2009.12.04.
ETON COLLEGE
『世界に通用するプロを養成するキャリア専門学校』
ビジネス、ホスピタリティー、トラベル&ツーリズム、フライトアテンダントの分野で、世界に通用するプロを養成している私立専門学校。
「業界から求められる人材を育てる」をモットーに、各業界に精通した経験豊富な講師による、実践的で質の高いプログラムを提供。 複数のキャリアに道がひらける様ににデザインされたプログラムと、万国共通の授業内容で、卒業後はカナダのみならず世界各地で就職することも可能。
カウンセリング、語学、ビザ、企業研修、就職活動等全てに関して学生をフルサポートし、そのサポート体制は業界一とも言われる。
2006年のETON COLLEGEの取材記事はこちら
★Eton Collegeのプログラムは学生の持っている可能性を最大限に引き出し、卒業後のキャリアの幅を広げます。
(Nicole校長先生:
教師歴20年、ツーリズム業界では12年以上の経歴を持ち、Eton Collegeをこよなく愛す、情熱的な校長先生。)
−この学校の特徴を教えてください。
「私立校でありながら、公立のカリキュラムを取り入れている所です。プライベートの学校はキャリアプログラムを、公立の学校はアカデミックなプログラムを教えるのが一般的とされる中で、Eton Collegeはその両方を学べるようにプログラムを組んでいます。また、ホスピタリティー分野において、私立でBC州公立大学に単位を移行できるシステムを取り入れた専門学校でもあります。
この当校独自のプログラムによって、卒業生はコース終了後すぐに業界で就職をする事もできますし、カレッジや大学に編入してさらに勉強を続けることも可能です。実践力をつける徹底的なキャリアトレーニングとアカデミックな授業のユニークなコンビネーションは、生徒の卒業後の選択肢の広がりを意味します。」
−日本人留学生がEton Collegeで学ぶメリットとは何ですか?
「留学生には、TAC(Time,Attention & Care)が必要です。当校では、10ヶ国語以上に対応できる様にスタッフを揃えている他、Student Services Coordinatorと呼ばれるプロの心理カウンセラーが常勤しています。生徒全員に一対一のカウンセリングの時間を設け、常に最大限のサポートをしています。
語学面では、キャリアプログラムを始める前に受講できるブリッジプログラムとして、Business Environment Communication (BEC)コースを設けています。イギリスのシステムを取り入れたとてもユニークなカリキュラムで、留学生のビジネス英語力を飛躍的にアップさせます。雇用側が求めている人材になる為のビジネストレーニングとして、大変優れたプログラムです。
希望する生徒にはボランテイアの斡旋もしています。サイエンスワールド(TELUSワールド)等でボランテイアをした留学生は、就職の際に有利です。」
−留学生の、コース修了後の就職状況はいかがですか?
「トラベル&ツーリズムやホテル業界では、高度な英語力が求められます。
Eton CollegeのBECプログラムは正にその為にあるのです。フライトアテンダントは、留学生の方がカナダ人より高い就職率を出しています。確かに留学生は、目的達成の為にカナダ人より厳しい試練を乗り越えなければなりません。しかし雇用側は、英語以外の語学ができる強みはもちろんのこと、留学生のそのガッツを見込み、評価するのです。」
★卒業生は世界中のホテルで就職しています!
