2008.03.07.
Ashton College
『短期間でディプロマが取れる!地元でも評価の高いビジネスカレッジ』
2008年時点で開校10周年を迎えるAshton College。効率良くしっかり勉強することで、FITT、AMA、CIMなどのディプロマを短期間で取得でき、産業界から信頼され、広く認められている学校。実務経験を得たい学生向けに、ラクティカム(企業研修)も充実。将来、国際ビジネスの場で活躍されたい方や時間が限られている方に、お薦めの学校。
★バンクーバーで、FITT試験合格率No,1。その秘訣は?
(Fraser先生:International Trade Management
(FITT) プログラム講師。20年間、ヨーロッパ諸国を相手に国際貿易経験あり。その後、BCITなどで教鞭をとって15年になるベテラン教師。)
―バンクーバーで、貴校がFITT試験合格率NO.1を長いこと維持されているようですが、その秘訣は何でしょう?
「はい、第一に、FITTのプログラムをもう10年担当しているので、試験の内容、傾向を熟知し、ポイントをしっかり抑えた授業をしているからだと思います。しかしながら、どれだけ的を得た授業をしても、学生が勉強しなかったら、もちろん合格はできません。なので、第二にあげられるのは、工夫を凝らした授業と、学生がやる気をおこすようなクラスの雰囲気を維持している点でしょう。」
―大学やBCITのような職業専門訓練校ではなく、Ashton Collegeで、FITTの勉強をする利点は何でしょう?
「そうですね、大学では、国際貿易を学ぶのに、経済学、地理学や理論などを、しっかり学びますが、実践的な知識やスキルに欠ける点や、長く時間がかかるという短所があります。逆に、BCITなどの職業訓練校では、実践的なことを強調するばかり、基本となる理論に乏しいという難点があります。この2つの良い点を組み合わせたのが、Ashtonのプログラムなのです。最低限の知識やスキルを習得しつつ、実践面をしっかり学んでいきます。また、それを5ヶ月という短期間で終わらせるので、留学生など時間の限られている方には、お薦めです。そして、プログラムの最後には、勉強したことを実践の場で使い、実務経験が得られるように、貿易・海運業社でのプラックティカムも可能(移民局の審査による)です。」
―このプログラムは、留学生が多いようですが、英語を母国語とせずとも、きちんと合格できますか?
「国際貿易のプログラムなので、国際的視野を持った学生、つまり海外からの学生に人気のプログラムです。英語と、学生の母国語の2ヶ国語が堪能なのは、就職の際大きな武器になりますね。留学生の場合、英語を母国語としない分、勉強時間を多く必要としますが、しっかりやる気があれば、必ず合格できます。もちろん、プログラム開始後、最初の一ヶ月間は、勉強量やペースなどに慣れるまで、大変ではあるものの、読む量や宿題(課題)をしっかりこなすことができれば、まず大丈夫でしょう。日本人留学生に限っていえば、本当に真面目で勤勉なので、出来がとても良いですね。自分を律して、しっかり勉強する姿勢ができています。」
★将来は、商社や海運業関係での就職がしたいです!
(Kazuさん:生徒/International
Trade Management Diplomaプログラム受講中。大学を一年休学して留学中。
大学では、国際経営学、アジア投資を専門に勉強しているそう。)
―Kazuさんは、アメリカで勉強されていたこともあるそうですね。
「はい、一年間の留学期間を、全てカナダで過ごすのではなく、色々な経験がしたいと思ったので、最初の3ヶ月は、アメリカのコミュニティーカレッジで勉強しました。その後、カナダに移り、Ashton
Collegeでのコースをスタートしたのです。Ashtonに決めたのは、留学期間が限られている為、ディプロマが5-6ヶ月という短期間で取れるAshtonのプログラムがちょうど良いと思ったからです。通常なら1年かけて勉強する内容を半分の期間でこなすので、すごく大変で厳しいのはわかっていましたが、あえて挑戦してみようと思いました。」
―授業はとても大変ですか?
「そうですね、入学初日からプロジェクトが始まったのには、正直びっくりしましたね。週末はリラックスするようにしていますが、平日の午前中は授業、午後はプロジェクトで本当に忙しいです。授業においては、予復習で、毎日20-30ページ読まないといけないので、学校で授業にでて、放課後は図書館に通ってと寝る時間も削って勉強しています。」
―クラスの雰囲気や先生はいかがですか?
