2005.02.04
LaSalle College International Vancouver
『親身で情熱あふれる先生、スタッフがいっぱいの学校。』
LaSalle College (ラサール カレッジ) は、1959年に設立されたデザイン専門学校の老舗。
少人数制でカナダ人と同じ低価格の授業料は、留学生にとって魅力大です!
★デザイン科、そして新カリキュラム導入で強力になった語学部門、
生徒一人一人のニーズに合わせたプログラムをご用意しています!
(Rieさん:日本人アカデミックアドバイザー)
−初めに、ラサールはどのような学校か教えてください。
「LaSalle College International は、1959年にモントリオール (ケベック州) に設立された専門短期大学で、
英仏バイリンガルで教えられる私立の専門学校としては、現在もカナダで最大規模を誇ります。
LaSalle College は設立当初から、ビジネスやデザインを主とした専門学校ですが、
語学力に不安をお持ちの本科志望の留学生のために、語学部門を約10年前に開始しました。
また、ここバンクーバー校は1998年に開校し、約80〜120人の生徒さんに
デザインプログラムと語学プログラムの両方を提供しています。」
−では、まず専門課程のデザイン科のプログラムについて教えてください。
「現在当校のデザイン科には3つのディプロマプログラムがあります。
コンピューターグラフィックデザイン (1年)、
インテリアデザイン (1年)、
そしてファッションデザイン (1年半)となっています。
またここに、いよいよ2005年9月から、ジュエリーデザイン (1年)が加わる予定です。
どうぞご期待ください!
当校のデザイン科の特徴としては、第一に最大14名までの少人数制という点が
挙げられます。結果、生徒一人一人に、講師の細心の注意がいきわたり、しっかりとした指導が受けられます。
続いて第ニの特徴は、国際色が豊かな点です。
平均すると30%がカナディアン、30%が移民、そして残りの30-40%が留学生のため、
講師陣が留学生を教えるのに慣れているのと同時に、
留学生の皆さんにとっても、地元カナダ人の生徒さんと一緒に勉強できる良いチャンスとなるため、
人気があるのだと思います。最後にもう一つの大きな特徴は、
これらのプログラムが全て短期間のディプロマコースであることです。
他校の同プログラムでディプロマを取得するには、通常約2〜3年かかるようですが、当校ではゼロの状態から始めて、
仕事ができるようになるまでの過程を一年で終えるよう、カリキュラムを組んでいます。
なぜこのように短期間に集約できるかというと、当ラサールでは“知識”の部分を、ただテキストを読んだり、
講義を聞いたりするよりも、より実践的な“作業や技術”の指導との関わりの中で、多く教えるようにしているからです。」
−入学条件はありますか?
「はい、入学条件は一律で、高校を卒業されているか19歳以上であること、
また留学生の場合は、中級の上程度の英語力をお持ちであることのみです。
デザイン科という性質上、それほど高度でアカデミックな読み書きの英語力は必要ありません。
基本的には当校独自の読み書きのテスト、そして受講の動機を表現していただく面接テストがあるのみです。」
−入学日は、1年に1回ですか?
「いいえ、入学日は年に3回あります。当ラサールバンクーバー校では、1年3学期制になっており、
1月、5月、9月のどの学期からでも始められます。」
−学費は、一括払いですか? 分割払いもできますか?
「分割払いも可能です。
授業料をカナダ人と留学生で変えている学校が多い中、当校では
カナダ人、留学生共に同じ授業料を設定しています。」
−教材費はいくら位ですか?
「インテリアデザインとファッションデザインは、約$300、
グラッフィックデザインに関しては約$150が、スターターキットのお値段です。
もしも既にお持ちのものがあれば、お買い求めいただかなくても結構です。
2学期以降は消耗品の買い替えが主になるため、これらの経費は大幅に下がることがほとんどです。」
−日本人の生徒さんには、インテリアデザインとグラッフィックデザインが人気あると聞きましたが、どうしてですか?
