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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2002.11.08

Pan Pacific College

『心機一転、新しい場所へお引越し。しかし、その評判の良さは継続中!』

現在の場所での開講はまだ日が浅いPan Pacific College (以下PPC)。しかしながら、コミュニケーション能力養成に焦点をあてたプログラムの定評は、開校当初1988年から長い間変わらないようです。卒業してもまた戻りたくなる、というその魅力を探りにます。

★"バンクーバー、良質学校の感触を肌で感じて!"が学校のスローガンです。
(Lindaさん:Director/言語学に興味があり、英語の他にも数ヶ国語を操ることができます。大学の専攻はギリシャ、ラテン古典学だったそうです。)

-学校のポリシーを教えて下さい。
「英語コミュニケーションに関する全てのスキルを生徒さんに養ってもらうことです。スピーキング、リスニング、日常で実際に使用される英語表現を、色々な形で融合して学んでいただきます。コースは、ESL、TOEIC、TOEFL、ビジネス英語、TESLがあります。」

-ESLプログラムの特徴を教えて下さい。
「私達のESLプログラムは、先程もいいましたように、コミュニケーション能力を高めることが目的です。他のESLと大きく違う点として、当校のカリキュラムでは、"リンキング"というクラスが必須になっています。これは、発音、リスニングをする時、英語において欠かせないものなのですが、例えば"want to(ウォン トゥー)"というところを、両方の単語がくっついて"wanna(ワナ)"と発音、またはそのように聞こえる、ということです。このようなリンキングのパターンを、それぞれのクラスレベルに合わせて教え、ペアになっての会話練習、スピーチ、ディスカッションや、生徒さんが書くニュースレターなどで毎日練習を重ねます。」

-TOEIC、TOEFLのクラスについて教えて下さい。
「TOEIC, TOEFLクラス共、3ヶ月ひとくくりのカリキュラムになっています。レベルはそれぞれ2つに分かれていて、殆どの生徒さんは、初中級クラスからスタートしますが、TOEICでは700点以上、TOEFLで500点以上のスコアの方は上級クラスに入ります。TOEFLを教えている先生は、一人は政治科学の博士号を持ち、もう一人はスペイン文学の博士課程に在籍中、という頭脳型です。真剣にスコアアップを目指すクラスにとっては、このような講師の存在をありがたく思っています。というのも、彼らはただESLのコースを教える、ということに加えて、アカデミックな面でも刺激を与えられるからです。」

-先生方の採用はどのようになさっているのですか?
「書類審査の後、少なくても2回面接を行い、場合によっては模擬レッスンをしてもらいます。それから、生徒さんと他の講師の意見を聞き、実際に採用するかどうか決めます。他には、金曜日にカンバセーションクラブ、という時間帯を設けているのですが、そこにボランティアで来てくれる方が、そのまま講師になる場合もあります。このメリットとしては、候補者も学校の雰囲気や方針を理解できるし、私達もその人の教え方や、生徒さんへの接し方、生徒さんからの評判を時間をかけて見れる、ということです。」

-新しいプログラムも考案中とお聞きしましたが。
「はい、1月からスタートの、アカデミックライティングのプログラムを用意しているところです。こちらはTOEFL500点以上所有されている方、もしくは当校のテストで十分なスコアを取得された方が対象になります。コースは、アカデミックなライティングに焦点を充てた、TOEFLの補助的クラス、という感じです。私自身TOEFLのクラスを教えていて気付いたのですが、クラスではいつも文法、リーディング、リスニング、語彙をやって終わり、ライティングにまで時間が回ってこない、という傾向にありました。ですから、既にTOEFLクラスを受講されている方が、ライティングの補修としてこのコースを受けられると、より効果があると思います。しかし、もちろんTOEFLとは関係なしに、アカデミックライティングを学びたい、という方にもお勧めします。」

