毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報
「1人1人の生徒さんをしっかりサポートすることを学校全体が目指していますので、スタッフは生徒さんとたくさんコミュニケーションをとっています。なので、とてもアットホームな雰囲気が作られていると思います。国籍に関しては、今はとてもバランスがとれていますね。日本人の比率は10%以 下でとても低いですが、他の国に関してどこか一つの国だけ特別多く集まっているという ことがありません。夏場になると、フランス語圏のカナダ人の生徒さんが英語を学びに来たりもしています。」
「そうですね。これだけダウンタウンの真ん中にありながら、教会に隣接して緑も多く気持ちのよいキャンパスです。天気の良い日には、すぐそこのネルソンパークでランチをしたり、そこで授業を行うこともあるんですよ。すごく恵まれた環境だと思います。」
「ワーキングホリデーで来たばかりの生徒さんでは、パワースピーキングのコースまで受けられる29時間のコースを受講される方が多いですね。午前中に行われ るコアイングリッシュというクラスですが、英語力の全体のバランスを整えることを目的にしています。例えば、高校卒業以来まったく英語学習をしてこなかっ たような方々が、文法を整理しながら、それを実際に使って話せるようになるというイメージです。特に日本人の生徒さんは実践が弱いところがあるので、それを 補うのにとても良いクラスです。
ビジネスコースを受講され、そのままインターシッププログラムに参加される方も多いですね。ビジネスクラスは二つのレベルに分かれていて、中級がBEC、上級がBULATS(ケンブリッジ英語上級ビジネス英語コース)として開講しています。
午後の選択クラスは、その方の目標やレベルに合わせて選べますので、日常会話を磨きたい方はエブリデイ・イングリッシュで表現を学び、もう少し上の レベルとしては、ディスカッションのクラスや、さらにはリスニング、ライティングなどに特化したクラスを選択することができます。」
「はい、毎日のように何かしらのアクティビティがあります。レギュラーのものとしては、講師と一緒にカフェに行って会話を楽しむカンバセーションク ラブがあります。珍しいものとしては、Hey Buddy! (親しい友だちを呼ぶときに使うセリフ)というカナダ人の大学生と交流してもらうアクティビティがあり、UBCやSFUの学生をゲストに招いて会話や、外 でのアクティビティを一緒に楽しむのです。つまり、カナダの学生は普段何をしているか、どんなレストランがお気に入りか、デートではどこに出掛け るか、そんな会話で盛り上がっています。」
キャンパス入り口 | 受付 | カフェテリア |
コンピュータールーム | 明るいパティオ | 広々したエントランスロビー |
「2005年からこの学校で教えています。講師たちがとても良く協力し合っていることが何より素晴らしく、居心地がよいですよ。
クラスの雰囲気もとてもリラックスした感じです。そうなるよう心がけています。学ぶことが楽しくなくてはいけません。そのためにも、ユーモアも大切なのです。生徒の印象に残るような授業にしたいですね。」
「そりゃもう、ビシビシと!!と、いうのは冗談で。笑 生徒一人一人のパーソナリティを見るように心がけていますよ。やはり、どんな人でも自分が得意なこ と、すでに知っていることなどに関連付いたことの方が憶えやすいし、話もしやすいものです。なので、料理が得意な人がいれば、料理の話を振るのがいいで す。そのためにも、それぞれの生徒の個性をできるだけ把握して、少しシャイな生徒であっても、授業に積極的に参加しやすくなる機会を多く作ってます。」
「そんなに数が多くいるわけではないですが、過去の生徒も含め、みなさん勤勉な人が多いですね。文法、スペリング、ライティングなどが良く出来ます。ただやっぱりシャイな生徒もいるかな。しっかり声を出して積極的に話すよう、促すことがよくありますね。」
「私は生徒たちに、本当の意味で英語を理解してほしいと思っているんです。英語も言語として、それぞれの言葉に背景があります。その言葉の成り立ちや、派生語、 そのようなことがわかってくると英語知識が広がるだけでなく、より理解が深まり、きちんと英語を習得する上で大変に役立ちます。なので、可能な限 り丸暗記ではない英語を伝えたいと思っています。
そのような授業をすると、生徒の方からも言葉に対する様々な疑問が出てきて、私が考えもしなかっ た質問が飛び出してきます。その繰り返しが、私にとっても学びの機会となります。良い講師は、学び続けるものだと私自身も考えています。そこが難しいところでありながら、英語を教える楽しい部分ですね。」
「インターシッププログラム、大きく分けて有給、無給2種類のタイプがあります。
「有給インターシップ」は、ホスピタリティ、販売、カスタマーサービスなどの職場で働きながら給与を得られるもので、リアルなシチュエーションで ビジネス英語を実践できるため、英語力の向上手段にも適しています。「無給インターシップ」は、キャリア作りの一つとして、自分が既に持っている就学、勤務歴に関連したより専門的な分野での就労経験を、カナダの英 語環境で得られるプログラムです。
いずれにしても、カナディアンのお客様、同僚とリアルなコミュニケーションがある職場で、習った英語を実践するというのは、教室の中では得られな いメリットがたくさんあります。いつでも質問に答えてくれる先生がそこにいるわけではないので、たいていの生徒が最初の数週間は戸惑いを覚えたり するものですが、本当に実りの多い経験となり、自分の英語を次のレベルへと向上させる機会となります。」
