2009.02.27
International House (IH) Vancouver
『世界に広がるIHグループ。国際色豊かな環境で、しっかり英語力をつけよう!』
1953年創設、世界47カ国以上、計140校を超えるキャンパスを展開するIHグループのバンクーバー校。ダウンタウンから適度に離れている為、日本人が少なく、落ち着いて勉強できる環境が魅力。日本人カウンセラーが2名体制でしっかり日本人学生のケア−にあたっているので、初めての留学でも安心。一般ESLコース、アカデミック英語、英語検定試験特別対策コースだけでなく、カナダで仕事を見つけたい方のための就職準備コース(職業斡旋あり)、そして、IHキャリアカレッジのアロマセラピーコースと、様々なコースを提供し、長期留学はもちろん、ワーキングホリデーの方にも人気。また、人生経験豊かで優秀な教師が多く、国際色豊かなのでも評判。
★トップクラスの教師と多数のコースをそろえ、皆様をお待ちしています!
(Frank:ヘッドティーチャ−、プライベートで執筆活動も行う)
−IHが開講しているコースについて教えてください。
「まず最初にご紹介したいのが、当校のメインコース、GENERAL ENGLISH(一般英語)コースです。勉強したい時間数によって、週 13.75、20、27.5、35時間と時間数が選べます。午前は、英語の4スキルをしっかり学び、午後はスピーキングとリスニングの時間、そしてエレクティブ(選択授業)になっています。他にも、英語試験対策コースがあり、TOEFL、TOEIC、IELTS、ケンブリッジなどに対応しています。
次に、カナダで働いてみたい!という方に人気なのが、本校のWork Expereince Programです。本プログラムの準備コース“English for Hospitality”では、英文履歴書やカバーレターの作成、欧米におけるカスタマーサービスの違いや仕事のノウハウ等々、カナダでの就職活動に備えて、役立つ知識とスキルを身に付けることが可能です。
そして、IHキャリアカレッジでは、アロマセラピープログラムを開講しています。地元の高級サロンで働きたい方や、母国に戻って、この道に進まれたい方にお勧めです。同じくキャリアカレッジでは、英語のネイティブスピーカー(又は同等の英語力)対象の英語教師養成プログラムも開講中です。」
−IHは、インハウス(校内)教師養成講座をお持ちとのことですが、教師はそこから採用するのですか?
「はい、当校では、TESLカナダ公認のTESLプログラムを開講し、ESL教師養成にも力を入れています。その受講生の中から、人間性が豊かで、最も優れている者を毎期リクルートし、採用することもあります。人生経験豊富で、その人生経験を教室に取り入れ、学生の人間性をも豊かにするような教師が多いです。強力な教師陣は当校の誇りです。」
−先ほどオフィスを覗かせていただきましたが、色々な国のカウンセラーがいますね。
「そうなんです、学生ケア−を重要視しているので、カウンセリング部門を拡大し、日本、韓国、ラテンアメリカなど各国のカウンセラーをおく努力をしています。日本人部門に関しては、メインカウンセラーのMari とアシスタントの計2名で、学生ケア−を行っています。コース変更や、学校生活における相談などにも、丁寧に対応いたします。こういったしっかりした体制をおくことで、学生が快適な留学生活を送る事ができると思います。」
-コース変更とおっしゃいましたが、コース変更もできるのですか?
「はい、コース変更だけでなく、クラスの変更などもフレキシブルに対応し、学生が気軽にリクエストを出す事ができる仕組みになっています。学校側としても人気のコースや先生などもわかるので、人気のコースを増やしたりなど、常に学生の希望に合ったコースを提供するように努めています。」
-カリキュラムにも力を入れていらっしゃいますね。
「はい、2、3年前から、プログラムレビューを開始し、カリキュラムの改良を重ねています。新しいレベルを設定したり、例えばCブロック(時間割がA-Eブロックある)は、スピーキングとリスニングを中心にし、かつ、よりクリエイティブにテーマ別の時間へと変更しました。」
★アロマセラピストの資格を取得して、就職の幅を広げましょう!
(Vickieさん:アロマセラピー担当インストラクター。台湾出身で、日本で有名なエステサロン、ソシエのインターナショナルインストラクターとして、エステシャン養成に長いこと携わる、この道15年のベテラン。CFA(Canadian
Federation of Aromatherapist)の資格保持者。)
−アロマセラピーのコースについて、簡単に教えてください。
「はい、このコースは、IHキャリアカレッジが提供する計350時間の4ヶ月のフルタイムコースです。授業では、エッセンシャルオイルの知識や、オイルの調合やマッサージの技術も身に付けるだけでなく、カナダでの就職に備え、ビジネスコミュニケーションをもしっかりカバーします。プラクティカムでは、バンクーバー市内のスパで、実習を行います。このプログラム修了後は、CFAという、カナダ全土で通用するアロマセラピー師の資格試験を受験する事ができます。これに合格すると、地元のスパやサロンでの就職の道も開けます。
更に、Co-opビザを取得する事で、コース修了後に、スパでの就労も可能です。(就職先が見つかった場合)」
−アロマセラピーについてはあまり知らないのですが、色々な種類があるのですね。一つ、これがお勧めというのがあったら教えてください。
「そうですね、何にでも効くというので、お勧めなのはやはりラベンダーです。頭痛やアクネ(にきび)などにもとても良いですよ。」
-卒業生はどんな仕事についていますか?
