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2010.06.04

Sprott-Shaw Community College

『留学生に優しい私立コミュニティー・カレッジで、キャリア・アップを目指そう!』
創立107年の老舗ビジネス専門学校として知名度の高いSprott-Shaw Community College。バンクーバー・ダウンタウン校は、留学生の受け入れ体制が整い、とても勉強しやすい環境です。短期間でディプロマを取得できるプログラムは、充実した授業内容で留学生にも人気です。
今回はその中から、新しく開講されたビジネス・コミュニケーション・マネジメント・プログラムと、就職率の高いインターナショナル・トレードやホスピタリテイー・プログラムに焦点を当てて取材をしてきました。

「2ヶ月で英語、ビジネス、国際貿易が学べる、欲張りなプログラム!」

Carmenさん(Business Communication Management講師):英語教師であると同時になんと考古学者でもあり、様々な国の文化に精通しています。
Business Communication Managementとは、どんなプログラムですか?

「当校の専門分野コースに進む学生のためにデザインされた、フルタイムのブリッジ・プログラムです。特に、今後国際貿易(International Trade Program)を受講する学生の為の準備コースとなっています。英語のトレーニングはもちろん、短期でビジネスと国際貿易の基礎を学べます。もちろん専門分野には進まず、このプログラムだけを単独で受講することもできますよ。一般英語コースでは物足りない、英語も上達させながら、もっとビジネスにフォーカスした勉強がしたい、という方にお勧めです。

授業内容は、カナダ英語の基礎から、フォーマル・ビジネス・コミュニケーション、プレゼンテーション、ビジネスと文化、そして国際貿易の基礎までカバーします。ミーティングの進め方、ビジネス交渉や電話対応、レポートやレターの書き方等、ビジネスの場ですぐに使えるスキルばかりです。グループ・ワークをたくさん取り入れて、スピーキングにも力を入れています。授業時間が長く(一日6時間)、授業中にこなす課題の量が多いので、家では1-2時間の予習復習ですむようにしています。

プログラム修了後は、ほとんどの生徒が国際貿易プログラムに進みます。ホスピタリティーへ進む方もいますよ。現在生徒数は8人で、最高でも12-15人の少人数制なので、和気あいあいとしています。真剣に学ぶ素晴しい生徒さん達ばかりです。」

国際貿易についてはどの様に学ぶのですか?

「当校の国際貿易(International Trade)のプログラムと同じFITT(Forum for International Trade Training:後述)のカリキュラムと教材を使用し、その担当講師陣と常にコミュニケーションをとりながらクラスを進めています。国際貿易の基礎をここで学び、International Tradeのクラスでは、その続きを学ぶといった感じですね。ですからこのプログラムを事前に受講した生徒さんは、国際貿易のプログラムにもついていきやすいはずです。

先日、私のクラスの卒業生が、国際貿易プログラムで過去最高の成績を修めたそうです。彼は私のクラスでも一生懸命勉強していたから、それを聞いてとても嬉しかったです。」


「将来のビジネスに役立つスキルが学べる、充実した授業内容」

Kazukiさん:Business Communication Managementを受講中。
このプログラムを受講された理由は?

「国際貿易のプログラムに進みたいので、その準備としてとりました。日本での専門が経済で、貿易に関しては知識がないので、ビジネス英語を学びながら国際貿易の知識も身に付けられるこのプログラムは、僕にとって良いステップになると思って決めました。普通のESLより学ぶ事が多く為になると思います。」

授業内容を教えてください。

「ビジネス英語を使った授業になっていて、2週間ごとに違うスキルを学んでいくシステムになっています。ビジネス英語の授業は、リーディングとスピーキングが6割、文法と単語が2割、ライティング2割ぐらい、といった所でしょうか。宿題や単語の小テストはほぼ毎日あります。毎週月曜日とコースの最後には大きなテストとエッセイの課題もあるので大変です。エッセイのテーマは、『ビジネス・プランは本当に必要なものか』とか、『日本とアメリカの文化の違いによる、ビジネス・トラブル』等です。基礎知識を蓄えるために、自分で用意した日本語の参考書も家で読んでいます。このプログラムでは、英語だけじゃなく貿易に関する語彙や、一般基礎知識を身に付けられるのでとても為になります。」

先生はいかがですか?

「Carmen先生は明るいので、僕達生徒も自然に明るくなってクラスの雰囲気がとても良いです。生徒のことをよく考えてくれている、とても良い先生だと思います。」

将来の目標は?

