2008.06.13
Vancouver English Centre (VEC)
『インターナショナルな環境で、楽しい留学生生活を送ろう!』
バンクーバー・イングリッシュ・センター(以下VEC)はカナダのバンクーバーのダウンタウンにある大規模語学学校。プログラムの種類も多く、選択授業、そして授業時間数など、学生の目的に合わせ、フレキシブルに選ぶことが可能。バンクーバー語学学校の中でも、日本人やアジアからの学生が少なく、国際色が非常に豊か。インターナショナルな環境で、インターナショナルな友人に出会い、ともに学びともに成長するというような「留学」のイメージにぴったりの学校。
★VECで、必ず、あなたの目的に合ったプログラムが見つかります!
(Sharleneさん:Managing Director、VEC勤務歴11年というベテラン)
−VECがどのような学校か簡単に教えてください。。
「はい、当校は、1993年設立で、バンクーバーのなかでも老舗英語学校として、また学生総数550名−750名と、バンクーバーでも1、2を競う大規模校として知られています。学生の国籍にも偏りがなく、国際色がとても豊かなのも当校の大きな特長です。
プログラムの面でも、学生のやりたいこと、興味のあること、目的に合わせたコースが多々用意されています。メインのプログラムは、16レベルと細かくレベル分けをされたESL(一般英語)コースで、レベルによって様々な選択授業をとることができます。選択授業では、TOEIC、TOEFL、IELTSなどの試験準備コース、マーケティング、パブリックスピーキングなどのビジネス英語、そして生活に密着したサバイバル・イングリッシュ、ミュージック&ドラマ、リスニング(初級、中級、上級)、ポップカルチャー、国際経済、発音、ライティングなどなど多種多様なコースを用意しています。授業時間においても、週12時間〜29時間と、学生の希望する時間数に合わせ受講することが可能です。
また、一般英語プログラム以外にも、インターンシップをされたい方には、ビジネスインターンシッププログラムを、デイケア−でボランティアを体験されたい方には、チャイルドデイケアーボランティアプログラムを、ワーキングホリデービザ保持者対象には職業斡旋まで含むワーキングホリデーサポートプログラムを、というように、色々なプログラムを提供しています。その他、カナダにお休みを利用していらっしゃる方には、バケーションスタディープログラムという観光と英語学習をセットにしたプログラムもあります。一方で、真剣にウェブデザインを学びたい方には、VECとウェブデザイン専門学校IAMの共同開発のウェブデザインプログラムがお薦めです。最後に、7−17才の学生には、夏休みを利用したサマーユースプログラムも人気です。このように、大型校ならではの多彩なプログラムは、当校の大きな魅力だと思います。」
−VECの校舎は、とても大きいですね。
「はい、当校は、バンクーバーの中央図書館から2ブロックという便利な場所に位置しています。スカイトレインや主なバス停から徒歩圏で、交通の便の良い場所にあります。バンクーバーでは唯一土日も空いている英語学校でもあり、学生がパソコン(60台、日本語可能)や自習の場として利用することができます。校内には、コンピューターラボ、学生が休み時間やお昼休みに集まるラウンジ、カフェテリア、週末や放課後のアクティビティーの質問や申込をするアクティビティーデスクなど、様々な施設が完備されています。教室も全部で54教室あります。校内では、English
Only Policyがありますが、緊急の場合には、日本語の話せるスタッフもいるので安心でしょう。」
-VECは、メキシコに姉妹校があるそうですね。
はい、メキシコ国内でカナダ、アメリカ人の観光地として知られる街、グアダラハラに姉妹校を構え、スペイン語と英語両方のプログラムを開講しています。VECでは6ヶ月以上、フルタイムで学んだ学生さんには、グアダラハラ校での授業料が一ヶ月無料になる特典があります。」
★英語だけでなく、カナダの生活に慣れるお手伝いもします!
(Tom先生:プロのギターリストでもある、とてもエネルギッシュな先生。カナダディー(カナディアンダディー/カナダでのお父さん)と10代の学生から慕われている。)
−英語教師になろうと思ったきっかけを教えてください。
「はい、私は、12歳の時から水泳を教えたり、高校では数学のチュ−タリングをしたり、その後25年勤務した鉄道会社でも、新人運転手のトレーニングを任されたりと、ふと気付くといつも教える立場にいました。鉄道会社を退職するにあたり、次に何をしようか考えたときに、自然と英語教師の道にたどりついたのです。VECで教師養成コースを取り、そのまま採用され、現在3年が経ちます。」
−Tom先生は、プロのギターリストでもあるそうですね。
「そうです、もう40年もギターを弾いています。私の妻がポーランド出身なのですが、毎年ポーランドに演奏旅行に行っています。(ポーランドではよく知られたギターリストだそうです。) この音楽のバックグランドが、ESL教師としてとても役にたっていると思います。というのも、私は、よくレベル1という一番下のレベルを担当するのですが、そのクラスでは、英語が通じないことも多く、絵を描いたり、踊ったり、ジェスチャーをして学生とコミュニケーションをとったりと、クリエイティブな授業をする必要があるからです。」
−授業で心がけていること、気をつけていることは何ですか?
