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2012.07.24

CSLI
(Canadian as a Second Language Institute)

楽しく学べる工夫がいっぱい!アットホームな老舗語学学校
バンクーバーで最も古い私立語学学校の1つ、CSLI。
豊富なイベントとアクティビティーで会話を促進し、楽しく学習する環境を提供。
学生が交流しやすいようにデザインされた独自のキャンパスで、「学生1人1人に満足していただく」というポリシーを守り続けています。

「アットホームで楽しい学習環境を提供し続け、20年!」

Lori-Annさん(右/以下LA)とLawrenceさん(左/以下L):共にCSLIオーナー。プライベートでもご夫婦のお2人。とにかく仲が良く、「CSLIは僕達の大切なベイビー」と、愛情いっぱいに話します。
この学校の歴史を教えてください。

LA「CSLIの始まりは、1992年にロブソン・ストリートに開校した、ほんの小さな語学学校です。まだバンクーバーに、3校しか語学学校がなかった頃ですね。現在のこのイエールタウンのビルには、12年ほど前に移りました。
2つのキャンパスに500名もの学生がいた時期もあったのですが、そこまで大きくなってしまうと全校生徒を知ることは難しいので、今は学生数を最高300名までにおさえています。これは、全スタッフが全学生の顔と名前を把握できる規模であり、生徒1人1人に目が行き届くベストな環境だと言えるでしょう。」

創立されて、もう20年も経つのですね。

LA「そうなんです。その20周年を祝って、先日は全校生徒とスタッフでフラッシュモブをしました。
9月には大きなパーティーを開く予定です。他にもいろいろな楽しいプランがあるのですが、驚かせたいのでまだスタッフ達にも内緒にしているんですよ(笑)。」

貴校はExcellence Award 2012を受賞されていますが、どの様な所が評価されたとお考えですか。

LA「このアワードは、世界中の学生のレビューをもとに最も学生の満足度が高い語学学校に贈られるもので、当校は9年続けて受賞しています。これはやはり当校の、学生1人1人を大切にする姿勢が評価されているのではないでしょうか。
 
語学学校の経営で難しいことは、いかに全ての学生を満足させるか、ということなんです。学生によって学校に求めるものは異なるので、それはとても大変なことです。勉強に重きを置く学生もいれば、友達を作ることが一番大切な学生、「他国を見る」という経験を求める学生などと、皆それぞれに違う目的を持って留学をしていますからね。そこで当校では全ての学生のWishを少しずつ取れ入れ、みんなが満足できるような学校作りに努めています。」

L「それから、国民性の違いとそれぞれのニーズをよく理解して学生に接していますね。例えば南米からの学生は家族との繋がりが強いので、家族と離れた異国でもアットホームに感じられるように、毎朝ハグで迎えてあげる、シャイで同じ国籍同士で固まる傾向がある日本人には、他の国籍の学生達と交われるように背中をプッシュしてあげる、など、どの国籍の学生もが居心地良く感じられるように配慮をしています。これは、創立以来20年間、ずっと変わらずに守り続けていることなんですよ。」

確かに、貴校の学生達はみなさん伸び伸びとしているようです。

L「学生がリラックスしてここでの滞在をエンジョイできるように、いろいろな工夫をしているんです。まず校舎は、学生達の顔が良く見れて、交流が取りやすいようなデザインにしました。(一階建ての広いフロアーに、オープン・スペースのラウンジ)休憩時間や放課後にも学生同士が交流する機会をたくさん設けています。授業も対話型で、間違っても良いから発言しよう、というフレンドリーな雰囲気なので会話も弾み、英語を学ぶ事がどれだけ楽しいことか、体験していただけるでしょう。」

アクティビティーが授業の一環として提供されているそうですね。

LA「はい。当校はバンクーバーで一番最初に金曜日のアクティビティーを提供し始めた語学学校なんですよ。友達を作りながら楽しく英語を学んでもらうためのアイデアでした。今ではほとんどの語学学校でアクティビティーを提供するようになりましたが、当校では他校のように別料金をチャージしたりはしません。アクティビティーを授業の一環として見なし、授業料に組み込み、校外でのエクストラ・スタディーを提供しているのです。」

