2006.8.4.
ARCHER COLLEGE
『国際色豊かな環境で楽しく学ぶESL、ビジネス英語、TESLの学校。』
世界に広がるArhcer Education Groupに属するArcher College。カナダ国内に、バンクーバー、トロント、ハミルトンと3キャンパスを構え、キャンパス間の移動も可能。色々な国から勉強に来る学生に出会い、友達を沢山作れる学校。
★国際色豊かな環境で楽しく学ぶESLプログラム、プラクティカム時間数が多いTESLプログラムは、特にお勧めです!
(Stephenさん:Director、英語教師歴も長く、学生の気持ちを考えてくれる優しいディレクター。)
−経歴を教えてください。
「私は、もともとオンタリオ州出身で、14年前にBC州に移ってきました。大学で教育学を専攻し、卒業後は、日本に6年間滞在しました。北九州のブリタニカで、英語教師として経験を積んだ後、ディレクタ-として勤務しました。カナダに帰国してから、英語教師として数校で教え、Archer
Collegeに移ってからは、教師、プログラムディレクターを経て、現在のディレクター職に至ります。もうすぐ、教育学修士課程を修了の予定です。」
−Archer Collegeについて教えてください。
「はい、Archer Collegeは、世界に広がるArcher Education Groupに属する、中規模語学学校です。 ESL部門とキャリア部門に分かれ、ESLの他、ビジネス英語、TESLなどを提供しています。また、Archer
Collegeは、カナダ国内にバンクーバー、トロント、ハミルトンの3キャンパスを構えます。レベルと授業料は、どのキャンパスでも共通なので、自由に転校が出来るのが特徴です。
当校は、けじめをしっかりつけて、勉強したい方にお勧めです。例えば、学校には、English
Only Policy、 Lateness Policy、 Attendance Policyがあり、学生皆徹底して守っています。その一方で、先生やスタッフはフレンドリーで、学生との距離が非常に近いと思います。授業時間外でも学生の勉強を手伝ったりしています。また、アクティビティ-には、先生が、学生に10人に1人の割合で参加します。よって、授業とは異なるリラックスした楽しい場で、より深い人間関係を築く事が出来ます。」
−学校のプログラムについて教えてください。
「当校は、日本、韓国、南米(ブラジル、メキシコ)、タイ、台湾、トルコ、サウジアラビアなど10-15ヶ国からの学生が勉強しており、国際色豊かな環境で学べるESLプログラムを提供しています。午前中のクラスは、授業は、スピーキング、リスニング重視とコミュニケーション能力向上に努め、宿題としてリーディング、ライティングをカバーしています。
英語力がある程度ある学生は、キャリアプログラムとして、TESL、ビジネスイングリッシュのプログラムの選択肢もあります。TESLは、母国に帰国し英語を教えたい学生を対象としています。当校のTESLは、プラクティカムの時間数が多いのが特徴です。しかも、プラクティカムは、クラスメートを教えるピアーティーチングではなく、本当のESL学生に英語を教えます。そのほかにも、当校には、ネイティブスピーカー、英語圏で英語を教えたい人対象のTEFLプログラムもあります。留学生でも、ネイティブスピーカ-同等の英語力があると認められた学生は、受講する事が可能です。」
★プレゼンテーションを通して、学生が、より自然な、また流暢な英語を話すようになります!
(Sheryle先生:ビジネス英語、トフル担当。ハキハキして、おしゃべり好きな楽しい感じのする先生)
−経歴を教えてください。
「教師歴は今年で14年になります。年がばれてしまいますか?(笑)大学で文学を専攻し、卒業後、医療関係のビジネスを立ち上げ、経営しています。自分の経営経験を通して色々なことを学びました。ある時、ビジネスコースを教えないかという誘いを受けたのが、きっかけで教えるようになりました。当初は、業界内で、どのようにリサーチや開発にアプローチするのか、クオリティーコントロールはどのようにするのか、会計はどのように扱えばよいのか、プロジェクトはどのように計画し実行するのかなどを指導していました。それが、だんだんと、ある特別グループを対象としたプログラム、カリキュラム作成をするようになりました。その過程で、英語を母国語としない社員のトレーニングプログラムを作成、指導しました。それを機会に、ビジネス英語の教師をするようになりました。」
−教える事は、好きですか?
「はい、もちろん。教えることは大好きですし、情熱を持って教えています。私は、学生がまずリラックスして学べる環境を作るように心がけています。と言うのも、学生が、リラックスして快適な環境のもとで勉強すると、伸びも非常に早いことに気付いたからです。
このプログラムでは、プレゼンテーションの課題が何度もあります。最初のプレゼンテーションの時は、皆ドキドキしていて、不安だったり緊張したりしているようです。それが、回数を重ねていくにつれ、だんだんリラックスした表情になり、同時に、より自然に、また流暢に英語を話すようになっていきますね。学生が自信を持ってプレゼンテーションをしているのが伝わってきます。このように、学生が良い方に変わっていく、英語が上達していくのを見るととても嬉しいですし、やりがいを感じますね。」
-プログラムでは、どのようなことをするのですか?
