2002.12.06
MTI Community College (旧 Metro College)
『自分の選んだ分野で活躍する自信をつけさせてくれる専門学校。』
旧Metro Collegeは、2003年9月にMTI Community
Collegeに名称を変更しました。
取材は2002年のものとなります。
ローカルの生徒さんの間では知らない人は殆どいないであろう、大規模専門学校Metro College。昨年からインターナショナルの生徒さんの受け入れも始め、就職率の高さ、プログラムの内容の濃さが自慢のビジネススクールです。
★時に、生徒さんの立場になりすぎてしまいます!?
(Mikikoさん:Admissions Representative/ご自身、語学留学から出発され、留学エージェントやESLの勤務も経ているため、バンクーバーの教育事情は知り尽くしています。)
−Metro Collegeとはどのような学校ですか?
「創立は1988年で、政府関連のトレーニングセンター、日本でいうところの職業訓練校のような形で出発し、昨年の秋に国際学生の受け入れ許可がおりました。当校はローカルのビジネススクールですので、日本の皆さんには知名度は低いのですが、バンクーバーのビジネススクールの中で7番目に大きな学校として、雑誌にも紹介されています。バンクーバー校に留学生の入学受付課がありますが、新しくできたバーナビー校やサーリー校で学びたい、という要望にももちろんお答えします。」
−どのようなコースがあるのですか?
「コンピューター、幼児教育、福祉、カウンセラー、ホテルマネジメント、医療、自動車整備というコースがあります。」
−どのプログラムも就職に強そうですね。
「当校のプログラムは、カナダベースのマーケティングがもとになっていますので、英語の問題がなければ卒業後に仕事に就きやすい、ということは大いに考えられます。実際当校に通われているインターナショナルの学生さんでも、仕事のオファーをもらっています。しかし、ワークビザ取得に関して言えば、カナダ政府の雇用課は外国人を雇うことには消極的ですので、どうして日本人、この人を雇うのか、という確固たる理由付けを示すには、バックグラウンドを持っていることが一番の武器になります。その意味でも生徒さんには、よく考えてプログラムを選択してもらうようにしています。」
−初めて来られる生徒さんにはどのようにアドバイスされていますか?
「日本人の生徒さんは、カナダに移民をしたい、日本で就職したい、カナダで就職したい、既に移民をしているけれども仕事を探している、という4タイプにわけられます。ですから、生徒さんにはまず目的意識をしっかり持ってください、といっています。プログラム選択の時に、日本とカナダのマーケティングというものが違うので、日本で有利な資格がこちらでも有利か、というとそうではないですよね。ですから、学校のビジネスとしてはあまり良くないのかもしれませんけれども(笑)、生徒さんの立場で、生徒さんの道に沿ったプログラムを受講してもらえるように努力しています。」
−日本の学生さんに特にお勧めされるコースはありますか?
「日本に帰って就職を考えている場合は、ホスピタリティーと、コンピューターネットワークのコースが有効でしょう。というのも、これらのプログラムは、世界どこにいっても通用する資格を取得できるようにデザインされていますので、もちろん日本に帰ってもその資格が大いに役立つわけです。移民を考えている方には、福祉系のコミュニティーサポートワーカー(主に精神に障害を持つ人のサポート)、ロングタームケアワーカー(主に高齢者を対象としたサポート)、幼児教育がカナダにおいての仕事に結びつきやすいです。こちらは、最近になって注目され出した、レッジョエミリアという教育方針に沿ったプログラムで、日本の教育関係者にも興味をひくものになっています。これらのプログラムを卒業し、雇用者を見つけるとケアギバーワーカーというビザを申請できますので、仕事の選択の幅は広いですね。」
−留学生のためのコースもあるとお聞きしましたが。
「はい。ヒューマンサービス、医療系のプログラムを受講する前の準備コースとして、医療英語コースというものがあります。Metro
Collegeでは、特にヒューマンサービス系のプログラムが人気があるのですが、このような福祉の分野においても医療用語の知識は欠かせないものになっています。ESLでは、日常で使う言葉は習えても、このような専門知識というところまではなかなかカバーされません。さらに、ESLとはリーディングの量も違いますし、アカデミックなエッセーやプレゼンテーションもこなさなければなりません。このようなESLとアカデミックのギャップを埋める要素も含まれています。」
