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2011.10.21

Canadian College

『留学生主体!国際色豊かな専門学校』
国際貿易やホテル&ホスピタリティー・マネージメントの資格プログラムが人気のCanadian College。
留学生に最適な環境を提供しているため、国際色豊かな私立専門学校です。キャンパス内には付属の語学学校やレストラン・カフェもあり、コミュニティー要素がぎっしり詰まった学校です。

「各業界のプロが、自らの経験に基づく実践スキルを伝授!」

Jayさん(Dean):積極的に学生とのコミュニケーションをはかる、フレンドリーなアカデミック・ディレクター。株や経済学に深い専門知識をお持ちです。
貴校はどの様な学校ですか。

「Canadian Collegeは主にビジネス、国際貿易、ホスピタリティー、IT、プロジェクト・マネージメントの5分野の職業教育を行う、私立専門学校です。PCTIA(Private Career Training Institutions Agency of BC)とEQA(British Columbia Education Quality Assurance)から認定を受けており、両機関からの厳しい審査をクリアーした、クオリティーの高いプログラムを提供しています。

当校のカリキュラムは、論理のみを教える大学とは異なり、論理に実践スキルを組み合わせているのが特徴です。講師陣は最低でも修士学位以上のしかるべき学歴を持ち、世界各国の一流教育機関で働いた経験を持つ者ばかりです。起業家や企業最高責任者として各業界で活躍してきた彼らが、自らの経験に基づく実践スキルを伝授しています。Co-op(またはインターンシップ。企業研修のこと)込みのプログラムもあり、学生はどんな企業ででも通用するトレーニングを受けているので、卒業時にはプロとして働くのに充分なスキルを身につけています。」

留学生が学びやすい環境だと伺っていますが、その環境とは?

「英語を母国語としない留学生にとって、専門分野の勉強というのは大変なものです。しかし当校の学生は留学生が主体なので、地元の学生が大半を占める学校に比べると、授業についていきやすい環境なのは確かですね。クラスサイズも少人数制で、講師は学生全員の名前を覚えています。各国の専門カウンセラーも常勤しており、留学生へのサポート体制は万全です。

また、当校では、同キャンパス内でCCEL(Canadian College of English Language)という英語学校を運営しており、ほとんどの学生がそこで半年から一年間英語を学んで語学力をつけてから専門コースに入るという形をとっています。その他にもキャンパス内ではレストラン・カフェを併設していて、学生達の憩いの場であると同時に、ホスピタリティー・プログラムの実習の場としても使われていますので、語学面、社交面、実習面で環境が整っていると言えるでしょう。

このビル全体が当校専用であるうえ、すぐ近くには学生寮も運営していることから、学生はここでコミュニティーを形成しているような感がありますね。カナダに来たばかりでなかなかカナダのコミュニティーに馴染めないでいる学生達にとっても、Canadian Collegeはきっと居心地の良い場所になると思いますよ。」

学生の国籍バランスは?

「当校は専門学校には珍しく、とてもインターナショナルです。東ヨーロッパからの学生が多いのですが、ロシア、ウクライナ、トルコ、ルーマニア、モルドバ、ブラジル、メキシコ、チリ、インド、台湾、韓国、タイ、サウジアラビアなど、25カ国からもの学生が通ってきています。日本人は4%ほどですね。クラスメートとの授業を通して、学生はいろいろな異文化や考え方に触れることができ、教室内で日々グローバルな体験をすることができます。これは彼らの人生における貴重な経験になるでしょうね。このような環境を提供できることは、当校の強みだと思います。」


学校の様子

この5階建てビルの
全体が校舎です。
レセプション フロント・ラウンジ
校内の様子 オーナーのJimさん 清潔でモダンなホール

「3ヶ月から2年まで、資格、時間、予算のニーズに合わせて期間を選べるプログラム」

Shojiさん(アジアン・マーケティング・ディレクター):教育分野での経験が豊富な、頼りになるスタッフ。明るく、かつプロフェッショナルなShojiさんのもとには、たくさんの学生さんがカウンセリングに訪れます。
Shojiさんおすすめのプログラムは何ですか。