-Lindaさんご自身で教材を作ることも考えていらっしゃるそうですね。
「そうなんです。今新しい指導法を採用しようと試みているところです。コロケーションアプローチ、というUBCでも使用されているもので、2,3年前に発案されたかなり新しい指導法です。昔から現在に至るまで、ESLでは生徒に英語を習得させる為に、グラマーを中心に教えていました。しかし、この新しい指導法では、文法よりもむしろ語彙に焦点をあてます。だからといって、ただ定義と辞書にのっている例文1つを暗記する、というわけではありません。その単語を色々な角度から、もっと大きな塊としてとらえていく、というものです。例えば、accountという単語があります。これを定義だけで覚えても、実際で使う時の価値は殆どありません。そこで、この単語と一緒に使われる形容詞、前置詞などを最低10個ずつ生徒に考えさせます。さらに、それが名詞で使われる時はどんな動詞がついてくるか、また10個ずつ探す、という具合です。この方法によって、実際にその単語を使用する時に必要な感覚まで習得できるわけです。例えば、injuryとwoundは定義としては一緒でも、センテンスや状況によっては使えない場合がありますよね。そのようなセンスを磨く為にも、この指導法はかなり有効です。このテキストを自分で考案して、プログラムで使いたい、と思っています。」

-ESLに来られる生徒さんに期待されることは何ですか?
「講師が教えられる部分というのは、正直に言いまして25パーセントです。残りの75パーセントは生徒さんがクラスに参加し、グループワーク、ペアの会話練習、プレゼンテーション、アクティビティーから英語コミュニケーション能力を培います。ですから、もちろんリスニングの仕方や特定の表現など、必要なことは授業内で説明をしますが、私達の講師は講義をするわけではなく、生徒さんが会話をし、コミュニケーションをするところから、必要に応じて表現を適切に直したり手助けする、という形です。つまり、生徒さんのクラス参加無くしては英語力の向上も望めないわけです。その意味で、生徒さんにも努力をしてもらっていますがみなさん、この理念をよく理解してくれているので感謝しています。」


★英語は難しい、でも楽しい!
(Nozomiさん:生徒 /ビギナークラス受講中。1年前もPPCでESLを受講し、今回は2度目です。)

−カナダに来られたきっかけや、PPCで勉強することになった経緯を教えて下さい。
「日本で仕事をしていたのですが、英語ができた方が転職を考えた時に有利だと思い、勉強を始めました。私は本当に初心者なので、最初から丁寧に教えてくれるところで、喋られるようになりたい、という要望をエージェントに行って紹介してもらったのがPPCでした。去年も1ヵ月だけPPCに通ってたんですけど、最初は何もわからず、1ヶ月あれば英語ができるようなる、という大きな勘違いをしてしまいました(笑)。それから日本に帰っても勉強を続けたんですけど、このような学校が日本では見つからなかったので、もう一度チャレンジしようと思って戻って来てしまいました(笑)。」

−最初にPPCに来られた時の印象はどうでしたか?
「実際に勉強してみて、ここは、日本人にはぴったりの学校だと思いました。すごくアカデミックを中心に勉強したい人向けではないかもしれませんが、日本では教えてもらうことのできないリンキングや、発音といったものをしっかりと教えてくれるので、私にはすごくためになっています。私はリンキングという言葉すら知らなかったので、こちらに来てすごく驚きました。」

−クラスの雰囲気などを教えて下さい。
「違う学校にも通ったんですが、トレーニングされてない先生に当たってしまって大変だったことがありました。その点PPCは先生の質が良くて、授業もわかりやすいです。クラスは午前中は1人の先生がずっと教えてくれるんですが、午後は月水金、と火木で先生が変わります。違う先生から習うことで、喋り方のパターンや、速さ、発音の微妙な違いに触れることができて、良い練習になっていると思います。クラスも、今は特に人数の少ない時期で、和気藹々としています。」

-他にはPPCのどのような点が気に入っていますか?
「自分の予定に合わせてスケジュール調整が可能、というところもいいですね。私の場合は、去年から今まで1年という期間が空きましたが、また授業を続けています。そして、こういうコミュニケーションに重点においた学校、というのは日本では見つからないですよね。しかも、生徒同士もずっと英語で喋ろう、という心構えをみんな持っていて、英語の環境に自分を置ける、というところがやはりいいです。特に私は、途中で日本語が入ってしまうと頭がこんがらかって、英語がわからなくなってしまうので。それと、金曜日のカンバセーションクラブと、午後の授業の後にもエキストラクラスでさらに勉強できる、というのが他にはないシステムだと思って、これらを私はいっぱい活用しています。」