「はい、ビジネス英語なので、ビジネスだけではなく、英語も勉強します。テキストもありますし、プレゼンテーションもします。もちろん、多少の文法もやりますよ(笑)。リスニングは、ビジネスのケーススタディを聞き、それをもとにチームでディスカッションをしたりと、実際のビジネスの状況を真似て行います。ビジネスレターやレジメを書いたりといった、ライティングも欠かしません。このプログラムでは、学生のレベル、メンバーに合わせて、フレキシブルに変更したり、毎学期、色々改善を繰り返して、カスタムメイドのプログラムを提供しています。ビジネス英語を勉強後、インターンシップを開始する学生も少なくありません。」
★先週末、クラスメート3人(皆違う国籍)と一緒に、レンタカーで、ウィスラーに行ってきました!
(Tsutomuさん:11月からArcher
Collegeで勉強中。現在は、Business・TOEFLクラスを受講。7年間中国に滞在経験を持つTsutomuさん。カナダ留学を経て、将来は英語、中国語、日本語を操って香港でバリバリ仕事をしたいと語る。)
−どうして、Archer
Collegeに入学しようと思われたのですか?
「自分の中国留学経験から、留学で結果をだすかは、学校というよりは自分次第、ということを学びました。なので、基本的に学校は、極端に悪い所でなければ、どこでも良かったのです。Archer
Collegeに入学を決めた理由は、授業料があまり高くなかったのと、学校が大きすぎないという2点がありました。また、プロモーションCDを見て、良さそうと思ったからです。」
−実際にプログラムを受講されてみて、いかがですか?
「Archer Collegeは、とても良い学校だと思いますね。私自身、Archer
Collegeしか通った事がないので、他の学校と比べる事は出来ないのですが、もともと一緒に勉強して、他の学校に移っていった友達は、皆、ここに戻りたいと言いますね。他の学校では、友人が作りにくかったり、日本人の友人ばかりだったりするようです。Archerは、色々な国の人と友達になれるので、とても良いと思いますね。実際、先週末、韓国人、台湾人、ブラジル人のクラスメートと私で、レンタカーでウィスラーまで出かけてきました。学校の外でも、クラスメートと何か出来るというのは、良いですね。
また、現在、ビジネス英語(午前)とトフル(午後)を組み合わせて、とっていますが、先生が非常に良いですね。何と言っても、テンポが良く、授業中、常に何かをしている/学んでいる感じです。」
−去年の11月からArcher Collegeで勉強されているそうですが、英語力は上がりましたか?
「はい、かなり上達したと思います。11月に入学した時は、Yes/Noしか言えませんでした。今では英語でコミュニケーションが取れます。でも、7年留学と仕事で滞在し使っていた中国語と比べると、英語での生活は疲れますね。(苦笑)」
★学校と授業の風景
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外観
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青を基調としたArcher College、
受付
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クラスの様子
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ラウンジ、昼休みには
学生でいっぱいになる。
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クラスの皆で
ハイ、ポーズ!
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学生が自由に使える
コンピューターラボ
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★英語を教えるにあたり、常にアクティビティーなどクリエイティブに考え、学生と信頼関係を確立する事が大切だと思います!
(Winnie先生:TESL教師。バンクーバーの某有名ESL学校で、2年半TESL教師をしていたWinnie先生。)
−経歴を教えてください。
「大学を卒業後、姉が日本に住んでいた関係で、日本のイーオンで1年半、子供と成人に英語を教えました。カナダに戻ってからTESLの資格をとり、ESLを1年半担当した後、ここ4年は、TESL教師として働いています。Archer
Collegeに勤務するようになって1年半になりますね。」
−Archer CollegeのTESLプログラムについて教えてください。
「はい、TESLプログラムは、3ヶ月のディプロマプログラムです。1ヶ月単位で取る事も出来ますが、その場合は、サーティフィケートの授与となります。
もちろん理論の勉強もしますが、実践で使える教授法の勉強をより重視しています。例えば、発音、文法、リスニングなど、スキル別の教授法から、子供対象、チュ-タリング対象、ESP(TOEFL、TOEIC、ビジネス英語)対象というように、目的別の教授法の勉強もします。また、ビデオ、オーディオ、視覚を利用した教授法など実際に教師として教える時に役立つ実践的なことを沢山習得します。
また、プラクティカムがあるので、それに向けて、アイコンタクト、ジェスチャー等も含んだクラスルームマネージメントの勉強も欠かしません。プラクティカムは、このプログラムの非常に重要な分野で、最終成績の60%がプラクティカムによって決まります。学生は皆、授業構成などレッスンプランをしっかり立て、周到な準備をして授業に臨みます。教師だけでなく、学生の両方から、フィードバックが与えられるので、非常に役に立つと思います。
プラクティカムを通して、学生が楽しめる授業をして欲しいと思います。それには、常にアクティビティ(ゲームなど)をクリエイティブに考え、また学生と信頼関係を確立する事が大切だと思います。」
★このプログラムを通して、「楽しみながら勉強する」ということを初めて体験し、その大切さを学びました。
(Maiさん:4月末から3ヶ月間TESLプログラムを受講中。実際に教えることを通して、自分のESL学生時を省みるMaiさん。)
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どうして、TESLプログラムを受講しようと思われましたか?