「やはりおすすめは、国際貿易プログラムホスピタリティー・マネージメント・プログラムですね。Co-opを組み込んだ、2年のプログラムが人気です。

このプログラムには、必須課程として6ヶ月間のCo-op期間を2つ設けているので、学生は卒業までに合計一年の企業研修をうけることになります。学生のそれまでの経歴にもよりますが、最初の研修先が無給のエントリー・ポジションであっても、後半の研修先では最初のCo-opで得た経験が評価され、1つ上の責任あるポジションや、有給のお仕事を得ることもできます。この様に経験をいかしてステップアップができるところに、研修期間を2度に分けたメリットがあると言えますね。

当校では就職口を探すこともトレーニングの一環と見なしているので、キャリア準備クラスで履歴書の書き方やカナダの就職状況をレクチャーし、仕事探しもサポートをしています。」

他校の国際貿易プログラムとの違いはどんな所にありますか。

「まず一点目の違いは、当校の国際貿易プログラムには、ビジネスの基礎科目が組み込まれていることにあります。FITT科目以外にも、マーケティング、コンピューター・スキル、アカウンティング、コミュニケーションなど、あらゆるビジネス・シーンで用いるスキルを身につけることができるのです。
FITTは、留学生がかぎりぎりの英語力でいきなり学ぶのには、とても難しいコースです。受講ができてもテストに合格しなければ資格は取れませんので、当校では最初に基礎的なビジネスをしっかり学び、徐々にFITT科目を取り入れていく、独自のカリキュラムを展開しています。このカリキュラムなら、日本人学生も授業についていきやすいですね。

2点目の違いは、CITP(Certified International Trade Professional)が取れることにあります。CITPとは、FITTの全8科目でディプロマを取得した後、1年以上国際貿易業務に携わる仕事をしてきた者に与えられる称号で、当校が2年のプログラムを提供している理由はまさにこれにあります。(プログラムに含まれる1年間のCo-opが、CITP認定に必要な1年と見なされます。
卒業時にはこのCITPの申請書を準備する所までお手伝いをする、というのが当校のコンセプトですね。他校の短期プログラムではこれができません。」

ホスピタリティー・マネージメント・プログラムはいかがですか。

「こちらも国際貿易同様、ビジネスのクラスとCo-opが盛り込まれています。メインとなるAH&LAの資格コースの他、ホスピタリティー全般とツーリズムも取り入れていますので、就職の際に選択の幅が広いですね。航空会社や旅行代理店出のお仕事にも対応できます。」

Co-op抜きの、短期コースの選択肢もあるそうですね。

「はい。当校では学生の様々なニーズにお答えできるよう、短期のプログラムもご提供しています。6ヶ月のディプロマ・コースや3ヶ月のサーティフィケート・コース(いずれもフルタイム)は、時間も予算もない、でも帰国前に何か資格が欲しい、という方に最適なオプションです。

また、専門プログラムのクラスを、大学のコマの様に個別に受講することも可能です。パートタイムとして、週に一回1クラス(1科目)からお取りいただけます。ほとんどのクラスが午後やイブニングの時間帯なので、働いている方でも通いやすいですよね。科目によっては、FITTやAH&LAの修了書が出るクラスもありますので、履歴書の箔づけにもなりますね。」

学生寮について教えてください。

「はい。当校はダウンタウンのロブソン・ストリート沿いという絶好のロケーションに、専用学生寮を所有しています。学校からは徒歩10分足らずで、周辺にはたくさんのレストランやお洒落なお店、スーパーマーケット等があり、非常に便利ですね。バンクーバーのトレンドであるロブソンは地元の人達や観光客に大人気で、学生寮を目当てに当校を選ばれる学生もいるほどです。
お部屋のタイプには1人部屋、2人部屋、専用ステューディオの3タイプがあります。
寮での滞在は、世界各国からの留学生達と知り合える良い機会ですよ。」