「よくぞ聞いてくれました。(笑) その答えは、
授業で使用するパソコンソフトウェアにあります。
コンピューターソフトは今やあらゆる科目で使うと思いますが、
インテリアデザインではAUTO CAD(オートキャド)というソフトを使います。
これは、設計図を作ったり、3D化したりするためのソフトで、このソフトの使い方を知っていると、
就職に非常に有利になるのです。また、日本人の皆さんは手先が器用な方が多いので、
インテリアデザイン科の授業内容に向いていらっしゃる方が多いのも理由の一つでしょう。
グラッフィクデザインでも同様に、Adobe
Photoshop、Illustrator、Quark XPressと言った有名ソフトウェアの使い方をマスターすることによって、
これもまたより良い就職へとつなげていけるからでしょう。
また、デザイン業界の就職活動の際には、レジメだけでなくポートフォリオという自分の作品集を求められます。
これは、自分はこんなことができますというのをアピールする為です。
当校のデザイン科では、このポートフォリオを一年かけて創るので、プログラム修了時までには、
自信をもってどこへでも提出できるポートフォリオを完成させることができます。」
−これからのLaSalle、専門コースについて教えてください。
「2005年9月より、いよいよ、皆さんから強いご要望をいただいておりました
ジュエリーデザインのコースを開講する予定です。
こちらも“ゼロから始めてプロレベルまで”を目指すプログラムです。
厳しい入学条件(ポートフォリオや高い英語力の要求等)が無いため、
バンクーバーでは唯一の留学生にも受講しやすいジュエリーデザインコースになると思います。」
−最後に、語学部門について教えてください。
「語学部門には、フルタイム(週24時間で金曜は13時まで)、パートタイム(週16時間で午前のみ)、
そして個人・グループレッスンがあります。
個人・グループレッスンについては、ビジネスイングリッシュ、大学準備ライティングなど特定のニーズお応えする英語指導や、
人気のフランス語、スペイン語の指導が行われています。せっかくカナダを選ぶのだから、ということで、
フルタイム英語とプライベートフランス語のコースをセットで受講される生徒さんもいらっしゃいますよ。
また、さらに詳しくフルタイムの英語クラスについて説明させていただきますと、当校では、まず一年を4週間ごとの単位に分けています。
従いまして、1セッションは4週間ですが、セッション途中の毎週月曜の入学も可能です。
クラスサイズは、こちらはさらに少人数制で一クラス最高12人までです。
冬の平均クラスサイズは、6-8人、夏でも約10人というのが例年の傾向ですね。
今年から導入した新カリキュラムでは、午前中は Accurate Communications Class
にて、なんとなく伝われば良いのではなく、「きちんと正確に」コミュニケーションがとれるようになることを目的としています。
また、午後は選択授業になっています。
選択できる授業は、レベルによって異なりますが、初中級 (レベル1-3) の生徒さんには、発音を中心とした
Clear Speaking & Pronunciation や
Intensive Listening & Vocabulary Focus
をお選びいただけます。中上級 (レベル4-6) になりますと、
Public Speaking & Accent Reduction といって、母国語による特定のアクセントを矯正するクラスや、
Test Prep つまり、TOEIC、TOEFL、Cambridge、CELPIP等、様々な英語試験の要素を取り入れながら、
アカデミックなライティング、リーディングを重視するクラスが選択可能です。
また、レベル3-6の生徒さんは、もう1つ English for Design & Expression という、デザイン専門学校であるからこそできる
ユニークな選択授業を取ることもできます。科目名から「どうも英語の勉強っぽくないな」と、感じられる
方もいらっしゃるようですが、実際には英語をそのものとして学ぶのではなく、
英語“で”何かを学ぶ楽しさが味わえ、
創造力と表現力を鍛えることができるこの選択授業は受講生たちに大人気なんですよ。
これだけの質の授業を、リーズナブルな学費 (2005年度 $900/月 教材費込み!) の、
留学生サポート価格でご提供していますから、当校の語学部門はワーホリのみなさんにも自信を持ってオススメしています。」
★ラサール英語科の看板講師 Kevin先生
(Kevin先生の授業を受けるためにLaSalleに戻ってくる生徒さんも多いそうです。)
−バックグランドを教えてください。
「大学では、英文学とドラマ(演劇)を専攻。大学卒業後、色々な仕事をしたんだけど、
1994年にやったフランス語のチューター(家庭教師)きっかけに、教える仕事に就こうと決めたんだ。
それから韓国で2年半、子供からお年寄りまで、学生から弁護士、医者まで、実に幅広い年齢層やバックグラントの生徒と接した。
夏休みの間は韓国人の英語教師に、どのように英語を教えるかを指導したことも、貴重な経験の一つ。
韓国での2年半の間に、ESLを教える上で、どんな場面や生徒のニーズにも対応できる技術を身につけた。
そうして1999年にカナダに戻ってきて以来、LaSalle College でずっと教えているんだ。」
−教える上でどのようなことに気をつけていますか?