(Willy先生:Hospitalityの講師。ホテル、トラベル業界で22年の経歴を持ち、自ら立ち上げた会社で大きな成功を収めた、ビジネスマンでもある。)
−先生の経歴を教えてください。
「ずっとホテルビジネスに携わる仕事をしてきました。Office Manager、Food and Beverage Manager, Director of Sales and Marketing, General Manager 、そしてExecutive Vice President等、 実にいろいろなポジションで経験を積んできました。教師としては、バンクーバーで3年、サンフランシスコの大学で2年Event Planning and Meeting Managementを教えました。今までの自分の経験をEton Collegeで教えているわけです。」
−Hospitalityのプログラムについて聞かせて下さい。
「はい。このプログラムはAH&LA(American Hotel& Lodging Association Education Institute)から認知されているので、Diplomaを取得した卒業生は、世界各地155カ国以上のホテルでの勤務することができます。
コースはIntroduction of Hotel Businessから始まり、Human Resources Management, Front Office Operation, Food and Beverage、 Sales and Marketing等、ホテル業界の各部署での仕事に必要なスキルやホテル経営に関する能力、業界の仕組み等を学ぶことができます。House keeping Managementでは、校内に設置されたホテルの一室を使い、実習に行く前に、実際にベッドメーキングや客のチエックイン時のサービスを練習します。チームをつくり、時間を競うという事もしますので、コミュニケーションスキルのアップにとても良いですね。
International Hotel Management のクラスでは、様々な国の文化を学ぶために各国レストランのシェフを招き、料理とその国の文化などのレクチャーもお願いしています。最後にプラクティカムを行い、コースは修了です。
AH&LAの取得のみに重点を置くのではなく、履歴書の書き方、プレゼンテーションの仕方、書類の書き方も丁寧に教えるのが、他校にはないEton Collegeの特徴ですね。現在1クラスの生徒数は12名です。」
−新しいソフトの使用法も学べるとの事ですが。
「はい。当校はホテルリザベーションシステムのHOTELLOをいち早く取り入れた、バンクーバーで最初の学校です。リザベーションやキャンセルはもちろんのこと、Check In /Out, Housekeeping Department の掃除が済んでいるか等、ホテルビジネスを細かく管理する最新のソフトウエアです。 モントリオールやトロントなどのEast Coastやヨーロッパでよく使われているソフトで、今後どんどん普及していくと思われます。B&Bや小さなホテル等の経営を考えている方にも役立つシステムです。」
−卒業生はどの様なホテルに勤めていますか?
「Eton Collegeには多くのホテルとのコネクションがあり、卒業生が就職しやすい環境になっています。海外から来た学生も、卒業し帰国後すぐにホテルに勤めています。AH&LAのDiplomaを持っている事と、北米のマーケットに詳しい事が、就職に非常に有利なためです。
授業の一環であるプラクティカム中にホテル側から気に入られ、研修後も続けて働いているという留学生のケースもあります。」
−留学生へ一言どうぞ。
「私も海外から来た人間ですので、留学生の気持ちが良く分かります。私達は、教師としてただノウハウを教えるだけではなく、精神的なサポートをすることで、生徒をコミュニティーの一員にしたいと思っています。自信を持って頑張って下さい。」
★日本人卒業生も、国際線客室乗務員として採用され活躍しています!
(Fides先生:フライトアテンダント養成コースの講師。
明るく厳しく生徒思いの元Senior Purser。)
−先生の経歴を教えてください。
「はい。もともとは某有名ホテルでGuest Services Managerとして働いていましたが、世界中を旅行したくてフライトアテンダントにキャリア変更しました。
11年間でSenior Purserも務め、今はEton Collegeで子供の頃の夢だった教師をしています。生徒さん達との出会いがあるこの仕事が大好きです。」
−授業の内容を教えていただけますか?
「まずProfessional Developmentのクラスで、言葉つきや態度、姿勢、エチケットを徹底的に洗練します。航空会社の顔となるわけですから、その自覚を持って立ち振る舞わなければなりません。フライトアテンダントは非常に競争率の高い職種です。面接官は、あなたが部屋に入ってきた時からあなたを観察しています。採用されたければ、自分の全てを磨くのがとても重要な事なのです。
その他には、Aircraft Specifics からAviation terminology、地理、自己防衛訓練 等、フライトアデンダントになる為に必要な知識を全てカバーします。覚える事はたくさんあります。現役パイロットによる講義もあります。
航空救急手当て訓練(Aviation First Aid)や避難訓練、防火訓練等のSafetyにも力を入れています。Safety あってのサービスですから。
校内には、本物そっくりの客室(Mock cabin)を備え付けていますので、生徒はEton Collegeの制服を着用し、そこで模擬フライトを行います。機内食も出し、実際に機内で行う事を練習できる様になっています。 バンクーバー国際空港で受ける、機内特別講習も生徒達にとても人気があります。制服を来て本物の機体に乗る事でプロ意識も芽生えます。こういったEton Collegeの徹底した実践訓練は、生徒達に自信を与え、有能なフライトアテンダントに育て上げるのです。」
−宿題や課題は出ますか?
