「インリングア・グループの学校ですので、独自の教授法に基づいてレッスンが行われますが、他のキャンパスとの大きな違いは、学校の規模です。1クラスの生徒数が14-16人の学校が多い中で、このビクトリア校では1984年の設立以来、上質のレッスンにこだわり、少人数制ポリシーを貫いてきました。夏の一番忙しい時期でも1クラス最高6人を守っています。少人数制の方が生徒の英語の上達が早いと確信しているからです。
コミュニケーションスキルの上達に重点を置いていますので、シャイな生徒も、英語の苦手な生徒も平等に話せる環境を作りたいと考えています。大きなクラスでは、シャイな生徒はほとんど話しができないものです。いつも、生徒にとって居心地の良い場所を作りたいと思っています。少人数のクラスでは、教師の目が行き届き、生徒一人一人の学習スタイルに合った指導ができます。例えば上達の早い生徒がいれば、プログラムの途中からでも上のレベルへの移動を認めています。柔軟に生徒のニーズに応えられるのは、少人数制だからこそです。」
「英会話プログラムは、午前はスピーキング中心のクラスで、午後は選択授業のクラスになっています。選択授業には、Business English やJob skills Program、TOEFLやTOEIC等の試験対策クラス等があり、自分の目的に合ったクラスを選んで取るシステムです。ビジネスマンやシニア向けに、プログラムの特別オーダーメイドも可能です。
上記に加え、インターンシッププログラムも提供しています。学校での語学研修と企業での就業経験の両方を経験できるプログラムです。インターンシップ先はホスピタリティー系の仕事が多いですね。生徒の経歴や英語のレベルによって、ホテルのバスボーイ、インフォメーションデスク、ダイニングルーム等、違う部署に配属されます。」
「国籍は、パナマ、韓国、サウジアラビア、フランス、メキシコ、スペイン、日本(今月は全体でも2人)といったところでしょうか。真面目な生徒が多いですよ。遊びに来ているのではなく、勉強をしに来ている生徒達ですね。早くこの環境に慣れて、少しでも多くのことを吸収しようという意識が高い生徒達です。口コミで来る事が多いですよ。」
「はい。フランス語、スペイン語、中国語、ドイツ語、アラブ語、イタリア語、ロシア語も教えています。ビジネスに、大学に、旅行に、趣味にと、レベルも目標も人様々なので、プライベート授業で教える事が多いですね。ビジネスの為に真剣に学ぼうとしてる人と、あくまでも趣味で楽しく学べれば良いと言う人を同じクラスに入れるのはフェアではありませんから。ローカルの人がよく学びに来ます。」
「学生の置かれた状況に共感できる人間性を持ち合わせている人を選んでいます。英語力向上にとどまらず、言語に関連する文化も教えられることも大切なポイントです。新しい講師を雇う時は、インリングア・メソッドやポリシーをきちんと理解してもらった上でクラスを受け持ってもらっています。授業の様子も観察し、インリングアにおける優秀な教師になってもらえるようにトレーニングをしています。」
「バンクーバーに比べて雨が少なく、小さな町なので人々もフレンドリーですし、治安も良いです。この学校のロケーションの良さも、生徒の気に入ってる点の1つでしょう。」
ビクトリアの町並み | インリングア独自の 教材を使った授業 |
少人数制のクラス |
「一番の理由はこの学校の少人数制ポリシーですね。以前働いた他校では、1クラスに12人から18人も生徒がいました。僕の経験から言うと、それは、理想的な英語勉強環境ではありません。1クラス6人までというインリングアは、生徒にも教師にもまさに理想的な環境です。」
「インリングア・メソッドでは、コミュニケーション能力(Speaking)の向上に重点を置いています。とにかくたくさん会話をして、流暢な英語を話せるように訓練していきます。ですから生徒中心のクラスですね。私は、教師は生徒の会話に入るべきではないと思っています。教師は生徒の会話を注意深く聴き、間違いを訂正する役に徹するべきです。クラスでは毎週1つのトピックをテーマにして、ReadingやWriting、Speakingも全てそのテーマに沿った内容で授業を進めていきます。授業の最初にテーマに関連する語彙や表現などをしっかり学び、それを使いながら会話をしていきます。