例えばどんなアクティビティーがありますか。

LA「毎週金曜日には、カナダの文化や自然を体験できる課外活動を企画しています。あくまでも英語のプログラムの一環なので、行った先でスカベンジャー・ハント(途中で指定された物を集めながら目的地へ到達する)をする等、なにかしらの課題があります。最近ではノースバンクーバーのライトハウスやディープコーブへのツアー、庭園、博物館などが企画されています。参加費は全て無料で、交通費や入場料は全て授業料に含まれています。また、課外活動で外出するより学校に残って勉強がしたい、という学生のためには、オプションとして様々な特別クラスも開講しています。スラング、英文履歴書の書き方、英語面接対応、時事英語などのクラスがあり、どのクラスを受講しても追加料金はかかりません。

L「その他にも、毎週最終週の金曜日には、学校全体でビック・グラジュエーション・パーティーを行います。ボートクルーズ、ビーチ・バーべキュー、カーニバル、ハロウイーンやクリスマスなどの季節の行事のパーティーなど、毎回テーマを変えて全校生徒で楽しみます。

毎週木曜日の放課後は、各国の料理を食べながら交流する、インターナショナル・テーマナイトです。自国の料理を作って他国の学生に振舞ったり、レストランで食事をしながら食文化の紹介をし合います。他にもクッキング・アクティビティーとして、最近ではみんなでシナモンバンを作りましたね。先週はピザ・コンテストがあり、どのグループの作ったピザが一番美味しいかを競いました。ESLの学校では珍しく校内に備え付けのキッチンが2つあるので、ストーブや電気コンロを使ったお料理ができるんですよ。

また、休憩時間にも、文化体験イベントや英語コンテスト、質問大会など様々なイベントが催されます。クラスメイト以外の学生と交流し、英語で話す絶好の機会です。」


学校の様子

20周年を祝って学校の前で。 広いラウンジ

レセプションは、学生の顔が
よく見えるオープン・スペースに。

コンピューター・スペース 廊下の壁には卒業生の
写真がずらり!
フレンドリーな雰囲気の授業

「週単位でクラス替えができる、フレキシブルな選択授業制度」

Sayakaさん(スチューデント・サービス/カウンセラー):CSLIの新しい顔、Sayakaさん。今年5月に加わったばかりのスタッフですが、すでにCSLIに無くてはならない存在に!生徒さんに接するのが大好きで、カウンセリングの経験が豊富です。
貴校にはどの様なプログラムがありますか。

「当校では多種多様なプログラムを提供しており、目的に合わせた学習ができる選択授業制をとっています。週30時間のフルタイムと週15時間のパートタイムとがあり、フルタイムで受講する学生は、午前に1つと午後に1つの合計2クラスを選択し、パートタイムは、午前もしくは午後に1クラスを選択して受講する形です。

当校で最も人気のPractical Conversation English(実践会話英語)は、会話力/コミュニケーション力を集中的に向上させるように構成されています。実用的な英語が学べるので、ほとんどの方がこのプログラムから始められていますね。授業で学んだ単語やフレーズを実際に外に出て使ってみる実地練習があるため、実生活で同じようなシチュエーションになった時に、自信を持って積極的に話すことができるようになります。レベルは10段階に分かれているので、自分にあったレベルで無理なく学べますよ。

Practical Conversation Englishでスピーキングに慣れてきたら、リスニング&発音のクラスで、さらに発音に磨きをかけることをおすすめします。

英語検定に興味がある方は、テスト準備コースを受講されるとよいでしょう。TOEICのみではなく、IELTS、TOEFL、ケンブリッジの試験対策がいっぺんにできる授業内容になっています。

その他にも、アカデミック・クラス、パワー・ボキャブラリー、ビジネス英語、TESOL、無給/有給プラクティカム、シニア向けのオリエンテーション・プログラムなどがあります。」