「ESLの生徒さんたちと一口に言っても、色々な人がいるよね。例えば、1ヶ月だけ受講する短期の生徒さんもいれば、
1年みっちり勉強する生徒さんもいる。
彼らに 英語を勉強する目的は?と聞くと、みんな口をそろえて、とにかく上達させたい、しゃべりたい、
と言うけれど、より突き詰めて聞いてみると、個人個人の目的はかなり違う。
だから教える際も、個々の目的に合わせてフレキシブルに、一人一人の生徒さんが満足いくような授業を
するように心掛けているよ。」
−授業をしていて、大変だと思われることは何ですか?
「大変なこと?そうだなぁ、例えばいくらしっかりレベル分けをしても、
クラスの生徒たちのそれぞれの得意、不得意分野が往々にして違うってことかな。
例えば、日本人の生徒さんは基本的に読み書きや文法は得意だけど、
スピーキングは苦手な人が多いよね。
南米系の生徒さんは、逆に文法的には間違ってようが、とにかくよくしゃべる人が多いからスピーキングも得意な人が多い。
だからそれぞれの不得意分野を克服させるための授業をしていくことが、
大変といえば大変かな。でも、実はそこがESLを教える中で、一番おもしろいところなんだけどね。」
−今日の授業ではどのようなことをされたか、教えていただけますか?
「午前中は、初級のクラスを担当していて、今日は、“GRAMMAR DRILLLING (文法叩き込み)”をしたよ。
このレベルの文法をきちんとマスターしておくのはすごく大切。文法は、やっぱり英語の基礎だから、
初級のうちに何度も何度も何度も(すごく強調してました!)繰り返して、
とにかく自動的に口からスラスラと出てくるようにしなくてはね。
これをせずに上のレベルに上がってしまうと、もっと高度なことを話さないといけない時、考える方に気をとられて、
文法の方に頭がまわらなくなっちゃうんだ。そうすると、やっぱり外国人の英語に慣れていない人間には
チンプンカンプンな英語に聞こえてしまう。逆に文法がバッチリ頭に叩き込まれてると、高度なことを考えて表現する時も、
文法に関しては自動的に口から出てくる。そうすれば頭を全部伝えたい内容を考える方に使えて、
きちんとした英語で話せるようになるんだ。
午後は、上級のTEST PREPARATION (試験対策)というクラスを、担当しているよ。
リサーチ(研究)で、何かの試験に備えるといって、その試験の過去問ばかりいくら解いても、
それを本当の英語の実力に結びつけることは難しいことが証明されている。
例えば、TOEFLの点をあげようとして、TOEFLの過去問だけ勉強してスコアが上がったとしても、
実は時間的に効率が悪いことも多いし、それが英語の実力と呼べるかにも疑問が残るでしょ?
TOEIC、TOEFLの点はある程度あっても、しゃべれない生徒さんが結構いるのがいい証拠だよね。
だから、ラサールのこのTest Prep のクラスでは、TOEFL、TOEIC、CAMBRIDGE、CELPIP など、
色々な試験の要素を取り入れながら効率良く各試験のスコアを上げながら、
バランス良く、英語の本当の実力をあげることを目標にしているんだ。」
★グラフィックスデザイン業界で現役活躍中の Carla先生
−まずはCarla先生のバックグランドについて教えて下さい。
「大学では、FINE ARTS といっていわゆる芸術を専攻し、特に彫刻、風景画などクラッシックな分野を重点的に勉強しました。
大学卒業後は大学で学んだ芸術の技術を活かして、映画製作に携っていました。
1990年代になって、コンピュターテクノロジーが発達してくると、マルチメディアやウェブ関係に興味を持ち、
ウェブデザインの分野に足を踏み込みました。そして、新しく発足する会社の、ロゴや名刺など、
会社発足時に必要なデザイン一式を創るグラッフィクデザインを手がけるようになりました。
現在も、会社のロゴ、ウェブ、宣伝、名刺など、会社にとって、大切なイメージクリエーション、
グラッフィックデザイン等の仕事をしています。
会社が成功するように、ポジティブで、また的確なイメージつくりに専念しています。
特に、新会社発足の際に必要なデザイン一式を創ることには、とてもやりがいを感じています。」
−どの位、グラフィックデザインを教えていらっしゃるんですか?また教えるようになったきっかけは、何ですか?