学校の様子

コンピューター・ルーム 授業の様子 屋上にはテラスが設置され、
学生達の憩いの場に。
Canadian College専用学生寮 学生寮の部屋 みんなが集まる校内の
レストラン・カフェ

「ビジネスも学べる国際貿易プログラム」

Hitomiさん:国際貿易プログラムを受講中。現在Canadian CollegeでCo-opの研修を受けていらっしゃいます。
Canadian Collegeでの留学を決められたきっかけは?

「初めは一年間の語学留学という目的でカナダに来て、CCELで英語を学んでいました。でもここで暮らすうちにどんどんカナダが好きになって、もっと長く居たい、付属の専門学校で資格を取る勉強がしたい、と考えるようになりました。
日本では大学の専攻が国際関係学だったので、FITTを学べる国際貿易を学ぼう、と決意して今に至ります。」

国際貿易プログラムではどんなことを学ばれていますか。

「マーケティングのクラスでは、マイクロソフトやアップル等の実在する企業の製品をとりあげて、そのマーケティング法を考える、というグループ・プロジェクトをやりました。

スモール・ビジネスのクラスでは、実際に自分達で企業を立ち上げるシミュレーションをしました。私達のグループは服屋を経営するというシミュレーションだったのですが、広告はどれぐらい出すか、収益はいくらぐらいでるか等、細かい数字を打ち出す作業が難しかったです。このプロジェクトでは、グループごとに出た赤字や黒字を比較して、最も高い黒字が出せたグループが勝つ、というグループ対決をしたので、みんなの張りきり度と団結力は相当のものでしたね!すごく面白かったし、勉強になりました。」

この学校にして良かったと思う点は?

「他校ではFITTだけを教える国際貿易プログラムが多いと思いのですが、この学校ではFITTに加え、ビジネスの基礎も学べるのが良いですね。ビジネス・クラスは学べば学ぶほど面白くて、もっと深く勉強したくなります。企業研修が積めるのも私にとっては大きなポイントですね。

それから、先生方が各分野の専門家であるという点です。例えばマーケティングのクラスの先生はプロのマーケティング・アドバイザーで、アカウンティングのクラスの先生はプロの会計士、といったように、1人の先生が全てのクラスを受け持つのではなくて、一つ一つのクラスがその道のプロのによって教えられています。

クラスメートは皆さん英語が上手で、授業中も積極的に発言をしています。私もそれに刺激されて頑張れるので、とてもいい環境だと思っています。」

Hitomiさんは、この学校でCo-opの研修を受けていらっしゃるそうですね。

「はい。昔からカウンセラーの仕事と、国際的な職場に憧れがあったんです!インターナショナル・スクールも、教育を海外に輸出しているという位置づけで貿易の範疇に入るので、この学校での研修を希望しました。主に日本人のカウンセリングや、オリエンテーションのお手伝いをしていますが、Shojiさんの様な素晴らしいカウンセラーさんのもとで働けることは本当に幸運だと思っています。この学校はスタッフも国際色が豊かなので、コミュニケーションをとるのが楽しく、とても良い経験をさせていただいています。」


学校の様子

業界のプロによる授業 校内のレストラン・カフェで研修を
受けることもできます。
アクティビティーも盛ん!

「国際的な視野を養える、ホスピタリティー・マネージメント・プログラム」

Emiさん:ホスピタリティー・マネージメントのディプロマ・プログラムを受講中。
この学校や先生方の印象はいかがですか?

