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2012.01.13

VGC LANGUAGE SCHOOL

『ビギナーから学べる、TOEFLとIELTSの専門学校』
TOEFLとIELTSのテスト対策プログラムで有名な私立語学学校、VGC。
細かく6レベルに分けられたフルタイムの英語試験対策プログラムに加え、全9レベルの総合英語プログラムも開講され、ビギナーから学べるようになりました。
Work & Studyプログラムも充実していて、様々なインターンシップ/Co-opオプションを提供しています。

「全9レベルの基礎英語+全6レベルのTOEFL、IELTS、大学進学準備プログラム!」

貴校は上級者向けのTOEFLとIELTSの試験対策コースの専門校として有名ですが、ビギナーでも受講できる、総合英語プログラムも提供されるようになったとか。

「はい。当校ではこれまで主にフルタイムのTOEFLとIELTSの試験対策コースを専門に提供してきたため、英語力の足りないESLの学生はプログラムを受講できないことがありました。そこで、今までは1レベルしかなかった総合英語プログラムのEAP(English Academic Purpose)を9レベルに増やし、ビギナーからアドバンスのどんなレベルの学生でも、試験対策コースのレベルにまで英語力全般を上げる事ができるようにしました。

EAPと一般のESLの違いは、ESLがサバイバル・イングリッシュで、覚えた言葉を繰り返して使う『暗記』のプログラムであるのに対して、当校のEAPはアカデミックに重点を置いた、『応用』のプログラムであることです。リスニング/スピーキング/ライティング/リーディングの全てにおいて自由自在に文法や語彙を使いこなす力を身につけることで、後のTOEFLやIELTSの試験で問題を解く際に、その応用力が発揮できるようになります。

EAPでしっかり4スキルを磨きレベル9を修了した後は、TOEFL、IELTS、大学進学準備プログラムの中から1つを選んで受講するという流れになっています。これらのプログラムはそれぞれ準備コース、基礎コース、対策コースの3コース/6レベルに分かれていて、各レベルに見合った適切な指導が受けられます。(1コースにつき2レベル×3コース=合計6レベル)」

貴校の強みを教えてください。

「当校の一番の強みは、経験豊富で優秀な講師陣です。講師の75%がマスター・ディグリーを持つ英語教育の専門家である上、ほとんどの講師がTOEFLあるいはIELTSのオフィシャル試験官です。(=それぞれの試験団体から直接にトレーニングを受け、サーティフィケートを得た者)そのため試験対策プログラムでは、最近の試験の流れや、高得点の取り方のポイントなどを抑えた授業を受けることができます。月に2回の模擬試験も、試験官に一対一でスピーキングやライティングを添削してもらえるので、自分の弱点を把握することができますね。

また、当校では放課後6時までを自習時間として学生に開校して、学生が1対1で講師に質問できる環境を提供しています。コンピューターでリスニングの勉強をしたり、発音の個別指導を受けることができるんですよ。

それから1クラス平均7〜8人くらいの少人数制であること。

また、当校がTOEFLの公式テスト・センターでもあることも強みの1つでしょう。普段から使い慣れた学校のコンピューターで本番の試験が受けられるということは、学生にとって非常に有利なことです。

それに加え、2011年春から新しくスタディー&ワーク(インターンシップ/Co-op)のプログラムも開講されました。アカデミックな英語力+カナダでの就業経験があれば、帰国後の就職の幅がぐんと広がるのではないでしょうか。」

アクティビティーも盛んだそうですね。

「はい。アクティビティーは毎日提供しています。放課後だけはなく、休み時間とランチ・タイムを利用したソーシャル・ブレイクの時間は、ラウンジで会話やゲームも楽しめますよ。」


学校の様子

趣のある古いビルを改装した校舎 レンガが素敵な教室 授業の様子
懐かしい感じのする教室 3階の様子 教室

「6種類ものスタディー&ワーク・プログラムが自慢!」

Georgeさん(マーケティング・コーディネーター):バンクーバー生まれ。オーストラリア、イギリス、アイルランド、韓国、インド、ネパール、中国、フィジー、モロッコ、北アフリカなどたくさんの国を旅行した経験が、学生の習慣や文化を理解をするうえでとても役立っているそうです。
Georgeさんはこの学校でどんなお仕事をされていますか。