「5年前から教えています。というのも、当時はインデペンデントデザイナー(フリーランス)として生計を立てていましたが、
ある時、グラッフィクデザインの講師をしている友人から、急遽代行で教えてほしいと頼まれて教えたのです。
それがとても楽しかったため、今では副業として数校で教鞭を取るようになりました。」
−Carla先生のプログラムを終えると、その分野で仕事が見つかるのでしょうか?
このプログラムを修了後、生徒さんは、どのような道に進むのでしょうか?
「プログラム終了後、この分野ですぐ仕事が見つかるかは、生徒さんの実力や才能、あるいは運に寄る部分も大きいです。
例えば、2期前に卒業した留学生の生徒さんは、もともとマーケティングの分野で働いていました。
そうしたマーケティングの経験にプラスして、このプログラムでグラッフィクデザインのテクニックと芸術のセンスを習得することにより、
本国に帰ってすぐこの分野でいい仕事を見つけたそうです。ですから
もともと何か違う分野での経験やスキル(技術)を持っている場合、就職にはさらに有利
となると思います。卒業後の進路として考えられるもう一つの道は、
このプログラムで作成したポートフォリオ(作品集)を持って、
大学や長期専門学校等で、さらに専門を追求するデザインプログラムへ進むことです。
この分野の経験や知識のあるカナダ人にさえ難関と言われるグラフィックデザインの大学や専門学校では、
入学条件として、ポートフフォリオが求められ、その作品や LaSalle での成績等をもとに入学審査が行われます。
その際、LaSalle のプログラムで作成したポートフォリオなら、胸を張って提出できるはずです。」
今日の授業でしたことを教えてください。
「午前中は1学期プログラム、2週間目のクラスで、週末に出した課題のレビューをしました。
課題は、街に出てデザイナーの目でものを観察し、デザイナーとしておもしろいと思ったものの写真を撮ってくることでした。
全生徒が撮ってきた48枚の写真を机に並べ、一枚一枚どうしてデザイナーの目から見ておもしろいのか
(質、色、デザインなど)についてディスカッションをしました。
それから公立図書館に行き、どのように芸術関係の資料を検索するかなど、基礎的なことをおさえました。」
−将来も、この分野で仕事をされていくおつもりですか?
「もちろんです。クリエイティブな仕事は面白いですよ。
というのも、ファッション、文化というのは、常に変わっていくものだからです。
LaSalle College のような国際色豊かなクラスの中で、
文化を築き上げていく若い世代の生徒さんと接するのはとても楽しいものです。
例えば広告のデジタルイメージなら、もともとそのイメージに持たせたメッセージを、カナダで伝えることができるか、
カナダで大丈夫なら、日本ではどうか、韓国では、トルコでは、というように、
国際色豊かだからこそできることだと思っています。」
★インテリアデザインプログラム第2学期を受講中の Sayakoさん
−いつバンクーバーにいらっしゃったのですか?また、ラサールで勉強しようと思われた動機は何ですか?
「バンクーバーには、去年の9月に来て、すぐにラサールのインテリアデザイン科で勉強を始めました。
まず、学校を決める前に、LaSalle College のディレクターを訪問し、
授業内容や入学条件などを聞き、色々と相談にのってもらいました。
どうしてもバンクーバーを選びたかったので、他の学校のパンフレットを取り寄せたりもしましたが、
結局ラサールの決め手は、少人数制ということと良心的な授業料の2点でした。
インテリアデザインを選んだのは、もともとやるぞ、と決めて入ったのではなく、なんとなくどんな世界か覗いてみよう、
という感じで飛び込んでしまいました。日本では、OLを2年していましたが、結局何十年も働くのなら、
何か手に職をつけたいと思って、この分野を選びました。」
−ラサールで5ヶ月過ごされてどうですか?
