2009.12.18.
King George International College(KGIC) Halifax校
『KGICがHalifaxに新キャンパスをオープン!』
カナダ国内外に複数のキャンパスを構え、平均1700名の学生、130名を超えるスタッフを抱える大規模な語学学校として知られるKGICが、この度Halifaxに新キャンパスを開校!プログラム開発と教育施設の発展を続けるKGICが、自信を持って勧めるHalifaxの魅力を存分に伺ってきました。
KGIBC:2008年の取材ページはこちら
★カナダの文化を楽しみながら、真剣に英語を勉強できる学校です。
Nicoleさん(Canada TEOSL Centre のDirector):Nova Scotia出身。
ESL から教え始め、TESOL等のKGIC専門プログラムを一通り受け持った後、KGICエデュケーショングループの一環であるCanada TESOL Centre のDirectorに就任。教師のトレーニングも任されており、今回のハリファックス校の立ち上げ役に抜擢される。
−新キャンパスの開校地としてハリファックスを選ばれたポイントを教えてください。
「ハリファックスのコミュニティーは小さく温かいので、留学生が入りやすいというのが大きなポイントです。バンクーバーでは、留学生は留学生同士で固まりがちですが、留学生の少ないハリファックスではそうはいかないでしょう。そういう意味では、カナダ人と交わるのにとても良い環境なのです。
さらに、ハリファックスは大学の町として知られていて、非常にアカデミックな所です。人口は少ないのですが、ハリファックスにはメジャーの大学が3つあります。ノバスコシア州では合わせて11校の大学やカレッジがあります。
アカデミックなプログラムが焦点になる今回のキャンパスには、条件が揃った理想的な場所なのです。」
−ハリファックス校ではどんなプログラムを受講できますか?
「ESLの他に、専門プログラムとして、スピーキングスキルの向上にPowerspeaking and Modern Media (PMM)、カレッジ進学準備プログラムであるEnglish for Post-Secondary Education(EPE)と Preparation for English for Post-Secondary Education (Pre EPE)、テスト対策プログラムの International English Languange Testing System(IELTS)、そして英語教師養成プログラムのTeaching English to Speakers of Other Languages (TESOL)が受講できます。
基本的にバンクーバー校と同じプログラムですが、ESLは授業時間を長くして、必修の専門クラス、Career Prep.を組み入れました。9:00から3:10までは総合力を付ける授業を受け、3:10から4:30までは、生徒がそれぞれ自分のレベルに合ったCareer Prepクラス(Powerwriting Preparation、 Powerspeaking Preparation、Business English Preparation、University Test Preparationの中から1つをレベルによって選択し、受けるという形になります。苦手な分野の克服やスキルアップも望める上に、12週間勉強するとESLのCertificateに加え、このCareer PrepのクラスからもCertificateが発行されます。
また毎週金曜日の午後にCanadian Culture Workshop and Activityも取り入れ、ESLプログラムをより豊かなものにしています。クラスの後に希望者を募って行うアクテイビティーではなく、ESLプログラムの一環としてコースに組み込んでみました。インフォメーションセッションや様々なアクテイビティーを通して、カナダやNova Scotia州の文化や伝統、産業等について学んでいきます。Nova Scotiaはいち早くカナダ連邦に加入した州の一つですから、その歴史的背景からしても、カナダの歴史や思想、文化を学ぶことは、大変意義のあることだと思います。それにその土地のことを知ると英語の表現力も豊かになってきますし、コミュニティーにも入りやすくなりますよね。」
−どんな学校にしたいですか?
「大学に進学できるシステムと英語力を養うプログラムを備えた、アカデミックな学校を作るのが私達のゴールです。
現在すでに北米で5つのカレッジや大学と提携を結んでいますが、大学に進学志望の学生も増えてきているので、今後も進学可能な学校をどんどん増やしていく方針です。
キャンパスはあまり大きくしないで、フレンドリーで皆が皆を知っている様な学校にしたいですね。カナダの文化を楽しみながら、勉強に集中できる快適な空間を作りたいと思っています。」
★ハリファックスは日本人が少なく、現地のコミュニティーに溶け込んだ生活ができる理想的な環境です!
