2009.01.09.
The English Language Training College (ELTC)
『エドモントンにて、アットホームな環境でしっかり勉強したいなら、ELTC!』
治安も良く、日本人が少ないので知られる、アルバーター州の州都、エドモントン。市内にはアルバータ大学やNAITがあり、大学進学に向けて英語力をつけたい学生が多い事から、ELTCでは、密度の濃いしっかりとしたカリキュラムを提供。毎日放課後のチュートリアルや、教育色の強い学校アクティビティーに自由に参加できるのも大きな魅力。
★エドモントンで英語を勉強されたい方は、当校へどうぞ!
(Yukaさん:International
Relations担当)
−貴校の特徴を教えてください。
「はい、当校は、アルバータ州の州都エドモントンのダウンタウンに位置する私立のESL学校です。州都といっても小都市なので、治安も良く、静かに落ち着いて勉強に励む事ができる環境です。また、エドモントンは日本人が少ないので、学校外でも英語を使うチャンスが沢山あると思います。
当校は、学生数70名程度の規模なので、とてもアットホームでフレンドリーな雰囲気の学校です。スタッフルームがなく、休み時間でも気軽に質問ができ、先生も学生と一緒にランチを取る事から、学校と言っても大きなファミリーみたいな感じがします。ディレクター(校長)でさえも、学生と休み時間に気軽に話したり、学生の発音を直したりしています。また、当校のそばには、アルバータ大学やNAIT(公立の有名職業訓練校)があることから、そういった学校に進学されたい方に対応する為、しっかりとしたカリキュラムで学生を迎えています。よって、アットホームな環境で、しっかり勉強して力をつけたい方にお勧めです。
毎日放課後3時半から一時間、無料のチュートリアルの時間があり、先生が交代で毎日待機しています。授業でわからなかった所を聞いたり、宿題を手伝ってもらったり、中間/期末試験前には、試験対策をしてもらったりと勉強のサポート体制もしっかり整っています。
そして、学校アクティビティーにも力を入れています。当校のアクティビティーは、いわゆるESL学校のアクティビティーとは異なり、学生のコミュニケーションの練習につながるもの、生の英語を通してカナダの文化や歴史について学べるものなど、教室内とは違った意味で英語が勉強できるものになっています。例えば、毎週金曜のアクティビティー(参加自由)では、バランスの取れた食事が取れるよう栄養士が解説をしながらのマーケットツアー、ビクトリア調の(昔の)家で、昔の格好をした料理の先生と一緒に昔のオーブンを使ってのお料理レッスンや、地元原住民の方に歴史や生活について話を聞いたりします。もちろん、ボーリングやBBQなど学校の皆で楽しく交流するようなアクティビティーもあります。他には、月一回の学校全体で行う大きなアクティビティーでは、エドモントン郊外にスキーやスノボーをしに行ったり、夏冬のロッキー山脈ツアー、乗馬、そして、地元の動物園(団体申込なので特別に猛獣の檻の裏まで入れます!)や、ヒストリックパークという1900年代初頭の街が再現された公園(ブラッドピットが映画撮影で長く来ていたそうです!)を訪問したりします。」
−コースについて教えてください。
「はい、コースは、午前の英語を総合的に学ぶコアーコースを中心に、午後の選択授業を勉強したい時間数に合わせて、つけることができます。午前のコアーコースは、OXFORDの教科書を使い、4週間で1冊終わらせる密度の濃い内容になっています。教科書のほかに、毎日プレゼンテーションと10−15分のライティングもあります。
午後は、全て選択授業で、カンバセーション、語彙、発音、TOEFL対策などの授業が選べます。
授業時間数は、週20時間のコアーコース、週24時間のインテンシブコース、そして週28時間のスーパーインテンシブコースの3コースから選択できます。ワーキングホリデービザをお持ちで、午前は学校、午後は仕事というふうにされる方から、みっちり週28時間勉強される方まで、各自の留学の目的に合わせたコース選択が可能です。どのコースを取られても、毎日1時間のチュートリアルが無料で受けられます。」
★ELTCを選んで、正解でした!
