★★とても恵まれたステイ先・学校にめぐり合えて、充実した留学生活を送っています。
(Ayaさん:level 6 Intensive /バンクーバーは2回目。この街のおだやかな雰囲気が気に入りました)
−YMCAを選んだ理由は何ですか?
「他の語学学校に比べて授業料が安かったのがまず一番の理由です。また学校の授業内容も厳しいというわけではないけれどもイングリッシュ・オンリー・ポリシーという学校内では必ず英語だけを話すというポリシーがあって、英語の学習環境が徹底しているという印象を受けたのでYMCAに決めました。」
−以前バンクーバーに来られた時に通っていた英語学校とどこが違いますか?
「前に来たときに1ヶ月通った学校というのは規模も小さく、全て手作りといった感じで、公民館のようなところを借りて授業を行っていました。YMCAは大きい学校なので、色々な施設(YMCAのフィットネスクラブなどにも参加できる)がついている上に、教室もたくさんあるし、パソコンを自由に使えたりと設備の面
でとても充実していると思います。」
−ホームステイをされているそうですがどんな感じですか?
「はい。YMCAで斡旋してもらったホームステイ先に滞在しています。よくホームステイは問題があると聞くのですが、私はとてもよいステイ先に恵まれていて、全然問題もなくてとても満足しています。ホストファミリーは親切でとてもいい人たちです。また同じ家にステイしているメキシコ人の女の子と仲良くなっていっしょに遊んだりしています。4月末まであと6ヶ月間いる予定なのですが、ずっと同じ家にいるつもりだと友達に話したら驚かれたぐらいです。」
−授業の様子はどうですか?
「今16人のクラスにいるのですが、日本人は私を含めて2人しかいません。毎月テストがあって、ある点数以上得点するとレベルが上がっていくのですが、レベルがあがると授業の内容もだんだんと難しくなってきます。けれども、先生は必ず1回1回新しいことを説明するとそこで止まって、質問やわからないことがないかどうか生徒に聞いています。生徒が分かった段階で初めて次に進むといった方針なので、理解できていないまま進んでいくということはありません。」
★YMCAで一番上のレベルまでいけるよう、がんばります。
(Masakoさん:level 5 Full time/この夏トロントに滞在した際にカナダにひとめぼれ)
−YMCAを選ばれたきっかけは何ですか?
「違う学校に通おうと予定していたのですが、たまたま宿泊したYMCAホテルのフロントの方がこちらのInternational
Collegeを勧めてくれました。ちょっと試しに様子を見てみようと思って来てみたのですが、大変学校の感じがよく、皆さん親切だったのでこちらに決めました。このまま、上のレベルのコースまで続けたいと思っています。」
−トロントで取られた英語のコースとYMCAのコースはどのように違いますか?
「トロントで取った英語のコースは、トロント大学の付属の語学機関のプログラムで、プレゼンテーションの仕方といったアカデミックな内容の濃い授業でした。YMCAでの授業は会話が多くて、日常に密着したことを学んでいます。今日の午前中の授業では、アパートを借りる際の細かい新聞の見方などを学びました。YMCAでは、すぐ実際の生活で使える英語に触れています。」
−今はどちらに滞在されていますか?
「YMCAのホテルに泊まっています。TV付とTVなしのお部屋が選べて、きれいなシングルルームに滞在しています。毎日きちんとお掃除もしてくれるし、セットのプランだと美味しいと評判のカフェテリアで朝食もついています。またカフェテリアに頼むとランチを作ってもらうこともできます。学校にも近くて、とても便利で満足しています。」
−授業の様子はどうですか?
「クラスは少人数で日本人の生徒はあまりいなくて、色々な国からの生徒が参加しています。授業では先生が生徒をよく観察していて、生徒が何をやっているのかわからない様子でいると、先生は必ず来て声をかけてくれます。分からないことや言いたいことが言えないことがあっても、先生が上手に導いてくれます。分からないまま、授業が終ってしまうということは決してありません。」
★生徒には授業を通じて、自分の考えに責任がもてるように育ってほしいと願っています。
(David先生:Instructor/大学卒業後、新潟市で3年英会話を教えていた)
−YMCAのプログラムの特徴は何ですか?
「YMCAのポリシーが授業に反映されているところですね。地域のコミュニティーに貢献することやボランティア精神、異文化交流など、単に英語を習う以上のことを授業で行っています。まず、他のESLスクールでは1つの国籍の生徒が多かったりと偏りがあったりしますが、YMCAでは様々な国の学生がバランスよくいて、他の文化についての多様性を学ぶことができます。また、ボランティア精神を生かすため、クリスマスに募金活動をしたり、恵まれない子供達のために洋服や食べ物を集めたりする活動も行っています。以前、デイケア制度に興味をもった日本人の生徒がおり、積極的に自らデイケアセンターを訪問し、文化交流を図るなど、生徒は英語以外の大切なことをYMCAのポリシーを通
じて多く学んでいます。」
−授業で心がけていることは何ですか?