「人を喜ばせる仕事がしたいので、ビジネス・コンサルタントになるのが夢です。世界に出ていろんな国の人と働きたいという思いも強いので、企業側にも消費者側にも喜んでもらえるような、外国人と一緒に働けるコンサルティング・ファームができたらいいな、と思っています。」


学校の様子

ダウンタウン・キャンパス 入り口には入学予定の学生の
名前とWelcomeメッセージ
笑顔で迎えてくれる
受付のスタッフ

「世界に通用する、国際貿易(FITT)プログラム」

Derekさん(International Trade Instructor / Internship Coordinator):マーケット・リサーチ業界での経験が豊富なビジネス・コンサルタント。現在マネージメント・コンサルティングとリーダーシップのMBA取得を目指して勉強中。
FITTについて教えてください。

「FITT(Forum for International Trade Training)とは、カナダ政府と貿易産業により認定されたディプロマ・プログラムのことで、 カナダが世界に誇る、非常にクオリティーの高いカリキュラムです。当校で教えている国際貿易(International Trade)のプログラムはこのFITTのカリキュラムを取り入れていますので、プログラム修了後は当校からのディプロマに加え、FITTからのディプロマを同時に取ることができます。

この国際貿易プログラムではどんな事を勉強しますか?

「マーケティング、ファイナンス、法律、ロジスティクス、マーケット・リサーチ、ビジネス・コミュニケーション等、6ヶ月で貿易業界で必要な8分野をみっちり学びます。その内の3科目は、学んだ事を活かしながらビジネス・プランを立てていく、プロジェクト・コースになっています。授業は講義だけの4時間ではなく、課題やレクチャー、プレゼンテーション、アクティビティー等を取り入れて変化に富んだ内容です。貿易の現場を知るために、バンクーバー港へ校外授業に行ったりもします。貿易業界で働くゲスト・スピーカーを招いてのワークショップもあります。プログラム修了後に、オプションとして、3ヶ月のインターンシップを加えて就業経験を積むこともできます。

留学生でもついて行けますか?

「難しいプログラムですが、頑張れば大丈夫です。当校では留学生が多いので、彼らがついて来れるように授業を進めています。教師は留学生が理解しやすい様にはっきりと話し、教材も分かりやすいものに改良しました。留学生のために新たにデザインされたプログラムと言っても過言ではありません。カナダ人に合わせた授業の進め方をする他校に比べれば、非常に勉強しやすい環境です。このプログラムを受講する前に、Business Communication Managementをとって、ビジネス英語と貿易の基礎を学んでおくとなお良いでしょう。」

国際貿易のプログラムは就職率が高いそうですが、その理由はなんでしょう。また、今後も需要はありますか?

「当校は、カナダ西部で最も大きい私立カレッジです。歴史も長く、Sprott-Shawの名前とロゴは広く知れ渡っています。また、当校の国際貿易プログラムの卒業生は、カナダ全体のカレッジの中でもベスト3に入る高い成績を収めています。この様な点から考えても、当校でディプロマを得ていると就活の際に強みになるでしょうね。

貿易産業はこれからもどんどん発展していきます。特にカナダは、今までの貿易相手は90%アメリカでしたが、これからアジア諸国との交易がますます栄えるようになると見られています。アジアにはカナダの木材、石油、ミネラルが必要な国々がたくさんあり、逆に日本やその他のアジア諸国からカナダが輸入できる物も多いからです。ヨーロッパやメキシコとの貿易も今後もっと盛んになるでしょう。貿易会社は今後ますます増えていきます。需要は増える一方なのです。」


「プロジェクト・コースで輸出のプロセスを実践!」

Ranneiさん:国際貿易のプログラムを受講中。修了まであとわずか。
このプログラムを知ったきっかけは?