−MikikoさんがMetro Collegeで働くことに対する魅力は何でしょう。
「Metro Collegeで働こうと思ったのはまず、公立のカレッジや大学勤務の経験もあるDirectorの教育に対する熱心さです。そしてそこから派生する、スタッフ、講師の生徒さんに対する真剣さ。ビジネススクール、という固くアカデミックなイメージと同時に、個人個人に行き届くケアを欠かさないところです。教室の隣には必ず、プログラムコーディネイターのオフィスがあり、質問や問題があればすぐに解決できます。Metro
Collegeでは、1つのプログラムに1人のコーディネイターを常駐させていますし、プラクティカムに関しても、そのプログラムのコーディネイターかインストラクターがアレンジします。また、カナダの多くのビジネスカレッジは、ラボやセルフスタディーというものが多く授業に含まれますが、当校では自分でできる作業はカリキュラムに組み込まず、授業はあくまでもインストラクターから知識やスキルを得るためのもの、としています。私自身、多くの学校を見てきているので、本当に良い学校で働かさせてもらっている、と実感しています。」
★カナダならではの大胆さと、少人数制のきめ細かな指導に満足しています。
(Motohisaさん:生徒/現在Network
Technician Specialist Diplomaプログラム受講中。)
−カナダに来られたきっかけを教えて下さい。
「僕自身の英語力の向上のためです。日本で、ノートパソコンに使われる精密部品などを扱う、ハードウエアの設計・開発などの仕事をしていて、その時に英語ができればもっと仕事の幅が広がるな、と実感していました。
お客さんは欧米、工場はフィリピンなどが中心だったのでどうしても英語は欠かせないものだったんです。それで、どうせ英語を身につけるのならば、英語の環境にどっぷりつかっていたい、と思いカナダに来ました。」
−Metro Collegeを選んだ理由は何ですか?
「まずは英語力をどうにかして上げたい、と思っていたのですが、自分がやっていた専門分野から英語を学んでいった方が身につきやすい、と思っていたのでESLは最初から考えていませんでした。自分の希望を出しながら、留学エージェントでも探してもらいましたが、最終的に自分の専門のハードウエアの設計・開発関係のプログラムがあって、カリキュラムもしっかりしているMetro Collegeに決めました。」
−クラスの様子を教えて下さい。
「僕のプログラムでは、コンピューターを1人2台与えられ、生徒も6,7人という少人数制で、殆どマンツーマンに近い形で教えてもらえるというメリットがあります。今はA+という、技術面の勉強をしています。これはパソコンの調子が良くない時に、パソコンを分解して直し、また組み立てる、というテクニカルサポートをするための勉強です。自分がやってきた分野をまた英語で習っている、という新鮮さの反面、やはり英語独特の表現で苦労もしますが、授業中に質問して、わからないことをその場で消化するように心掛けています。」
−このプログラムのどのようなところに一番魅力を感じますか?
「今与えられている2台のコンピューターを、壊すなり色々パーツをくっつけるなり、好きなようにしていいと言われているので(笑)、こんな大胆なことをやらせてもらえるのは、やはり日本ではできないな、と思いました。」
−今後の予定を教えて下さい。
「以前からソフトウェア業界、Java、 C+、 Oracleといったプログラミングに興味があったので、その分野を目指して他の学校か、アメリカの学校で勉強して実際にアメリカでも働いてみたいですね。」
★今までの授業全てが今後の仕事に役立ちます。
(Yumikoさん:生徒/Community Support
Worker Diplomaコース終了。)
−今回カナダに来られたきっかを教えて下さい。
「一番最初は、91年にワーホリで来て、その当時就職も決まってたんですけど、事情があって日本に帰らなければならなかったので、その間しばらくカナダを離れていました。今回またカナダに戻ってきたのは、他にも10数カ国を回ったんですが、カナダの魅力が忘れられなかったのと、当時出会った全ての人が私の財産で、ここが私にとっての第二の故郷だからですね。」
−Metro Collegeを選んだ理由は何ですか?