Yukariさん(Senior Marketing Manager):
KGICに勤めて10年!KGICのキャンパスやプログラムを熟知する、明るくフレンドリーなスタッフ。自身も日本人の一人しかいない町での留学経験があるため、
「短期間で英語を学びたければ、英語を使わないと生活できない場所に自分を置くのが一番!」と言う言葉には説得力があります。
Miyukiさん(Marketing Representative): 親切で丁寧な対応をしてくれるスタッフ。バンクーバーの大学を卒業後、英語力を生かしてKGICに就職。カウンセリングは勿論、トライアルの予約や学生のオリエンテーションもお任せできます。
校内では英語でお話をするお2人。英語Only環境を率先して推奨するプロフェッショナリズムはさすが。
−ハリファックスの魅力を教えてください。
Yukariさん「はい。やはり第一に、留学生が現地のコミュニティーに溶け込みやすい所だということですね。
バンクーバーでは、英語を話したくてもかなり頑張らないとCanadianとの交流を持つ事は難しいですよね。積極的に努力はしても、コミュニティーに入りづらいというか。それは、Canadian側と留学生側を二つのグループに隔ててしまう見えない壁があるからだと思うんです。
ハリファックスにはその壁がありません。グループを作れるほど留学生が居ないからです。40万人の人口のうち、日本人留学生は100人弱と言われています。英語を母国語とするNative Canadianが人口の90%を占めるハリファックスでは、留学生はCanadianの中に入っていくしかないんです。
日本人留学生の集まっている都市では週末に日本人学生同士で過ごすことが多くなってきてしまうというご相談をうけることもありますが、ハリファックスではカナディアンと友達になって、現地の学生のコミュニティーに入って週末を楽しむ留学生が多いと聞いています。ぜひKGICハリファックスキャンパスの学生さんたちにもどんどん地元コミュニティーを満喫していただきたいですね!
もう1つの魅力は、ハリファックスが学生のライフスタイルにあっている都市だということでしょうか。
学生人口が3万人以上とも言われる町なので、学生の為の施設や交流の場が沢山あります。イベントも多く、ハリファックスの文化は学生が作っていると言っても過言ではないくらいです。
ハリファックスはアトランティックカナダでは一番大きな都市で州都でもあるため,政治,ビジネス、文化全ての中心になっています。
ストリートフェステイバルが盛んで、 大道芸人のパフォーマンスを楽しめるフェスティバルやジャズフェスティバル、マルチカルチャラルフェスティバルに映画祭、ミュージカル等、1年中学生が楽しめるイベントで活気づいています。」
Miyukiさん「ハリファックスの魅力はまだありますよ。
とにかくシーフードが美味しいので日本人には嬉しいですよね。 ロブスターや魚介類が豊富で、ムール貝を無料で出すレストランもあるのだそうです!
物価もバンクーバーより安いです。1ベッドルーム$550-$850くらいで借りられます。
大学の学費もカナダの他州より良心的です。
ハリファックスは旅行の拠点としても便利な所です。ニューヨークやメキシコ、モントリオールには直行便が出ているので手軽に旅行ができます。ヨーロッパにも近く、ロンドンには5時間で行けるんですよ。」
−ハリファックスの気候はどうでしょう?
Yukariさん「雪は降りますが、積もっても20cm、日本で言うと函館と気候が似ているそうです。気温はバンクーバーよりほんの少し寒いくらいでしょうか。」
−ハリファックス校の生徒数はどれぐらいになりそうですか?
Yukariさん「学校全体で150名、1クラス14名といったところでしょうね。
クラスの人数が多くなりがちなレベル0からレベル3の各クラスには、インストラクターの他にカレッジアシスタントが1名つき、インストラクターと2人で授業を受け持ちます。クラスにNative Speaker が2人も居るというのは、学生にとっては嬉しいサポートだと思います。
−ワーホリの方にはどんな仕事がありますか?
Yukariさん「カナディアン大学生の多くが大学に通いながらバイトをしているため、ハリファックスで仕事をするとなると自然とカナディアンに囲まれ、カナディアンカスタマーを中心に仕事をしていくことになります。英語環境の中での仕事がほとんどになるため、仕事探しは簡単ではありませんが、ハリファックスでのワーホリ仕事経験をすることでさらに地元コミュニティーの中に入ることができると思います。Dishwasherやホテルのルームサービスなど大都市のカナディアン大学生が嫌がるというイメージの定着している業種もハリファックスでは20代から30代前半のカナディアンと交流を深めることのできるチャンスがたくさんあります!」
−ホームステイも斡旋されていますか?
Yukariさん「はい。ハリファックスではホームステイの質が良いと評判で大人気なんです。時間がゆっくりと流れるハリファックスでは人も大らかで、学生に対しての面倒見がとても良いそうです。
異文化を知る良い経験として留学生を受け入れたい人が多いようです。
−新キャンパスを祝いオープニングプロモーションを実施中だとか。
Miyukiさん「はい。年末までに申し込みをされた方には嬉しいディスカウントがあります!
ESL 12週間以上の申し込みには15%OFF, 専門プログラムへの申し込みには10%OFF, ESL12週間以上+専門プログラムには授業料20%OFF、もしくは授業プラス4週間フリー、さらに36週間以上の申し込みには授業料20%OFFもしくは授業プラス8週間フリー、その上転校時には転校先への往復航空券もプレゼントします!」
(2010年2月1日開校です。詳しい事はお問い合わせください。)
★歴史、文化、温かい人々、魅力の沢山つまったハリファックスで、他市ではできない体験をしてほしい。
Bradさん(以下Brad):Head College Assistant。ひいひいお爺さんの代から5世代に渡りハリファックスに在住し、「I’m the Local guy! 」と言う筋金入りのハリファックスっ子!6年前にバンクーバーへ移住。KGICでは生徒とのコミュニケーション役でみんなの人気者。学生寮の担当もされている。
−ハリファックスはどんな所ですか?
