jpcanada.comについて / 広告募集中 / jpcanada.com トップ

毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2005.04.22

King George International College, Toronto

『上質のESL及び専門教育が受けられ、かつ温かい感じのする学校。』

バンクーバーの大規模有名校KGICの姉妹校、2年前にオープンしたトロント校のご案内です。真剣にバリバリ勉強したい、でも和やかで温かい環境がいい、なおかつアクティビティティーにも参加したいという方にはお勧め。ESL、TESOL、そして通訳翻訳が人気です。


★心地よくリラックスできる環境では、英語上達も早まるはず! KGICトロントは、プロフェッショナルかつ家族のように温かい環境での、言語学習をお約束します。
(Barbaraさん:ESL Director)

−KGICトロント校の概要を教えてください。
「トロント校は、2003年に設立され、まだ2年少しですが、しっかりとした体制で学生を受け入れています。KGIC本校と同様に、学生が、プロフェッショナルで、なおかつ家族といるような、快適で温かい環境で勉強できるように、トロント校を設立するに至りました。ESL〈一般英語、TOEIC、TOEFL)と専門課程(TESOL、翻訳通訳、ビジネス)のプログラムがあり、日本人学生には、一般英語、TESOL、翻訳通訳が人気です。

当校の特徴は、幅広くESLから専門コースまで用意しているだけでなく、良いスタッフが揃っていることでしょう。当校のスタッフは、皆フレンドリーで、学生との交流を、非常に大切にしています。KGICトロント校は、いわば、1つの目的〈言語上達)に向かって頑張っている1つの大きな家族のようです。

私自身も、ディレクターでありながら、学生、先生誰でも私のオフィスに入ってこれるように、常にドアを開けっ放しにしています。学校のこと、トロントのこと、ましてや文法の質問など、何でも歓迎です。どういう形でも、やはり、生徒と個人的なつながりを持ち続けることは、とても重要だと思っています。」

−もともとは、ESLの教師をしていたのですか?
「KGICでは、アシスタントディレクターとして採用され、その後、ディレクターに昇格しました。KGICに勤務し始める前は、長いことESL教師をしていました。日本でも数年英語を教えた経験もあります。私自身、第二外国語を学び、簡単ではないことを、身をもって経験しています。留学生が、カナダに来て、全く新しい環境で、違う言語に囲まれながら勉強するのは、簡単なことではありません。だからこそ、快適な環境を提供することが、大切だと思っています。言語の上達も早くなるからです。」

−ディレクターの仕事をしていてどうですか?
「ディレクター職は、大変ですが、やりがいがあります。教師時代にしていたような、学生達とのやりとりだけではなく、教師とのやりとりや、サポートをする仕事だからです。本当に素晴らしいポジションだと思っています。」


★KGICでは、アクティビティーが盛りだくさん。安価で楽しめ、他のクラスの学生と友達になる絶好のチャンス!
(Trevorさん: アクティビィティーコーディネーター) 

−どのようなアクティビィティーがあるのか教えてください。
「まず、アクティビィティーは、フェスティバルなど一回限りのもの、毎月恒例でやるものとに分かれます。


毎月恒例なのは、
ミュージカル、スポーツイベント、映画などです。今月は、もともとアバというグループの歌をもとにしている「マンマミーア」というミュージカルに行きました。スポーツイベントとしては、ホッケーやメジャーリーグの野球観戦などです。今年は、残念なことに、プロのホッケーリーグの試合が、ストでやってないので、OHLという、アマチュアの試合を見に行ってます。つい先日の試合は、なんと90人もの生徒が一緒に行ったんですよ。4月21日には、メジャーリーグの試合観戦の予定で、既に80人もの生徒が、申し込んでいます。 

数ヶ月に一度は、遠出の旅もします。ニューヨーク(バスで片道10時間)、モントリオール(6時間)、ケベックシティー(8時間)などへの、バスの旅も学生に人気です。

また、初めてトロントに来た方のために、CNタワーにも毎月行きます。また、ダウンタウン散策などを一緒にして、トロントの町に慣れてもらっています。  

他にも、
トロントでフェスティバルがやっていたら、必ず皆で行きますね。


−結構な数の学生がアクティビィティーに参加しているようですが、何でこんなに人気があるのでしょうか?
「そうですね。まずは、どれもかなり安価で楽しめるからだと思います。学生ですから、なるべく安く何でもできるように、交渉していますし、ほとんどが$30以下でできる
アクティビィティーです。」

アクティビィティーコーディネーターをされてみて、どうですか?
「この仕事を始めて、もうすぐ2年になりますが、とても気に入っています。僕は、トロント郊外で生まれ育ったので、そのトロントを生徒の皆さんに紹介できるのは、本当にいいですね。また、世界各国からの色々な学生に出会えるのも、文化交流の意味で楽しいですね。」