「学校はダウンタウンの中心にあって、通学に便利な場所です。カフェやショッピングセンターも近く、休み時間や授業の合間の気分転換によく利用しています。学校の中にはレストランもあるので、休憩時間は外に出なくてもコーヒーが買えてうれしいです。

先生方は業界のスペシャリストばかりです。そんな先生方に教えていただけるのは幸せだなと思っています。実際の現場での経験を例にあげて授業を進行してくれるので、カナダはもちろん、世界の情勢を学ぶことが出来ます。また、どの先生も学生の顔と名前を覚えてくれていて、いつも”How is it going?”と声をかけてくれるので、質問もしやすいですね。心配事を相談してアドバイスをもらったりもしています。」

授業ではどんな課題が出ますか。

ケーススタディーを通して、提起された問題をどのように解決すべきかをディスカッションすることが多いですね。例えばホスピタリティー人事の授業で行ったケーススタディーでは、”客室数200のホテルのfood & Beverage (食事や飲み物をを扱うセクション)で働くジョンは、その素晴らしい仕事振りが上司に認められ、スーパーバイザーに昇進する。ところが部下を指導する立場になったとたんに失敗を繰り返すようになり、部下や上司からの信用を失ってしまう。ジョンはどうすればよかったのか、彼はスタッフに対し、どのようなトレーニングをするべきだったのか、ジョンの昇進は適切だったのか”・・・といった事を、人事の視点から考えて話し合いました。

また、一般ビジネスのマーケティングの授業では、毎回各学生がおすすめのテレビCMを持ち寄って、そのCMを通して企業が伝えようとしているメッセージとは何かをみんなで考えます。
様々な国から来ているクラスメート達と意見を交換し合うので、常にいろいろな角度から物事を考えられるようになりました。」

今までで最も面白かった授業は何ですか。

「インターナショナル・ホテル・デブロップメント&マネージメントのクラスです。海外に進出する際のマネージメント術を学んだのですが、アジア進出の代表例として、よく日本が取り上げられていました。日本が海外からどのように見られているのかを知ることが出来て、非常に面白かったです。
日本人に合わせた交渉術や日本のツーリズム業界の現状などが海外視点で学べて、自分の国を新しい方向から見ることができました。

最も難しかったことは?

「最初の頃は、専門用語にとても苦労しました。授業中に辞書を引いていると授業に追いつけなくなるので、予習で分からない単語が無いように準備して授業に出席するようにしています。」

今回の留学を今後どの様な形でいかしたいですか?

「私はCanadian Collegeでマネージメントを勉強してみてその面白さに気付き、将来の新しい選択肢が増えました。まだマネージメントの道に進むと決めた訳ではないですが、この留学で得た経験を生かして1人でも多くの人に笑顔で“ありがとう”と言われるような物やサービスを提供できる人間になることを目標にしたいです。」


<取材後記>

今回の取材で印象的だったのは、「ただ教室が並んでいるだけの学校ではありません。」というShojiさんのお言葉。ビル全体を使ったキャンパスは、あらゆるスペースが学生の交流の場としてデザインされ、国際色豊かな学生達が多文化コミュニティーを形成しているかのようでした。その例でもあるキャンパス内のレストラン・カフェは、朝から夜まで営業。安くて美味しいので、朝食を食べに来る学生や、パーティー会場として利用する学生、ホッケー観戦をする学生などと、いつもたくさんの学生と講師&スタッフで賑わっているそうです。
孤立感を感じがちな留学生にとって、みんなで集まれる自分の居場所を持てるということは、心励まされることに違いありません。

各業界のプロから学べるプログラムも少人数制で、留学生が卒業/資格取得まで勉強を続けやすい環境です。企業研修オプションや語学学校、学生寮、各国専門カウンセラーなど、プラスアルファも充実しています。

地元の人に混じってマイノリティーとして学ぶのではなく、自分と同じように英語を母国語としない多国籍の学生達と対等に専門分野を学びたい、国際的視野を養いつつ専門分野の資格を取得したい、という方におすすめしたい学校です。

(*このレストラン・カフェ、一般の方にもご利用いただけるということなので、ぜひ一度立ち寄ってみては?)

レポート Jpcanda.com取材班(Mimi)
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