「生徒に色々なことを考えるようになってほしいとまず考えています。普段の日常生活や自分の経験について、違う角度から再度考えてみようと提案するよう心がけています。大きな社会問題や事件についても個人の意見をクラスで聞いて、ディスカッションをしたりします。去年の夏のビジネスコースを教えていたときは、グローバリズムについて話し合う時間があったのですが、議論が白熱してほとんどまる1日そのことについてみんなで考え、話し合うだけで終ってしまったこともありました。このように、私の授業を通
して、生徒には自分のアイデアに責任をもってもらえるようになってほしい、また他の人とその意見を積極的に分かち合うようになってほしいと常に考えています。」
−カナダに留学してくる前の生徒に何かアドバイスはありますか?
「そうですね、一般的なアドバイスですが、日本で今起こっていることについての情報に敏感になっておくことは大切です。日本を発ってカナダに来て、学校に通
い始めると、まずクラスメートも先生も日本で今起こっていることを尋ねてくるからです。首相はどんな人だとか、あのスキャンダルはどうなったのかとか、日本の歴史について教えてほしいとか、人気がある歌手は誰かとか等、日本に住んでいるとあたりまえだと思っているようなことについても意識的に知っておこうと努めておくと、こちらに来てから役立つと思いま
す。」
★学校の風景・最新鋭の設備
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イングリッシュオンリーポリシーが 掲示してある。
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ディスカッションの様子。 議論が白熱しています。
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エントランス
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広くて設備の充実したコンピュータールーム。コアプログラムの生徒以外は全員生徒は無料で使える。
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放課後のカンバセーション・クラブ。
生徒は無料で参加できる。
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Sallyさんのオフィス。
世界各国の置物がいっぱいです。
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YMCAの充実したジム設備もコアプログラムの生徒以外は全員無料で利用できる。
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★YMCAは英語が話せるだけでなく、地域や国際社会に貢献する人間を育てることを使命としています。
(Virginiaさん:General Manager /高校やESLスクールで先生としてのキャリアを長年積んできた)
−YMCAと他のESLスクールとの一番の違いは何ですか?
「まず私達YMCAは非営利団体であるということが1番の大きな違いでしょう。YMCAは利潤を追求する団体ではないので、私達はプログラムの質だけを考えることに専念できるのです。まず生徒が個人として扱われているか、生徒が何を必要としているかという点に気を配り、YMCAのバリューを反映したプログラムを作ります。授業で文法やボキャブラリーのことについて話すのはもちろんですが、より付加価値のあること、例えばボランティアワークを通
じてコミュニティーを強くすること、新しいリーダーシップスキルを身
に付けること、社会責任やモラル・倫理についての認識を深めること、世界の動向や未来について考えることなどを話し合えるようにカリキュラムを作っています。このようなバリューを授業に反映している点で、大きく他のESLのプログラムとは違った特徴を持っています。」
−YMCAにおいて英語の学習は目的ではなく、あくまでも手段なのですね。
「そうですね、英語は重要なことを話し合うために教えていると言っていいでしょう。私達は生徒に重要なこと、例えば自分がこの世界で何ができるのか、どのようにしたら良いグローバル・シチズンになれるのか等を考えてもらいたいと思っています。卒業式の時に、生徒が1人1人短いスピーチをすることになっているのですが、多くの生徒がここに単に英語だけを学習しに来たと思っていたのだが、YMCAでそれ以上の大切なことをたくさん学べたと述べています。こういう生徒の感想を聞くと、私達YMCAのポリシーが生徒にプログラムを通
じてきちんと浸透していると知ることができます。」
−講師陣の質をどのように保っていますか?
「よいプログラムの質を保つにはよい講師陣が欠かせません。YMCAでは今年までは毎月全ての先生に対し生徒から評価をしてもらっていました。今年から、経験のある先生は3ヶ月おき、新しい先生は毎月というペースになりましたが、基本的に評価を細かく見直すようにしています。比較的低い点数をとった先生に対しては、その先生を交えてスタッフで必ず話し合いを持ちます。また他の優秀な先生の授業を参観して、違う教材や教授法を学んだりさせます。以前新しい先生が来たときに、生徒からあまり高い評価を受けなかったので、上記のような改善プログラムを行った結果
、彼は今もっとも優秀な先生の1人となり、他の先生の手本となっています。また、私達は代理教師制度を採用しているので、新しい先生を採用するときは一端仮採用として教えてもらい、評価の高い先生のみ後に本採用することにしています。こうすることで先生をむやみに辞めさせたりすることもなく、質の高い講師陣を維持しています。」