★学校と授業の風景

外観

明るくて綺麗な
レセプションの様子

Computer Lab


ディスカッションの様子

クラスの様子
学生ラウンジ


KGICの学生は質問をたくさんして、本当に向上心が強く、熱意が伝わってきます!
(Mehmet 先生:TESOL担当)


経歴を教えて下さい。

「1991年に、外国語教育の学士号、1995年には、修士号をとったので、もう14−5年英語を教えています。まあ、学士をとる前にも数年、英語を教えていたので、実際には、もう長いこと英語教育に携わっています。

KGICに勤務してからは、今年で2年になります。勤務開始当初は、午前中にESLを教え、午後にTESOLを教えていましたが、現在では、TESOLの受講者がとても増えた関係で、TESOLのみを担当しています。」

TESOLのプログラムを教えていてどうですか?
「ESLを教えるよりは、すごく大変ですね。準備の量も多いし。学生が求めてくるレベルが高いので、それにあわせて準備もきちんとしておかないといけないんです。 もちろん、毎日とても充実しているし、教えるのは、楽しいですよ。」
 
TESOLを受ける学生は、どこからの学生が多いですか?
「学生は、やはり韓国、日本、台湾からが多いですね。アジアの学生は、先生に対して尊敬の念が高いので、教えやすいです。例えば、アジアの学生は、静かに集中して授業を受けるし、態度がすごくいいんですね。また、質問をたくさんします。英語をもっとわかりたいという、強い熱意が伝わってきます。」

TESOLプログラムで、学生にこれだけは!と強調して教えていることは何ですか?
「このプログラムは、英語が外国語の方対象なので、単なるTESOLというわけにはいかないですね。発音、文法など英語を学び、その上でどうやって教えるかを学ぶ、いわやパッケージのようなコースですね。私が常に強調しているのが、LANGUAGE INTERFERENCEです。これは、母国語をよく知っているがために、外国語を学ぶ時に、母国語の知識が外国語学習の妨げになるということです。韓国語を母国語としている人は、英語で'same -'という時に、後ろには、'as'が正しいにもかかわらず、どうしても'with'をつけてしまいます。これは、韓国語では、'same'の後には、'with'をつけることから来ています。また、日本人の方の間違えやすい点は、例えば、'near'という単語がありますよね。日本語だと「近くに」言う関係で、'near to'と'to'を付けがちになります。でも、実際に英語では、'near Toronto'というように言うんですね。というわけで、僕は、学生に、常に言語を意識して見るように、また自分の母国語と英語を全く別物として区別してみるよう奨励しています。」


今日のTESOLの授業で何を教えましたか?

「今日は、文法を教えました。例えば、'By the time the President arrived, the speech had been already given.'という文がありますよね。どうして過去完了形を使うのでしょうか? どうして'I finished my homework before my father came home'のように、単純過去を使わないのでしょう? こういったときに、韓国や日本の英語教育では、過去の動作が2つあるときは、先に起こった動作に、過去完了形を使って、どちらが先に起こったと、示さないといけないと教えているようですね。ただ、さっきの2つの動作があるにもかかわらず、単純過去を使った文'I finished my homework before my father came home.'も英語として全然間違っていないし、実際よく使わます。では、どういう時に過去完了を使うのかといいますと、これは、どちらかが先に起こったというのを強調する為なんです。だから例えば'By the time〈−した時までには)"を使うような文では、完了したのを強調する為、過去完了を使うんですね。'By the time my father came home, I had already completed my homework.'というように、もう宿題が終った、完了したことを強調しているんです。未来形でも同じことです。'By the time my father comes home, my homework will have been completed.' このように、もうある動作が終ったということを強調しているんですね。'This afternoo,I will complete my homework.'と比べると、'By the time'をつけるだけで、大きなちがいですよね。今日は、授業でこの文法の概念について、もっと例文を使いながら説明しました。」


KGICは、学校、授業、ホームステイともにとっても満足しています!
(Shihoさん:学生、ESL&TESOLをパッケージで受講中


−KGICに通われてから、1ヶ月くらい経ちましたが、いかがですか?。
「そうですね、学校の雰囲気はとてもいいですね。明るくて、積極的な先生が多いですね。」

特にKGICにして良かったなーという点は、ありますか?
「私は、初めアクティビティーはそんなにいらないかと思っていましたが、こっちに来てみてあってよかったと思いました。KGICのアクティビティーは、クラスメートのみならず、学校全体の人と知り合うチャンスですし、また、団体なので何でも安く楽しめるので、利用価値は大です!

