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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2008.06.27.


Arbutus College


『プロとしての専門スキルと、ビジネスコミュニケーション能力が同時に磨ける、バンクーバー唯一のビジネスカレッジ』

国際的にビジネスの場で活躍するのに、欠かせないビジネスに関する知識、ビジネススキルはもちろん、ビジネスの潤滑油となる『コミュニケーションスキル』まで同時に磨ける学校。ビジネス、マネージメント、国際貿易、通訳翻訳など幅広いプログラムと、インターンシップもある。キャリアアップ留学や、仕事の選択の幅を広げたい方にお勧め。


2002年のArbutus College取材ページはこちら


★留学目的、留学期間に合わせ、幅広いプログラム選択が可能です!
(Jindraさん:校長)

-Arbutus Collegeの特徴を教えて下さい。
「当校は、プロフェッショナル ビジネススクールです。バンクーバーには、ビジネス、国際貿易、通訳/翻訳など、当校と似たプログラムを提供している学校もありますが、当校は、バンクーバーで唯一プロフェッショナルビジネストレーニングと、コミュニケーション能力のトレーニングを並行して行う学校です。海外留学をして、プロフェッショナルなトレーニングを受ける学生は沢山いると思います。でも、それに加えてコミュニケーションのトレーニングまで受ける学生は、数少ないはずです。ここでいうコミュニケーション能力とは、『国際ビジネスの場での共通語である英語能力はもちろん、ビジネスを潤滑に行うための人と接するテクニック』です。当校が、こういったコミュニケーション能力向上を重視しているのは、採用の際、雇用主が求める人材は、ビジネススキルだけでなく、即戦力となる高いコミュニケーション能力を持つ人材だということが、リサーチの結果はっきりしているからです。

また、当校は、私立のビジネスカレッジでありながら、公立のカレッジの雰囲気を味わうことができる学校としても知られています。私自身、トロントやバンクーバーのコミュニティーカレッジなど公立カレッジでの勤務経験があるので、必修科目や選択科目の設定、またビジネスマネージメントやコミュニケーションの分野で、ビクトリアにあるロイヤルローズ大学への編入が可能な点など、通常公立カレッジに見られる内容を当校にて提供しています。実際に、日本人留学生で、既に当校のビジネスコースを修了し、ロイヤルローズ大学を卒業した学生もいます。また、この編入プログラムは、最初の2年を当校で勉強し、最後の1年をロイヤルローズ大学で勉強することで、通常4年かかるところを3年で大学学位取得が可能なので、学生から好評です。また、最近の留学では欠かせない、インターンシップの機会もあります。」

−現在提供されているコースを教えて下さい。
「はい、ビジネスプログラムとして、Business Management、Hotel Management、Marketing、Office Administrationのプログラムがあります。その他、コミュニケーションのプログラムとして、通訳・翻訳プログラムとコミュニケーションプログラムがあります。ほとんどのプログラムにおいて、2ヶ月でファンデーション(基礎)サーティフィート取得、3ヶ月でサーティフィケート取得、4ヶ月でオナーズサーティフィケート取得、そして、6ヶ月でディプロマ取得と、留学期間に合わせたプログラム選択が可能です。そして、6ヶ月のディプロマコースを修了した方には、インターンシップの機会が与えられます。インターンシップでは、2ヶ月の無給、そして6ヶ月の有給(学校がインターン先斡旋)のオプションがあります。インターンシップは、就職活動の際の武器になると、申し込む学生が多いです。」

-
人気のプログラムを教えてください。
「ビジネスマネージメントや国際貿易のプログラムが人気ですね。日本人学生に限らず、世界中の学生が集まってきます。特に、通常4年かかる大学学位取得を、当校2年プラスロイヤルローズ大学1年の計3年で可能な、大学編入プログラムは、南米、サウジアラビア、UAEなどの留学生から、高い人気です。日本人の留学生に限って言えば、FITT(国際貿易)やビジネスマネージメントが人気ですね。インターンシップと併せてとり、帰国後のキャリアアップに役立てます。

また、日本人留学生の女性に限れば、通訳翻訳コースが人気です。英語の上達はもちろん、育児中も在宅でできる仕事だからかも知れません。」


★貿易実務の実践力をつけましょう!
(David先生:FITTプログラム担当。18歳の時に日本を訪問したのがきっかけで、日本大学院留学をする。)

-David先生は、日本語が本当にお上手ですが、どうしてですか?経歴も含めて教えてください。
「はい、私は18歳の時に、教会を通して日本を訪問したことがあります。同志社大学の学生寮に泊まったんですよ。それが、きっかけで、日本に興味を持つようになりました。大学(UBC)では、アジア学を専攻し、その後、文部省のスカラーシップで東大の大学院で国際関係学を学びました。ビジネスに関しては、BCIT(バンクーバーの公立職業訓練校)で、ビジネスサーティフィケートを取得し、その後、SFU(大学)の修士課程で学んでいた時期もあります。ビジネス経験としては、カナダの材木輸入会社の日本支社で3年勤務し、パブリックリレーションズオフィサーとして、つくばのEXPOも含め、4つのEXPOにも深く携わりました。Arbutus Collegeで勤務する前は、成人向けの夜間学校などで長いこと教えていました。もちろん、FITTの資格、CITPの称号も持っています。」