(Jonasさん:ドイツからの留学生。ドイツで高校卒業後、大学が始まるまでの5ヶ月間の留学。大学では、法律を専攻するそう。)
−今回の留学を決めた理由を教えてください。
「はい、高校を卒業したので、大学が始まるまでの間、時間を有効に使いたいと思い、留学を決めました。留学して、英語力をつけ、またカナダに限らず、異文化についても勉強したいと思いました。」
−エドモントンを留学先に選ばれた理由、そして、ELTCを留学先に選ばれた理由を教えてください。
「はい、エドモントンを留学先にしたのは、いとこが住んでいるので、滞在費が安く済むからです。カナダ人は、とても礼儀正しいと聞いていましたが、本当にそうで、エドモントンでの生活は、とても快適です。学校は、インターネットで探したのですが、ELTCは、ネット上での評判がとても良かったので、ELTCに決めたのです。」
−今は、どのレベルで勉強していますか?
「今は、一番上のレベルです。午前中のクラスは、生徒5人で、韓国人2人、日本、シリアと僕(ドイツ)からの学生が各1人です。毎日、学生が持ってくる新聞の記事を読みながら、語彙力を増やし、リーディング力をつけています。他に、ワークブックなどもやります。」
−学校の授業以外の時間は、どのように過ごしていますか?
「クリスマスがもうすぐなので、クリスマスパーティーでダンスをしたり、また、クラスメートと一緒に過ごしたりしています。」
★アットホームで、勉強するに最適の環境です!
(Nellie先生:ESL教師歴14年のベテラン)
−ELTCに8年も勤務されていると伺いましたが、特別な理由がありますか?また、先生の経歴を教えてください。
「大学では、教育学部で小学校教師の資格を取得し、言語教授法について勉強しました。今でも、ESL関連の単位を大学で履修しています。移民や留学生を対象としたESL教師として14年の経験があります。ELTCに勤務してからは、早いもので8年になります。
ELTCに、8年も勤めているのは、ELTCが大好きだからです(笑)。ここは、公立学校のESLと異なり、大きな家族のように、アットホームな場で、他の文化に触れ合いながら、お互いを励ましあって勉強する環境が出来上がっているからです。お昼休みも学生と一緒にランチを食べることによって、学生との距離が狭まり、より深く学生一人一人の文化、生き方にふれることができ、私自身、人間としてより豊かになっていくのを実感します。」
−担当のクラスについて教えてください。
「午前のクラスは、上級レベルを担当しています。最初に新聞の記事のリーディングから始めます。記事を読んでわからない単語の意味を勉強し、その後どのように文の中で使うか例を沢山挙げていきます。記事について理解できたら、次は、そのテーマにおいてプレゼンテーションをします。プレゼン後は、グループディスカッションをして締めくくります。
休憩を挟んで、次は、ビジネスに焦点を当て、リーディングや語彙を増やしていきます。最後は、エッセーライティングで、学生が個々に用意したノートにエッセーを書きます。第一ドラフト(原稿)、第二ドラフトと提出し、そのたびに私が添削します。最後にエッセーをきちんとタイプして、Eメールで提出してもらいます。この段階では、パーフェクトで高度なエッセーが出来上がっています。」
−午後は、発音のクラスを担当されていると聞きましたが。
「はい、その通りで、午後は、選択授業の発音のクラスを担当しています。通常、皆で声に出してリーディングから始めます。イントネーションやリズムに注意して読んでいきます。その後、個人個人の練習時間となり、各学生がリーディングを録音します。私は、学生の間を回りながら、発音の間違いをメモし、学生に伝えます。録音したものをもとに、フィードバックも与えます。他には、シャドーイングやディクテーションもします。コースの最後には、口頭試験も行います。今月は、日本、韓国、メキシコ、スイス人の学生と国際色豊かなクラスになっていますが、例えば日本人だけのクラスになった場合は、日本人の苦手な音を集中的に練習するなど、フレキシブルに対応しています。」
★TOEFLを勉強しながら、看護師試験合格を目指しています!