「バンクーバーに来て最初の数ヶ月は、他校でESL英語を学んでいました。将来は海外と結びつく仕事がしたいと話していたら、当時の担任の先生がこの学校を勧めてくれたんです。国際貿易は、いろんな国とダイレクトに繋がれるのでこのプログラムを選びました。」

授業の一環であるプロジェクト・コースではどんなことをしましたか。

「はい。生徒各自が、輸出する商品と輸出先の国を決めて、商品輸出までの一連の流れを練習します。プロジェクトはまず、自分の選んだ商品のリサーチから始まります。商品の産地はどこなのか、その産地のマーケットはどうなのか等、商品の周りの環境を調べます。次に、その商品が輸出する価値のある商品だと納得できたら、輸出先候補の国を2〜3ピックアップして、どの国が一番需要があるかを調べます。そして、その国の経済状況や政治情勢といった細かいことまでを分析した上で、最終的にどの国が一番自分の商品を輸出するのに適しているかを選びます。商品の値段も、そういったデータをもとにを設定します。最後に、データを要約して見やすいようにパワーポイントにまとめ、プレゼンテーションで発表し、先生からコメントやアドバイスをもらいます。僕はカナダ産のラズベリーのフルーツ・ワインを日本に輸出するというプロジェクトと、アメリカのティー・バッグをシンガポールに輸出するというプロジェクトを組みました。教科書で学んだ事を実際に経験できるので、実践的でとても面白いです。同じ段取りを踏んでいけば、将来自分で何かを輸出することもできるので、とてもいい経験になりました。」

現在はどんな授業を受けていますか。

「今は就職準備トレーニングを受けている所で、履歴書やカバーレターの書き方を学んでいます。実際に会社にアポを取り、そこに出向いて情報を集める課題もでています。椅子に座ってできる課題ばかりではなく、自分で行動を起こすことも要求されています。」

貿易以外でこの授業から学んだ事はありますか?

「はい。お恥ずかしい話ですが、僕は今まで日本の情勢に疎かったんです。でもこのプログラムの教材を使って勉強していくうちに、政治経済にも興味が湧き、世の中の動きが分かるようになってきました。ニュースを見ていても、『あ、これは教科書に出て来たあの部分の事だ!』ということが多々あり、面白いです。

それから、ネットワークの作り方も教わりました。このプログラムを取るとFITTのメンバーになれるんですが、FITTのコンベンションやイベントに参加すると、他校の学生や、実際に貿易業界で活躍されている人が集まってきます。先生からは、名刺を作りいつでも持ち歩くように言われていたので、そこから随分ネットワークが広がりました。

もうすぐこのプログラムを修了されるそうですが、6ヶ月勉強してみて感想は?

「予習復習で1日のほとんどの時間が取られてしまって大変でした。教科書を読む量が40-60ページととても多く、単語を調べながら読むので、多い時は家で10時間勉強したこともあります。授業は難しかったですが、一生懸命勉強すればできるんだ、という達成感が得られました。僕自身、貿易についての知識が全くない状態でプログラムを取り始めたので、留学生でもついていけると思います。Derek 先生は業界での経験が豊富で、ご自身の経験談を交えて実践的なアドバイスを教えてくれるので、教科書以上のことを教えていただいたと思ってます。人と接するのが好きな人や自分の視野を広げたい人に、とてもお勧めのプログラムです。」


学校の様子2

校舎内の様子 求人情報がたくさん貼られたボード バーベキュー・パーティー

「知識はパワー。知識があればそれは自信に繋がり、自信は就職に繋がります!」

Susanさん(International Hospitality Management講師):とてもエネルギッシュでポジティブ。クラスをグングン引っ張っていってくれる、話の面白い先生です。

先生の経歴を教えてください。

「私は父が6つのホテルを経営している為、幼少の頃からホテル業に慣れ親しんできました。バスボーイや清掃係から始まり、ジェネラル・マネージャー、オペレーション・マネージャーに至るまで、もうかれこれ33年間も大きなチェーン・ホテルであらゆるポジションを経験してきました。この業界のことはとてもよく知っていますが、今でも常に新しいことを学び続けています。

聴覚障害者のための手話もできるので、教師にボディー・ランゲージの読み方を教えた経験もあります。これは、生徒とのコミュニケーションを図るのに非常に役に立っていますね。言葉には出さなくても、生徒の体の動きを見れば、彼らが授業を理解しているかとか、リラックスしているか等が分かるものです。特にこのプログラムには留学生が多いので、彼らを理解し、サポートする事を心掛けています。

ホスピタリティー・プログラム(International Hospitality Management)ではどんな事を学べますか。

「ホテル業界のあらゆる分野をカバーします。マネージメント、テクノロジー、スーパービジョン、カスタマー・サービス、フロントデスク・オペレーション、ハウス・キーピング等全て教えます。アカウンティングも、トータルに教えますよ。テキストを使った勉強だけでは全てを学べないので、自分達で模擬演習を行い、一つ一つ習得していきます。その中で完全に理解した時の面白さといったら、それはそれは楽しい物ですからね。今生徒達は、アカウンティングに夢中です。

