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2010.09.17

St. George International College

『アットホームで少人数クラスの語学学校』
ビジネス英語プログラムに定評のあるトロントの語学学校St. George International College(以下SGIC)が、バンクーバーに新キャンパスをオープン!国籍バランスが良い少人数クラスで、楽しみながら学べる英語環境を提供しています。コミュニケーション力を重視したプログラムで、日常会話だけではなく、プロフェッショナルなビジネス英会話も学べます。

「時間割制の効率的な授業で、総合力が身につきます。」

Yoshieさん(International Marketing Associate):オープニング・スタッフとしてトロント校から移ってこられたYoshieさん。初めてのバンクーバーで、楽しんで仕事をされているそうです。
まずSGICについて教えてください。

「はい。SGICはメイン校をトロントに構える、中規模の語学学校です。トロント校は今年で開校17年目になり、月100名ほどの学生に様々な語学プログラムを提供しています。特に総合英語のESLと、ビジネス英語プログラムで知られていますね。また、語学学校とは別に、留学生を対象にした高校もトロントのノース・ヨークに開校しています。

今年6月に開校したバンクーバー校では、ESL(総合英語)、SSP (Speaking for Success Program)、IPP (Work Experience Internship Program)、TYC (Teaching for Young Children)、TESOLとBusiness Englishを開講しています。プログラムも教材もトロント校と同じものを使っています。もちろんバンクーバー校からトロント校への編入(あるいはその逆)も可能です。全てのプログラムでトライアルを受け付けていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。」

現在の学生の国籍は?

「国籍比率のバランスにはとても気をつけています。今いる学生さんは、フランス、メキシコ、韓国、ブラジル、日本、サウジアラビアからといったところで、偏りのないミックスですね。今現在日本人は全学生のうち5名のみです!当校にお申し込みいただく生徒さんの9割が、バランスの取れた国籍を理由にこの学校を選ばれています。バンクーバーで日本人の少ない学校を選ぶのはかなり難しい事なので、皆さんに喜んでいただいています。」

1クラスにつき学生数は何名ですか?

「1クラスの生徒数が最高15名から16名という学校が多いなか、当校では最高人数を10名に定めています。特に今はバンクーバー・キャンパスをオープンしたばかりということで学生数がまだ少ないですので、語学学校を探している方には絶好のタイミングです。少人数のグループでたくさん話ができます!

ESL(総合英語)プログラムについて詳しく教えてください。

「はい。合計7レベルあり、基本的には8週間で1レベル終えるようになっています。ですが、クラスが始まってから4週間で一度大きなテストがありまして、そこで90%以上の採点を受け、教師からの推薦があれば、この時点で次のレベルに上がる事も可能です。

授業はピリオド1から5まで、時間ごとに決められた科目を勉強する時間割制をとっています。例えば中級クラスの9:00〜10:10のピリオド1は文法/ライティングの時間、10:20〜11:30のピリオド2はリスニング/スピーキングの時間というように、時間ごとに勉強する科目がはっきり分かれています。

ピリオド1&2のみを受講するSemi-Intensive English プログラム(週12.5時間)、ピリオド1〜3を受講するIntensive English プログラム(週18.75時間)、 ピリオド1〜4を受講するFull Time Intensive English プログラム(週25時間)、ピリオド1〜5を受講するX-Intensive English プログラム(週30時間)の中から各自のニーズに合わせてプログラムの選択ができます。

X-Intensive English プログラムには、授業の一環として1日1時間、教師と1対1の個別授業が含まれています。好きなようにその1時間を使えますので、短期間で英語を伸ばしたい方におすすめです。また、Full time Plus というプログラムもありまして、こちらは通常のFull Time Intensive English プログラムに、1対5のカンバセーション・クラスがついたものになります。X-Intensiveの1対1の個別授業より授業料もお安くなります。

授業内容としては、多くの学生さんがストリート英語を学びたいと希望されているので、中級レベルのクラスでは、正しい英語と共にカナダ人が使うスラングやイデイオムも教えています。このレベルになりますと、グループワークも増えていきます。例えばグループごとに質問を用意し、町に飛び出してカナダ人に質問をする、校内のスタッフにインタビューをする、等といった会話アクティビティーも増えていきますので、楽しみながらスピーキングを学べます。」

ビジネス・イングリッシュのプログラムではどんな事が学べますか?

「こちらは8週間の、かなりハードなディプロマ・プログラムです。ビジネス・メールや履歴書の書き方、ミーティングや交渉の仕方、電話応対など、カナダの企業で働くのに必要なスキルが学べます。キャリア・カレッジに進学するためにこのプログラムを受講する学生も多いですね。スピーキングに力を入れていますので、多くのプレゼンテーションをとおし、人前で話すトレーニングをしていきます。最初は5分の短いプレゼンテーションから初め、数をこなすうち、かなり自信がもてるようになっていくのを実感できるはずです。最終課題では、自分で選んだ国の経済状態やビジネス・スタイルをリサーチして発表する、という1時間のプレゼンテーションがあります。スーツを着てプロジェクターを使い、実際に企業でするような本格的なプレゼンテーションを経験できますよ。」