「はい、Co−opやワークビザを持っている学生は、スパでの採用が決まっています。特に、国の資格試験に合格している人は、高級サロンにて採用される事もあります。最近、このプログラムを修了した日本人留学生は、CFAの資格を取得し、先日日本のソシエにレジメ(履歴書)を送った所です。」
★IHで英語とホスピタリティーコースを取り、トロントでの就職が決まりました!
(Mariさん:在校生、日本では添乗員をしていた事があると言う。ワーキングホリデービザを取得して渡加。)
−IHに入学を決めた理由は何ですか?
「日本で留学エージェンシーに行き、『問題のない学校を』とお願いしました。苦情や問題のある学校には申し込みたくなかったからです。そうしたら、IHが一番良い学校ですよと言われたので、IHにしたのです。入学してみて思ったのは、バンクーバーは日本人が多いと聞いていたにも関わらず、IHにはそれほど日本人留学生がいないということです。」
−通学期間を延長されたと伺いましたが。
「そうなんです、最初は1ヶ月だけ一般英語を取ろうと思って入学したのですが、こちらに来てから、ホスピタリティープログラムのことを知り、是非、ホスピタリティープログラムを取りたいと思いました。しかしながら、英語のレベルが足りなかったので、更に一般英語のコースを受講しなくてはなりませんでした。計2ヶ月英語クラスをとった後、ホスピタリティーコースに入ることができました。毎日、学校が楽しいです!」
−一般英語とホスピタリティーのコースはいかがですか?大きく異なりますか?
「一般英語のクラスでは、英語という言語を勉強したのに対して、ホスピタリティーのコースでは、カナダの地理や歴史など、英語を使って、何かを学ぶという感じです。ホスピタリティーのコースに入った当初のクラスでは、ブラジル人3人、スイス人3人と私で、皆ペラペラしゃべるので少し圧倒されました。でも、当時の担当だったフランシス先生が、すごく優しく、答えられなくてもいつも待っててくれたおかげで、話す事に対して度胸がつきましたね。(笑) もう1人のマイケル先生は、教室内を歩き回って、学生皆に聞いて回り、一日中エネルギッシュで面白い授業をしてくれます。」
−お仕事が決まったと伺いましたが。
「そうなんです!2週間前に、トロントでツアーガイドの仕事が決まりました。3月から開始なので、もうすぐトロントに移ります。日本で、添乗員をしていた事と、面接でホスピタリティーコースを取っているといったら、『あ〜ホスピタリティー取ってるんだ。』とそれが決め手だったのでしょうか?採用してもらえる事になりました!頑張ります!」
★海外で英語を学ぶ夢を実現しました!
(Sakiさん:日本では保険会社勤務。とても前向きで礼儀正しいIHの卒業生。現在は、IHでカウンセラーとして活躍中。)
−カナダには、ワーキングホリデービザを取得されて滞在中と伺いましたが、ワーキングホリデーを決められた理由は何ですか?
「はい、高校生の頃から、海外に出て、英語を勉強してみたい、外国に住んでみたいと思っていました。社会人生活を2年経て、今回夢実現のためにカナダに来たのです。」
−IHに入学を決められた理由を教えてください。
「日本でエージェンシーに行って、日本人が比較的少なく、就職準備コースがある学校を探してもらいました。IHが両方の条件を満たしていることと、とても良い学校と勧められたので、IHに決めました。」
−どのような授業を取りましたか?
「一般英語コースとホスピタリティーコースを取りました。Work&Travelプログラムに申し込んでいたので、学校での授業期間終了後は、ロッキー(アルバータ州)でホテル勤務の予定でした。でも、できたらバンクーバーにいたいな〜と思うようになっていた時に、IHのカウンセラーのマリさんに、オフィスワークに興味があったら、アシスタントをしてみないかとお誘いを頂いたのです。結果、この仕事に就くことになりました。」
−そうだったのですね。アシスタントとして、どのようなお仕事をされているのですか?
