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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2001.12.05

Royal Oak College
an international college of design

『日本住宅の主軸となった北米型建築、インテリアデザインを、本場カナダで学ぼう!』

このRoyal Oak Collegeは、カナダを含め各国からの留学生を対象に、北米の建築デザイン、インテリアデザインを、本場のカナダで教えています。また英語の授業もカリキュラムに含まれているので、デザインを学びながらを英語を学ぶ事もできます。

★自分のイメージを、大きな建物で表現できるようになることに喜びを感じます。
(健さん:建築デザイン科 2年次在学中:日本の大学の建築科を卒業後、2年間建築業界での経験あり。)

−大学を卒業し、建築の知識があったにもかかわらず、ロイヤルオークカレッジに留学したことは、どういう理由からでしょう?
「今まで大学では、建築の構造を主に勉強してきました。しかし僕は、日本で需要が高い北米住宅、特にそのデザインに興味があったので、それを学びたかったのです。また、外国に出て他の国での生活も経験したかったのです。そこでこの学校は、建築デザインを主流に、教えているということだったので、留学しようと決めました。」

−ここでは沢山のことを学びましたか?
「そうですね。デザインの重要さが分かり、新しい発想のデザインを考えられるようになりました。またコンピューター技術は、来た頃は全くなかったのですが、今はCADを初めとする、沢山のソフトが使えるようになりました。また英語のみでコンピューターを使いながら、プレゼンテーションをするという、今までになかったものが自分のものになりました。」

−そうですね、授業はすべて英語なんですよね。問題はないですか?
「実は、入校時は、全くと言っても良いくらいしゃべれなかったのです。でもこの学校は、英語力が足りない生徒でも入校でき、入校後に英語の授業も含まれているので助かります。英語を身につけてから、その後に学校となると、かなり長い期間が必要になりますからね。生徒は留学生がほとんどですし、先生方も分かりやすく説明してくれるので、英語によるストレスや劣等感なども感じません。クラスが少人数ですから、先生にマンツーマンで、何でも質問できますので、問題はちゃんと解決出来ていますよ。」

−カナダの実際の住宅デザインはどうですか?
「日本よりすごく発展していると感じます。省エネルギーに関しても、世界でトップの技術があると思います。デザイン自体はダイナミックですね。この様な良いところを、日本に合うよう改良し、日本に持って帰って活かしたいと思っております。」


★先生方の、ドラマティックな教え方が、私たち生徒の想像力をかき立ててくれます。
(恵子さん:インテリアデザイン科 2年次在学中)

−この学校に入る前は、デザインか何かに、携わっていましたか?
「いいえ。大学も法学部を卒業し、全く違うフィールドで仕事をしていました。しかしある時、モデルルームを手伝う機会があって、それにとても興味を持ったのですね。そうして、この様なクリエイティブな仕事に挑戦してみたくなりました。また、日本を出て経験してみたいという気持ちがあったので、この学校に留学をしに来たというわけです。」

−この学校の先生方はどうでしょう?
「この学校には、多くの有名な建築家や、デザイナーの方が教えに来ています。ですから、斬新なデザインのアイディアを教えてもらったり、アドバイスをいただけるので、とても勉強になりますよ。講義で理解できなかったことも、個人的に質問出来ることは、わたしにとって、この学校で一番良い特徴だと感じています。」

−実際にインテリアデザインを勉強してみてどう思いますか?
「インテリアデザイナーは、実際に内装をデザインするだけでなく、建物の構造から理解していることが大切なのだと実感しました。また多くのペーパーワークもありますね。思ったよりもいろいろなことを勉強し、実際に働くとなると、様々なことを要求されます。ですが、それらを勉強し、知識を手に入れていくと、とてもエクサイティングな仕事だと感じます。勉強しようと決心して本当に良かったと思っています。」

−家具デザインも勉強すると聞きましたが?
「そうですよ。スケッチや、コンピューターを使って、自分の想像した家具をデザインします。この科では、総合的なデザインを学べますので、デザイナーとしての道がどんどん開けていると感じます。卒業後はインテリアデザイン科の大学3年次に編入しようと考えています。」


★各学科のプレゼンテーション

1年次インテリアデザイン科
生徒と先生が見つめる中、
英語での説明
2年次建築デザイン科
コンピューターを使いながらの
プレゼンテーション
プレゼンテーション用の
生徒作品

★学生達に新しいアイディアが浮かべば、わたしにアイデアが浮かびます。学生達が楽しんでいると、私も楽しくなります。お互い共感し合って、この学校で一緒に過ごしていると感じます。
(学長Roger:建築デザイン科の主任講師でもある。24年間の建築家としての経験がある) 

−カナダの住宅建築はどの様な点で優れていると思われますか?
「カナダの住宅は98%が木造建築なのですが、これは温度をコントロールしやすいので住みやすく、コストも安く、手早く建てることが出来るのです。またカナダは広い国ですから、土地も安いので、各住宅が大きくゆったりとしています。」

− ですが、日本の地価は高いこともあり、大きなものが建てられませんよね。生徒さんがカナダの住宅を勉強しても、日本で活かせるのでしょうか?
「日本のライフスタイルが欧米化してきて、住宅の構造も、同じ様なものになっていっているとは言っても、おっしゃった通 り、やはり環境は同じではありませんね。従って、北米住宅デザインが好きだからとそれをコピーし、日本に建てて、果 たして合うかと言ったら、そうではありません。ですから北米住宅のアイディアを取り入れつつ、どの様にすれば日本でも実際に使用できるのかと、改良する必要があります。」

