなか行動に進めなかったと思います。本当にフレンドリーで親身になってくれますよ。」
★使えるコミュニケーション術が身につけました。
(丈俊さん・・・日本では銀座で板前をしていた。今は学生ビザで4ヶ月この学校にいる)
ーこの学校は気に入っていますか?
「はい。居心地が良いですね。この学校は長期滞在者が多く、ということはカナダに長く住む人が多い、ということですから、一緒にいる時間が長く、友達が出来やすいです。そして、深い絆が築けます。」
ー英語は上達しましたか?
「そうですね。僕はコミュニケーションのクラス(→詳細)を取っていますが、そこでは、日常会話で使われる表現を、具体的に学べます。例えば先生が体験話を使って例文を作ったりします。お母さんにこう言うとか、彼女にこう言う、などです。すごく役立ちますよ。僕はビリヤードが趣味で、よくビリヤード場に行きます。そしてそこで知り合った人と、会話をする機会が多いのですが、その時いつも、この学校で学んだことを生かせてるな、と感じますね。」
ーなんだかカナダの生活、楽しんでいそうですね。
「ええ。僕は東京で板前をしていたので、今度はワーキングホリデービザを取って、板前としてカナダで働いてもみたいな、とも考えています。テロなどがあって、日本人はカナダに来ることを恐れているかもしれないけど、全然大丈夫ですよね。カナダは平和で暮らしやすいです。」
★わたしは日本に住んでいたことがあるので、日本はわたしにとって、特別な国です。
(Jennifer先生・・・韓国で1年、日本で1年半住んで英語の先生をしていた)
ー沢山のコース、クラスがありますね。
「はい。学生は目的に合わせて、いろいろなコースを受講できます。
そして、一般英語コースですが、同じ先生の英語をずっと聞いていると、耳が慣れてきてしまいますよね。そこで学生達に、いろいろな英語の癖を体験して欲しい、ということで、インテンシブコースを取った学生は、1週間で7人の違う先生から教えられることになっています。また、毎週1回テストを設けていますので、週毎に自分のレベルにぴったりのクラスに移ることも出来るのです。」
ー一般英語コースのコミュニケーションクラスと会話クラスの違いを教えてください。
「コミュニケーションのクラスでは、日常でよく使われる表現を習い、練習していきます。そしてそれらの表現を実際に会話で使いながら、自分のものにしていくのが会話クラスです。
また、スピーキングクラスでも、生徒の間違った表現を訂正し、会話がスムーズに出来るよう、ビデオなども使いながら授業を進めていきます。
このように、一般英語コースでは英語を話すことを上達させることに、重点を置いています。」
ー生徒に、質問などのアンケートを取ると聞いたのですが。
「はい。このおかげで、わたしは生徒達の希望や、考えがよく分かり、彼らは本当に満足しているのだろうか、という心配なく、安心して授業が進められています。この学校の生徒はみなさんやる気がある人ばかりなので、教えていても楽しいですよ。学生達の理解した、という顔をみたら、とてもやりがいを感じます。」
★学校の風景
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広々とした綺麗なロビー
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10階からの美しい風景を見ながら
インターネットが出来る
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★授業風景
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Jennifer先生の授業
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生徒に人気のAndrew先生
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少人数のクラスでみっちり勉強
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国際色豊かな学生
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★カナダでの生活、心配事、全てお任せください、私がついています。
(日本人担当者 茂雄さん・・・とても明るい方で頼りがいがある)
−ここは地元の生徒に非常に評判が良いと聞いています。
「そうですか?ありがとうございます。居心地が良いと言われます。
無料で体験入学ができるのですが、そのうち70%以上が入校されますね。嬉しい限りです。
比較的小さめの学校なので、その分、学生全員に注意が向けられ、ケアできることもあるのでしょう。
そして、みんなが仲がいいですからね。わたしもまじって、遊んだりもしています。
でも学校内では、英語オンリーのポリシーなので、英語だけで話しますが。」
−クラス編成はどのようなものですか?