「日本で、ヘルパー2級を取ったことはあるんですけど、仕事としては一度もその関係の職についたことはなかったんです。でもやはり福祉の分野に興味があったので色々学校を探していました。Metro
Collegeは、プログラム的にもそれぞれゴールがしっかりと定まっているので、専門的に深く勉強でき、実践を身につけられると思ったし、以前にこちらに勤めておられた方の熱心なカウンセリングや、その他のスタッフ、先生方の生徒に関しての決め細やかなケアも感じられたので、こちらに決めました。」
−クラスはどのような感じで進められるのですが?
「最初は理論が多かったんですけど、障害者の方がどういうアクティビティーをしているのか、を見に行くフィールドトリップがありました。実際には、ただ見学というだけではなく、障害者の方と一緒にダンスをしたり、音楽活動に参加したりという実践もしました。その他にも、歴史の時間でカナダの障害者施設ついて触れると、実際にその施設を見学に行ったりと、かなり幅広く学んだと思います。そして、最終的にはプラクティカムがあるので、学んだ知識や経験を実践で生かせる場が設けられています。私は、グループホームに行き、職員の方のお手伝いをしながら、実際に障害者の方と生活をともにしました。」
−その他にこのプログラムを気に入っている点はありますか?
「このコースの、Terryというプログラムコーディネイター兼インストラクターが、このプログラムの顔、といってもいいのではないかと思います。とにかくすごい人で、人脈、知識力、実践面での指導、どれをとってもスペシャリストなんです。何を聞いても即答で答えてくれますし。教えることと、自分の知識力の釣り合いが取れてない先生が結構いますけど、彼は本当にプロフェッショナルで、こんな先生から教えてもらえたことが自分でも誇りですね。」
−今後の予定を教えて下さい。
「プラクティカム先から仕事をもらうことができたので、今はそのワークビザが届くのを待っています。ビザがある限りは、まだまだこれから実践で学ぶことも多いと思いますが、Metro
College での勉強を生かして、これからも福祉の分野で働いていきたいですね。」
★学校と授業の風景
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授業風景。
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活発なディスカッションも展開される。
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福祉、医療関係に必要な用語と図解入りの説明。
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コンピューターのクラス。
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受付。
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JohnnyさんがAHLAから受け取った資格。
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★生徒さん大好き、生徒さんの成功なしには自分も教えていません!
(Johnnyさん:Hospitality
Program Coordinator/7歳からお父様のホテルでベルボーイのお手伝いをしていたという業界のプロ。)
−ホスピタリティーを教える特別な資格をお持ちだそうですね。
「1995年までは、どっぷりとホテル、ホスピタリティー業界にいましたから、この分野に関しては自分でも非常に自信があります。しかし、教える、という職は未知の世界だったんですね。そこで、この分野でもやはり理論とスキルを身につけなければならないと思い、1999年に州で認定されるインストラクターの資格をとり、そこからニューヨークに渡ってAmerican
Hotel and Lodging Associationの認定ホスピタリティー講師になりました。BC州において、私が唯一AHLAから認定された講師です。」
−どうしてここまでこだわったのですか?
「私は、16もの違うホテルで働いた経験があります。色々な職種にもつきました。経験や知識は右に出る人がいないほど豊富です。でも、教師、という分野では素人だったわけです。特にインターナショナルの生徒さんを教えることは全く触れたことのない分野だったわけですから、自分としてもきちんとした教師でありたかったんです。」
−ホスピタリティービジネスの世界から教師の世界へやってきて、どう感じられていますか?