Brad「近代的都市感がありながら、Small Townの雰囲気のある所だね。歴史が古く、築200年以上の建築物建物が並ぶ町並みは、カナダのどの町とも違う独特な雰囲気を醸しだしている。同じカナダ国内でありながら、東海岸側の文化と西側とは全く異なる文化を持つんだ。ハリファックスの大西洋岸地域特有のユニークな文化は、アイルランドやスコットランドの影響を強く受けていて、今もCelticの伝統が息づいているよ。Highlands games(スコットランド山岳地方のゲーム)も盛んだし、バグパイプの演奏なんかも聞けるよ。
人々は親切で、困っている人がいればすぐに援助の手を差し伸べてくれる。
気さくでフレンドリーで、話好きなんだ。例えば、同じバスの中で隣り合わせになった見ず知らずの人同士が昔からの友達の様にチャットをする、そんな町だよ。生涯を通じての友も散歩中にできるって感じだね。
アカデミックな町だと言われるのは、ハリファックス周辺にはカレッジや大学が合わせて11校もあり、大学生人口が非常に高いから。サイエンス、ビジネス&アート、教育や医学 等それぞれ違う専門分野を持った有名大学が集中していて、クオリティーの高い教育を受けれる。
中でもDalhousie Universityは名門で、世界中から学生が集まって来るんだ。」
★ESLで総合力をつけてから、専門コースを取って大学に進学する道もあります。
Mikeさん(以下Mike): Marketing Director。オカナガン出身。
国際教育に携わって10年(KGICで7年)。日本にも5年間在住経験あり。KGICでは教師から始まり、いろいろなポジションを経て現在に至る。
−KGICの特色は?
Mike「カナダ各地にキャンパスを構えネットワークが広い事。
(バンクーバー、ビクトリア、トロント、ハリファックス等カナダの7校の他、台湾、韓国、ボストンにもキャンパスを構える。) それと、多様なニーズに応えられる様、多くのプログラムを揃えている事ですね。世界市場では、英語にプラスアルファのある人材が求められています。ESLだけでは足りなくなっているのが現状です。専門コースが豊富に揃っているKGICでは、ESLのみならず、TESOLや通訳翻訳、ビジネス英語、ビジネスマネージメント等を受講して、履歴書に箔を付けることができます。他市のキャンパスへの編入も可能なので、最初の3ヶ月はHalifax校でESLを受講し、英語に自信がついた所でトロントやバンクーバー等で専門プログラムを取る事もできます。」
Brad「集まってくる学生も実にバラエテイーに富んでいるよね。 高校を卒業したばかりで海外に出るのが始めての学生もいれば、ビジネスマンや教師、医者、弁護士なども世界中からKGICに勉強に来る。実に様々なバックグラウンドを持つ学生達と話をできるのは素晴しいことだよ。」
−ハリファックス校はどんな人にお勧めですか?
Mike「真剣に英語を上達させたい人には最適な学校だと思います。日本人の少ないハリファックス校で勉強すれば、バンクーバーよりもずっと英語環境になります。 その恵まれた環境を最大限に生かすために、授業時間も他のキャンパスより長く取っています。英語を話す時間も量も増える。必然的に英語力はUPするはずです。
大学進学を考えている人にも勧めたいですね。バンクーバーでは、留学生の大学入学はとても難しいですが、East Coast の大学は留学生に対して門が広い上、KGICでは現地の大学と提携を結び、さらに入学しやすい環境作りをしています。」
−最後に留学生へメッセージをどうぞ。
Brad「Explore! 見るもの、経験できる事はたくさんあります。今カナダに居るチャンスを生かして、有意義に過ごしてください。
Mike「5年、10年後には、ハリファックスも留学先として人気のある町になっていると思います。今行けば、未だ留学生に開き始めたばかりの土地で、とてもユニークな経験ができるはずです。日本人がカナダに来てまで日本語を話す必要はありません。ハリファックスでカナダ文化に浸れるチャンスをぜひ生かしてください。」
ハリファックスの町並み
<取材後記>
自分を英語しか使えない究極の環境においてみる事は、英語の習得への近道だと言います。
バンクーバーで6ヶ月留学するのと、ハリファックスでするのとでは全く違った結果が出せる、と力説する皆さんからは、絶対に良い学校にする!といった意気込みが感じられました。
Canadianとの交流を通して得る物はとても多いと思います。英語だけではなく、カナダの歴史や文化、思想などを学んで始めて真の意味での留学なのかもしれません。ハリファックスの理想的な英語環境に、KGIC校のアカデミックな授業やCanadian Culture Workshop and Activityのカリキュラムが合わされば、留学はきっと有意義なものになり、貴重な体験ができるでしょう。
取材後も、ハリファックスの魅力に話は尽きせんでした。
「ハリファックスの雰囲気をを味わってみたかったら行ってみて!」と、おいしい大西洋岸産の牡蠣を出す某レストランの名前を教えてくれたBradさん。
記者の心は雨の多いバンクーバーを抜け出して、思いっきりハリファックスに飛んでしまいました。
レポート Jpcanada.com取材班(Mimi) |
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