他には、4つのレギュラークラスがあるんですが、クラスのメンバーがクラスにによって異なるので、一日中同じメンバーで授業を受けるのではない点が、いいですね。3月は、チューター(個人指導)のクラスもとってたんですが、授業で聞き逃したところなど聞けるのと、あと、ふだん、先生に聞くほどではないようなことを、気軽に聞けるので良かったです。ただ週に一回しか取れないんですけどね。」


今日は、ちなみにどのような授業だったんですか?
「例えば、カンバセーション〈会話〉のクラスでは、まず昨日習ったイディオムを復習し、ペアーになって会話の中で実際に使う練習をしました。そのあと、誰が一番多く、正しく使えたかを競いました。イディオムは簡単な病気、風邪に関するもので、catch a cold とか、take a temperatureなどです。Beginnerには、本当にためになると思います。


KGICは、皆真剣に勉強しているというイメージがありますが、やっぱりそうですか?
「そうですねー、私のクラスは、ENGLISH ONLYポリシーを良く守っていますし。でもやっぱりアジア系の学生が多いかな? 日本人は、3割くらいでしょうかね。」


現在は、学校で紹介してもらったホームステイをされていますよね。どうですか?
「ホームステイはすごくいいですよ。お父さんは、カナダ人、お母さんはメキシコ人で、お二人は、なんと留学中に知り合ったみたいで、今は、かわいい赤ちゃんがいます。私が多分3人目くらいの生徒だと思いますね。学校からは、たったの10-15分で、また、食事中にも英語を直してくれたりと、ラッキーなステイ先にあたったと思ってます。」


日本人学生に人気のプログラムは、ESL、TESOL、通訳翻訳(ITBT)などです!
(Yasukoさん:日本人カウンセラー)


−KGICトロントの特徴を教えて下さい。
「学校によっては、日本人は、全学生の何割ですといっておきながら、どうしても1レベルに固まってしまって、あるクラスは、7割日本人ということになりかねません。でも、当校では、クラスによって国籍状況を見ているので、日本人が異常に多いクラスがあるというようなことはありません。

日本人に人気のコース、また、これはトロントにあるほかのESL及び専門学校と違うという点は何ですか?
「人気のコースは、ITBTJapaneseですね。これは、日本語通訳翻訳コースですが、日本語を提供している学校は、トロントでは、KGIC以外にはありません。クラスは、もちろん日本人のみとかぎられてきてしまいますが、毎回受講される学生の数はとても多いです。将来的に、通訳翻訳をされたくて、受講される方もいっらっしゃいますが、日本に帰国した時対策として受講される方も多いです。

あと、KGICが誇りに思っているのは、TESOLのプログラムです。当校では、KGICの学生であろうがなかろうが、一定の英語レベルに達していない学生には、入学許可をがおろさないなどかなり厳しくしています。TOEIC650が、最低ラインですね。また、教師の質がとても高いのも、KGICならではです。例えば、Mehmet先生は、マスターディグリー〈修士号)をもっていらっしゃいます。ネイティブではない学生に、英語の教え方を教えるわけですから、かなりの学歴と経験を積んでいないといい授業は、できないと思います。KGICでは、本当に良い先生のみを雇っていますので、高い授業料を払った後に、「なんだ、こんなんで終ってしまった」なんて事がないよう、教師、授業、またカリキュラム作成に、とても力を入れています


TESOL関係でもう1つ人気なのが、TESOL for Childrenのプログラムです。学生の中には、漠然と、子供がかわいいとか子供が好きだからといって、TESOL for Childrenを受講されようとする方がいらっしゃいますが、私は、そういった場合は、普通のTESOLを勧めています。というのは、この大人用と子供用では、かなり内容が違ってきてしまうんですね。というのも、ボキャブラリーが違うのと、子供にはどんなことをもっと強調したらいいのかなど、顕著な違いがあるからです。」




<取材後記>

この学校は、バンクーバーではかなり規模の大きいKGICのトロント校で、設立が2003年と、まだできて数年ですが、バンクーバーのKGICのように、勉強をきちんとされたい方にお勧めの学校です。学校は、ダウンタウンのど真ん中で、交通の便のとてもいいところにあります。English Onlyポリシーをとても厳しく守っていながらも、フレンドリーで家族のような雰囲気をかもしだしています。

アクティビィティーにも、とても力を入れています。学生がトロントで快適に過ごせるよう、ダウンタウンの簡単なツアーに始まり、ミュージカル、スポーツ観戦、また近場の都市への小旅行など、授業に支障をきたすことなく、計画されています。アクティビィティーは、ただそのアクティビィティーを楽しむだけでなく、なんといっても、KGICの自分のクラス以外の生徒と知り合いになれる絶好のチャンスだといえます。

KGICに通う生徒の多くは、真剣に勉強しつつも、楽しく毎日を過ごされている方が多いです。まじめに勉強されれば、授業料として支払う以上のものを獲得できると思います。頑張って、ハードに勉強されたい方には、とてもお勧めの学校です。 

レポート Jpcanada.com取材班(Kiki)

 

 



| 特集トップページへ戻る |

Jpcanada.com トップへ戻る