(Akiyoさん:今年7月に、1年間のワーキングホリデービザを取得して、渡加。)
−渡加を決めた理由は何ですか?
「はい、語学力をつけて、看護師の勉強をし、カナダで看護師として数年働いてみたいと思ったからです。」
−エドモントンを滞在先に選らばれたのは、どうしてですか?
「エドモントンに、知り合いがいるので、エドモントンを滞在先にしました。また、日本人が少なく、治安が良いのもエドモントンを選んだ理由です。実際に住んでみると、都会過ぎず田舎過ぎず、何でもできて便利だけど、都会というほどあくせくしていなくて、とても良い所だと思います。」
−学校は、どのようにして探されましたか?また、この学校に決められたのは、どうしてですか?
「学校は、エドモントンの英語学校を日本からインターネットで探しました。看護師を目指すので、TOEFLのクラスがある学校を探しました。大学の付属ESLなども見てみましたが、期間がばっちり決められていて、2ヶ月単位で取らなくてはいけないので、よりフレキシブルなスケジュール設定が可能なELTCにしました。」
−学校には、ご満足されていらっしゃいますか?
「はい、とても満足しています。まず、学校がとてもアットホームなのが気に入っています。次に、スケジュールにおいてもフレキシブルなのが良いですね。授業は、終日、午前のみ、午後のみと、勉強したい時間数にあわせて選ぶことができます。一応、月単位の申し込みが基本ですが、1週間休みたいという時は、少し割高になるものの、週単位での受講もできます。また、アクティビティーが沢山あるのも、気に入っています。夏は、地元のフェスティバルやパレードのお手伝いなど、地元の人と交流したり、コミュニティーの一員として、行事に参加できるのが良かったです。他にも、スキートリップや公園に行ったり、ダウンタウンを皆で歩いたりと、アクティビティーに色々参加しています。
今、取っているクラスは、午後のTOEFLの準備コースで、毎日2時間、試験と同じく4セクションの対策勉強をしています。小さなテスト(クイズ)が頻繁にあり、授業では過去の問題を解いたり、記事を読んで、語彙を増やしたり、リスニングをしたりしています。ほぼ、毎週新しい学生が入ってきますが、だいたい1クラス4人位です。大学入学とかでTOEFLのスコアが必要になる時期には、1クラス10人まで増えましたが、少ないときは、2−3人のこともありました。今は、4人で、韓国人1人、メキシコ人1人、ドイツ人1人と私の4人で、国際色豊かなクラスです。」
−今後、カナダ滞在中のご予定をお聞かせください。
「はい、1月からは、バイト先が決まっています。1つは、カフェで、もう1つはスーパーのお惣菜部門でお弁当や手巻き寿司を作ります。2ヶ所掛け持ちなので忙しくなりますが、看護師の勉強もしっかりやりたいと思います。先生を希望できるとのことなので、ELTCでチューターを頼もうかと思っています。」
★毎日のプレゼンテーションで、スピーキング力がどんどんアップします!
(Richard先生:学校アクティビティーも担当し、楽しいだけでなく、学生がエドモントンやカナダ文化について学べるよう、色々工夫を凝らしたプランを立てているという。)
−Richard先生のお母様も英語の先生だと伺いましたが。
「はい、母は、公立学校でESL教師をして25年になります。僕も高校時代から、母の教える学校で、英語を教えるのを手伝ったり、また父が移民で、英語が母国語ではないので、ESLの環境に小さい頃から馴染みがありました。母の影響もあり、大学では、教育学部に進み、英文学とESLを専門的に勉強し、高校の教師の資格を取得しました。ELTC以外では、高校で移民に英語を教えたり、また移民や留学生を対象に成人英語教育に携わった事があります。」
−担当しているクラスは何ですか?またどのようなことを教えていますか?
