毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報
2010.10.08

CAMBRIDGE WESTERN ACADEMY CANADA

『オーストラリアからやって来た、大規模校の新キャンパス!』
今年バンクーバーにオープンしたばかりのケンブリッジ・ウエスタン・アカデミー(以下、CWA)。15年の歴史を持つオーストラリアの人気校、Cambridge International College Australiaの新キャンパスです。6000人もの学生を誇る大規模校のクオリティー・プログラムが、今なら少人数クラスで学べます!

「大学や専門学校にも進学できる語学学校」

Chieさん(カウンセラー):ESLを経てカナダの大学でビジネス・マーケティングを専攻。CWAの中心となるマーケターの一人でもあります。学生さんととても仲良し!
この学校について教えてください。

「当校のメイン校であるCambridge International College Australiaは、メルボルン、アデレード、パースの3都市に11校のキャンパスを構え、全コース合わせて約6000名の学生が通うオーストラリアで一番大きな語学学校です。イギリスにも専門学校があり、現地の学生に職業訓練プログラムを提供しています。

今年オープンしたこのバンクーバー・キャンパスでは、ESLプログラムであるジェネラル・イングリッシュの他に、IELTSやビジネス・イングリッシュ等様々な英語プログラムを開講しています。また、複数のパートナー校と提携を結んでいるので、大学や専門学校へストレートに進学できる、大学準備プログラムも提供しています。

学校の特徴は?

「やはり基盤がしっかりしていて、クオリティーの高いプログラムを提供しているということです。どれも経験豊富なスタッフにより作成された、内容の濃いカリキュラムです。総合力をつけるジェネラル・イングリッシュでは、授業にパワー・リーディング(下記の英語講師による授業内容参照)や日記を取り入れ、他校とは違ったESLになっていると思います。学生さんには入学時に当校のロゴの入った日記帳が配られ、毎日の課題として日記が義務付けられます。講師によって添削され、評価の対象にもなりますので、ライティング・スキルもアップするカリキュラムですね。

また、少人数制なので、生徒一人一人をケアできるということも特徴です。今ですと1クラス平均5-6人ですので、スピーキングも上達すると思います。学生さんは、落ち着いてゆっくり勉強したいという方が多いです。年齢も他校よりもちょっと上めでしょうか。和やかな雰囲気の学校です。」

Chieさんのお勧めする、フルーエンシー・フォー・ツーリズム(Fluency for Tourism)はどんなプログラムですか。

「はい。こちらは主にレストラン、空港、ホテルでの接客で使う、丁寧で実用的な英語を集中的に学ぶプログラムです。すぐに使える便利な単語や言い回しがたくさん学べますし、発音を含め正しい話し方を指導しますので、より流暢に丁寧に話せるようになります。プログラムは4週間のフルタイムで、朝からずっと会話漬けになりますのでとても力がつきます。

授業は会話中心で、1ヶ月で自信を持って人前で丁寧な英語を話せるようになる事を目的としています。道案内の仕方を学びフィールドトリップで実践してみたり、レストランに行って客の立場で習った丁寧語を使ってみたりして、実践することで自信をつけていきます。また、アクティビティーの案内やお知らせなどを、マイクを使って全校生徒に校内放送する、といった面白いこともするんですよ。履歴書、カバーレターの書き方、面接の練習もします。

プログラム名には『ツーリズム』とついていますが、、英語環境のどんな接客業の仕事にもためになります。ワーキングホリデーの方や、企業研修を経験されたい方にも、ぜひお勧めしたいプログラムです。」

この学校で働かれてみていかがですか。

「新しい学校を立ち上げていく仕事はとてもやりがいがあります。オーストラリアの母校が大きく基盤がしっかりしているので、学生さんをサポートしやすい環境です。スタッフも旅行好きが多く、国際的でオープン・マインドなので一緒にお仕事をしていて楽しいですよ。」


「パワー・リーディングを取り入れた授業で総合力アップ!」

Jahlieさん(英語講師):ジェネラル・イングリッシュを受け持たれています。今夢中になっている事は、英語を教える事と環境問題だそうです。
ジェネラル・イングリッシュではどんな事が学べますか。授業内容を教えてください。

「午前中は教科書を使った対話式の授業で、文法、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの全てを総合的に学びます。毎日1時間のパワーリーディング・クラスが組み込まれている点がユニークですね。2〜3週間で一冊のペースで本を読み、1章読み終わるごとに読解力を見る問題を解いていきます。リーディングは毎日宿題として出され、クラスではそれを朗読して発音やイントネーションの矯正をします。本は映画化された小説を選んでいますので、読み終わったらクラスでその映画を見て、最後に宿題でエッセイを書いてもらう、という流れです。単語やイディオム、スラングが学べるだけではなく、流暢さが身につきライティング・スキルも伸びますね。

この後フルタイム・コースには、午後からの選択授業があります。主に発音、ライティング、文法、リスニング、スピーキング・クラスから各自のニーズに合わせて選択し、弱点克服を目指します。」

授業で心掛けていらっしゃることは?

