2006.08.18
Vancouver Career College-English Language Center(旧WLI)
『学生一人一人の目的に合ったプログラムが見つかる、国際色豊かな学校。』
仕事を紹介してもらえるワーキングホリデー特別プログラム、インターンシップ、ファームステイ、大学進学、一般英語、ケンブリッジ、TEFLなど、学生一人一人の目的に合わせたプログラムを用意している学校。
生の英語、文化に触れることを強く奨励。Living Pronunciationクラスは、特に人気。
★自分をチャレンジングな環境に置き、チャンレンジャー(冒険家)になって、英語をどんどん実践の場で使えば、英語は、必ず上達します!
(Bruceさん:ディレクター、英語教育産業で長年の経験を持つベテランディレクター。サーフィンと自転車レースが趣味というBruceさん。)
−経歴を教えてください。
「大学では、英文学を専攻し、卒業後、英語教師として働くようになりました。日本には、5年滞在し、大手企業で社員の英語トレーニングを担当していました。その後、ビジネス、経済学に興味を持つようになり、ロンドンでマーケティング、国際アドバタイジングについて勉強しました。プログラム修了後は、イギリス人にビジネスコースを教えました。
カナダに帰国後、友人とESL学校を立ち上げ、カリキュラム作成、マーケティングを担当しました。(現在も有名な学校です。)学校創立後、8年で、ビジネスを売り、コスタリカに行きサーフィンや自転車レースに熱中しましたね。(笑)。充電期間を終え、また、バンクーバーに戻り、当校のディレクター職の誘いを受け、現在に至ります。」
−WLIをどのような学校にしたいですか?
「私のゴールは、WLIを名の知れた学校に育て上げる事です。私の前任のディレクタ-2人は、教師の質の向上に力を入れ、結果、当校は優秀な教師陣を誇ります。皆、教え方は異なりますが、タレントに溢れる教師達です。
次に、当校を、学生が、よりカナダの社会に入り込み、色々な経験ができる場を提供する学校にしたいです。長期で留学する学生は、学校開始後数週間で、カナダでの生活が、学校、ホームステイ先の往復で、カナダ人と実際にふれあい英語を使う場があまりないのに気付き、がっかりするケースが多いです。そういった状況に陥らないように、当校では、生きた英語を学ぶ場を提供します。例えば、Living
Pronunciationのクラスでは、授業時間の50%は教室で、残りの50%は教室外で生の英語に触れます。また、ワーキングホリデープログラムでは、教室で英語を学び、コース修了後は、学校が紹介する職場(観光業)で、実践で英語を使います。世界中から集まってくる同僚に囲まれ、色々な文化体験ができます。」
-留学を考えている学生にメッセージをお願いします。
「そうですね、特に日本人学生へのメッセージと言えば、カナダに来るからには、チャレンジャー、冒険家になってください!という事ですかね。私は、英語上達への唯一の道は、実際に実践の場で英語をどんどん使うことだと思います。学校は、リスニング、グラマー、ボディランゲージなど、英語の使う上でのツール(道具)を提供する場でしかありません。道具を一つ一つ得ても、使う場所がなければ、道具を使いこなせるようにはなりません。なので、自分をチャレンジングな環境(英語を使わざるを得ない環境)に置くことが大切だと思います。冒険家になれば、英語は必ず上達します。当校は、冒険家になることを応援し、サポートする学校です。」
★Cambridge準備プログラムは、12週間のフルタイム。12週間も毎日顔をあわせると、家族のような密接なつながりができます。
(Ray先生:バンクーバーでも有名なCambridgeの先生。英語教師歴16年のベテラン。英語の先生の血が入っているのか、英語教育に熱心な先生。)
−どうして、英語教師をされているのでしょうか?ロースクールも卒業され、一般企業でマネージャーの経験もおありだそうですが。