貴校には独自のユニークな制度がたくさんあるようですね。

「はい。学習面では、アクティビティーが授業の一環として組み込まれていることの他にも、週単位でクラス替えができるという特徴があります。ほとんどの学校が4週間を1セッションとしていますが、当校ではその様なくくりがないので、時間を無駄にせずに効率よくレベルアップしていただくことができます。

また、当校では毎月、勉強や国際交流を頑張った学生を表彰しています。Student of the Month、Student of the Class、Ambassador of the Yearといった賞があり、トロフィーやメダルの他にもCSLIのスカラシップがもらえるものもあるので、学生さん達の励みになっています。

他にも、当校だけのユニークなシステムに、ホスト・スチューデントとボランティア・スチューデントの制度があります。ホスト・スチューデントは、新入生を迎え入れ、キャンパス内のツアーや学校の説明をする在校生のことです。新入生の1人1人がホスト・スチューデントに学校案内をしてもらえるので、緊張しがちの学校初日から在校生と友達になり、学校に溶け込むことができます。ボランティア・スチューデントは、学校内のメンテナンスやこまごましたお手伝いをしてくれる学生達のことです。学校のことなら何でも知っていてスタッフ顔負けなんですよ。本当に助かっています。どちらも学生自ら進んでやってくれているもので、この学校が好きだからできることですよね。」


学校の様子

リラックスした授業で
会話も弾みます。
みんなでクッキングは
楽しい!
テスト対策プログラムの様子
スクールバスで
アクティビティーへ出発!
船を貸しきって
グラジュエーション・パーティー
木曜日の放課後は食文化交流。

「発音が良くなるリスニング・クラスと、
語彙が広がるプラクティカル・カンバセーション・イングリッシュ」

Caraさん(英語講師/現在はリスニング・クラスを担当):高校生の時に初めて日本に行ってから、大の日本好きに!その後、日本の大学への留学や英語講師の仕事を通して、トータルで6年も日本に滞在されたそうです。
リスニング・クラスの授業内容を教えてください。

「はい。このクラスでは、ニュースや音楽を聞いて、その言葉の全てを書き出すディクテーションをしています。ネイティブは言葉と言葉をくっつけて短く発音することが多々あるため、聞き取りは簡単な作業ではありません。名詞や形容詞は聞き取りやすいのですが、例えば”He has been working.”では、"has been"が連結して聞こえるので聞き取りにくいんですね。この様に繋がって聞こえる言葉を正確に聞き取れるようになるには、このクラスが効果的です。ディクテーションをとおして発音のシステムが学べるので、リスニング力と語彙力がアップするだけではなく、英語の発音も良くなるんですよ。

授業では他に、人気のテレビ番組や映画を観て、その内容を要約して話す訓練もしています。
学生が話す時には、語彙/発音/文法のミスをしっかり訂正していますね。学生にとってはチャレンジングなクラスですが、このクラスが終わる頃にはサブタイトルなしで映画を見れるようになっていますよ。」

プラクティカル・カンバセーション・イングリッシュも人気のようですが、こちらはどの様なクラスですか。

「ただ会話をするのではなくて、まずトピックを通して語彙や文法、発音などを学び、そこで学んだことを使って会話をするクラスです。トピックは毎週変わり、それに伴い毎週新しい語彙と文法を学ぶので、6ヶ月間このクラスを取り続けたとしても、同じことを繰り返すということがありません。午前と午後のクラスでも全く違う授業内容なので、両方のクラスをとって一日中スピーキング中心の勉強をすることもできます。

トピックは、その時どきにカナダや世界で起きている面白い話や社会問題などを、タイムリーに取り入れています。今週のトピックは、『学生の夏のアルバイト』についてです。ワーキングホリデーの学生が多いので、ためになる情報がたくさんあると思って選びました。いつも学生の役に立つ話題を選ぶようにしているんです。他には政治や経済、旅行、世界の著名人についてなど、難しいトピックと楽しいトピックをバランスよく混ぜているので、いろいろな知識が得られて楽しいですよ。」