「ここではホスピタリティーについて殆ど何の知識もない人が対象です。ホテルの研修では、もちろんその業界で働いている人達のトレーニングですから、基礎はわかってて当然、そして言語も英語が第一言語、ということは大きな違いです。しかし、Metro Collegeで学ぶ生徒さんに、"あぁ、そうか、あの時Johnnyがいっていたことはこういうことだったんだ。"というような光が差し込んだ時、心の中で"よし!"とガッツポーズをしています。彼らの成功が私の成功です。お金を設けることだったら他にもできます。この仕事は、私にとっては仕事ではなく生徒さんの成功を見届ける楽しみ、なんです。ホスピタリティーについて何もわからなかった生徒さんがコースを終える頃に、これが自分のやりたいことなんだ、と自覚し、お客さんに喜んでもらえ、そこから自分の幸せも得ること、そのような仕事を職業にできることの素晴らしさをわかってくれることが何より嬉しいです。」
−実際の授業はどのように進められますか?
「授業ははっきりいって厳しいです。6000ページをカバーしなければなりません。48個の小テストに12個のファイナルテスト、しかし最後には20個にも及ぶあらゆる分野からのディプロマを取得します。これらのディプロマの質はもちろんベストです。私は他の学校でもプログラムを作ってきましたので、ここが一番だってわかります。そして、このコースは世界的に認められているコースなのでどこへ行っても仕事を得ることができます。ただ、クラスでは日本の学校のように、知識を記憶するだけではないんです。お客様にサービスをするのですから、どのように人とコミュニケーションをとっていくか、も学びます。ゲストスピーカーも沢山呼びますし、フィールドトリップにも行きますから、厳しい授業だけれども、毎日楽しく知識と実践を学んでいけます。」
−生徒さんに何か伝えたいことはありますか?
「僕は自分自身を、"ライフタイムジョブプレイスメントアシスタント"と呼んでいます。授業中はもちろん、ありとあらゆる方法で知識、実践を習得するサポートをします。授業も、特別な用で休まなければならない時、僕の携帯に一言入れてくれた人には、その授業をカバーする情報もあげます。だって、一日休むと15ページ分は過ぎてしまいますからね。とにかく私の焦点は生徒さんの成功です。今も面接に行っている女の子からの連絡を、今か今かと携帯を気にしながら待っているところです(笑)。授業をしてそれで終わり、という関係ではありたくないんです。例え学校を卒業しても、必要であれば僕は生徒さんをサポートしてあげたいんです。そして、プログラムに入る前と後とで少し違う人間として輝いてくれることが僕の何よりの宝です。」
★大事な事は、その人が何をしたかではなく、どのような人物か、ということです。
(Terryさん:Human
Services Program Coordinator/誰もが絶賛する看板講師。)
−バックグラウンドを少し教えて下さい。
「19年間、オンタリオ、アルバータ、そしてここブリティッシュコロンビア州でソーシャルワーカーとして働いていました。どのようにして、精神面における障害を持つ大人や子供をサポートできるか、ということに焦点をおいて活動してきました。対象になる方の例としては、自閉症、ダウン症、生まれながらにして脳に障害を負った方などです。また、どのようにBC州のコミュニティーベース、またはその他のプログラムがこれらの人たちのために生かされているか、どのような活動をしてどれ程の効果をあげているか、ということも政府の機関に勤めながら調査をしてきました。これらの経験を生かして実際に生徒さんに教える分野に足を踏み入れ、Metro
Collegeで、Community Support Workerプログラムを発足させて教えています。」
−Community Support Workerプログラムではどのようなことが学べるのですか?
