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2011.07.22

Study English in Canada (SEC)

『アットホームな雰囲気の中、
安心して英語漬けになれる学校』
「話せるようになる」こだわりのESLプログラムを提供する私立語学学校SEC。カリキュラムの改善により、より効果的にスピーキングを上達させる内容に!
ワーホリ向けの仕事準備コース、「カスタマーサービス・プロトコル」と、合格率の高さで定評のある「ケンブリッジBEC」も人気。

「 学生、講師、スタッフが仲良し。大きな家族のような学校。」

Toddさん(ディレクター):トロント出身。大学ではジャーナリズムを専攻し、音楽雑誌の記者に。その後、韓国で5年間英語講師をつとめ、SECトロント校を経て、バンクーバー校のディレクターに就任。
SECはどのような学校ですか。

「SECは2001年にトロントを本拠地として創立された、私立語学学校です。
このバンクーバー校は2007年に開校し、メキシコ、ブラジル、南米、サウジアラビア、ヨーロッパ、中国、日本、韓国などからたくさんの学生が学びに来ています。
トロント校と同じカリキュラムのプログラムを提供しているので、面倒な手続きなしに転校ができて、両都市での留学ができます。
金曜日までバンクーバー校で学んで、週末にトロントに移り、月曜日からはトロント校でバンクーバー校の続きを勉強、なんていうことも可能ですよ。
SECで英語を学んだ後は、姉妹校であるトロントのキャリア・カレッジUCCBTで専門分野を学び、インターンシップを受けることもできます。」

他校との違いを教えてください。

「はい。バンクーバーにはたくさんの語学学校がありますが、英語の教授法はそう何通りもあるわけではありません。ですからどんなに良い講師を雇っても、どこの学校も似たような授業になってしまうんですね。そうなると語学学校としての違いは、やはりカウンセリングと学生へのケアに出てきます。当校では常に、他校とは一線を画する学生ケアを提供していきたいと考えていますね。

オフィスはオープンドア・ポリシーで、学生がいつでもどんな事でも相談しに来れるようにしています。カウンセリングには充分に時間をかける、スタッフ全員が積極的に学生に話しかけて学生の様子を把握する、等して最大限のヘルプをしています。学生達はカナダにいる間、交通機関から食べ物、水にいたるまで慣れないものに囲まれて暮らしていますよね。ですからせめてこの学校の中では、心から安心してリラックスしてほしい、そんなアットホームな学校であり続けたいと思っています。

私自身、入学時のスピーキング・テストでは、学生1人1人と会話をし、彼ら全員の名前を覚えるようにしているんですよ。名前を覚えてもらうということは、学生にとってとても大切なことです。「自分はこのグループの一員なんだ、ここは自分の居場所なんだ。」という、認識を持てるようになりますからね。私はまだ若く、子供もまだいないのですが(笑)、学生達は私を父親の様に慕ってくれています。私も彼らを守るのが自分の使命だと思っていますね!」


学校の様子

学校はグランビル駅、ウォーターフロント駅から徒歩3分 学生がいつでも気軽に相談しに
来れる、オープン・ドア・ポリシー
校内の様子

「総合英語+スピーキング+発音で、より効果的に英語を上達させるカリキュラム」

Chieさん(日本人カウンセラー/ジャパン・マーケティング・マネージャー):日本では留学エージェントを営まれていたので、教育業界に関する深い知識をお持ちです。カナダ在住歴も長く、安心してカウンセリングをお任せできます。
新しくなったESLのカリキュラムについて聞かせてください。

「はい。これまでは、午前中の9:00〜12:00は文法クラス、午後の1:00から3:00まではスピーキング・クラス、というカリキュラムでしたが、1月より、午前のクラスが総合英語のクラスに変わりました。これにより、これまでの文法に加え、読み、書き、リスニング、スピーキングの4スキルを磨く事が可能になりました。
当校にはスピーキングを伸ばしたくて通われる学生さんが多いのですが、会話だけを練習していてもスピーキングを伸ばすことはできません。総合力をつけないといつも同じ語彙を使って話すことになり、大抵の方が中級レベルあたりで壁にぶつかり、伸び悩みを抱えてしまうんですね。そこで当校のアカデミック・チームが考案したのがこの新しいESLカリキュラムです。午前の「総合英語」+午後の「スピーキング」+オプショナルの「発音」で、より効果的にスピーキング力を上げることを目指します。