CaraさんにとってCSLIの魅力とはなんですか。

「私達はCSLIで一度学んだ学生のことを忘れることはありません。卒業生はみんな永遠にCSLIのファミリーです。私はCSLIのそんなところが大大大好きですね!2度3度と戻ってくる学生も多いし、卒業生の子供達が学びに来ることもあるんですよ。この学校では、講師・スタッフ一同がみんなで学生を歓迎し、海外生活の不安を取り除き、バンクーバーでの生活を満喫できるよう精一杯お手伝いをしています。アットホームですごく良い学校だと思いますね。」


アクティビティーの様子

ブラジルのライン・ダンス フェリーでボウエンアイランドへ。 大いに盛り上がった
ハロウイーン・パーティー
ハワイアン・ボート・クルーズ 頑張った学生はみんなの前で
表彰されます。
この日のテーマは「海賊」!

「TESOLクラスがきっかけで、英語教師になることを決意!」

Katsukiさん:アカデミック・クラスを受講中。過去にはリスニングやカンバセーション・クラス、TESOLクラスも受講。
この学校を選ばれた理由を教えてください。

「はい。この学校はエージェントから勧められてトライアルをして決めました。国際色が豊かで活気のあるところや、ラウンジの広さ、フリー・アクティビティー等が気に入った点です。他の学校にもアクティビティーはありますが、別料金となるとどうしても参加しなくなってしまうものもあると思うので、アクティビティーが授業に組み込まれているCSLIは魅力的でした。」

どんなアクティビティーが楽しかったですか。思い出にのこるアクティビティーは?

「僕は10月からこの学校にいるので主に冬のアクティビティーになるのですが、ウイスラー旅行や、スケート、クリスマス・パーティーなどが思い出に残っています。一番面白かったのはハロウィーン・パーティーかな。学校中が仮装した人達で溢れてすごかったです(笑)。ラウンジでみんなで夜9時頃まで踊って、本当に楽しかったですね。

他にもいろいろな国の料理が楽しめるインターナショナル・シェフや、毎月一回のビック・グラジュエーションのパーティーなど、この学校のアクティビティーはとてもバラエティーに富んでいます。日本ではやったことないことを経験できるのでとても新鮮です。今月の卒業式は船を貸しきってのボート・クルーズなので楽しみです。」

今まで取ったクラスの中で特に良かったものは?

「Cara先生のリスニングの授業ですね。ニュースのディクテーションは、最初は2〜3時間かかる事もあり大変ですが、だんだん回数を重ねるごとに聞き取れるようになっていくし、時間もかからなくなっていくので、リスニング力がついてくる実感がありました

それから、僕はこの学校でとったTESOLクラスがきっかけで英語を教えることが好きになりました。日本に帰ったら高校の英語教師になるために、教員免許をとるつもりです。」


<取材後記>

今回お邪魔したCSLIは、とにかく明るく元気な学校です!
昼休みになると広いラウンジに学生が溢れ、その熱気と活気はこれまでのどの学校でも見たことのないものでした。学生達は誰もがうちとけた顔をして、互いにハグやハイファイブを交わし、まるで学校全体が大きなファミリーのよう。学生達のそのくつろいだ様子を見て、
”アットホーム”とは、こういうことを言うのだな、と感じました。
それもそのはず、CSLIでは新入生もすぐに学校の一員として馴染めるような雰囲気作りを徹底しているとのこと。カナダの行事や学校のイベント、はたまた学生の誕生日まで、「みんなで一緒に祝う」ことをとても大切にしているそうです。クリスマスには学生全員にターキー・ディナーまで振舞われるそうですよ!

学習面では、会話中心のクラスからアカデミックなクラスまで広い選択肢があるので、長期の学習も可能。
アクティビティーが充実しているので、カナダの自然や文化を存分に体験することもできます。

賑やかな環境で友達をたくさん作りたい方、アクティビティーを通して楽しく生きた英語を学びたい方におすすめしたい学校です。

レポート Jpcanda.com取材班(Nicky)
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