「はい、先生は、この分野で長年の経験がある方なので、ただ教科書に沿って勉強をするだけでなく、先生の生の経験談が沢山聞け、リアルで面白いです。皆集中して勉強していて、緊張感あふれるクラスですが、勉強する楽しさを忘れずに学べる環境です。」
―将来は、どのような仕事をしたいですか?
「はい、貿易を勉強しているので、将来は商社や海運業関係の会社に勤めたいと思います。」
★勉強量も多く厳しいが、現実のビジネス環境に似た雰囲気が味わえるクラス!
(Riddel先生: Business
プログラム担当。)
―経歴を教えてください。。
「はい、大学では理系でバイオケミストリーを専攻しました。卒業後、特にしたいこともなかったので、一般の会社に就職し、マネージメントに携わりました。それがきっかけで、大学に戻りMBAを取得したのです。その後、1年半韓国で英語を教え、カナダに戻ってきてからは、Ashton Collegeにてビジネスプログラムを教えています。」
―Business ディプロマコースを修了すると、どのようなことができるようになるのでしょう?
「はい、このコースを受講することで、典型的な企業に就職するのに充分な知識を得、トレーニングを積むことになります。授業では、教科書を読むだけでは得られない、生のビジネスの場での経験談を多くするようし、学生が教科書の内容と実際のビジネス世界を関連付けて、学習できるようにしています。このコースを修了してから、人事、会計、マーケティング、ファイナンスなどより専門的な勉強に移る学生も多いです。」
―授業は、どのような感じですか?
「はい、オープンクラスといって、学生がいつでも気軽に意見を述べたり、質問ができる感じのクラスにしています。理論などももちろん勉強しますが、その理論と実際のビジネスを結び付けられるよう、私の経験を交えて話しています。また、スキルだけでなく、どのように考えるかという考え方の訓練もしっかりやっています。授業形式は、講義、プレゼンテーション、ディスカッション、そしてある状況を想定してのロールプレイなど様々な形式を取り入れています。」
―学生はどのような方が多いですか?
「そうですね、年令、国籍ともに様々ですが、日本人留学生に限っていえば、20代後半から30代のキャリア変更を目的とする方々に人気のプログラムですね。また、このプログラムは6ヶ月という短期のものなので、時間が限られている留学生や、早く就職したいカナダ人学生が受講しています。プログラム修了時には、東京にも支社があるAMA (American
Management Association)から証書も授与されます。この証書を発行できるのは、BC州で、当校のみとなっている特別なもので希少価値が高いですね。」
★勉強量が多いので、大変です!
(Marikoさん:生徒/
Businessディプロマコース受講中。フィドルというバイオリンの一種の演奏がとても上手で、カナダでセミナーに参加したりするという。)
―今回留学を決めた理由は何ですか?
「はい、3年程前、たまたま短期旅行でPEI(プリンスエドワード島、赤毛のアンで有名な観光地)を訪れた時、英語ができなくて他の旅行者と会話ができず、悔しい思いをしました。その後、ハリファックスでESL学校に通い、ある程度できるようになったので、次のステップとして、英語で何か勉強したいと思うようになりました。日本では、人事関係の仕事を長くしていたので、Ashtonでも人事コースを取りたいと思いましたが、その下準備としてBusiness
ディプロマコースを受講することにしました。」
―授業には慣れてきましたか?
「そうですね、もう3期目なので、ペースがつかめるようになりましたね。教科書は、カレッジレベルで、カレッジで3ヶ月かけて勉強する内容を1ヶ月でこなします。特別難しいわけではないですが、量が多いので大変です。」
―将来は、どのような仕事をしたいですか?
「はい、日本に帰って、キャリアカウンセラー、経営カウンセラーといったカウンセリング関係の仕事をしたいと思います。」
★学校と授業の風景
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真剣に学ぶ
クラスの様子
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グループに分かれて
ディスカッション中
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クラスを相手に
プレゼンテーション
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英語力審査試験
(入学試験)の部屋
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ゆったりとくつろげる
広いラウンジ
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コンピュータールーム
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★Johnさんと話すと安心すると、学生から評判の、プラックティカムコーディネーター!
