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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2009.06.05.

Canaglobe TESOL Centre


『カナダ人と一緒に目指す、TESOL/TECのディプロマ取得の為の専門学校

TESOLとTECディプロマがそれぞれ1ヶ月という短期間で取得できる学校。もともとカナダ人対象の専門学校だが、一定レベルの英語力を保持する留学生にも入学許可が下りることから、カナダ人学生と一緒に勉強できる学校として人気。英語教師の道を目指す学生に加え、カナダ滞在の最後に英語学習の総まとめとして受講する学生も多い。


★当校では、一ヶ月という短期間で、TESOL又はTECのディプロマを取得する事ができます!
(Asamiさん:日本人カウンセラー、TESOL&TEC両ディプロマ保持。日本では、学習塾勤務、児童英語教師として勤務経験あり。明るくテキパキとして、好感の持てるスタッフ。)

−CanaglobeはTESOLとTECのディプロマプログラムを提供する専門学校で、カナダ人も一緒に授業を受けていると伺いましたが。
「その通りです。Canaglobeは、カナダ人向けの専門学校ですが、一定の英語力を備えた留学生も受け入れています。カナダ人と留学生の割合は、時季によって大きく変動します。(夏季は、こちらの大学が夏休みになることから、カナダ人学生が多くなる傾向にあります。) よって、カナダ人と一緒に勉強したり、カナダ人と友達になりたい方にお勧めです。また、TESOL、TECプログラムともに、各1ヶ月という短期集中プログラムなので、短期間でディプロマが取得できると好評です。ディプロマ取得後すぐ海外に出て、英語講師として活躍する卒業生も多いです。」

日本人留学生では、どのような方がこのプログラムを受講されていますか?
「そうですね、英語教育分野で既に活躍中の方や日本で教育免許状を取得済みの方が、こちらでTESOLやTECの資格を取り、経歴に箔をつけて帰国される場合が多いですね。また、意外に多いのが、英語の先生になりたいのではなく、英語学習の総まとめとして、ワーキングホリデーなど長期滞在の最後に、TESOL・TECプログラムを受講される方です。英語の教え方を勉強することで、英語の理解度も一段と深まるからです。そして、ディプロマを取得して日本に帰国することで、英語力の証明にもなります。もちろん、カナダ人と一緒に勉強できるというので、受講される日本人留学生の方もいらっしゃいます。」


★留学生とカナダ人学生が、得意・不得意分野を互いに教えあいながら、勉強しています!
(Rebecca先生:アカデミックディレクター、TESOLインストラクター。UBC、SFU卒。高校時代からESL講師アシスタントとして勤務経験がある、ベテラン講師。)

−Rebecca先生ご担当のTESOLプログラムの概要を教えてください。
「はい、TESOLプログラムは、4週間の短期集中プログラムです。第1週は、第二言語習得の理論や教授法、言語分析、そして文法の教え方について学びます。第2週は、教師の役割、教え方の様々なスタイル、クラスルームマネージメントのテクニックを習得し、リスニング、スピーキングの教え方を学びます。またレッスンプランについての入門も行います。第3週は、リーディング、ライティング、発音、音声学について学ぶとともに、レベルによる教え方、そして言語と文化についてもカバーします。最後の4週目は、カリキュラム編成、そしてTOEIC/TOEFLなどの資格試験やビジネス英語の教え方などにも触れます。

1ヶ月という短期間のプログラムなので、学ぶ事が沢山ありますが、講義、ペアーワーク、グループプロジェクトなど、様々な形態の授業形式を取ることで、学生が楽しく学べる環境を作っています。」


−課題、試験などはありますか?
「課題が5つ、プラクティカム(模擬授業)、30-35分の小テストが第1、2、3週に、そして全プログラムの内容をカバーするファイナルテストが最終日にあります。1ヶ月という短期間で、TESOLを勉強するので、リーディングなどの宿題、課題、試験準備など、しっかり勉強していこうという意志がないと、きついプログラムだと思います。」

−プログラムは大変そうですが、留学生は授業についてきていますか?
「はい、きちんと授業についてきています。というのも、留学生は、カナダ人学生より、文法と発音(発音記号)の面で優れているからです。もちろん、カナダ人学生は語彙力が豊富で、リーディングのスピードも速いです。留学生とカナダ人学生では、得意、不得意な分野が異なり、お互いの弱点を助け合って勉強していますね。」


★TECプログラムは、1クラス8名までという少人数制のクラスです!
(Jennifer先生:TECインストラクター。アメリカHamline大学でESLの修士号取得。台湾でTECの経験、そしてニュージーランドで英語教師トレーニングプログラムの講師としての経験を持つ。)

−TECプログラムは少人数制と伺いましたが。
「そうです。だいたい4-8名という少人数制のクラスになっています。今期は計5名で、カナダ人1名、韓国人2名、日本人2名となっています。」

−授業ではどのようなことを学びますか?
「授業では、言語教授法など理論を学ぶ一方、私の台湾でのTEC経験を紹介し、理論と実践を混ぜ合わせた授業にしています。学生は、コース修了(ディプロマ取得)後、幼児教育の分野に進みたい学生が多く、皆とても楽しく勉強しています。」

−授業の課題は多いですか?また、留学生はしっかりついてきていますか?
「リーディングの課題が多いので、留学生はカナダ人学生より勉強に費やす時間が多くなりますが、理解度においては留学生もカナダ人も同じなので、しっかり授業についてきています。アジアの学生は、クリエイティビティーの面で苦労する場合が多いので(アジアの教育が創造性を伸ばす点に欠けるため)、私ができる限り多くの例(アクティビティーなど)を紹介し、それを真似たり、少し変えたりして、だんだん自信をつけていってもらうようにしています。」