-これからの予定を教えて下さい。
「11月の末から2週間くらい旅行に行って、12月の末に日本に帰りますが、英語の力がまだ十分ではないので、これからも勉強を重ねていきたいです。」


★2ヶ月前に来た時よりも英語が伸びたのが自分でもわかります!
(Claudiaさん:生徒/メキシコの高校を卒業して、ESLの上級クラスを受講中です。) 

-カナダに来て、そしてPPCで学ぶことになった経緯を教えてください。
「カナダに来た目的は英語を習得することです。私の国、メキシコでは英語ができる、ということがとても大事なんです。それで、私も子供の頃から、英語の勉強をしようとずっと思っていたんです。そして、多くの友達がカナダは良い、ということで薦めてくれ、特にバンクーバーが良いということだったので、迷わず選びました。PPCに通うことになったのも、その友達のうちの何人かが、去年実際に通ってとても良かった、といっていたからです。」

-PPCのどの点が気に入っていますか?
「まず、先生達です。辛抱強い、というか根気強く私達の英語に付き合ってくれて、私達がわかるまで教えてくれます。それと、学校で行われるアクティビティーが好きです。先週は、先生、生徒みんなでスケートに行ってとても楽しかったです。今月は何かわからないんですけど、近いうちにホッケー観戦もあるので楽しみです。」

-これからの予定を教えて下さい。
「メキシコに帰ったら大学生になります。専攻は会計学なので、その勉強にも役立つように、残りの期間は、午前中にパートタイムでESLを取りながら、午後にビジネス英語を受講したいと思っています。」


個人的にも、自信を持って薦められるプログラムです。
(Aaronさん:講師/午前はESLの初中級クラス、午後はビジネス英語を教えてらっしゃいます。)

-Aaronさんのバックグラウンドを少し教えて下さい。
「UBCで英語を専攻、卒業した後、4年間、日本の英会話学校や、中学校でも英語を教えました。こちらに戻ってきてからは、学校の通常の授業が終わってから通ってくる、アジア人の高校生にも英語を教えていました。」

-ESLでは必ずリンキングのクラスがあるそうですが、どのように教えていますか?
僕が独自に開発した、誰にでもわかる8つのシンプルルールがあるんですけど、生徒さんはそれに従って、あるセンテンスをリーディングします。そこでは、どこで、いつリンクをしたら良いか、ということをまず判断します。それから、そのリンキングされた単語の塊が、どのような発音になるかを理解、練習していきます。さらに宿題でも同じような作業を繰り返してもらいます。この時も、リーディングの課題を出しますが、ここでも全ての内容を理解するわけではなく、リンキングをする場所、単語がどれか、ということを見つけるだけです。そして、そのリンクされた単語を声に出して、自分のモノになるまで練習してもらうんです。その他にも、教材のコピーなどを使ってエクササイズをしています。度々文法なども交えながら、しかしあくまでもスピーキングに結びつく練習をします。」

-ビジネス英語について教えて下さい。
「プログラムの設立には僕も関わりました。このクラスの目的は、ビジネスや、経営マネジメントといったことではなく、オフィスの中で必要な英語でのコミュニケーション能力をつける、というものです。例えば、オフィスにおける電話応対、プレゼンテーションの仕方などです。数冊の教科書を使用し、トピック毎に理解、それと同時に実際のシチュエーションを捉えるためのリスニング、語彙を確認、ディスカッションをします。教科書のトピックの例としては、グラフの見方やその説明のし方、ミーティングの進められ方、発言の仕方などです。もちろんファックス、ビジネスレターの書き方、というものも含まれますが、こちらはサンプルを見ればわかるので、宿題にしたりします。他には、オフィスの設定でロールプレイをします。これは授業や教科書で得た知識を、実際に声に出し、教科書を見ずに練習するわけです。このように、そのシチュエーションに自分をわざと適応させることで、よりコミュニケーション能力が身につきます。僕がこのクラスを気に入っているところは、 生徒さんに"君達は、オフィスで働くために必要な英語コミュニケーションをここで全て学べる。他にやることはないよ。"と、自信を持って言えることです。」