午後のクラスはこれまでどおりの、話せるようになるためのスピーキング・クラスですが、その他にワーキングホリデーの生徒さんに人気の「カスタマーサービス・プロトコル」が選択できるようになりました。こちらはワーホリ向けの仕事準備コース(4週間)で、中級下レベルからの受講が可能です。

さらに、ESLの授業の後に取れる、オプショナルのクラスもご用意しています。発音/リスニング・クラスと新しく加わったイディオム・クラスです。3:00から4:00までの1時間コースなのでとりやすく好評です。

もう1つの大きな変化は、より厳密なテストによるレベル・アップ・システムを導入したことです。以前は午前のクラスの筆記テストだけで午後のスピーキングクラスはレベルアップ前にプレゼンテーションのみだったのですが、新しいカリキュラムでは、毎週金曜日の午前の総合英語クラスでのテストと、4週に一度の講師と一対一の面談による午後のスピーキングテストで別々のテストを行い、両テストの結果次第で、総合英語クラス、スピーキングクラスで各学生のレベルに合ったクラスで受講できるようになりました。学生のニーズにより答えられるシステムになったと思います。」

日本人におすすめのプログラムは?

「ワーキングホリデーの方に人気があるのは、ESLの午後のクラスとして受講できる、「カスタマーサービス・プロトコル」ですね。当校のほとんどのワーホリさんがこのクラスを受講されています。クラスでは接客業で使う単語、言い回し、オーダーのとり方やお客様への対応、苦情への対処法、北米式の職探しのノウハウなどを学び、ロールプレイを通して練習していきます。履歴書の作成や面接の練習も行いますので、受講後は皆さんご自身で仕事探しをして、GAPやTim Horton, Wave Coffeeなどのカフェやレストラン、アパレル店で働いていらっしゃいます。

スピーキングが苦手な方には、「パワー・スピーキング」がおすすめです。スピーキングに必要なプレゼンテーション・スキル、コミュニケーション・スキル、そして発音矯正をまとめたパッケージ・コースになっています。日本人の苦手な自己表現方法や、会話を膨らませるための表現方法、意見の述べ方などを学ぶ、1日4時間(1:00〜5:00)のプログラムです。自信を持って会話ができるようになりますよ。」

将来は英語環境で仕事がしたい、またはビジネス・カレッジ等に進学したい、という方にお勧めしたいのは「ケンブリッジBEC」です。ビジネスEメールやビジネスシーンでの電話応対などのビジネス英語やマーケテイングに関する一般知識を学び、ビジネス英語の資格をとる事が出来ます。スピーキング、ライティング、リスニング、リーディングの全スキルを学び英語が総合的に上達するので、TOEIC対策として受講される方もいらっしゃいます。TOEICはビジネス要素が強いので、ケンブリッジBECで学んでおけば自然にTOEICの点数も上がります。このプログラムを受講後にTOEICを受けたら、200点以上点数が上がっていた、という方もいらっしゃるんですよ。8週間のフルタイムで、9:00から3:00までみっちり勉強するカリキュラムなので、集中的にしっかり学んで力をつけることができます。」

SECの特徴でもある「英語漬け環境」は、どのように作られているのか教えてください。

「はい。当校には厳しい英語オンリー・ポリシーがありまして、ラウンジには、母国語を話してしまった学生さんの名前を書き込むブラック・リストが貼られています。停学の罰則を含む厳しいペナルティーがあるので、学生さんには入学時に同意書にサインをいただいているのですが、やはりそのような徹底した英語オンリー環境を自ら選ばれるだけあって、学生さんは真面目に勉強される方が多いですね。ルールだから守るのではなく、自分の英語の上達の為に守っている、といった感じです。

また、当校のESLでは、毎日1時間半分ほどの宿題が出るうえ、毎週金曜日にはテストがあります。そのため、学んだ事を忘れる前にしっかり復習でき、家でも英語漬けになれますよね。英語の上達度の確認にもなります。

さらに、当校では無料のカンバセーション・クラブも提供しています。レベルは関係なくどなたでも参加できますので、友達も増えますよ。」


学校の様子

受付 授業風景 一対一のスピーキング・テスト
清潔な校内 お昼休みの風景 ラウンジにはビリヤードが!