「復習にかなり力を入れています。毎日、今まで学んだことの復習をしますが、一回復習するのではなく、何度も復習することで、学生がきちんと自分のものにしやすくしています。例えば、木曜は、月、火、水曜の3日間に学んだことの復習をして、翌日金曜は、火、水、木曜の3日間に学んだことの復習というように、常に1つのことを3日間ずつ復習し、学生がしっかり身に付けられるようにしています。
また、学生によって、目から見て学ぶ学生、耳から聞いて学ぶ学生、声に出して読んで学ぶ学生、実際にやって学ぶ学生とそれぞれ学習スタイルが異なるので、常に1つのことを3−4種類異なる方法で教えるようにしています。クリエイティブに色々な方法で教えるので、毎日が楽しいですね。」
−一番下のレベル担当だと色々大変だと思いますが・・・。
「そうですね、でも教えていて一番楽しいレベルですよ。英語という言語を教えるのはもちろんですが、カナダに到着したての学生ばかりなので、カナダ文化を教えるのも大切だと思っています。たとえば、日本人留学生は、静かに授業を聞くのが良いと教えられていますよね。でもカナダではちがうのです!沢山発言するのが良いとされます。なので、自分の殻を破って、学生がどんどん積極的に発言できるよう促します。また、先生でも誰でも相手の目をしっかり見て話すことも大切です。
そして、私のクラスでの1ヶ月間は、学生がカナダ生活に慣れる時期でもあります。この時期に、「全て100%いつもわからなくて良いんだよ!」ということを頭に叩き込むのが大切です。もし、常に100%の理解を求めていたら、カナダ留学でストレスがたまって大変ですからね。(笑)しっかり勉強を続けていれば、いずれわかるようになるものです。カナダに来てすぐに何でもわかるようになったら、苦労はしませんからね。私もポーランドに行って、言葉が全くわからず、苦労したことがあるので、学生の気持ちが手にとるようにわかります。」
★デイケア-のボランティアでは、子供と楽しく遊びながら、コミュニケーション能力を磨いています!
(Akihikoさん:学生 ESL(2B)&チャイルドケア-ボランティアプログラム受講中。
)
−カナダに留学したきっかけを教えて下さい。
「大学を卒業し、社会人になる前にもっと色々な経験をしておきたいと思い、留学を決めました。今回の留学の目標は、英語はもちろん、僕の趣味であるスケートボードの腕を磨きたいというのもあり、留学先は、スケートボードがより盛んなカナダに決めました。カナダ留学フェア-に行き、トロント、バンクーバーとカナダのどの都市に行こうか迷いましたが、スケートボードならバンクーバーだと、バンクーバーに決めました。」
−VECを選んだ理由は何ですか?
「VECに決めたのは、今回の留学で、スケートボードも含め、色々な経験がしたいと思っていたので、チャイルドケア-ボランティアプログラムがあるVECに迷わず決めました。親戚でちょうどデイケア-に行くくらいの年令の子がいて、一緒に遊んでいて楽しいので、自分に向いていると思いました。
」
−ESL&チャイルドケア-ボランティアプログラムでは、どのようなことをするのですか?
「はい、午前中は、デイケア-に出向き、ボランティアとしてお手伝いをします。僕が行っているデイケア-は、3-5歳児が15-20名います。VECからの学生は、僕一人で、他に地元の大学から実習などで学生がくることもあります。時間によって、子供とブロック、パズルをして遊んだり、外の遊具で遊んだりしています。子供の英語は、聞きやすい英語を話す子とそうでない子に分かれますが、一生懸命意思疎通をはかり、楽しくやっています。
午後は、VECにて、会話の授業をとっています。クラスは、15人で、サウジアラビア、日本、韓国、イラン、そしてタイからの留学生がいます。今月の先生は、しゃべるのが速くて聞き取りが大変ですが、頑張っています。」
−授業ではどのようなことをするのですか?
「教科書を使ったり、たまにゲームをしたり、また質問が書かれた紙を渡され、それをもとにしゃべったりと色々な形式で、授業が進められます。その中でも、HARD WORDといって、難しい単語を勉強する時間が楽しいです。新聞を読んでわからなかった単語などをいくつか用意して、クラスに持っていきます。最初にクラスメート3人にその単語を知っているか、聞いてまわります。それでわからないと先生が説明してくれます。それでもわからなかったら、辞書をみて勉強します。その後、その単語を使って、グループでストーリーを作って発表したりします。語彙力をつけるのに、役に立っていると思います。」
(写真:デイケア-ボランティア)
★一緒にしっかり英語を勉強して、きちんとした英語を身に付けましょう!