「主にブラジルとヨーロッパ諸国のマーケティングを担当していますが、実際の所は『何でも屋』です!学生のオリエンテーション、ウエブサイトや教材のの管理、ビルの管理、講師/スタッフと学生間の橋渡し役、などなどいろんな事をしてますよ(笑)。以前韓国で英語講師をしていたことがありますが、VGCは大学を出てTESOLをとったばかりの若い講師を雇うような学校ではありません。英語講師としての経験豊富な講師ばかりで、25年の経歴を持つ講師もいるほどなので、僕は学生の学校生活がスムーズにいくように、そして彼らがカナダでの生活をエンジョイできるように取り計らうことに徹しています(笑)。
いろいろな国から来る学生達との交流はとても楽しいですね。彼らは僕達と違った目でカナダを見れるので、いつもカナダと自国との違いを教えてもらっています。」

スタディー&ワーク・プログラムについて教えてください。

「はい。当校では、6種類のスタディー&ワーク・プログラムを提供しています。スタディー&ワークとは、プログラムの前半は学校で英語を学び、後半は講義の受講期間と同期間のインターンシップを経験する、というものです。プログラムによって期間や条件は異なりますが、英語力はレベル7以上が必要とされています。

仕事の斡旋は、当校が提携を結んでいる、カナダで最も大きなインターンシップ斡旋会社をとおして行われます。カナダ中の様々な企業とコネクションがあるため、バンクーバーのみならずトロントやモントリオールでのお仕事も可能です。これは本の一例ですが、アカウンティング、ビジネス・アドミニストレーション、ファッション業界、映画業界、法律事務所、ホテル、ソフトエンジニアリング、ウエブ・デザインなど多くの分野で実に65000以上のポジションを用意し、学生に多種多様な可能性を提供しています。」

その6種のプログラムを1つずつ簡単にご紹介していただけますか。

「もちろんです!大きく分けて無給と有給、そしてその二つを組み合わせたコンバインド・プログラムがあります。

まず一つ目は、セルフ・プレイスメントと言って、学校からの斡旋は受けずに自分の力で仕事を見つけるプログラムです。将来カナダで長く働く方法を探したい学生が好むプログラムですね。

二つ目は、プロフェッショナル・アンペイド・インターンシップです。無給ですが、カナダの企業でプロフェッショナルな仕事が経験できるので、一番人気があります。これから日本に帰って就活をするために、カナダでの経歴が必要と言う方におすすめですね。専門分野の仕事も斡旋できるので、専門知識を持った学生はぜひチャレンジしてほしいです。

3つ目と4つ目にあたるカジュアル・スタディー&ワークでは、シティーとリゾートの2つのオプションを提供しています。キャリア向けのプロフェッショナルな職種ではなく、カジュアルなお店やカフェ、レストラン等での仕事になります。リゾートでは、ウイスラーのB&Bやロッキーのホテル等での仕事が多く、中には宿泊先が提供される仕事もあります。有給なので最低賃金は保証されますし、仕事以外の時間はスノーボードやアウトドア・スポーツを楽しむこともでき、カナダらしい経験ができるでしょう。

5つ目のコンバインド・ スタディー&ワークは、カジュアル・スタディー&ワークとプロフェッショナル・アンペイド・インターンシップとを組み合わせたプログラムです。例えば昼間は無給のインターンとして実習をつみ、夜はカフェやレストランで有給で働く、といったようにどちらも経験できるのが魅力ですね。

そして6つ目のプロフェッショナル・ペイド・インターンシップでは、オフィス・アドミニストレーション、ホスピタリティー・マネージメント、インフォメーション・テクノロジー、エンジニアリングの4分野に限り、有給の職種を斡旋しています。このプログラムに関しては、レベル9以上の英語力と各分野での経験が求められます。企業でチームの一員として責任を持って働く経験は、帰国後の就職にも大きなプラスになりますね。卒業生達は海外での就業経験が買われ、自国でとても良い仕事を得ています。」