読み物は、毎日宿題で与えていますが、ハイライトに絞って、最小限に抑えています。解らない言葉があれば必ず質問してもらいます。1つの言葉がわからない為に、話の意味が解らなくなることがありますからね。留学生にも聞き取りやすくはっきりと話す様にしています。」

このプログラムでは、8ヶ月間でたくさんのディプロマやサーティフィケートがとれるそうですね。

「はい。プログラム終了時には、2枚のディプロマと15枚のサーティフィケートがとれます。まず、Sprott-Shawからのディプロマが一枚。それから、当校のホスピタリティー・プログラムは、AH&LA(American Hotel & Lodging Association)のカリキュラムに則っているので、学校からのディプロマに加え、AH&LAからもディプロマをとることができます。これで2枚目ですね。その上AH&LAのカリキュラムでは、一教科ごとにサーティフィケートがもらえますので、全12教科でサーティフィケートが12枚。(AH&LAのディプロマは、この12教科が全て合格した学生に授与されます。)その他に、SuperHost、Serving It Right、Food Safeの3つのサーティフィケート・コースもプログラムの一貫として盛り込んでいますので、それぞれのコースからも1枚ずつサーティフィケートが取得できます。」

ホテルでは、どんな人材が求められますか。

「プロフェッショナルな態度で人と接することができる人ですね。どんなスキルよりも、それが一番大切です。英語以外の言語が話せるということも、大きな強みです。だから私はいつも留学生達を激励しています。彼らの事をとても誇りに思っています。きっとみんな、ホスピタリティー業界で素晴しい仕事をしてくれるでしょう。」


「上手にプログラムを組み合わせて、1年で複数のディプロマと、カナダでの就業経験を手に入れよう!」

Takakoさん(Japanese Marketing and Development Manager):何でも親身になって相談に乗ってくれる、頼りになるスタッフです。
Co-opプログラムについて教えてください。

「はい。当校では、ビジネス系(Advance Business Management & E-Commerce Co-op)、国際貿易系(Global Marketing Management Co-op)、トラベル・ホテル系(Tourism/Hospitality Management & PBM Accelerated Co-op)の3種類の有給Co-opプログラムを設けています。特徴は、他校に比べてプログラム期間が長めにできていることです。約1年の授業と、32週から49週の有給企業研修から成る、合計2年のプログラムになります。当校のCo-opプログラムは、企業側からの意見や要望をもとにデザインされました。2年と言うのは、企業側から見て、有給で雇ってもいいと思えるレベルのトレーニングを受け、企業の需要に応える人材になっていただくために必要な期間です。

研修後は担当の先生と、企業側から受けた評価を分析して、今後の就活のための注意点や、克服していくべき点などを話し合っていきます。そこまでして初めて、企業研修の経験が活かせると考えています。

Co-opプログラム受講の方には、企業側の求めているものと、学生がその為にしなければならないことをしっかりご案内させていただきます。企業先の斡旋もしていますが、生徒さんには積極的に企業へのアプローチをする様に勧めています。企業側の実状や現場を知ってもらうことは、コープが終わってからの就活に大変役立ちますし、ネットワークも広がります。学生参加型のコープと考えていただけると良いですね。」

インターンシップはどんなプログラムですか。

「こちらは11週間の無償企業研修とキャンパス内での1週間のTouch-back Sessionから成る、合計12週間のインターンシップです。国際貿易、ビジネス、ホスピタリティーのディプロマプログラムにオプションとして加えることができます。当校で学んだ専門分野の知識を最大限に生かすための、実践面でのトレーニングとなります。Co-op同様、研修後の最後の1週間は、企業側から届いたフィードバックを基にレポートを作成して、インターンシップの経験を今後の就活に活かす方法を考えていきます。」

留学生に人気のプログラムは?