日本に帰国後は、児童英語の先生になります!
Yokoさん:TESOL+TEC両プログラムを申し込み、TESOLコースを修了。現在TECコース受講中。日本の大卒、英語学専攻。)

−今回TESOLとTECコースを受講する事に決めた理由を、教えてください。
「はい、今月末に日本へ帰国するのですが、友人が経営する児童英語教室で就職が決まっているので、TECとTESOLの資格を取得しようと思いました。」

−Yokoさんは、大学でも英語を勉強されていましたよね?
「はい、そうです。日本では、英語学科を卒業、その後は会社で経理をしていました。今回カナダには、ワーキングホリデーで来ていて、帰国前にこのコースを取っています。」

−TESOLコースでは、模擬授業を行ったそうですが、どのようなことをされたのですか?
「私は、初心者・初級者対象の模擬授業をしました。テーマは、レストランでのやりとりです。レストランのウェイトレスと客の会話ができるようになるよう、特別な語彙や言い回しを習得するためのアクティビティーを沢山用意した授業をしました。緊張しましたが、良い経験になりました。」

−先生やコースについて、感想をお願いします。
「レベッカ先生もジェニファー先生も親切で、とても知識や経験が豊富だという印象を受けました。また、カナダ人だからか、考え方がとてもクリエイティブで、良い刺激になりましたね。カナダ人の学生と一緒に勉強する経験が持て、友達になれたのもとても良かったと思います。


留学生のクラスメートに英語を教え、とても良い経験が得られました!
(Darrenさん:TESOL+TEC両プログラム受講。地元ダグラスカレッジにてPerforming and Fine Artsを専攻。9月からは、サイモンフレーザー大学(SFU)への編入が決まっている。)

−TEC、TESOLコースの受講を決めた理由を教えてください。
「はい、この資格を取って海外に英語を教えに行った友人がいるからです。僕は、今まで海外に旅行をしたことがなく、海外に行って英語を教えたいとずっと思っていました。特に、高校時代に日本と韓国について学んでからは、日本や韓国に行きたいと思っています。ここCanaglobeのTEC、TESOLコースに決めたのは、何と言っても1ヶ月という短期集中コースだからです。」

−授業はいかがですか?

「TESOLのレベッカ先生は、熱心で教え方もわかり易かったですね。経験や知識が豊富なのが伝わってきました。TECのジェニファー先生も経験豊富なのが伝わってきますね。教科書に限らず、先生の経験談をも取り入れてくれるので、ためになりますね。ジェニファー先生のティーチングスタイルが気に入っています。」

−クラスのメンバーは、どんな感じですか?
「TESOLは計11名のクラスで、僕を含めて2名が英語のネイティブスピーカーでした。留学生と一緒に勉強する経験が持てたことは、とても良かったと思います。授業中や放課後、留学生の勉強を手伝ったり、教えたりすることで、実際にESL教師のように教える経験を持てたからです。教科書よりも、この経験によって学ぶことが多かったように思います。」


★資格のおかげで、教師の職に就く事ができました!
(Juanさん:TESOLプログラム受講中。フリーランスの写真家で、ESL学校でアクティビティーコーディネーターとしての勤務経験あり。南米コロンビア出身。)

−どうしてCanaglobeでTESOLプログラムを取ることにしたのですか?
「はい、ESL学校でアクティビティーコーディネーターとして勤務した経験から、ESL教師というキャリアに興味を持つようになりました。英語教授法を知ることで、学生の英語をより深く理解できるようになるだろうと思いました。


Canaglobeでの受講を決めたのは、4週間の集中プログラムだからです。他校のコースは最低でも数ヶ月からで、私は、フルタイムの学生として(仕事をせずに)暮らすのは、経済的に1ヶ月が限度だったので、Canaglobeを選びました。」


−授業はいかがですか?
「そうですね、今プログラム2週間目ですが、とても興味深い内容で、満足しています。リーディングの宿題が沢山あり、課題もあるので、毎日2時間くらい勉強していますね。レベッカ先生は、英語教育の知識が豊富なだけでなく、経験も豊富なのが、授業を聞いているとわかりますね。クラスは、計9人で大きすぎず、小さすぎずちょうど良いサイズだと思います。そのうち5人が英語のネイティブスピーカーです。」

−もうプログラム修了後の就職が決まっていると聞きましたが。
「そうなのです、英語教師ではなく、スペイン語教師としてなのですが、今回、言語教授法を勉強していることとTESOLの資格取得(見込み)をとても高く評価してもらえました。このプログラムで勉強したことを実践に移して頑張っていこうと思っています。」


★学校の様子

学校受付
TESOL授業風景
コンピューターラボ

プレスクールでの
プラクティカム

TEC教室
学校での
ハロウィーンパーティー



<取材後記>

Canaglobe TESOL Centreは、ダウンタウンバンクーバーのガスタウン、交通の便の良い場所に位置する学校で、カナダ人と留学生が一緒に勉強、そしてTESOL/TECそれぞれ1ヶ月という短期間でディプロマが取得できてしまうという、2つの魅力を持った学校です。ディプロマコースをたったの1ヶ月で終わらせるため、毎日のリーディングの量も多く、頻繁に課題やテストなどをこなしていかねばならず、ヘビーなコースだと思います。また、取材を通して、留学生とカナダ人がそれぞれの得意・不得意分野を互いに教えあったり、クラスメートが助け合って勉強している姿が印象的でした。

TEC/TESOLにご興味を持たれた方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか?


レポート Jpcanada.com取材班(Kiki)

 


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