「はい。リサーチやプレゼンテーションをよく出します。お客様に何を聞かれても答えられる様に、フライトの前には目的地のリサーチをしておく必要があります。 プレゼンテーションは、人前に立つことが恥ずかしい様では、フライトアテンダントの仕事は務まらないからです。生徒達は、3ヶ月間の訓練を終える頃には、コースが始まった当初とは別人の様に堂々と、素晴しいプレゼンテーションをしています。」
−留学生がこのコースを取るのに必要な英語レベルはどれくらいですか?
「入学前に当校の英語テストがあり、キャリアプログラムを受講するのに必要な英語力があるかどうかを見る目安にしています。当校にはBECという素晴しいブリッジプログラムもあり、留学生の英語力アップのサポートもしていますので、臆せずチャレンジすることです!」
−クラスの学生の国籍は?
「カナダ、アフリカ、韓国、中国、フィリピン等、国際色豊かで、皆とても仲が良いですよ。残念ながら今期のクラスには日本人はいませんが、勤勉で努力家の日本人学生は、クラスにとても良い影響を与えてくれるので大歓迎です。
定員は19名で、現在のクラスは満席状態です。最近では男子学生も増えてきました。」
−最後に、生徒の就職活動の為に具体的にどのような事をされているか教えてください。
「生徒の就職希望の航空会社によって質問を変えて、模擬面接をします。シナリオを作り、ロールプレイをしながら、あらゆるシチュエーションに対応できる様に実践的なトレーニングをしています。生徒の履歴書は何度もチェックして、完璧なものができるまで書き直させます。
また、卒業生を含む全員に、就職情報や雇用先を紹介するニュースレターも配信しています。過去一年以内に国際線客室乗務員として採用され活躍している日本人卒業生は3名もいるんですよ。」
★教科書に載ってない事まで教えてくれて、授業がおもしろい!
(Yuta さん:Business Environment Communication(BEC) と Tourism Management Programの卒業生。在学中の頑張りが認められ、Extraordinary Effort and Overall Excellenceという賞を受賞された。)
−留学先に、バンクーバーのEton Collegeを選ばれた理由を教えてください。
「英語が勉強したくて、発音がきれいだと言うバンクーバーに来ました。ワーホリで来たので、最初の6ヶ月間は語学学校に通って、残りの6ヶ月間は働きました。日本に帰る前にいろいろな専門学校をトライアルしてるうち、日本人が少なくフレンドリーなこの学校が気に入ったので入学を決めました。」
−この学校で最初に取られたBEC(Business Environment Communication)とは、
どの様なコースですか?
「カレッジで勉強する為の準備クラスで、単に英語力を伸ばすだけではなく ビジネス能力も身につけるコースです。
僕は、始めからツーリズムコースでは大変だと思ったので、最初の3ヶ月間受けました。 ESL とは全然違い、エッセイの書き方やプレゼンテーションの仕方、ビジネスの場において知っておきたい文化の違い、パワーポイントの使い方などをみっちり教わりました。 初めての事ばかりで大変でしたが、先生が本当にいい先生でとてもためになりました。」
−ツーリズムの授業について感想を聞かせて下さい。
「先生がその業界での経験が豊富で、教科書には載ってない事まで教えてくれました。ロールプレイ等、アクティビティーが多くておもしろかったですね。毎日するプレゼンテーションを通してマーケティングが学べたのが楽しかったです。」
−授業は厳しいですか?