「このプログラムは、Community Support Workerとして必要な知識、実践が全て学べるトータルパッケージ、と考えてもらえば良いでしょう。どのように障害を持つ方を日常サポートするか、例えば料理、予算の立て方、仕事斡旋のサポートの仕方、ということももちろん大事です。しかしそれだけではなく、個人の権利がどのように生かされるか、また統計的な勉強も兼ねています。例えば、今現在若くして障害をもたれている方も、医学の進歩、コミュニティー内のケアのおかげで年齢を重ね、統計から、大体75歳くらいまで生きることになる、という推測が得られます。このような学習も含めて、それではその時のケアはどのようにしたら良いのか、障害を持つ方の生涯発達に関するインフォメーションまで全て網羅されるところにこのプログラムのメリットがあります。」
−その他にこのプログラムのユニークな所はどのようなところでしょうか。
「先程も言いましたように、日常のサポートの仕方はもちろんですが、カナダ政府のHuman Servicesに対する政策の変化、老齢化に対する勉強、異なる文化背景の理解と対応の仕方という勉強も含まれます。ここカナダには、中東、南アメリカ、アジア、ヨーロッパなどから来る生徒さん、そしてサポートを受ける方がいます。文化が違えば、食事、音楽、メディア、全てにおいて共通点、相違点があります。その文化を知らずして、その文化の中で生きてきた方のサポートができるわけがありません。ですから私達の勉強はカナダに留まることはありません。また、様々な分野の第一線で活躍されている方をゲストスピーカーとして招いて話を聞いたり、実際にコミュニティーに出向き、ダンス、ソーシャルクラブ、音楽クラブ、といったイベントに参加して障害者の方々と接する機会を持ちます。そして最後の学期には、プラクティカムでより経験を積み、卒業してからも自信を持って、障害者の方と接することができるサポートワーカーになってもらいます。」
−Terry さんにとってMetro College で教えることの利点は何ですか?
「常にクラスには、3,4人の留学生がいるので、ローカルの生徒とのバランスがとれていいですね。例えば、日本とカナダでは福祉におけるシステムの違いが大きいですよね。そこで、お互いのシステムの違いを検討して、良い所を取り入れることができれば、これはまた双方にとって大きな財産になります。このようにお互いに刺激になるところが素晴らしいと思います。また、自分の知識や経験が生徒さんに伝わって、彼らがそこから沢山吸収してくれた時、喜んでくれた時も嬉しいです。生徒さんが障害を持つ方と接した時、もちろんご飯の世話だったり、お金の勘定を手伝ったり、という日常的なサポートをうまくこなすことももちろんですが、生徒さんが障害を持つ方達に、自分が人間である、まだまだやっていける、という喜びを与えてあげられた時、そこから生徒さん自身も喜びを見出してくれた時というのは、何にも変えがたい幸せです。僕自身も、生徒さんに卒業後にも教えることがあるとしたら、彼らが何をしたか、という評価ではなく、彼らがどのような人間か、というところで評価をします。」
−クラスでの教え方のスタイルというものはありますか?
「生徒さんの中にはアカデミックの分野になれていない人、つまり職業的な経験や知識は豊富だけれども、リーディングやライティングについていきずらい、という人もいます。だからといって、クラスの採点の基準を下げる、という妥協はしていません。基準を高く設けて、その基準に達するように努力してもらいます。その結果、殆どの生徒さんがクリアしてしまうんですね。というのも、私が生徒さんを見下していない、ということを、生徒さん自信が理解して努力してくれるからだと思います。もちろん、留学生は、時に私の喋るスピードについていけなかったり、他のカナディアンの学生より本を読むスピードや、エッセーを書くスピードが遅かったりするかもしれません。私の方も、喋りすぎたな、と思う時はOHPを使ったり、ホワイトボードに書いたり、プリントを渡したりして変化をつけていますし、目で確かめられることで留学生の方も、授業についていきやすい、といってくれています。このように多少の困難があっても、気付けば膨大な情報、経験を持って卒業することになります。また、授業の他にも経験者と会って話しを聞いたり、見学に行くことも薦めています。そうすることで少しでも、実践と自分の習っていることとのつながりを深めることができます。」
<取材後記>
まだまだローカルのカナディアンや、移民の方が多いMetro College。プログラムの内容から学校作りまで、徹底したポリシーを持って取り組んでいるところに定評があります。
他のビジネススクールと違う点は、カナダ人を対象にした学校である、ということも確かですが、そのために、卒業後の就職面でも大きなメリットがあるようです。というのも、プログラムの内容や講師陣の人脈が、企業、コミュニティーにしっかり理解され、根付いているからでしょう。
講師やスタッフの方々が、留学生とローカルの生徒さんを平等に、一人一人に対してケアをする姿勢も学校の雰囲気作りに貢献していますが、その暖かい対応に応えるように、生徒さんも真剣に、ここMetro
Collegeで取り組んでいる姿が、次に来る生徒さんの場をさらに盛り立てているようです。
レポート Jpcanada.com取材班(saki)
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