−ではその様なことも教えているのですか?
「そうです。カナダのデザインと、母国のデザインとは何が違うのかを考えさせ、そこから新しいアイディアが生まれています。一緒に考え出すこともします。」

コンピューターも教えていると聞きましたが?
「実際に現場で働きだすと、プレゼンテーションをする際、コンピューターを使います。すなわち、コンピューターで作った作品を見せながら、プレゼンテーションを行うのです。ですから、実際にプレゼンテーションの練習もします。もちろん英語で行います。建築業界で、国際的な活躍をする技術は、全て教えます。コンピューター、英語力は国際的な活躍の中で、必要不可欠なものなので、しっかり身につけてもらいます。」

−生徒さん達にどの様に教えようと心がけているのですか?
「私が常に他の教師達にも言っている事は、生徒達があなた達の会社に入ることを仮定してみること。そうすると、本当に何を教えればよいのかを考えられるのです。即戦力として役立つ、本物の技術の獲得を目指しております。」


★生徒達の新しいアイディア、才能が、私にもインスピレーションを与えてくれます。
(Marilyn:インテリアデザイン科主任講師 15年間のインテリアデザイナーとしての経験がある) 

−北米のインテリアデザイナーは、日本と違うところはありますか?
大きく違いますね。北米ではインテリアデザイナーは、建物建設が終わってから登場するのではなく、初めの段階から建築家と共同作業をするのです。ですから私たちも建築の基本的な知識が必要なので、生徒達にもその段階から教えております。」

−英語などで生徒達はトラブルなどはありますか?
「そうですね。各学生のバックグラウンドは様々です。英語力があまりない人、日本でデザイナーとして働いていた経験のある人など、技術力、英語力、全てに置いてレベルが違います。ですがこの学校は、1クラスが少人数制で、生徒みんなに目が行き届きますし、理解できていない生徒にも、個人的に教える時間がたっぷりあるので、生徒達は問題解決していけるのです。生徒同士でも教え合ったり、協力し合ったりもしていますね。」

−インテリアデザイナーとしての仕事は楽しいですか?
「エキサイティングな仕事ですよ。特にこの国ではインテリアデザイナーは重視されていますし、これから世界中で、その様になっていくと思います。人は家やオフィスでほとんどの時間過ごしますよね。人々に暖かく心地の良いスペースをつくってあげられることは、本当にやりがいのある仕事だと感じています。」


★学校の風景

光の射し込む素敵なフロント
学校のデザインは先生が手がけた
オープンスペースの
談話コーナー
コンピューター実習もたくさんある
広い素敵なスタジオ
国際性も豊か
建築デザイン科の2年次は
一人1台ずつのコンピューターを持つ
インテリアデザイン科の作品
建築デザイン科の作品
先生にマンツーマンで教えてもらう

★卒業生達が日本で実際に活躍しているのを見ますと、わたし達の果 たした役割は大きかったと感じ、嬉しく思います。
(高橋事務局長)

− 生徒さん達はどの様な国から来ているのでしょうか?
「地元カナダを初め、日本、台湾、韓国、香港、インドネシア、イラン、サウジアラビア、ポーランドなど、いろいろな国から来られております。」

−ここを卒業された生徒さんの就職率はどの様なものでしょう?
「ほとんどの学生は母国に帰り、仕事を見つけています。特に日本からの生徒さんでは、ここは日建学院と姉妹校なので、求人提供もありますし、帰国後も、Royal Oak Collegeの母体である、建築資料研究社の法人部を通 して、就職までをサポートします。」

ー日本からはどの様な生徒さんが来られていますか?
「一般的には生徒さんの実家が、建設関係や工務店、設計事務所であり、そこの息子さんや娘さんがこの学校に留学し、大企業に負けない、合理性や独自のデザインを身につけ、帰国後、会社の競争力を養おうという背景がよくあります。インテリアデザイン科は女性に人気で、70%の割合になります。やはりこの世界はセンスが大切ですから、シンプルで、新しいアイディアの北米デザインに人気があるようです。」



<取材後記>

Royal Oak Collegeでは、入学時にTOEFLのスコアを要求されません。しっかりとカリキュラムに英語の授業が含まれているので、実践的なデザイン技術と英語を、同時に修得していくことができます。ですから、始めての海外留学でも安心して勉強できます。

授業内容は、2年間をかけて、基礎的なことから英語でプレゼンテーションを行うところまで総合的に学べます。また、「まったくデザインの基礎から覚えたい」という人から「基本的なことは既に知っているので北米と日本のデザインを融合させたい」という人まで、生徒からは様々な要求がありますが、ここではそんな一人一人が個別 の指導を受けることが可能です。このように、個人的な指導に主眼が置かれているというのは素晴らしい点です

そんな生徒達を見ると、自分のしたいこと、やりたい道を勉強しているためか、みなさん非常に生き生きしていました。生徒からのプレゼンテーションの様子ですが、初めに少しリラックスさせるように、先生方を笑わせるような前置きから始まり、アイディアの出し方、創造の進め方などを、30分程かけて分かりやすく説明していました。授業の一環とは言え、プロフェッショナルな雰囲気がありましたね。プレゼンテーション後の質疑応答で、生徒がとまどったりしながらも真剣に回答する様子や、熱く討論している姿を見ていると、見ているこちらまで熱い気持ちになりました。

この学校では、英語も同時に学びながら、実践的な講義により、卒業後に即戦力として役立つ本物の技術を身につけることが出来ます。帰国後も日本で就職活動のバックアップもありますので安心ですね。多様な建築、インテリアデザインの世界で活躍できることを期待できそうです。自分のやりたいことが見つけられなかったあなたも、要チェックです!

レポート Jpcanada.com取材班(Masumi)



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