「厳しいです! 3千文字のレポートという宿題もありました。あれはきつかったですね〜。テストも1ヶ月に1回ありました。
テストのない時でも、平均して1日3時間ほど毎日予習復習していました。」
−プラクティカムではどんな事をされましたか?
「1ヶ月半程、日本人のいない英語環境の旅行代理店でいろいろな経験をしました。お客様の電話対応をする中で、一番安いチケットをパソコンで探し出したり、
空きを空港に電話して確認したり、実際にチケットを予約したり。英語のホームページを日本語に訳したり、オリンピック用のパッケージを作ったりもしました。楽しかったです。」
−このコースを通して学んだ事は?
「コミュニケーション能力! クラスメートがカナダ人Onlyだったこともあり、カナダ人の友達も沢山できました。ツーリズムを勉強しながら英語力もすごく伸びたと思います。」
ここカナダと日本の両方で就職を考えているというYutaさん。
「この学校での勉強に大満足」ということでした。
★留学生へのサポート体制は万全です!
(International Admissions OfficerでJapanese カウンセラーの美砂さん:
バンクーバー留学業界で10年の職歴を持つ、親切で頼もしい日本人カウンセラー。自身も働きながら現在大学でビジネスを専攻中。様々な角度から生徒にあったコース選びのアドバイスをしてくれる。)
−この学校のプログラムの特長を教えてください。
「フライトアテンダント以外の全てのコースにプラクティカムと呼ばれる、必修企業研修(評価の対象になる)が含まれ、非常に実践的なプログラムになっています。ビジネスとホスピタリティー、ビジネスとツーリズム、ツーリズムとフライトアテンダント養成コースを組み合わせたプログラムもある他、コースによってはモジュールのみを単独で取ることも可能です。
多様な進路に対応できるプログラムなので、将来のキャリアについてまだ焦点をしぼっていない方にも良いと思います。
又、ホテル経営学とビジネスを兼ねた17ヶ月のプログラム、Business Administration Major in Hospitalityを修了すると、ビクトリアのRoyal Roads University大学に編入も可能です。当校で取った全ての単位が認められるので、最短ですと2年半で4年大卒業の資格が取れるわけです!カナダへの移民を考えている人にもお勧めです。
Business Administration のコースはその他の大学への単位移行も可能です。」
−留学生へメッセージをどうぞ。
「専門学校というとハードルが高くて自分には無理・・・でもちょっと興味があると思う方は、まずは学校でトライアルを受けてみてください。興味のある分野だと、驚くほど英語が耳に入ることがあります。英語で専門分野を学ぶ楽しさを、是非Etonで体験していただけたらと思います。
一人でも多くの日本人留学生の方が、Eton卒業後、国際社会人として活躍されるよう、私もEtonスタッフと共に精一杯サポートしますので、一緒に夢を実現させましょう!」
★学校の様子
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校内に設置されたMock
Cabinでの授業風景 |
Hangerツアー(特別講習) |
Eton Collegeの制服を着て
空港研修 |
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ツーリズムマネージメントの
授業風景 |
Hospitalityの授業で
使われる部屋 |
みんな真剣! |
<取材後記>
即戦力を養うトレーニングに重点を置くと同時に、アカデミックなカリキュラムをも取り入れているEton College。校内には本物そっくりのホテル客室や機内客席の設備が備わっており、生徒達に充実したトレーニングの場を提供しています。複数のキャリアに対応できるようにデザインされた授業内容や、大学への編入の可能性は、卒業生の活躍の場を広げ、今後のキャリアに大きな強みになるでしょう。卒業生は世界中で活躍しているそうです。
この取材を通して、教師陣やスタッフの生徒への愛情や、教える事への情熱を強く感じました。学生一人一人の将来を真剣に捉え、卒業生の就職を喜ぶ姿がとても印象的でした。
徹底した職業訓練と充実したサポートを受けれるEton Collegeは、留学生が安心して学習できる環境だと思います。
レポート Jpcanada.com取材班(Mimi) |
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