「普段は、ダグラスカレッジに通い、大学へトランスファーする単位を取っています。夏は、たまたま取る科目がなく、日本に帰国した時に何か役に立つことを学ぼうと思い、受講を決めました。
TESLプログラムを提供している学校を数校検討したのですが、理論が主だったり、プラクティカムといってもクラスメート相手に教えたりという所が多かったです。それに比べ、Archer
Collegeのプログラムは、期間的にもピッタリで(3ヶ月)で、しかもプラクティカムが沢山あるので、ここに決めました。プラクティカムでは、Archer
Collegeのレベル1と2のクラスを教えています。」
−実際にプログラムを受講されてみて、いかがですか?
「色々学ぶことが多いです。 実際に授業を通して、教え方が日本とは違うなーと思いました。楽しんで勉強するということを初めて実体験した気がします。自分のレッスンを楽しくすると、学生ものってきて、覚えたり学んだりするスピードも全然違うと思いました。以前、ESLのクラスを受けていた時、ゲームとかを楽しんでやれば良かった、そうしたら英語ももっと伸びてたのになーと思いました。」
★何かの時には、日本人スタッフによる日本語サポートがありますので、安心してご通学ください!
(Michikoさん:日本人スタッフ。バンクーバーには、以前語学留学で滞在した経験があるそう。バンクーバーをとても気に入り、また戻ってこられたという、とてもフレンドリーなスタッフ。)
-日本では、留学エージェンシーで勤務されていたと伺いましたが。
「はい、日本の留学エージェンシーで、カウンセラーをしていました。その関係で、Archer Collegeのことは、良く知っていました。先生がとても良く、フレンドリーで、バンクーバーが初めてという方や、英語が全くダメという方でも、安心して通っていただける学校です。」
−日本人スタッフは、Michikoさんだけですが、特に日本人スタッフとして気を付けていることは、ありますか?
「学生の皆さんのお名前を、早く覚えるように心がけています。そして、笑顔と挨拶を欠かさないようにしています。学校のこと、学校以外のこと、ホームステイの悩み、質問(例えば、ボランティアはどこでできるか)など、何でもお尋ね下さい。日本人の留学生の方で、特に悩み事など、日本語でないとダメという場合は、日本語で、お話することも出来ます。ご安心して、当校にいらしていただけたらと思います。」
<取材後記>
Archer Collegeは、世界に広がるArcher Education
Group傘下の学校です。 取材をしてみて、日本人が好むような、「とてもきちんとした学校」という印象を受けました。
ディレクターも、礼儀正しい好感の持てる方でした。
その一方で、クラスに行ってみると、賑やかで和気藹々と勉強する学生達に出会いました。Archer Collegeは、国際色が豊かだと思います。また、クラスメートと、週末や放課後に何かしたという話も聞き、学生同士仲が良い印象を受けました。
この学校の特典は、やはりトロント、ハミルトン校への転校が可能な点でしょう。英語を一つの都市で勉強するのも良いですが、カナダの他の都市も見てみたいというような方には、お勧めです。レベル、授業の質、授業料が、統一されているので、安心です。
Archer CollegeのTESLプログラムは、他校のプログラムとは少し異なり、プラクティカム時間数が多いのが特徴です。また、プラクティカムで、実際にESL学生を教えることが出来るのも、大きな魅力でしょう。もう4年もTESLを専門に教えている先生が担当しているので、信頼して授業を受けることが出来ると思います。
最後に、Archer Collegeは、初心者の方(英語は全くという方)でも、留学は初めてで不安という方でも、安心して通える学校だと思います。学生のケア-において経験豊かな日本人スタッフが、学生のサポートをしています。日本人学生にとって、日本語を話すスタッフがいるというのは、非常に心強いでしょう。
レポート Jpcanada.com取材班(KT)
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