-David先生の担当されているFITTプログラムについて教えてください。
「はい、通常のFITTプログラムの他に、当校のオリジナルコースが2つあります。Processes and Procedures of International Trade と、Beyond the Bordersです。最初のコースでは、アジア、パシフィック圏での貿易において、必要となる書類の書き方をマスターします。このコースを取ることで、多くの日本人卒業生が実際に貿易会社に就職しています。そして、もう一つのコースでは、トレードショーについて学びます。セットアップの仕方から、実際にトレードショーに参加する実践まで行います。残りは、通常のFITTプログラムの8コースで、そのうち4つをパスするとサーティフィケートが、8つ全てパスするとディプロマが授与されます。そして、その後1年、貿易の分野で勤務経験を積むとCITPという資格が取得できます。」

−卒業生と連絡をとられていると伺いましたが。
「そうですね、近況を伝えるメールをいただくことが多いです。先日は、日本人卒業生が、パキスタンとの貿易のことで、パニックに陥って、どうしたらよいかというメールを受け取りました。また、Arbutus Collegeのビジネスコースの卒業生が、東京で定期的に会合を開いているので、私もいつか参加したいですね。」


大学の学位を取得するために、カナダに来ました!
(Simoneさん:生徒/Business Managementコース受講中。コロンビアからの留学生。)

-カナダに来られたきっかけを教えて下さい。
「自分のビジネスを立ち上げるのが目標なので、ビジネスをしっかり勉強したいと思っていました。コロンビアの大使館や移民弁護士、カウンセラーなどに相談し、Arbutus Collegeを薦められたので、Arbutus College留学を決めました。このプログラムの魅力は、ワークパーミット(ワークビザ)も取れることです。カナダで勤務経験を積めるのは、大きな魅力です。僕の場合は、2年間Arbutus Collegeで勉強し、その後1年のインターンシップ、そして、最後の1年をロイヤルローズ大学で勉強し、学位を取得します。実際に3年間の通学で、4年の学位が取れるのも、とても良いと思いました。」

−Arbutus Collegeの良い点を教えて下さい。
「はい、講師が皆、その分野において、知識・経験ともに豊富な点ですね。また、様々なバックグランドの学生が一緒に勉強しているので、視野が広がります。そして、クラスサイズが比較的小さめなのも、細かい指導が受けられ、気に入っています。クラスは、だいたい1クラス10-20名です。」

−受講しているクラスについて教えて下さい。
「今学期は、ファイナンシャルマネージメントと、英作文のクラスを取っています。今学期が最後の学期なので、2コースと少ないですが、通常は4-5コースずつ取っていました。4-5コース受講している時は、さすがに大変で、勉強ばかりしていましたね。英作文のコースは、大学進学のための必修コースなので、仕方なく取っています(笑)。」


★学校と授業の風景

笑顔で迎えてもらえる受付
就職などの情報が
満載の掲示板
ランチルーム
コンピュータールーム

トレードショーの練習

翻訳クラスの様子


“True to yourself" 自然体で授業を受けてくだいね
(Grace先生:講師/通訳翻訳コース担当。日本語から英語の翻訳担当。)

-Grace先生のバックグランウンドについて教えて下さい。
「はい、私は日系カナダ人(2世)で、マニトバやサスカチュアンの大学で美術史を長いこと教えていました。また、その関係で、美術館、博物館、現代アートの展示会などにも、携わってきました。日系センターにあるカナダ日本博物館でも勤務をしていましたので、英語・日本語を共に解釈しなければならない仕事を、身をもってこなしてきました。
日本語を話す機会は少なかったのですが、担当する授業では自分のルーツである日本語を使って、授業ができるのを、誇りに思いますね。アクセントのない英語で、しっかり英語の文法、発音も抑え、なおかつ日本語の細かいニュアンスもわかるので、学生にもプラスだと思います。」

−授業がどのように行われているか、教えてください。
「私の担当する、日本語から英語への翻訳クラスは、週2回、火曜と木曜に各3時間ずつとなっています。毎回、パラグラフ通訳、文法、イディオム、発音、たまにスラングなども勉強をします。毎週、木曜は、宿題として学生が翻訳してきた英文の添削をします。各学生の英文を黒板に書き、ただ直すのではなく、皆で一文一文ディスカッションをします。そうすることで、より深い理解へとつなげます。コースは、4週間で一学期となっていて、毎学期、課題と翻訳テストがあります。毎月、新しい学生がクラスに加わるので、各学生の英語のレベルをしっかり把握よう努めています。また、学生には、いつも“True to yourself"と言って、自然体で授業を受けるようにしてもらっています。私が、このコースを担当するようになって、しばらく経ちますが、学生のレベルがどんどん上がっているように思いますね。」