「文法は必要不可欠ですが、文法だけの授業では飽きてしまいますよね。ですから私は授業に変化を持たせるために、プレゼンテーションや月2回のフィールド・トリップを取り入れています。緊張感も大切なので、生徒の話をビデオ撮りしたり、インタビューなどでカナダ人と対話する機会を与えたりしています。プレゼンテーションもフィールドトリップもトピックに関連する内容のものにして、総合的に力をつけるようにしています。」

採点はどのようにされていますか。

「毎週月曜日に前の週に学んだ章のテストをし、学んだことをきちんと理解しているかを調べます。ジェネラル・イングリッシュのクラス用に採点シートがあって、それに則って学生の成績評価をしています。宿題、出席率、授業参加、日記、テストの他に、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの4スキルも個別に採点し、合計点を出します。各学生の弱点を把握し、それぞれの今後の勉強の仕方を考えていくのに役立ちますね。」

この学校のどんな所が好きですか。

「ディレクターが若いので、フレッシュで斬新なアイディアをカリキュラムに取り込んでくれるところが気にいっています。他校と比べて進歩的かつ革新的な学校だと思いますよ。校舎もスペースが広々しているので、いろいろなアクティビティーができていいですね。1階のラウンジではカラオケ・パーティーまでできるんですよ。とても活気に満ちた職場です。」


学校の様子

学校の外観 ロビー 授業の様子
教室は広々として
贅沢なスペース!
カラオケやWii、卓球ができる
楽しいラウンジ。
アクティビティーは毎日。毎週金曜は郊外に出かけます。

「斬新なアイデアで新しいプログラムを次々生み出していきます!」

Lukasさん(Director of Studies):CWAでカリキュラムの作成や教師の指導にあたっています。
この学校のジェネラル・イングリッシュ・プログラムと、他校のESLプログラムとの違いは何でしょう。

「どの語学学校にもESLクラスはありますが、当校のジェネラル・イングリッシュ・プログラムの秀でている点は、そのインテグレイティッド・システムと、パワー・リーディングにあると言えます。インテグレイティッド・システムとは、文法、ライテイング、スピーキング、リスニングを別々のクラスで学ぶのではなく、1つのクラスで総合的に全てのスキルを学んでいく、というシステムです。教科書のトピックの内容にからめて文法を学び、会話をし、文章を書き、リスニングをする、という様に、全体をトピックに統合して構成したプログラムです。授業中は全てのスキルを同時に使うようになりますから、スキル別に学ぶ形の授業より総合力がつくはずです。

ESLにパワー・リーディングを組み合わせたこの授業展開は当校独自のものです。朗読により、流暢さ、理解力、発音、イントネーション、語彙力の全てが上達します。当校自慢のカリキュラムです。」

今後この学校をどのようにしていきたいですか。

「ゆくゆくは看護師のための英語や クッキング英語など、専門英語のプログラムを提供していけたらいいなと思っています。アジア人向けのスピーキング・クラスや南米人向けのスピーキング・クラスなど、よりきめ細かなプログラムの選択もできるようにしていきたいです。職業訓練プログラムも開講していけたらいいですね。今後どんどん新しいプログラムを増やしていく予定ですから、可能性は無限大です。」

読者にメッセージをどうぞ。

「当校の教師は思いやりがあり、家族のようなコミュニティーです。今はまだ小さい学校ですが、ポジティブな雰囲気に溢れています。ぜひトライアルに来てみて下さい!」


「この学校にはまた戻って来たいです。」

Kazuさん:ジェネラル・イングリッシュを受講中。
留学先に、バンクーバーとこの学校を選ばれた理由を教えてください。

「バンクーバーにはもともと、スノーボードが目的で来ました。ワーキング・ホリデーです。

学校はトライアルをした時に、生徒数が少ないので集中して勉強できて、雰囲気も良かったので決めました。他の学校も見に行きましたが、クラスに10名も生徒がいるとほとんど発言できるチャンスがないんですよね。この学校はその点発言機会が多いし、先生方はみんなフレンドリーで、よく声をかけてくれます。暫くこの学校で落ち着いて勉強をして、冬になったらウィスラーに移って本格的にスノーボードをする予定です。」

このプログラムを受講して為になっている事は?。

「僕はパワー・リーディングが為になっていると感じます。毎日小説を読むようになって読解力がついたので、雑誌も英語で読めるようになりました。授業中に朗読をして、先生に発音やイントネーションを直してもらえるのでためになります。小説の内容も面白いですよ。

午後の選択授業ではサバイバル・イングリッシュを取っています。スピーキングとリスニング中心のクラスでたくさん話せます。また、ロールプレイや討論をとおして語彙が増えました。」

アクティビティーにはどんなものがありますか?

「アクティビティーは盛んで、グラウス・マウンテンに行ったり、サッカー、美術館、クッキングなどバラエティーに富んでいます。日常生活でもなるべく英語で暮らすように気をつけてるので、アクティビティーがあるのは嬉しいですね。」

今後の予定は?

「ウイスラーでのスノーボードのシーズンが終わったらまたこの学校に戻ってきて、今度はフルーエンシー・フォー・ツーリズムを受講したいと考えています。英語の丁寧語やビジネス英語も身に付けたいので。その後カナダのカレッジで経営学を学んでみたいです。」


<取材後記>

オーストラリアの大規模校Cambridge International College Australiaが、バンクーバーに新キャンパスを開校しました。明確なコース・アウトラインや採点表に、しっかりした基盤が感じられました。バランスよく総合的に勉強できる語学学校です。大学や専門学校に提携校があるというのも魅力でしょう。

プログラムはオーストラリアのメイン校のものだけを提供しているのではなく、バンクーバー校オリジナルのプログラムもどんどん開発されているようです。中でもパワー・リーディングを取り入れたジェネラル・イングリッシュや、楽しく学べるフルーエンシー・フォー・ツーリズムは、工夫を凝らしたカリキュラムで実践的な英語を身につけられそうです。カリキュラムを作成するLucasさんは、次々と浮ぶ新しいアイデアを、目を輝かせながらお話してくださいました。

パンフレットに書かれた学校のキャッチフレーズは"Plan for the future"。1-2年後にまた取材で訪れるのが楽しみな学校です。

レポート Jpcanda.com取材班(Mimi)
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