「はい、幾つか理由はあるのですが、大学でまず専攻したのが心理学でした。私は、人がどのように考え、物事を理解するのかに興味があるのです。なので、教師の職というのは、学生の理解する過程を目にすることが出来る、私にとってとても興味深い職なのです。次に、僕は、家族は皆教師という家庭に育ちました。教師の血が入っているのでしょうね(笑)。最後に、私の趣味は、文法です!(笑)文法書を枕もとにおいて、毎晩読んでいますよ。」
−現在教えているクラスについて教えてください。
「私が担当するクラスは、Cambridge試験の準備コースで、12週間フルタイムで勉強します。クラスは、平均10名程度で、Cambridge試験はヨーロッパで有名なだけあって、クラスの約半分はヨーロッパからの学生です。
Cambridgeは、5時間にわたる長時間の試験で、まさに自分との戦いと言った感じです。よって、強い意志をもって勉強する姿勢が大切だと思います。また、このコースは12週間毎日同じメンバーで勉強することから、クラスの雰囲気が学生の成否に関わります。なので、最初の一週間は、チームビルディングに力を注ぎます。クラスメートをよく知って、チームとして皆で協力しながら、英語力を上げていきます。お互いに厳しくし合っていくのが大切です。クラスのルールは、もちろん学生が決めるのです。遅れてきたら、クラス皆に何をおごるとか、学生が決めています。
また、アカデミックな事を学んでいるので、何事も刺激的であって欲しいと思います。よって、先生が話す時間を最低限にし、学生が話す時間、教えあう時間を多く持つようにしています。また、自分でどんどん勉強する姿勢が重要なので、毎日独立して勉強する習慣を身に付けます。例えば、文法は、家で、指定された箇所を読み自習します。翌日、クラスでその文法を使って更に勉強します。毎日2-3時間は、家で、皆勉強しています。
12週間も毎日顔を合わせていると、家族のようなつながりが出来ます。試験の後は、皆でディナーに行ったりしてパーティーをします。また、だいぶ前にコースを修了した学生が遊びに来たりということも、よくありますね。」
★バンクーバーに短期滞在し、とても気に入ったので、今回の留学もバンクーバーに決めました!
(Melinda:スイスからの留学生。WLIで、夏休みを利用して、3ヶ月間勉強。英語を流暢に話す、Cambridgeプログラム受講中の学生。)
−バンクーバー留学を決めたのは、どうしてですか?
「私は、スイスの大学で教育学部に属し、英語の先生の免許状取得を目指しています。その条件の1つに、英語圏で最低3ヶ月勉強する事というのがあり、留学を決めました。バンクーバーに決めたのは、去年私のボーイフレンドがバンクーバーに留学していた関係で、私も短期でバンクーバーを訪れ、バンクーバーをとても気に入ったからです。また、ボーイフレンドの滞在した素敵なホストファミリー宅に滞在できるというので、バンクーバーを今回の留学先にしたのです。WLIに決めたのは、夏に3ヶ月のCambridgeプログラムを提供する唯一の学校と聞いたからです。」
−ボーイフレンドが以前滞在された素敵なホストファミリーについて教えてください。
「白人のマザーとチャイニーズカナディアンのファザーの、ヤングカップルです。 2人とも先生で、とてもよく気にかけてくれて、色々話してくれますね。とても可愛い犬が2匹います。来年の夏、結婚式を挙げるそうです。子供がいないので、落ち着いて勉強でき、気に入っています。」
−Cambridgeのクラスは、いかがですか?
「毎日楽しく勉強しています。少人数制なので、クラスメートととても仲良くなれます。また、学校もフレンドリーな感じで、色々質問したり、サポートしてもらえる環境です。
毎日、午前中は、ボキャブラリー、文法、リスニングをします。ボキャブラリーは、クロスワードパズルになっていて、皆で競争します。午後は、スピーキングとライティングをやります。もちろん、家での宿題、復習、予習も欠かしません。勉強は、大変ですが、クラスの仲間に支えられ、皆で勉強するので、楽しく授業を受けています。」
★学校の風景
|
|
|
奥に広がる受付 |
コンピューターラボの様子 |
会話が弾む、ラウンジ |
|
|
|
Zinta先生のクラス |
毎日あるアクティビティ−、小旅行情報もいっぱい |
アクティビティーのピクニック |
★文法を語るのが大好きです!