(Virginiaさん:先生、教えるのが大好きでESL教師の職は、天職だというVirginia先生。)
−先生の経歴を教えてください。
「はい、教育学の修士号を取得しています。以前は、カナダの公立学校でESLを担当していました。日本に3年半、韓国に1年半滞在し、英語を教えたこともあります。その他、バンクーバーの英語学校数校で教え、VECに移ってから、約4年半が経ちますね。ここVECは、マネージメントからの先生サポートがしっかりしていて、とても働きやすい職場なので、気に入っています。私のように、長く勤務している教師が多いですね。」
−どのような授業を担当しているのですか?
「今は、レベル4Aの文法を担当しています。4Aというと、中級にあたります。学生は、現在14名で、サウジアラビア、メキシコ、ブラジル、韓国人の学生です。今日は、コネクターといって、接続詞の勉強をしました。文法のクラスですが、学生が沢山話せるように工夫をしています。というのも、勉強している文を実際に口に出して、何度も繰り返せば繰り返すほど、しっかり身に付くと思うからです。授業中は、ペアーやグループになって勉強することも多々ありますが、そういう時は、いつも同じ学生とばかりにならないように、また同じ国籍の学生がペアーにならないように、席替えをして対応しています。」
★カナダで大学進学を目指しています!
(Ryutarouさん:今年3月に高校を卒業し、4月からバンク-バーで留学生活を送っている。ESLクラス受講中。)
−今回留学を決めたのはどうしてですか?
「はい、僕は、将来客室乗務員になるのが夢で、それには英語がしっかりできたほうが良いと思い、語学留学だけでなく、カナダで大学に行こうと思って来ました。
エージェントなどは使わずに全て自力でリサーチをしました。オーストラリアかカナダかで迷いましたが、結局カナダの方が、留学全費用が安くすむというので、カナダに決めました。VECは、たまたまインターネットで見つけ、入学を決めました。」
−留学生活は、いかがですか?
「はい、留学当初は、正直、毎日つまらなくてどうしようかと思いました。友達をどう作ったらよいか、わからず、友達がいなかったので、本当につまらなかったです。今、2ヶ月半経って、毎日が楽しくなってきましたね。というのも、韓国やサウジアラビア、ブラジルからの留学生と友達になって、放課後や週末に、一緒にご飯を食べに行ったり、ピンポン、バスケ、ビリヤードなどをするようになったからです。英語しか通じないので、英語を使うチャンスにもなります。授業も和気藹々としていて、楽しいです。もちろん、上のクラスに上がるのには、テストがあるので、勉強もしっかりしています。今日は、これからテストに向けて勉強しに、図書館に行く予定です。」
−これからの予定を教えてください。
「とりあえず、あと5ヶ月ほど、VECで勉強し、その後は、カレッジに移れるよう準備をしています。カレッジは、バンクーバーに限らず、色々な都市で検討中です。」
★学校と授業の風景
★目標を達成できるよう、最大限のお手伝いをしています!
(Erikoさん:日本担当 Marketing
Director、VEC勤務3年、過去に1年留学経験もある。)
−Erikoさんは、学生カウンセリングもなさると伺いましたが、どのようなことに気をつけていますか?
「はい、そのとおりです。カウンセリングの際には、まず始めに、どういう目的で学校に通うのか、どういう目的で留学するのかという点はもちろん、学生の年令、留学の期間、またビザの種類もしっかり把握するようにしています。そうすることで、総合的なカウンセリングができるだけでなく、お薦めすべきコースが自然と見えてくるからです。学生の皆さんが、目標を達成できるよう、最大限のお手伝いをしています。」
-学校には沢山のアクティビティーがありますね。
「はい、放課後、週末などにアクティビティーが設定されています。これは、クラスを越えて友達を作る絶好のチャンス、また英語を授業時間以外にも使うチャンスとして人気です。月1回のペースで、クリスマスパーディー、バレンタインといった学校全体でのアクティビティーもあります。一番最近では、宝探しゲームをし、とても好評でした。」
(写真:アクティビティ-(スキー/スノーボード)
<取材後記>
バンクーバーイングリッシュセンター(VEC)は、学校の規模、学生の国籍ミックス、そしてプログラムの種類の多さで、知られる学校です。
今回、VECに取材で改めてお邪魔し、学校の規模に圧倒させられました、教室数だけで、50以上、その他カフェテリア、コンピューターラボなどなど、学校の奥に行っても、まだその奥があるという感じでした。学校入口付近も、一般の受付窓口、ホームステイ窓口、そしてアクティビティーデスクと、かなり大きめの銀行に出向いたかのようでした。また、学生の顔ぶれを見ても、バンクーバーにこんなに色々な人種がいたかしらというくらい、実にインターナショナルな顔ぶれでした。
VECは、私達が一般的に持つ留学のイメージ(インターナショナルな環境でインターナショナルなクラスメートと和気藹々と勉強する)にぴったりの学校だと思います。他の英語学校に比べて、日本人比率が低い点、そして、他校を比べ、比較的低めに授業料が押さえられている点も魅力だと思います。短期、長期に関わらず、留学の雰囲気を味わいながら、
楽しく勉強されたい方に、是非お勧めの学校です。
レポート Jpcanada.com取材班(Kiki)
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