ラサールを選んで良かったと思っています。インテリアデザインは 100%芸術でもなく、
だからといって100%建築でもなく、その両方の要素を持ち合わせています。
またレジデンシャル(住居)の分野はより身近なので、勉強していて楽しいです。
先生が留学生に慣れていて、細やかな心配りをしてくれるため、
英語のせいで授業で困ることもほとんどありません。
−このコース終了後は、どうしたいですか?
「今、正直言ってかなり迷っています。このコースで出会った友人に感化され、
もう少しこの分野で勉強をしたいと思う反面、すぐ働き始めてキャリアをつけたいと思ったり、
色々と思考中で、近いうちに先生に相談しようと思っています。
でも、どっちにしても、この分野で働いていきたいと強く思っています。」
−今日はクラスで何をしましたか?
「今、大きなプロジェクト、“アパートのペースプランニング”を手がけています。
今日は、最低限必要な空間の容積とか、動きやすい空間の容積はいくらを習いました。
色々必要な空間を組み合わせて、アパート1室を作り出し、内装など全て詳細を詰め、
2ヶ月ほどかけて最終完成させます。あーこうやって作っていくんだと、感動しながら勉強しています。」
★ESLの生徒さん、チリ人の Ricardoさん & 日本人の Akiさん(クラスメート)
−バンクーバーに来てどのくらいになりますか?
R: 2ヶ月です。
A: 3ヶ月になります。
−なぜラサールで勉強しようと思われたのですか?
R: 友人にいいと聞いたんだ。いわゆる口コミだね。
A: Jpcanada のカウンセラーさんに勧められたので。
−ご自身の英語は上達したと思いますか?
R: すっごーくしたと思うよ。初め来た時、英語全然しゃべれなかったもん。いくつか単語を知ってただけ。
A: もともと文法とかは大丈夫だったんだけど、
世界中からクラスメートが来てるからしゃべる機会も多くて、
おかげでスピーキング力がかなりつきました。
−午後の授業は何を選択されているのですか?
R: 今は Intensive Listening & Vocabulary Focus というクラスをとってるんだ。
僕は単語力がないからこれが、1番あってると思ってるし、毎日新しい単語を勉強してるよ。
A: 私は、Clear Speaking & Pronunciation のクラスをとってます。
私は発音が苦手なので、すごくためになってます。
今のクラスは1クラスにたった7人なので、先生もよく間違いを指摘して直してくれます。
−LaSalleのいいところは何ですか?
R: 僕にとっては、世界中から生徒が集まってきていることかな。
A: 私は先生方がすごく熱心に教えてくれることだと思います。
★質の高いプログラム作りに日夜励んでいます!
(Kimaさん:MBA経営修士号を修得後、2004年11月に新ディレクターに就任)
−ご自身のバックグランドについて教えてください。
「バンクーバーで、TESLの教師を経て、韓国にわたりました。
1994年に、韓国では、小学校において英語教育を始めました。
それに伴って、私は、韓国の大学で、年配の英語教師に、英語をどのように教えたらいいか指導をしました。
その後、カナダに帰国し、Burnaby Collegeで、TESLプログラムのヘッドを経て、キャンパスコ−ディネーターの職につきました。
キャンパスコーディネーターとして、TESL、ECCE、ホテルマネージメントなど、多々のプログラムに携りました。
この仕事をしてみて、MBA(経営修士号)をとる必要性を感じ、Burnaby Collegeのオーナーが閉校を決める約一年前に退社し、
大学に戻りました。2004年10月にMBAプログラムを修了し、直後にLaSalleのディレクターに就任しました。」
−Burnaby College と LaSalle College の共通点、または相違点は何ですか?