★学校と授業の風景


ESLアドバンスのクラス風景。
一足早いメリークリスマスよ!と赤いランプが光るピアスを見せてくれた、陽気な先生。
TESLクラス。クラスの楽しい雰囲気作りも練習中。
コンピュータールーム。
カナダ国内はもちろん、アメリカ、韓国、日本に無料でかけられる電話!
ボランティアの情報などが掲載される掲示板。
キッチンと、くつろげるスペース。
生徒用のラウンジ。卒業セレモニーもここで行われる。
さりげない植物、絵、家具の配置が和みの雰囲気に貢献。


生徒も講師も、目的がはっきりしていると伸びが違いますよね。
(Pamelaさん:講師/日本で英語を教えていた時に、今の旦那様(日本人の方です)に出会ったそうです。)

-Pamelaさんのバックグラウンドを少し教えて下さい。
「オンタリオと、ここブリティッシュコロンビアにおける教員免許、フランス語の修士号を持っています。大体は、公立の学校でフランス語を教えてましたが、日本にいる時はESLの学校で教えていました。日本から戻ってきて、去年はバンクーバーアイランドでフランス語を教えていたのですが、日本で英語を教えていてとても楽しかったので、またこのESLの分野に戻って来て今はTOEICのクラスを教えています。」

-PPCのどのような点を気に入られていますか?
「私は5年半程、日本で文法を中心に英語を教えていたんですけれども、多くの学校は、自分達が何をやっているのか、自分達の目的は何なのかがわかっていない、ということに気付いたんです。その点、PPCは何を生徒さんに提供できるかが明確で、そこから生徒さんのケアを良く行っているところがいいですね。ですから、生徒さんも講師も、"PPCが好きだから通っている"、ということを知っています。そして私もそのうちの1人です。」

-教えてらっしゃるTOEICのクラスについて説明して下さい。
「TOEICはグラマー、リーディング、リスニングが焦点になります。クラスではこの3つの分野を網羅して、戦略的にスコアアップを目指します。グラマーでは、1週間毎にやることが決まっていて、例えば今週は動詞の時制、先週は名詞という具合です。生徒さんには、その週のトピックの教材を渡し、それを1週間かけて消化していく形になります。このコースはとても集中的なので、沢山やらなければならないことがあります。そして毎週、24のテーマにグループ分けされた単語を覚えていきます。そのトピックというのは、科学、医学、家庭などといったもので、それぞれの分野で頻繁に出てくる語彙を、テーマに関連付けて覚えていきます。火曜日・木曜日はリスニング、そして金曜日の半分の時間はリーディングになります。リスニングとリーディングは、実際にTOEICの試験で見るスタイルと殆ど同じなので、実践に慣れる意味でも練習にもってこいです。」

-このTOEICクラスの特徴はどんなところだと思いますか?
「ESLのクラスよりは違う意味で大変かもしれません。というのも、やらなければならないことが非常に沢山ありますし、皆さんスコアを上げたいと真剣に思っています。そして、自分のペースをつかめずに、宿題なりをやり残してしまえばクラスについていけなくなります。その意味でとても忙しいコースです。」

-Pamelaさんにとって、一番大変なことは何ですか?
「そうですね、生徒さんもそうですが、教える立場にとっても、1週間でカバーしなければならない内容が非常に多いことでしょう。特に、休日をはさんでしまう場合、授業が5日あるところが4日になります。そこで、この短い時間にやらなければならないことをうまく消化できるように、重要な点は欠かさずにどこを省けば良いか、を考えてスケジュールを組むのが難しいですね。そして、当たり前のことですが、自分が何を教えているか、ということを常に把握してなければいけません。ですから、大変だけど、ある意味自分も学んでいる、という気がします。」


★単なる会話、ではなく人とうまくコミュニケーションをとることが大事です。
(Erikaさん:Marketing Manager/日本からの生徒さんの問い合わせにも応対されています。 )