「午前中は、初中級のクラスを担当しています。今日は、文法の現在完了形を復習し、その後、今日のテーマである旅行について、勉強しました。最初は、旅行関係の語彙を勉強し、その後、グループに分かれ、勉強した語彙を使いながら、プランを立てたり、どんな旅行に行きたいかなどスピーキングの練習も含めて、話し合いました。そして最後に、そのプランについてのプレゼンテーションをしました。プレゼンテーションでは、過去の旅行についてや、今後行ってみたい場所について発表しました。」
−毎日あるチュートリアルの時間は、どのようなことをされるのですか?
「その日その日で集まる学生の人数が異なるので、集まった学生の希望にそって、フレキシブルに対応しています。スピーキング上達の一貫としてフリーカンバセーションをする日もあれば、スラングの勉強をする日もあります。また、宿題のヘルプが必要な学生には、そのお手伝いもします。
そして、2週間おきに、中間/期末試験というように大きなテストがあるので、その直前には、試験勉強をすることもあります。この試験は、学生が授業で勉強した内容をどの位身につけたかをみるもので、この結果だけで、成績を決めるものではありません。このテストと、授業中に行うプレゼンテーション、そして授業中の態度などを総合的にみて、次のレベルに上がれるか判断します。平均的には、1〜3ヶ月毎に、次のレベルに上がっている学生がほとんどです。」
★学校と授業の風景
|
|
|
授業の様子
|
クリスマスパレード
ELTC学生も参加
|
学校アクティビティー
カヌー
|
|
|
|
ハロウィーン
仮装パーティー
|
学校アクティビティー
乗馬
|
学校にて
クリスマスパーティー
|
<取材後記>
エドモントンのダウンタウン中心に位置するELTC。学校向かいには、大手スーパーのチェーン、ソービーズがあったりと、便利な場所にあります。日本人が少ない都市なので、学校外で英語を使うチャンスが沢山あると思います。また、州都といってもそれほど大きくないので、治安も良く、住居費も比較的手頃です。(近年の不動産バブルでだいぶ上がりましたが・・・。)また、アルバータ州は州税がないので、お財布にも優しいかと思います。
ELTCの留学生は、色々な国から数人ずつ来ていて(一ヶ国から沢山の学生が集中しているのではないので)、学生もよく交じっている印象を受けました。日本人は、ホームステイ先からも、学生(特にサウジアラビアの学生)からもとても人気で、和気藹々と仲良く学校生活を楽しんでいるそうです。まだカナダに到着したばかりで、ランチを1人で食べている学生がいると、先生が気付いて、同じ年令の学生を紹介してくれたりという風に、温かい気遣いが嬉しいです。また、チュートリアルや、生の英語に触れることを目的とした一味違ったアクティビティーなど、ELTCは魅力でいっぱいです。
エドモントンは、アルバータ大学やNAIT(公立専門学校)があり、そういった公立校へ進学を目指す学生も多い事から、ELTCでは密度の濃いカリキュラムにしっかりした授業が期待できます。毎日プレゼンテーションやライティングの時間があり、英語を総合的にしっかり伸ばしたい方にはお勧めです。学生ビザや短期留学の方は、フルタイム、そしてワーキングホリデーの方は、仕事が見つかり次第、午前中はELTCで勉強、午後は仕事をされる方が多いようです。アルバータ州は、人手不足なので、ワーキングホリデービザを保持している方は、2つも3つも仕事を掛け持つケースもあるそうです。(他州に比べ、時給も高いです。)
日本人が少ない都市に行きたい方、アットホームな環境でしっかり勉強されたい方、総合的に英語力を伸ばしたい方は、是非覗いてみてはいかがかと思います。
レポート Jpcanada.com取材班(kiki)
|
|