それでは自分の経歴と英語力を良く見極めて職種を選ぶことが大切ですね。

「そうですね、例えば英語レベルがビギナーで働いた経験もない学生が、投資会社で有給の仕事を望んでも、それはまず難しいですよね。職種によって、コミュニケーション能力があれば大丈夫なものから、高度の英語力を要するものまで様々なものがありますが、英語レベルが高ければ高いほど、仕事の幅が広がることは確かです。
ですから当校では学生の履歴書をインターンシップ斡旋会社に送り、希望する職種が適格かどうか、必要条件を満たしているかどうかを、事前に審査してもらっています。

この斡旋会社は非常に信頼できる会社で、もし学生の希望する分野にコネクションがなければ、その分野の企業に熱心に働きかけ、積極的に学生を売り込んでくれます。最近では、海洋生物学を専攻しているブラジル人学生の、バンクーバー水族館でインターンシップがしたいという希望を、見事に叶えてくれました。以前とても専門的な分野でのインターンシップを希望する学生がいた時も、この斡旋会社が170もの企業に掛け合って研修先を確保してくれたんですよ。

当校ではこの斡旋会社と提携して、学生に最大限のサポートをしています。面接のトレーニングからレジュメの書き方、インターンシップが始まってからのフォローアップまでしっかりしていますので安心ですよ。」


学校の様子

コンピューターを使った授業も多い スタッフ&講師の皆さん ラウンジはいつも学生が
集まり賑やか!
フレンドリーなアクティビティー・
コーディネーターのKathさん
ホッケー観戦! ハロウィーンの仮装パーティー

「テスト・スコアが必要ない人にもおすすめしたい、IELTS」

Ghiulaiさん(IELTS講師):ルーマニア出身。カナダで言語学のマスターを取得後、大学の英語講師を経てVGCに。
IELTSのプログラムで複数のレベルを提供している学校は珍しいですよね。

「そうですね。IELTSやTOEFLは大変人気のあるプログラムですが、受講に必要な英語力を持たない学生が多いのが現状なんです。バラバラのレベルの学生を1つのクラスに押し込んで教えている学校も多くありますが、当校ではそれには無理があると判断しました。6つのレベルを用意したことで、各レベルごとに最も適した指導ができるようになり、学生達は効果的にIELTSの勉強ができるようになりました。」

授業内容を教えていただけますか。

「はい。このプログラムは午前から順番に、『リスニングと語彙』、『スピーキング』、『リーディング』、『ライティングと文法』という4つのブロックに分けて授業を行っています。ただ座って教材から学ぶという授業ではなくて、たくさんのアクティビティーやゲームを通して学ぶ形式をとっています。テレビやインターネットなどのニュースを活用してリスニングの練習をすることが多いですね。教材は複数のものを日替わりに使い、学生が毎学期同じことを繰り返さないように工夫しています。
2週間に一度はIELTSの模擬試験
も受けさせています。模擬試験の結果は丁寧に分析し、各学生の弱点を重点的に指導しています。」

英語検定試験にはいろいろありますが、IELTSとTOEFLではどの様に違いますか。

「IELTSは移民申請や大学入学の際に使われる、世界に認められた英語検定試験です。ビジネスの場でも広く認知されており、カナダでは特に医療現場で使われていますね。例えば国外で看護師をしていた人がカナダで看護師として働くには、IELTSで英語力を証明する必要があります。当校の卒業生にも、IELTSコースをとってからカナダでナースとして活躍している人や、カレッジや大学に進学している人が多いですね。

リスニング/スピーキング/ライティング/リーディングの4スキルを別々にテストする試験なのですが、日常生活で使う語彙を基本としているため、ニュースや新聞からの出題が一般的です。スピーキングは試験官とのインタビュー形式で、TOEICやTOEFLの様な文法や発音の正確性ではなく、自分の意思をきちんと相手に伝えられるか、というコミュニケーション・スキルをチェックされます。

TOEFLも同じく4スキル別テストなのですが、IELTSとの一番の違いは、パソコンが主体のテストであることです。TOEFLは大学に入って授業についていくだけの英語力があるかどうかを見極める試験なので、リスニングでは大学の講義を聞く、リーディングでは大学の教材を読む、スピーキングではリスニングした内容を要約し録音、ライティングではそれをタイプする、といったテスト内容になります。