「ダウンタウンのパシフィックセンターモールにあるアパレル系のお店のフロントセールス、園芸商品の製造会社でのセールスマーケティング、カナダ赤十字、キャリアプランニングの会社でカウンセリングやエクセルの使い方指導をしている人、とにかくいろいろですよ。バンクーバーというのは、大小様々な企業が集まっているという点でも、たくさんの可能性がある場所ですからね。」
「インターシップに参加した生徒がプログラム終了後に学校へ戻り、英語レベルのアセスメントテストを受けると、どの生徒も確実にレベルが1〜2段階 上がっています。やはりこれは、生徒がプログラム参加中にそれだけ深く英語に関わったということの結果だと思います。例えば職場にかかってくる電 話に英語で受け答えをする、プレッシャーの大きいことではありますが、やらなくてはならない状況に置かれたわけです。
他にも、インターシップに参加して広がる人脈、コネクションにも大きな意味があります。あなたの将来のキャリアがそこから広がる可能性もあるわけです。また、その就労先で自分の仕事に対する考え方に将来大きく影響する人との出会いがあるかもしれません。さらには、その後の自分自身の履歴書 がアピール力の高いものになるわけですね。」
「私自身、この仕事を大変に長くやっています。なので多種多様な職種に広がるネットワークに自信があります。生徒1人1人に適したインターシップ先 を、そこで必要となる英語レベル、就労期間などを考慮しながら、ベストな選択を提供してサポートをすることができます。
また、就労先となる各企業か らのフィードバックをコンスタントに得ているので、プログラムに参加準備段階においてのサポートも、よりパーソナルに提供できます。その 準備には、面接に向けてのものもありますが、就労後の知識として何が必要となるかを把握し、参加生徒に足りていないスキルを向上させるためのアド バイスも含まれます。ここまでパーソナルにサポートできるのは、講師を含めた全スタッフのチームワークが整った、この学校のプログラムならではです。あと、私のように、インターシップ専任のスタッフが常駐しているというのは稀なケースで、その意味でもきめ細かなサポートが提供できています。」
「今の若い人の世代は、何か自分の経歴に特別なものがないと良い職を得るのが難しいですよね。そういう意味でもインターシップに参加した経験は大き な武器になると思います。ぜひ、チャレンジしてみてください。」
クラス風景 | クラス風景 | Hey Buddy! |
充実アクティビティスケジュール | Coffee Talk Time | ケロウナキャンパス |
「カナダを選んだ理由は二つです。一つは安全面を考えて、もう一つは授業料などを含めた費用を考えた時に、イギリスやアメリカよりも安くすむからです。VanWest のケロウナキャンパスは、私が日本人が場所で英語を勉強することを希望していたところ、エージェントに勧められたのがきっかけです。」
「日本に英語、英会話を学んでいる友だちがたくさんいるのですが、特に仲の良い親友がやっぱり英語をすごく頑張っていて、彼女は今は日本にいます が、きっと私がカナダで頑張って英語力を伸ばしてくることを期待してると思うんです。だからその期待に応えたいと思って。
それに家族も私が英語を流暢に話せるようになることを期待しています。日本に帰ったら、今ほどに英語を話せるチャンスを作ることは出来ないですか ら、今ここにいる間に、頑張れるだけ頑張りたいです。」
「バンクーバーキャンパスは大きな街の中にあって、周りの人はもしかしたらケロウナほどフレンドリーではないかと思いましたが、それでも講師のレベルは高いように思いました。何か新しいことを試してみたいというのもありました。」
「今までは大きな街にいなかったので新鮮ですし、先生もクラスメイトもみんなとってもフレンドリーでした。バンクーバーはとても綺麗ですね。キツラノビーチの近くに住んでいるのですが、ホストファミリーと いっしょに散歩したりするのをとても楽しんでいます。」
「はい。働く環境でカナダの人たちとコミュニケーションをしながら、学んだ英語を実践してみたかったので。サービスに関わる仕事に就きたいです。カナダに来る前から参加しようと思っていました。今は考えるとちょっと緊張しますけど。」
「英語の先生になりたいと考えていました。最近になって、英語を使っていろんな国の人と話をすることがとても楽しいので、教えるだけでなく英語を使 う仕事もいいな、と思うようになってきています。とはいえ、教えることが大好きなので、今は英語教育についてしっかり学んで、今は英語の先生を目指します。」
「なんでしょう?笑 秘訣というのもないですが、カナダに来る前に英語しか話さないと決めたのです。なので、この半年くらいは日本にいる家族や友だちと話を するとき以外は日本語を使っていません。(このインタビューも、日本語ではなくご本人の希望で英語でさせていただきました!)」
「ケロウナのキャンパスは小さいですし、ここのバンクーバーキャンパスも周りの人はフレンドリーで、先生も一人一人を励ましてくれたり、英語を学ぶことを楽しませてくれたり、とっても 良くしてくれます。本当に英語を話したい、という人にお勧めしたいです。」
爽やかで開放感のあるキャンパスが、バンクーバーの雰囲気とよく馴染んでいて、とても居心地の良さそうな学校でした。ダウンタウンの中心地にあることから、生徒さんの様子もとてもアクティブで、バンクーバー生活を同時に満喫されている感じが伝わってきます。
カリキュラム内に設けられたESL、ビジネス、選択、インターシッププログラムなどの各コースでの連携とバランスがよくとれているように思えます。きっとスタッフのチームワークが良いのでしょうね。講師、スタッフの方々も、この学校にいることを同様に楽しんでいるようでした。
このような環境だからこそ、長期の計画をもって、スムーズな英語のレベルアップをサポートできるように思いました。
レポート Jpcanda.com取材班(Shinobu)