学生にはどんなアドバイスをされていますか。

「カウンセリングをする時には楽しみながら英語を勉強するようにアドバイスしています。私自身も留学生としてカナダに来たのですが、絶対に日本語を話さないと決めて、友達と遊びながら英語を身につけました。ですから学生さんには、英語オンリー・ポリシーを守るように何度も厳しく繰り返し言っています。楽しんでいろんな国籍の友達をつくり、英語だけを話していれば、英語は確実に上達します。毎日図書館で勉強するようなことは日本に帰ってからもできるので、ここではここでしか出来ない事を経験して欲しいですね。」


学校の様子

ロブソン通りにある校舎 コミュニケーション能力がつく授業 みんな集まれば必ず集合写真!
ケーキを囲んで誕生日パーティー ラウンジ プレゼンテーションの様子

「教科ごとに本当に自分に合ったレベルで勉強できる、ミックス&マッチ・レベル・システム」

Coreyさん(英語教師/Head Teacher):学校開校日から勤めているオープニング・スタッフの一人。現在は文法、ライティングとSSPプログラムを担当。日本と韓国でESLと科学を7年間教えた経験のある、気さくな先生です。
SSP(Speaking for Success Program)の授業内容を教えてください。

「SSPは上級者向けのスピーキングクラスです。発音、イントネーション、リスニング、ディクテーション、討論、グループワークを中心に授業を進めています。新聞の記事を要約したり、今現在カナダで何が起こっているかを題材にしてディスカッションするのでカナダの知識も増えますよ。また、コンピューターを使って生徒の声を録音し、発音やイントネーションの矯正もします。自分の間違いを聞き、理解し、直すという段取りをふむと、自分の英語の癖やパターンが分かってきて、同じ間違いをしないように意識して話せるようになっていきます。4週間でサーティフィケート、8週間でディプロマがとれるプログラムです。」

SGICと他校との違いは何でしょうか。

「ESLプログラムでは、リーディングがレベル1でスピーキングがレベル6などと、教科とレベルのミックス&マッチが可能なところでしょう。特に韓国人、日本人は文法はよくできるのにスピーキングの苦手な人が多く、1つのレベルに括りつけて学ぶのには無理がありますから、このシステムは理にかなっていると思います。もう1つはスピーキング・ラボがあるところでしょうね。このような設備が整っている学校はなかなかないと思います。」

読者にメッセージをどうぞ。

「授業料を払って勉強しに来る学生に、やりがいのある面白い授業を提供するのは教師の役目です。私の魅力のおかげで(笑)、今のところ当校に申し込みをして途中で授業をキャンセルした学生はいません。これからも、生徒が満足できる楽しい授業を提供できるように、社交的でフレンドリーな先生達を揃えて皆さんを待っています。」


「小さなクラスでしっかり勉強できるところが気に入っています。」

ESLプログラムを受講中の学生のみなさん。
この学校の感想と、今後英語をどんな事に活かしたいかを教えてください。
Miguelさん:メキシコからの留学生。

「とても良い学校ですよ。校舎は快適だし、先生方はみんな優しいし。クラスサイズが小さいのがとても良いです。宿題は毎日ありますが、厳しすぎず調度良いです。僕は故郷のカンクーンで旅行代理店を開くのが夢です。社長兼ツアーガイドになって、メキシコの歴史や文化を英語で観光客に話せるようになりたいです。」


Kyokoさん:日本からの留学生。

「私は友達の紹介でこの学校に入学しました。クラスの学生の人数が少ないところが気に入っています。日本では歯科医院で働いており、ここで英語力をつけて、日本人以外の患者さんもケアできるようになりたいです。


Sandrineさん:フランスからの留学生。

「この学校は自分でインターネットで調べて決めました。先生方がフレンドリーでいいですね。ESLプログラムは、グラマー、ライティング、リスニング、スピーキングをそれぞれ時間割で分けて勉強するシステムが分かりやすくて好きです。私はフランスの観光地のホテルで働いているので、接客のために英語をもっと上達させたいです。」


Jinnyさん:韓国からの留学生。

「クラスのサイズがとても小さいので、みんなと友達になれるところが好きです。スピーキングでは討論やロールプレイがあり、特にロールプレイはグループを組んでするのでとても楽しいです。先生方は親切で、放課後に質問しても嫌な顔をせず笑顔で答えてくれるのが嬉しいです。

将来のプランはまだありませんが、韓国では良い職につきたければ英語は必須なので、がんばって英語力をつけて帰りたいです。」


<取材後記>

2010年6月にオープンしたばかりのSGIC。ダウンタウンの恵まれたロケーションで、フレンドリーなスタッフが迎えてくれました。校内のあちこちで集合写真を撮る学生の笑い声が聞こえ、アットホームな雰囲気に溢れた学校です。

取材日の写真撮影でも、ホワイトボードの前で撮影をしようとする記者に、「学校のロゴの前で撮ろうよ!」と学生さんが率先して立ち位置やポーズを決めるのりの良さ。学生がスタッフと一緒になって学校を作っている感じがありました。学生と教師との距離が近く、放課後も一緒にゲームをしたりして和気あいあいと楽しんでいるそうです。

プログラムはどのクラスも会話重視で、小さなクラスでしっかり勉強できる環境。今回ご紹介したESL、SSP、ビジネス英語以外のプログラムでもトライアルを受け付けているそうなので、詳しくはお問い合わせください。

レポート Jpcanda.com取材班(Nico)
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