ちなみにTOEICは日本や韓国の就活で使われることが多いようですが、文法のみににフォーカスを置いた試験なので、TOEICで高得点をとっていても、スピーキングは苦手な学生が多いですね。」

IELTSはどんな学生におすすめですか。

「最近では移民申請や大学進学のためにスコアを必要とする学生が増えていて、TOEFLより需要が高まってきているIELTSですが、実はテスト・スコアが必要ない人にもおすすめしたいプログラムです。ESLで学べる英語には限りがありますが、IELTSはその上を行くアドバンス・コースとして受講できるからです。日常生活の全てが学習材料の対象となるIELTSでは、4スキルを総合的にスキル・アップすることができます。

当校でトライアル・レッスンを受けた学生さんは、みなさんIELTSの必要性を実感されるようですね。実際に今受講されている学生さんの半数以上が、スコアの必要のない方達です。」


「総合力をつけるIELTSで、ステップ・アップを目指します!」

Inhoさん:韓国からのワーキング・ホリデーの学生。IELTSプログラムを受講中。
IELTSを受講しようと思われたきっかけはなんですか。

「私はIELTSのスコアは必要ないので、もともとはこの学校でEAPを受講していました。そのEAPの一番上のレベル9を修了したので、レベル10からは総合的に英語力を上げられるIELTSを選びました。」

実際にIELTSを受講されてみていかがですか。

「本当にすごく良いクラスですね。担任のイギリス人の先生はとてもフレンドリーで、クラスは勉強しやすい快適な雰囲気です。先生がいつも学生を励ましてくれているので、みんなのモチベーションも高いですね。今のレベルは私も含めて4人しか学生がいないので、セミ・プライベートのような感じでとてもラッキーだと思っています。」

EAPとIELTSの授業内容はどう違いますか?

「EAPは主に会話が中心でいろいろな言い回しを楽しく学ぶ授業でしたが、IELTSで扱うトピックはもっと社会的な内容です。スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングで統一して同じトピックについて学ぶので、専門用語の幅が広がりました。例えば今日のトピックは『就職活動』だったのですが、最初にそれに関する新しい語彙を学び、コンピューターで仕事探しをしている人の話を聞く、というリスニングのエクササイズをしました。その後のリーディングも”Getting a Job”というタイトルでしたし、授業の最後に”My Dream Job”というテーマでディスカッションをしました。IELTSのリーディングとライティングは特にチャレンジングで、EAPからは大きなステップ・アップだと思います。」

InhoさんのDream Jobとは?

「私の夢は、韓国で宣伝・広報関係の仕事をすることです。そのためにもIELTSのコースが終わったら、この学校でインターンシップを受けるつもりでいます。IELTSを学んだお陰で4スキルが上達したので、きっと良い仕事が見つかると思います。」


<取材後記>

IELTSやTOEFLを勉強したいけど、英語力が足りなくて受講できない・・・そんな悩みを抱えていた人に朗報!
「スコア・ゲット学校」として知られるVGCが、ビギナーから学べるプログラムを開講しました。レベル1〜9は、試験対策プログラムに向けての準備として総合力をつけるEAPプログラム(総合英語)、レベル10〜15がIELTSやTOEFL、大学入学準備プログラムという、新しいプログラム展開で、どんな英語力の人でも学べるようになりました。フルタイムでしっかりIELTSやTOEFLが学べ、ここまで細かくレベル分けをしている学校は他にはないでしょう。

スタディー&ワーク・プログラムも6つのオプションを提供していて、短期から長期まで対応してくれます。

学生の国籍は偏りのない良いバランスで、真面目なイメージのある試験対策の専門校でありながら、学生が和気藹々と集っていたのが印象的でした。アクティビティー・コーディネーターの方もとてもフレンドリーで、休み時間は学生達とずーっと朗らかに会話。スタッフと学生の距離はとても近いようです。

アカデミックな英語力+インターンシップ/Co-opで、将来の就職に繋げたい、という方にお奨めの学校です。

レポート Jpcanda.com取材班(Ryoko)
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