「絶対に1クラス10人までと限定しています。だいたい平均6から8人くらいですね。
これで、先生が、全ての学生に目が行き届くというわけです。 日本人の制限も35%としています。」
−プログラムも非常にバラエティに富んでますね。
「はい。まず、英語の総合的な基礎を築くために、一般英語コースがあり、6レベルで構成されています。そして英語を使った、実際のビジネスの場で、必要とされる英語を学ぶためのコース、ビジネスコースがあります。また大学準備のための、進学準備コース。さらにTOFUL、TOEIC、TSEの、各テスト準備コースと、いろいろな目的のために、沢山のプログラムを用意しています。」
−アクティビティーは行っていますか?
「ハイ。でも毎週金曜日などということは決めていません。その分しっかり授業をします。しかし、2週に1回はバーベキュー、ポットラックパーティーなどのアクティビティーを行います。また季節毎に、泊まりがけの旅行も行っています。」
−泊まりがけの旅行とはどの様なものですか?
「今年の夏は、50人でチロワックの湖にキャンプを2泊3日してきました。交通費、食事代、宿代、酒代全て込みで一人$120で、学生の出費を安くしています。とっても楽しかったですよ。
もうすぐ、バンフ、ロッキーマウンテンに行くつもりをしています。これも全て込みで、3泊4日で$240と格安です。学校が費用の一部を負担しているのですが、これは沢山の学生が来れて楽しめるようにという、校長先生の考えなんです。」
★あなたの大決心したカナダ語学留学というものを、私たちが安心した、有意義なものにします。
(Director Barbaraさん・・・校長先生だが、とってもフレンドリーな方)
ー先生はどの様に決められていますか?
「教師達は経験がある先生達と、それに加え、外国で教えた経験がある教師を選んでいます。というのも学生はカルチャーショック、ホームシックに成りやすいですよね
。そこでその経験がある教師だったら、その気持ちを分かり、受け入れやすいと考えているのです。」
−学生さんから校長先生はとても頼りがいがあって話しやすいと聞きましたよ。
「そうですか。照れますね。学生一人一人は、わたしの家族のようだと思っています。
勉強とは、環境がしっかりしてないと、なかなか専念できないものです。また両親方もお子さんが遠い外国に行くとなると、不安になることだと思います。ですから私たちは、学生が英語を学ぶのはもちろんのこと、授業への不満、私生活の悩みなども、すべて引き受けたいと思っているのです。」
<取材後記>
この学校は、本当にみなさん仲が良く、少しの間訪れた私にも、居心地がよいなと思わせる学校でした。アットホームな雰囲気で、先生と生徒の風通しも非常に良さそうです。先生方も、外国に住んでいた経験がある方ばかりで、ホームシックなどの気持ちも理解してくれるのも嬉しいですね。みなさんの不安な留学を、安心して任せられるのではないかと思います。
そして、一般英語のコースですが、自然な英語を話せるようになる、という「スピーキング」に重点が置かれています。多種なクラスを設けたりと、短期間で自然な英語力を身につけられるような工夫が感じられます。
「少しは英語を話すことに慣れてきたけど、ずっと同じ簡単な文法でしか話せない。」「この文章はネイティブスピーカーが聞いても自然な会話だと思うだろうか?」これは、海外で英語を学び始めて、誰しもがぶつかる壁です。しかし、この問題、VICではかなり早く解決できそうです。地元の生徒が多い、つまり、カナダに来て2つ目以降の英語学校として、多くの生徒がVICを選ぶ理由は、このあたりにありそうです。
英語を学びたい、と思っている方のゴール。これはやはり、自然にあなたの口から、考えが英語でこぼれ、楽しい会話が出来る、という事だと思います。この学校は、それの回り道をさせてくれない、頼もしい学校です。本気で英語が話したい人!見逃す手はないですよ。
レポート Jpcanada.com取材班(Masumi)
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