「語学留学するなら資格を取って帰ろう!ケンブリッジBEC」

Scottさん(ケンブリッジBEC講師):企業家としての経験をもとに、長年ケンブリッジBECを専門に教えてきたベテラン先生。生徒1人1人の弱点を把握し、各生徒別に評価表を作成してくれます。「写真は緊張しちゃって苦手」だそうですが、実物はとても温和でフレンドリーな方です。
ケンブリッジBECとはどのような資格か教えてください。また、どんな人におすすめですか。

「ケンブリッジBECとは、あの有名なケンブリッジ大学が認めたビジネス英語の検定試験です。その認知度は非常に高く、世界中の多くの企業が、雇用条件の1つとしてこの検定試験のサーティフィケートをあげています。
ケンブリッジBECをイン・ハウス・トレーニングとして使っている企業も多いですね。就職に役立つスキルがたくさん学べるので、実際に私自身も、自分の立ち上げた雇用支援の会社で使っていました。
また、カレッジや大学でビジネス関連コースを受講する際や、スキルド・ワーカーのカテゴリーでカナダへ移民する際にも、資格証明書として使うこともできます。

ケンブリッジBECは合格か不合格かの検定試験であり、TOEFLのような点数制ではありません。有効期限もないので、一度合格してサーティフィケートを取れば、一生資格として持っておけるのが魅力ですね。今は語学留学も珍しいことではなくなったので、語学学校からのサーティフィケートだけでは履歴書に箔がつきません。留学するからには英語プラス何らかの資格を持って帰りたいものですね。800年の歴史を持つケンブリッジのBECサーティフィケートを持っていれば、様々な場で有利です。英語環境の就職を目指す人にはぜひとっておいて欲しいプログラムですね。

このプログラム受講には中級程度の英語レベルが必要ですが、ビジネスの経験は全く必要ありません。
SECはケンブリッジの公式テストセンターなので、学校でリラックスして公式試験が受けられますよ。当校受講者の約90%が合格しています。」

クラスではどんなことが学べますか。

一般的なビジネスシーンで役立つ英語を学びます。ビジネス・レターの書き方や、電話応対の仕方、質問の仕方、ミーティングの進め方、グラフの書き方、さらにマーケティングについても学んでいきます。ケンブリッジBECのスピーキング・テストには、スモール・トークとプレゼンテーション、ディスカッションも含まれるので、授業ではその対策として、スピーキングの時間を多くとっています。どんなテーマについても話せるようにならないといけないので、幅広い分野の語彙を教えていますね。ケーススタディーを通して様々なビジネスシーンでのコミュニケーションのとり方も学びます。例えば意見の発表の仕方や、交渉の仕方などですね。グループ・ワークやペア・ワークによるロールプレイも行います。

クラスでは毎週模擬テストを行うので、上達度を定期的に確認できます。模擬テストの後は必ずみんなで見直し、復習をして、間違った所をきちんとマスターするようにしています。ケンブリッジBECはTOEFLやIELTS、TOEICとも似ているので、このクラスをとっておけば、これらのテストでも良い結果が出せるはずですよ。

ケンブリッジBECは国際的に認められた資格。8週間ずっと一緒に勉強をするので、学生達はとても仲良しですね。」


学校の様子

アクティビティー ポットラック・パーティー 母国語を話した人の名前は
ここに書き出されます!

「ワーホリ必見!カスタマーサービス・プロトコルで、カナダでの仕事探しは準備万全!」

Takumiさん:パワー・スピーキングを受講中。
この学校を選ばれた理由は?