(Zintaさん:ESL教師歴はまだ浅いが、情熱を持って教えている人気の先生。Living
Pronunciationという特別発音訓練プログラムを作成、担当。)
−Zinta先生が英語の教師になりたいと思った理由は、何ですか?
「はい、私は、ブリティッシュコロンビア大学で、クリエイティブライティング-ノンフィクションを専攻しました。学生時代に英語学も学び、英語という言語に深い興味があります。なので、卒業後、CELTAのESL教師の資格を取得しました。学生に気持ち悪がられるのですが、文法を語るのが大好きです!(笑)」
−先生をしていて、気に入っていることは何ですか?
「はい、私は、人と接するのが好きなので、学生と交流するのは、とても楽しいです。特に、学生が、何か新しいことを学んだ瞬間や、理解した瞬間に見せる輝いた表情が大好きですね。やりがいを感じます。また、コロンビア、日本など、文化背景が全く異なる学生が一緒に勉強する様子を見たり、文化背景がどのように英語学習に影響するかを見るのは、大変興味深いですね。」
−Zinta先生は、Living Pronunciationコースを作成されたそうですが、どのようなことをされるのですか?
「はい、私がESL教師を始めて間もない頃、学生の母国語によって共通な発音の問題があることに気付きました。(例えば、日本語を母国語とする学生の多くは、rとlを発音するのが困難なようです。)私の母は、スピーチセラピストなので、どうしたら学生の発音を矯正できるのか相談したことがきっかけで、このコースが誕生したのです。このコースでは、本格的に、発音記号を使いながら、基礎からしっかり勉強していきます。また、しっかり音が聞けなければ、その音を創り出す(発音する)ことが難しいことから、リスニングにも力を入れます。学校の授業で聞く英語は、先生がはっきりゆっくり話すだけでなく、先生の口の動きを見ながら、聞くことができます。そして、教室という雑音のない環境でのリスニングになります。それが、いったん学校の外に出てしまえば、周りの雑音、騒音の中で、英語を聞かざるを得ませんが、むしろ、これが自然な環境だといえます。なので、そういったより自然な環境で、しっかりリスニングができるよう、訓練をする必要があります。よって、このコースでは、教室外での学習を強く奨励します。町に出て、カナディアンに実際に質問をして、耳を慣らすなどといったこともします。」
★世界から人が集まってくるバンフに行って、国際交流をしながら、働きます!
(Minako さん:去年1ヶ月、ロスでインターンシップを経験された、Minakoさん。今回は、世界中の人が集まるバンフに行き、仕事をしながら、英語力向上をはかり、キャリアアップにつなげたいという頑張り屋さん。)
−どうして、WLIで勉強しようと決めたのですか?
「はい、私は、ワーキングホリデーでカナダに来たのですが、突然どこかの都市に飛び込んで、仕事を探しても見つからないのでは?と不安に思いました。就職準備コースがあったらよいのにと思っていた矢先に、WLIを知ったのです。また、WLIのワーキングホリデープログラムは、プログラム終了後、バンフで就職先を紹介してくれるということでした。このようなプログラムを提供している学校は、WLIしか聞いたことがなかったので、ここで勉強することに決めました。」
−WLIでは、どのようなことを勉強されていますか?
「ワーキングホリデープログラムでは、カナダで仕事をするにあたり、必要な英語力、英語表現と、仕事探しのノウハウなどいろいろと学べるそうです。今は、まだそのプログラムに入るために、英語力をつけている段階なので、一般英語クラスを取っています。クラスは、10名で、韓国、スイス、コロンビアからの学生がおり、とても国際色豊かです。トピックが与えられ、それについて説明をしたりすることから、スピーキング力の向上につながります。毎日楽しく新しいことを勉強しています。」
−バンクーバーでは、どのような方法で滞在されていますか?