「大学を休学されて来る生徒さんに人気なのは、Business Communication Managementプログラム(2ヶ月)、国際貿易プログラム(6ヶ月)、インターンシップ(3ヶ月)の3つのプログラムを順番にとる形です。全部とっても一年で終えられる上、それぞれのプログラムからディプロマや修了書がもらえます。英語力のある方でしたら、最初からホスピタリティー・プログラム(8ヶ月)を受講し、その後3ヶ月のインターンシップをとる形も良いでしょう。この場合も二つのプログラムを1年で終えることができます。短期間でFITTやAH&LAの様な業界で認められている資格がとれるというのは、大きな魅力だと思います。

ちょっと前までは、ワーキング・ホリデーの学生さんというと、とりあえずカナダに来てこちらで仕事探しを始められる方が多かったのですが、最近では学生ビザで渡航されて最初にしっかり勉強をし、そのあと日本には帰らずにカナダに居ながらにしてワーキング・ホリデーに申請する方が増えています。せっかくワーキング・ホリデーを利用してカナダに来られても、英語力やこちらでの勉強歴がないと、雇ってくれる所は限られてしまうからです。貿易や事務のお仕事がしたければ、地元で知名度のある学校で勉強してからの方がワーキング・ホリデーを上手に、より有意義に使えると思います。」

同じような専門分野のプログラムを扱う公立校との違いは何ですか?

「当校は公立校に比べ、プログラム期間が短いことが大きな違いです。今回ご紹介した国際貿易やホテルマネージメントプログラムは6ヶ月から8ヶ月で専門業界と当校からのダブルディプロマが取得でき、短期で集中的に専門分野を学べるようにカリキュラムが組まれています。1日4時間というクラス時間も、最も効率よく勉強できるように考慮された時間量です。英語の勉強のみなら、なるべく長い時間英語のシャワーを浴びていたほうが英語力は伸びるでしょうが、国際貿易などの専門分野のお勉強になりますと、1日4時間のクラスでかなりの量をカバーしていただくので、それ以上長い時間ですと、集中できず、学んだことが消化不良の状態となってしまいます。1日4時間のクラス時間中にレクチャー、プロジェクト、リサーチ、ディスカッション、プレゼンなどが含まれています。

また当校プログラムは公立校のように学期制ではなく、毎月入学できるようになっています。各教科スタート日から始めることが可能ですので、国際貿易、ホテルマネージメントプログラムは月によっては2,3回スタートがあることもあり、学生さんが長く待つことなく、すぐにプログラムをスタートできるようにスケジュールが配慮されています。当校ではオリエンテーションもしっかりと行っています。カレッジの環境に慣れないまま、いきなりクラスに入られ戸惑っているうちにどんどん授業がすすでいって遅れをとってしますよね。ですから最初の1週間はカレッジでのお勉強の仕方、ストレスマネージメント、タイムマネージメントをご案内しています。

クラスも少人数制となっているので、学生さんと講師陣との距離がすごく近いのも大きな違いですね。当校講師陣はクラス時間だけでなく、クラス前、クラス後に学生さんといろいろな会話をしているのが、キャンパス内を歩くとよく聞こえてきます。留学生の方は英語のハンディなどがあり、最初は緊張されている方が多いのですが、講師陣とスタッフがどんどん積極的に学生さんに声をかけていきコミュニケーションを取るようにしています。その結果、学生さんからの講師陣、スタッフにに対するフィードバックは”常に笑顔で接してくれ、わからないことや不安なことも安心して相談できるあったかい雰囲気の学校”というコメントをよくいただきます。」


<取材後記>

国際化が進む現代、もはや英語が多少できるぐらいでは希望する職につくのが難しくなっています。英語力は、何かの資格や専門分野での就業経験があって初めて活かされるものになりつつあるようです。

Sprott-Shaw Business Collegeでは留学生への配慮が行き届いていて、質の高いトレーニングによる、短期間での資格取得が可能です。

Business Communication Managementは、2ヶ月で英語、ビジネス、国際貿易の基礎が学べる一石三鳥のプログラムです。ESLのその上を行きたい方や、社会人の方には魅力的なプログラムでしょう。ワーキング・ホリデーで仕事を始める前に受講すれば、就職先の幅も広がりそうです。

より本格的に専門分野での資格が欲しい方には、国際貿易やホスピタリティー・プログラムがお勧めです。短期間で複数のディプロマやサーティフィケートがとれ、Co-opやインターンシップでカナダでの就業経験を積めるシステムも整っています。

先生方はエネルギッシュでユーモアがあり、取材中、隣のクラスの楽しそうな笑い声が何度も聞こえてきました。107年もの間、多くの人々の職業訓練に貢献してきたSprott-Shawは、今もなお、コミュニティーと深く関わりあいながらトレーニングの場を提供してくれています。短期間でキャリア・アップを目指したい方には、きっととりたいプログラムが見つかるでしょう。

レポート Jpcanda.com取材班(Mimi)
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