(Johnさん:プラックティカムコーディネーター)
―Johnさんの仕事内容を教えてください。
「はい、プラックティカムコーディネーターとして、プラックティカム先の企業と学生のマッチングが、私の主な仕事です。 プラックティカム開始後は、学生の進歩やプラックティカムの経過を観察し、レポートの作成、そして、サーティフィケートの発行に至ります。また、新たなるプラックティカム受け入れ先を探し、企業を回るのも、私の仕事です。
他には、Career Serviceといって、学生の就職活動のお手伝い、学生のレジメ添削、カウンセリング、そして企業に紹介状を書いたりもします。」
―留学生は、プラックティカムをどのようにこなしているのでしょうか?
「留学生と接する仕事に就いて早20年になりますが、留学生は、地元の学生よりやる気に満ちていて、またより真剣に何事にも取り組むので、安心しています。生活文化や企業文化の違いから、プラックティカムを始めて最初の1週間から10日は、プラックティカム先に馴染めずに悩む学生も多いですが、最初のその期間を乗り切ってさえしまえば、皆しっかり楽しんでやっています。」
―プラックティカムから、実際の雇用につながることもあるようですが。
「はい、その通りです。以前、日本からの留学生は、FITTプログラムを終え、バンク―バーの海運業社でプラックティカムをしました。そこでのしっかりとした働きぶりが認められ、その会社が日本支社へ紹介状を書いてくれ、日本で面接を受けることが出来たのです。今では、その日本支社にて勤務しています。また、メキシコからの留学生は、バンクーバーでメキシコと貿易をする企業でプラックティカムをし、認められ、今ではそのままカナダに残って仕事をしています。このように、プラックティカムから雇用につながることも、場合によってはあるのです。卒業生の多くは、プラックティカムを終え、母国に帰り、同じ分野で活躍しています。」
★Ashton
Collegeを選ぶのは、日本で大学を選ぶのと同じくらい、人生のターニングポイントになる重大な決断です!
(Yoshiさん:日本人スタッフでAshton Collegeの卒業生)
―Yoshiさんは、Ashton Collegeの卒業生と伺いましたが。
「はい、大学生時代に、ネパールにストリートチルドレンやその教育現場を見に行ったことがきっかけで、国際的視野を持ち、海外事情に興味を持つようになりました。その後、ワーキングホリデービザで、カナダに一年滞在し、Ashtonで、FITTのプログラムを取りました。今までの人生の中で、あそこまで必死に勉強したことはないくらい、勉強に次ぐ勉強を重ね、とても良い経験をしました。現在は、自分の経験をもとに、当校の学生ケア―に努めています。」
―留学生の皆さんにとって、Ashton Collegeとは、どのような学校だと言えるでしょうか?
「はい、Ashton Collegeは、留学生を決して外国人扱いせず、カナダ人学生と同等に、またカナダ人学生と同じレベルを要求する学校です。また、授業は全て北米スタイルなので、学生の独立心、行動力、積極性を育てます。そして、卒業するまでに直面する、数々のプロジェクトや課題をこなすことにより、揺るがない自信を身に付けることができるでしょう。
また、毎月一度、学生が先生や授業を評価することにより、授業の質を維持するとともに、日本語対応スタッフである私が、随時学生のカウンセリングにあたり、最高の学習環境を提供しています。」
―Ashton Collegeは、産業界で、広く認められていますが。
「はい、AMA(American Management Association)の証書を授与できるのは、BC州で当校のみだったり、CIM(Canadian
Institute of Management) では、採点の権限を持つ教師から直接学んだり、また、世界的に認められているFITTプログラムを提供し、バンクーバーではNO.1の合格率を維持していることから、産業界からも高い信頼を得ている学校です。」
<取材後記>
Ashton
Collegeは、世界的に認められている資格が短期間で取れる、またインターンシップのオプションもありと、時間の限られている留学生には、最適なプログラムの数々を揃えるビジネスカレッジだと思いました。プログラムによっては、地元カナダ人学生も多く勉強し、地元でも評価の高い学校です。
Ashton
Collegeのプログラムは、日本に帰国し、外資系企業への就職や、国際ビジネスの場で、活躍されたい方には、お勧めだと思います。また、大学生の方で、就職活動前に、専門スキルとインターンシップの経験を得ておきたい方にも、価値のあるプログラムだと思います。学生が、とても熱心で、真剣に、また目を輝かせて勉強している姿がとても印象的でした。
レポート Jpcanada.com取材班(Mimi)
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