「最初は、友人から紹介されたステイ先で、ホームステイをしていました。フィリピン系の中年夫婦で、フレンドリーな方でした。ホストと教会に一緒に行ったり、BBQをしたり、また、チリからの留学生も滞在していたので、楽しかったです。今は、アパートをシェアして住んでいます。大学の先輩から紹介されたカナダ人がルームメイトで、時間が合うと、一緒に何かしたりしゃべったりします。」
★フレンドリーで、学生同士がとても仲の良い、楽しく勉強できる学校です!
(日本人スタッフ:さん、明るく、とてもフレンドリーなスタッフ。)
−WLIは、どのような学校ですか?
「はい、バンクーバーには、色々な目的を持った方がいらっしゃいます。ビザの種類も、学生、観光、ワーキングホリデーと様々です。当校の特長は、どのようなビザ、目的をお持ちに関わらず、皆様一人一人に合ったプログラムをご用意していることです。例えば、生活に支障をきたさない程度の英語力を身につけたいという方には、一般英語プログラム。ワーキングホリデービザをお持ちの方、またインターンシップに興味のある方、英語環境での就労準備をされたい方には、就職準備プログラム。ファームステイをされたい方には、英語コースの後、ステイ先のご紹介。アカデミックでより高度なことを目指す方には、BCITやキャリアカレッジ、ウィニペグ大学への編入プログラム。ケンブリッジ検定試験を目指す方には、ケンブリッジ準備講座と、それぞれのニーズに合わせて色々なプログラムがございます。
また、当校は、小規模ということもあり、フレンドリーで学生同士がとても仲の良い学校です。アクティビティーも毎日あり、レベル、クラスに関係なく、友達を作る絶好のチャンスです。学校内は、ENGLISH ONLY POLICYがあり、学校全体で英語のみを話すよう、頑張っています。私も学生のコミュニケーション能力の伸びに少しでも貢献できるよう、日本人スタッフであるものの、学生とは極力英語で話すようにしています。クラスのこと、勉強のことは、担任に相談してもらっています。英語力がどうしても足りない場合は、もちろんお手伝いします。今では、学生も慣れて私を見ても英語で話しますし、各自自力で(英語)で頑張って問題を解決しています。そうすることで、学生の英語力はもちろん、自信もつくこと間違いなしです!」
<取材後記>
ダウンタウンでも、ハーバーセンターのとても近くにあるのが、WLIです。外からは、とてもこじんまりとした学校のように見えますが、いったん中に入ってみると、奥に広く教室が広がっています。また、一階のみならず、他のフロアーにも教室があります。
この学校は、ブルースさんがディレクターに就任したことで、これからがとても楽しみな学校です。まず、Living Pronunciationという特別な発音矯正クラスを作りました。先生だけではなく、カナダ人の生の英語を聞きながら、本格的に発音を学び、発音を矯正しようというもので、とても人気があります。
また、ワーキングホリデービザ所持者が、英語を学び、就職準備をし、そのまま学校が仕事を紹介してくれる特別なプログラムも開始です。就職先は、バンフの観光業関係です。カナダに来たが、どうやって仕事を探せばよいのか不安、仕事ができるだけの英語力があるか不安という方には、嬉しいコースでしょう。
ファームステイに興味がある方は、英語コース終了後、ステイ先が紹介してもらえるプログラムもあります。ファームステイをしたい!と思っても、なかなか安心できるステイ先を見つけるのは、難しいなか、このようなプログラムは、ありがたいものです。
この他にも、カナダでよりカナダ人の中に入って色々経験ができるようなプログラムのカリキュラム作成も進んでいます。これは、どのようなプログラムになるのか楽しみです。
学生同士が仲の良い、フレンドリーな環境で、英語を楽しく勉強したい方には、WLIはお勧めの学校です。カナダでのステータス、目的に合ったプログラムが、WLIできっと見つかるはずでしょう。
ご興味のある方は、下記のリンクからお問い合わせください。
レポート Jpcanada.com取材班(K.T.) |
|