トピックは、試験対策クラスではアカデミックな内容のもの、英会話クラスでは、例えば食文化やメディア等、日常生活にまつわる内容のトピックを扱うようにしています。
教材は、インリングア本社で研究開発された物を使っており、3年毎に改良されています。」
「よくぞ聞いてくれました!教科書は基本的に、トピックの紹介や文法の解説に使われるのみで、クラスではもっぱらSpeakingとListeningに時間を費やしています。文法は毎日宿題で出し、朝のクラスで答え合わせをする程度です。Writingも一週間に一度の宿題を出しています。Writingをするのにクラスメートは必要ないですから。でもこれは、文法やWritingが大切ではないということではありません。Writingや文法を授業中に直接的に扱うことはなくても、教師は宿題を見て各生徒のウィークポイントを見つけ、クラス内の会話の中でそこを中心的にチェックしていきます。文法構成の間違いは全て矯正します。この様に、文法もWritingもSpeakingの中で全て活かされているのです。」
「韓国人の多いバンクーバーでは、きっと僕は韓国人とばかり一緒にいて勉強をしなくなってしまいますから(笑)。それに、ビクトリアはカナダで最も治安の良い町の1つだと聞いていたのも理由の一つです。
この学校は韓国でエージェントに勧められました。会話スキルを上達させたいと思っていましたので、“1クラス最高6人はいいな”と思って決めました。ここを選んで後悔していません!とても満足しています。」
「やっぱりクラスのサイズです。1クラス3-4人なので、ほとんどセミプライベートのような感じで発言するチャンスがとても多いです。授業中は、ほぼノンストップで英語を話しています。先生も丁寧に間違いを直してくれるので、SpeakingもListningも上達していると思います。」
プライベートクラスも人気 | コーヒー片手に 会話を楽しみます |
様々な国籍のクラスメート |
「“勉強するならあまり大都会じゃない方が、勉強に集中できる環境かな”と思って決めました。この学校の名前は日本にいた時から知っていましたが、実際にこっちに来てからいろいろな学校のトライアルを受講して自分で決めました。他の学校は国籍の偏りがありましたが、この学校はヨーロッパからの学生も居て国籍が豊かなところが良かったです。」
「先生が用意してくれる記事を読んで、そこに出てくる単語や文法のポイントをいくつか学び、そこからディスカッションに広げていきます。社会問題等の内容が多いです。教科書にはCDがついているのがこの学校の特徴です。家で発音の練習をしたり、センテンスを覚えるために聞いています。学校で学んだ事を復習するのに役立っています。」
「アットホームな感じです。小さな学校なので、皆顔見知りで安心感があります。カナディアンには自分からどんどん話しかけることが大切だと思うので、この学校の雰囲気は良い環境だと思います。」
「事務全般と新しい生徒への学校案内、レベル分けテストを担当しています。学校初日には、学校の周りを歩くオリエンテーションもしています。」
「生徒と教師、スタッフの仲が良く、ファミリーみたいなところですね。良い人達ばかりだし、とても温かい雰囲気です。授業時間外に、生徒と教師が皆で一緒に出かけたりしています。この学校を気に入ってプログラムの延長をされる生徒さんも多いですよ。」
「休み時間やお昼などにできるだけ生徒に話しかけるようにしています。早く生徒がここに馴染める様にビクトリアの街の事を教える等して、とにかく会話を持ちます。言葉の壁やそこから生じる問題を生徒が乗り越えていけるよう、サポートしていきたいです。」
一クラス平均4人の小さなクラスなら、Speaking とListningの短期間での上達が期待できそうです。限られた時間を有効に使って勉強がしたい方、仕事で忙しい社会人にもお勧めの学校です。プログラムの数が豊富なので、自分にぴったりのクラスがきっと見つかると思います。会話のレッスンと好きなアクティビティー等を組み合わせて、プログラムをオーダーメイドできるのも他校には無い魅力です。
また、家庭的な雰囲気は カナダに来たばかりで心細い方にも入り込みやすい環境でしょう。ホームステイファミリーも、良い家族を厳選して生徒に紹介されているそうです。
inlingua Victoriaは小規模学校のメリットを活かし、一人一人の生徒の声に耳を傾け、いつでも柔軟な対応をしてくれる学校です。