「カナダ国内や日本の日系エージェンシーとのメールのやり取りや、日本人留学生のコース変更などのカウンセリングをしています。日本人留学生のカウンセリングは日本語で行いますが、その他、社内メールや社内の会話は、英語が基本です。毎日、色々な経験が積めて、とても楽しいです。」
−最後に、Sakiさんのihでの学生生活で良かったと思う点を教えてください。
「はい、まずは、色々な国籍の学生と出会う事ができた点です。ブラジル、ヨーロッパ、サウジアラビアなど日本ではなかなか出会うことができないような学生と、一緒に勉強する事ができました。クラスメートとは今でも連絡を取り合っています。IHでの出会いは、本当に宝物だと思っています。
もう1つは、素晴らしい先生方との出会いです。教えるべき所、大切な所を重点的に教えてくれます。しかも退屈しないように、いつも楽しく興味深い授業をしてくれました。また、『いつも質問しやすい雰囲気で、理解するまで何度でも教えてくれる』という先生に教わることができたのも、IHにして良かったと思う点ですね。」
★学校と授業の風景
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バス停の前が学校と
とても便利
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校舎外観
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クラスの様子
教室からはダウンタウンが見える
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楽しく勉強する
クラスの様子
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ランチタイムのラウンジ
の様子
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学校アクティビティーの
キャンプで、キャンプファイヤーを
囲む学生
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★カナダでの就職に備えて、トレーニングを重ねます!
(Micahel先生:Hospitalityコース担当。エネルギッシュで面白い授業をすると評判。)
−経歴を教えてください。
「はい、哲学の学位を取得後、環境学の修士課程を修了しました。レストラン勤務、マーケティングやセールスの職を経て、ESL教師(CELTA)の資格を取得、その後ESL教師として勤務するようになって6年になります。私の人生経験を紹介しながら、一般英語、ビジネス英語、ホスピタリティーなどのコースを担当しています。」
−担当のホスピタリティーコースについて教えてください。
「はい、このコースは、English for Hospitalityプログラムで、ホスピタリティーというものの、中上級レベル以上のESL学生対象の特殊英語コースです。IHでLower
Intermediateレベル、もしくは、TOEIC600点、又はTOEFL-CBT133点が、受講の絶対条件となっています。
現在カリキュラムレビューが進んでいて、今後いくつかの要素を追加する予定ですが、このコースでは、ビジネススキル、カナダでの就職事情、欧米のカスタマーサービス、カナダの地理、観光名所、社会と文化、BC州の雇用規定、顧客とのコミュニケーションの取り方、苦情の扱い方、欧米での表現方法(異文化理解)など、カナダで仕事をするのに、必要な知識とスキルを短期間でしっかり身に付けます。もちろん、英文履歴書、カバーレターの書き方、面接準備、自分の売り込み方など、就職活動の仕方もカバーします。あくまでESLレベルなので、プレゼンテーションも多く英語の間違いなどもきちんと指摘しています。」
★落ち着いて勉強できる環境なので、幅広い年令層の学生が勉強されています!
(Mariさん:留学経験豊富で、英語もペラペラ、とても頼りになるカウンセラー、日本マーケティングディレクター。)
−Mariさん自身、英語の先生だったと伺いましたが。
「はい、私は日本で公立・私立学校と合わせて5年程、英語を教えていました。もともと教育分野が好きなんです。IHに勤務して3年になりますが、毎日学生さんとの交流を楽しくさせていただいています。
IHでは、学生に色々なことを経験してもらいたいという想いから、例えば、学校のNews
Letterを学生ボランティアの方にお願いしています。今回は、卒業生2人が担当してくれました。また、私のアシスタントも、IHの卒業生を選ぶようにしています。そういった学生の方には、就職に有利になるよう推薦状を書いたり、帰国後も連絡をとっています。」
−日本人留学生では、どのような方が多いですか?
「そうですね、当校はダウンタウン外にあることから、日本人が少なく、落ち着いて勉強できる環境を探されている学生が、入学される傾向にあります。とてもしっかり真剣に勉強される方が多いです。短期留学はもちろん、大学を休学されていらっしゃるような方もいらっしゃいます。
また、そういった環境からか、時期によっては、50〜70才代の方も、若い方に溶け込んで勉強されていらっしゃいます。当校の講師の年令層が高めなので、そういったお年の方も、比較的簡単に馴染める環境かと思います。」
<取材後記>
バンクーバーのダウンタウンからバスで15分ほどの場所にあるIHバンクーバーキャンパス。ダウンタウンとは異なり、日本人も少なく、静かでとても落ち着いて勉強できる環境だと思います。学校には、色々な国からの学生がいて、とても国際色豊かな印象を受けました。
Mariさんを始め、各国のカウンセラーが常駐し、しっかりした学生ケア−が受けられるので、初めての留学でも心強いと思います。また、コースの種類も多く、長期留学の方は、様々なコースを取る事ができます。最後に、ワーキングホリデービザを保持されている方には、仕事の斡旋があるWork & Travelプログラムを是非お勧めします。
レポート Jpcanada.com取材班(kiki)
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