 


Arbutus Collegeの通訳翻訳プログラムをとって、正解でした!
(Naoさん:通訳翻訳プログラム受講中)

−通訳翻訳プログラムを受講しようを思ったきっかけを、教えてください。   
「はい、ESL学校に行って、ある程度英語力がついてきたので、英語を使って何かスキルを身に付けたいと思いました。ビジネススクールを色々みてまわりましたが、英語と日本語を瞬時にスウィッチして、話せるようになりたいと思い、通訳翻訳プログラムを受講することを決めました。」

Arbutus Collegeの通訳翻訳プログラムに決めた理由は、何でしょう?
「一言で言えば、『学校の雰囲気』で、決めました。他の学校の通訳翻訳コースと比べ、授業に活気があって、学生が授業を楽しんで受けている印象を受けたこと、また、年上の方もいらっしゃって、落ち着いた雰囲気で、勉強するには、最適の環境だと思ったからです。クラスには、大学生もいますが、少し勤務経験のある方や、バンクーバーで働いている方もいます。他に見学した学校は、黙って聞いてといった授業で、発音などもあまりふれていませんでした。」

−授業はどのような感じですか?また、授業で気に入っていることがあったら、教えてください。
「このプログラムは、3人の先生がそれぞれの分野で授業を担当しています。通訳の先生が1人と、翻訳の先生、日本語から英語、英語から日本語担当が各一人です。経験豊富な先生ばかりなので、授業も興味深いですね。授業で、特に気に入っているのは、通訳のクラスで、同時通訳をする時です。一人の学生が言ったことを、もう一人の学生がどんどん同時通訳していきます。チャレンジングですが、とても楽しいです。」

−将来、どのような仕事に就きたいですか?
「そうですね、通訳翻訳家になるよりは、英語が必要な企業に入って、英語を使う職に就きたいと思っています。」


キャリアチェンジや外資系就職を目指し、情熱的に勉強する学生ばかりです!
(Mikiさん:マーケティングから、学生カウンセリングまで幅広く担当)


−Mikiさんは、何ヶ国語もしゃべれるそうですね。
「はい、日本語、韓国語、英語、スペイン語を話します。3歳まで日本で育ち、その後、フィリピン、アメリカ、カナダ、メキシコと色々な国に住み、色々な経験をしてきました。文化の違いによる考え方の違いなども学び、現在、カウンセリングにしっかり役立てています。」

−Arbutus Collegeの学生さんは、どんな方が多いですか?
「はい、私は以前一般のESL学校でカウンセラーをしていたことがあります。そのESL学校の学生と、当校の学生を比べると、やはり当校はビジネススクールなので、生徒層が大きく異なりますね。まず、ESL学校だと、学生の平均年齢は22-3才なのに対し、当校の平均は、28-30才、また35才以上の学生も15%くらいいらっしゃいます。そのせいか、もう少し頼ってくれれば良いのに・・・と思うくらい、皆独立してしっかりやっていらっしゃいますね。学生の留学目的もはっきりしていて、それに向かって情熱的に勉強する学生ばかりですね。キャリアチェンジや、外資系を目指す学生が多いです。」


<取材後記>

バンクーバーダウンタウンでも、有名なハーバーセンター内に校舎を構えるArbutus College。創立当初から、ビジネスにおける専門知識、実践力は、もちろん、コミュニケーションスキルをも同時に磨ける唯一のビジネスカレッジとして、更なる発展を続けています。(ここでいうコミュニケーションスキルは、ESL学校で学ぶビジネス英語とは、全くの別物で、ビジネスの場で必要な人と接するスキルです。)

学校内は、とても明るくフレンドリー、スタッフが、学生一人一人の名前を把握していたりと、何でも気軽に相談できる環境も整っています。こういった私立カレッジの良い面と、コース内容、必修・選択科目の設定、大学編入プログラムなど通常公立カレッジにみられる内容と、私立・公立両方の良い面を持ち合わせた学校です。また、学生一人一人が、キャリアアップだったりといった将来の夢を持っていて、意欲的に勉強しているのが、伝わってきます。授業も学生が積極的に参加していて、勉強するには、とても良い環境だと思いました。

将来の目的がはっきりしていて、それに向かって頑張る意思と意欲がある方には、是非お勧めの学校です。授業も課題も、慣れるまでは大変でしょうが、しっかりこなせば、それなり、またはそれ以上の結果が得られると思います。

レポート Jpcanada.com取材班 (kiki)



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