-ESLプログラムの概要を教えて下さい。
「最終的な目的は、英語を母国語とする人達と、コミュニケーションをとること、そしてその理解です。宿題として1週間に一度、トピックは何でもよいのですが、ジャーナル(日記)を書いて提出してもらっています。毎週金曜日には、カンバセーションクラブというものを提供しています。ここでは、地元の大学生の方達がボランティアで来てくれまして、少人数での会話を楽しむことができます。クラスで習った英語を実際に練習でき、また、ESLの生徒さんの英語に慣れている先生とは違い、生のネィティブスピーカーと接することで、会話の幅も広がります。また、1ヶ月に一度、クラス内でスピーチをし、その中からクラスの代表として学校全体のスピーチコンテストに参加する生徒さんを選びます。このコンテストはカンバセーションクラブに来てくれるボランティアの方に審査員になってもらって、賞を決めます。レベルアップはその月の最後のテストと、講師の判断で決まります。」

−ESLのカリキュラムについて説明して下さい。
「ESLのカリキュラムは、午前中はどのレベルとも、総合的にコミュニケーション能力を養う授業が行われます。最初の1時間で発音、リンキング、イディオムを、次の1時間で会話、ディスカッションを勉強します。午後はオプションクラスといって、曜日、レベルによってスケジュールが変わります。これらのクラスは、ひとつの分野により集中した授業になります。例えば、リスニングクラス、語彙増強クラス、という具合です。その後は、無料で受講できるエキストラクラスと呼ばれる選択クラスがあり、文法、リスニング、ポップミュージック、ディスカッションなどといったクラスから選べます。」

-ESLの生徒さんの特典は何かありますか?
「3ヶ月以上、ESLプログラムをフルタイムで受講された方の中から、毎月2人の方に、1ヵ月分の授業料に相当する奨学金を差し上げています。こちらは、全てのレベルの生徒さんが対象で、選考基準は、熱心に勉強した姿勢と、英語力の向上です。この奨学金に向けて、生徒さんの間でも良い意味での競争心が芽生え、やる気も起こりやすくなっているようです。」

-学校の雰囲気を教えて下さい。
「英語オンリーポリシーを徹底しています。母国語で話しているのが見つかればまずイエローカード、次に見つかるとレッドカードで、その時には残りの授業を受けることができません。そして3回目で停学処分になります。このような厳しさの一方で、生徒さんにはとても学校を気に入ってもらえていると思います。というのも、クラスが終わった後でも、みなさんずっと学校に残っていますし(笑)。また、一度当校で受講されて帰国された方が、また翌年に戻ってこられるケースも多々あります。今度12月に戻ってこられる日本人の生徒さんは、お友達や家族に見せたいから、と学校の様子をビデオに撮る、と言っていました。このように、みなさんが楽しんでもらえるのも、スタッフ、講師、この学校を設立した人間みんなが生徒さんを大事に思って、生徒さんが楽しめる環境を作り上げよう、という努力とその成果の表れではないか、と思います。」

−最後に一言生徒さんにメッセージをお願いします。
「私も海外留学を経験した1人として、生徒さんの力になれたらと思います。何かわからないことがあればいつでも聞きに来て下さい。そして、生徒さんはせっかく日本を離れてカナダにまで来て下さるのですから、私達の学校からできるだけ多くのことを吸収して欲しいと思います。」



<取材後記>

PPCは1988年に開校した老舗の学校ですが、最近になってキャンパスの場所を移し、新しい校内は落ち着きと清潔感の溢れる雰囲気で、生徒さんが快適に勉強できる体制を整えています。

コミュニケーションに力を入れたESLのカリキュラムは他にも多くありますが、"リンキング"を必修にしている学校、というのは数少ないのではないか、と思います。ましてや、日本の学校英語や、英会話学校では、リンキングから発音、会話を学ぶ機会というのは殆どないでしょう。

学校の良し悪しを決める基準として様々な要素が考えられますが、プログラムの質はもちろんのこと、ここPPCのように多くの生徒さんが"また戻って来たい、学校にいたい"、と思えることも、重要なポイントになり得るのではないでしょうか。

レポート Jpcanada.com取材班(saki)



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