「まず共通点としては、両校とも国際色が豊かな点です。
世界中からの留学生が勉強していて、クラス構成が多国籍ですね。
相違点は、Burnaby College はビジネスや教員養成が強かったのに比べ、
LaSalle College はデザインと一般英語が主だという事です。
就任当初、私にはデザインの専門知識はそれほどなかったので、多くを学べなければなりませんでした。
ただ、ファッションやインテリアには個人的にも興味があったので全く苦にはなりませんでしたが。
また、現在は私が就任当初からじっくりと企画し、モントリオール本社から許可を得た、
9月開講のジュエリーデザインのプログラムのために、
日々駆け回っています。毎日のように世界中にある約20校のLaSalle Collge姉妹校からも、
いつこのプログラムが始まるのか?その内容は?と、Eメールが後を絶たないほど、
みんな楽しみにこのプログラム開始を待っています。」
−LaSalle College のジュエリーデザインプログラムについて、他校とはここが違う!という点を教えて下さい。
「まず第一に挙げられるのは授業料の点だと思います。
カナディアンの生徒でも、他校のジュエリーデザインでは、年間$5,000、つまり2年間のプログラムで$10,000もかかり、
留学生に対しては、合計約$25,000もの授業料を課していると聞きます。
これに対して当バンクーバー校は、留学生を重視したインターナショナルカレッジなので、
地元の生徒も、留学生も同じ授業料を設定しています。
ですから留学生の皆さんにとって、費用をかなり安く押さえることができるわけです。」
−ディレクターとして、Kimaさんのゴールは何ですか?
「私が、一番今力を入れているのは、質の高いプログラムを作ることと、
コミュニティー(地域)の方々と良い関係を築きあげることです。
前任のディレクターは、宣伝やマーケティングに膨大な費用をかけていて、
いわゆるPR (Public Relations) が大切だという認識に欠けていた感がありました。
私はそれを正反対だと考えています。学校教育というのは普通の企業とは異なり、
もっとパーソナルなもののはず。
というのも、学校(教育)が人の一生を変えることもあるからです。
例えば学校を選ぶ際、その学校について、友人や家族等信頼をおける人に聞いたり相談にのってもらいます。
学校を選ぶ時は、ブランド物の時計を買うように、電車の中の広告だけを見て選んだりはしないと思うのです。
ですから教育産業では、広告や宣伝にお金をかける変わりに、
その費用をプログラムの質の向上にまわすべきだと考えています。
私はコミュニティーや人々とのいい関係作りこそが、
教育産業で求められており、評判や口コミ等を最大の宣伝手段だと信じています。
この哲学に基き、私は、教師のプロフェッショナル デヴェロップメント(訓練)や、
より良いプログラム作りに専念していくつもりです。」
−最後に一言ありましたら、どうぞ
「15年間、教育に携ってきて、LaSalle の Rie ほど、生徒さんの事を親身に思って行動するスタッフには会ったことはありませんでした。
生徒さんの名前をすぐ覚え、本当に親しみやすく、また適確なアドバイスを生徒さんにしています。
私はすぐに彼女の才能を見出し、彼女になら任せられると思い、アカデミックアドバイザーに昇進させました。
ですから日本からのみなさんも、ご相談、ご質問等ありましたら、いつでもお気軽に Rie までどうぞ。」
★学校と授業の風景
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外観
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明るくて綺麗な
レセプションの様子
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生徒専用ラウンジ 自由に使えるコンピューター
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ESLのクラス
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親切で熱心な講師、スタッフ陣 (英語科)
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真剣にプロジェクトに取り組む デザイン科の生徒
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<取材後記>
まずLaSalleCollegeに取材に行って感じたのは、スタッフの良さでした。 ディレクター、カウンセラー、先生方と、本当に、自分の仕事に情熱を持っているのが、ひしひしと伝わってきました。
皆が、生徒さんにとても親切で、もし何かあっても気軽に相談にいける雰囲気を作っています。 先生方も、自分の休憩時間、または勤務終了後でも、生徒さんが質問を持ってくると、
親身に答えていらっしゃる姿には、感動しました。 ESL 部門は、最大12人、平均8人という少人数クラスを、リーズナブルな授業料で受けられるというのも魅力です。
また、デザイン専門学校ということもあり、デザイン科の教室の設備の良さには、驚かされました。地元のカナディアンの生徒も多く、国際色豊かでした。
レポート Jpcanada.com取材班 ( Kiki )
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