「僕はシャイな方なので、あまり大きすぎない学校で良い所を紹介して欲しいとエージェントに相談したところ、ここをすすめられました。最初は総合英語+スピーキングを4週間とってみたのですが、学校が気に入ったのでもう一月延長して、総合英語+カスタマーサービス・プロトコルをとりました。その後また延長して、今はパワー・スピーキングを受講しています。

この学校は先生方が皆さん親切ですね。廊下で会うといつも声をかけてくれて、楽しく会話をしています。相談ごとにも乗ってくれるし、本当に生徒のことを気にかけてくれている感じです。英語オンリー・ポリシーも規律としてみんなの中にあると思います。学校で日本語を聞いたことはないですね。」

それぞれのクラスで学んだことを教えていただけますか。

「はい。総合英語のクラスは教科書を使った授業で、文法や4スキルの基礎がしっかり学べました。
午後のスピーキング・クラスは教科書を使わずにひたすら会話の2時間です!午前中に習ったことを活かして会話をすることが多かったですね。3−4人で組んでグループ・ワークをすることもありました。間違いは先生がきちんと直してくれていたので、自分のスピーキングの癖もわかり、意識して直せる様になってきたと思います。毎日トピックが変わるので語彙も増えましたね。簡単なプレゼンテーションもしました。いろいろな国籍の学生がいるので他文化についても学べて楽しかったです。

カスタマーサービス・プロトコルでは、カフェなどの飲食接客業で使う単語や英語での言い回し、オーダーのとり方、お客さんとの応対方法を学びました。苦情への対応法なども、実際にロールプレイを通して練習したので身についたと思います。
それからカバーレターと履歴書の作成もしました。先生にアドバイスをもらいながら直しを加えていって、満足のいくものが出来ました。
最後の4週目は、カナダでの労働法や英語での模擬面接、給料明細の見方や税金についても学びました。模擬面接は先生と一対一でかなり本格的でしたね。部屋への入り方から名前を言って握手をするところなど、初めから最後まで細かい指導が受けれました。僕はワーキング・ホリデーで来ているので、このプログラムで習ったことは必ず役に立つと思います。
今仕事を探しているのですが、先生がとても親切で、いつもいろいろ相談にのってくれています。

パワー・スピーキングは楽しいクラスですね。働く前にもう一ヶ月何か勉強したいなと思って千恵さんに相談をしたら、『カスタマー・サービスの仕事を希望しているなら、パワー・スピーキングでスピーキングを伸ばしておくと良いのでは』とすすめられました。クラスではプレゼンテーションやディベート、発音の練習などをしています。担任の先生がとても丁寧に教えてくれる方で、自分にもあっていると思うし、恥ずかしがらずにどんどん話せるので気に入っています。」


<取材後記>

この学校の特徴は、アットホームで家族的な雰囲気。
学生さんはディレクターのToddさんを父の様に慕い、大きな家族のような学校で、安心して勉強に励んでいます。スタッフのChieさんによると、Toddさんは、休憩時間になると学生と交流をはかるために校内を歩き回り、オフィスにはほとんどいらっしゃらないそうです。
「いないなあ、どこに行ったのかなあと思っていると、『学生にパスタのレシピを教えてた。」とか「特別レッスンを開いてたんだ。」とか言いながら1時間後に帰ってくるんですよ。」と、笑いながら話してくださいました。
記者もこの日、お昼休みの12:00になったとたんにオフィスからラウンジに向かうToddさんを目撃。「今日のランチは何?」「今夜ホッケー見る?」などと、廊下ですれ違う学生みんなに声をかけていらっしゃいました。
校内で会った学生さん達も礼儀正しく、マナーを守って校舎を使う様子にとても良い印象を受けました。

お話を伺ったESL、カスタマーサービス・プロトコル、ケンブリッジBEC、パワースピーキングは、どれもSECのアカデミック・チームが長年の経験をもとに考案した自慢のプログラムです。

4ヶ月以上お申し込みのワーホリを対象とした長期休暇制度もあり、就学期間の途中でお金が無くなってしまっても、休学をして仕事をして、また学校に戻ってくることができます。
学生はもちろん、ワーホリの方にもおすすめしたい学校です。

レポート Jpcanda.com取材班(Piccolo)
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