語学学校(ESL)
English as a second language。ESLと言った場合、英語を第二外国語として学ぶ語学学校をさします。
語学学校の選び方
- 留学の目的
- 英語の習得目的
- 留学期間
- 予算
- 現在の英語力
- 自分の性格
これらの要素から「ここだ!」という、自分に合った学校を探します。
学校の規模 -生徒の人数-
「小規模校」 ー> 全校生徒が数10人から100人程度。
「大規模校」 ー> 夏などの留学ピーク時期には全校生徒が1000人を超える。
その中間をとって、数100人くらいの生徒数のところが「中規模校」と呼ばれている。
「大規模校」「小規模校」の特徴
大規模校
– 国際色豊か
各国語を話せるマーケターがそろっていることが多く、中には70か国以上の生徒が在籍している学校も。
– 充実した設備のキャンパス、イベント豊富
人数が多いため、校内の雰囲気が明るく楽しい雰囲気。イベントや放課後・週末のアクティビティがあり、生徒同士の出会いの場が豊富。
– 幅広いレベル分け
クラスのレベル分けが幅広い。次のレベルに上がることを目標に、モチベーションを保って学習を継続。
小規模校
– アットホーム、講師と生徒の距離が近い
生徒人数が少ない分、一人一人の生徒に目が行き届き、細やかなケアを受けられる。初めての海外生活の不安もスタッフが親身に相談を受けてくれるなど、英語学習以外も安心して通学できる環境。
– テーマを絞り込んだ英語学習
小規模校は、ユニークな特色のある学校が多く、通訳・翻訳など専門性の高い英語や、会話にフォーカスした学校などがあり、学習目的が定まっている人には、効率よく学べる環境。
中規模校
大規模校の良さである国際色や、小規模校の良さである少人数制のクラスを実現するなど、各校の特色あり。
国籍バランス
ESLはカナダ人以外の、他国からの留学生たちが集まる学校。カナダは世界中から留学生が集まる国のため、学校により国籍バランスも様々。
国籍バランスが良い学校
世界中から留学生が集まり、かつ一部の国籍の留学生だけが多くなることなく、バランスよく構成されている。
これは大規模の学校によく見られる特色で、多いところでは70ヵ国以上もの国から生徒が集まります。
国籍が偏っている学校
国籍のバランスが、どこかの国やエリアに集中している学校もあります。以下が一般的に言われる、それぞれの特徴。
南米が多い
南米圏の生徒が多い学校は学校の雰囲気が明るく、授業も活発、イベントなどもとても盛り上がります。
こんな方にピッタリ! 楽しい雰囲気が大好きだったり、仲間をたくさん増やしたい!
ヨーロッパ系が多い
もともとある程度の英語力を持っていて、ビジネスレベルの英語を習得して、専門英語、インターンシップなどを目指す人が多い。
こんな方にピッタリ! ハイレベルの中で自分もモチベーションを持って頑張っていきたい!
アジア系、日本人が多い
日本、韓国などアジア圏の留学生がよく言われる特徴は、英語の基礎力はあるけれども「話す」ことが苦手。授業中はあまり発言できない。というところです。苦手なところが同じなので、先生も日本人の苦手な部分をたくさん課題として出してくれるのは大きなメリット。
こんな方にピッタリ! しっかり基礎を身につけ、効率よく学びたい!
せっかく留学に来たのに、同じ日本人同士で過ごしていては、英語力も伸びないしもったいない?
留学生を長年サポートしてきた経験から、その答えは「NO!」だと考えます。
場合によっては、日本人が多い語学学校があなたにとってのベストな選択。
理由は次の項。
日本人生徒の割合
アジア系生徒が多く、日本人も20%~半数くらい在籍する語学学校もあります。
そのような学校の方が英語力をぐ~んとアップさせる日本人の生徒がたくさんいます。
その理由は?
日本人生徒が多い学校がおすすめの理由
日本人に英語を教える経験が豊富な講師がそろっている
・話すのが苦手
・LとRの発音を聞き分けられない
・授業中は自分から積極的に発言や質問をしない、など
日本人生徒特有の弱点、英語学習でつまずきやすい点をよく理解している講師がいる。
そのような講師は、日本人生徒が発言しやすいように発言を促してくれたり、日本人生徒が興味を持ちやすい文化的な話題を振ってくれます。
南米圏などのおしゃべりが大好きな生徒たちの中でも、しっかりと発言の機会を得られるような配慮の方法を知っていてくれます。
・クラスにただ座っているだけ
・会話も聞き取れず
・授業の話題に参加することもできない
と悩み、キャンセル料を払って学校を変更する人も。
ほとんどの語学学校では、学校内での母国語の使用を厳しく取り締まり、禁止しています。何度も注意されてレッドカードを受け取ってしまうと、退学になってしまうケースもあるほど。日本人が多いといえ、学校の中では英語です。
文法や単語の意味は日本語で学んでしっかり基礎をつけた上で、カナダという英語環境を生かして、生活を実践の場として、学習と実践を効率よく使い分けることが、英語力がぐんとアップしている日本人の特徴です。
カリキュラム
日本人の多くの人が抱えている「文法や読み書きはまあまあできるけれど、話したり聞いたり、会話するのが苦手なんです」という悩み。
そんな人には次のタイプの学校がピッタリ!
文法と会話のレベルが別々に設定されている学校
多くの語学学校では、入学初日にレベル分けのテスト(筆記試験と口頭試験)が行われ、例えば「レベル3」と決まったら、すべての授業がレベル3の授業となります。その結果、「文法は簡単なんだけれど、先生やクラスメイトの会話についていけない」という悩みを多く聞きます。ヨーロッパや南米などから来た非アジア圏の留学生が文法よりもスピーキングを得意としていることが多いためです。
ところが、
こうした学校で学ぶことによって、得意な文法力は伸ばし、苦手なスピーキング力は弱点を補強しながら学ぶことが可能です。
レベル分け
ある学校はレベルが4つ、
ある学校はレベルが15にも分かれています。
細かなレベル分けのメリット
「クラス内のレベル差が少ない」
「自分のレベルにピッタリ合っている」という点です。
極端な例として、レベルが3つしかない学校と、10段階ある学校を比べます。
レベルが3つしかない学校の場合
中級前半、中級、中級後半の人はみんな「中級」という一つのクラスで勉強をすることになります。「中級前半」の人と「中級後半」の人とでは、やはりレベルが違うので、授業中に「難しすぎる」「簡単すぎる」と感じることがあります。
また、あなたが「中級前半」のレベルで、「中級」「中級後半」の他の国の生徒さんが、べらべらべら~と授業中に話してしまう場合、多くの日本人留学生がこのような場面で萎縮してしまい、発言をする機会を逸してしまっています。
ですが、捉え方によっては、様々なレベルが混ざっている分、切磋琢磨、いい刺激をもらいながら、より高みを目指して頑張れる人もいます。
10段階に分かれている学校の場合
「中級前半」「中級」「中級後半」の3人は、それぞれ別のクラスに分かれます。
クラスメイトのレベルが似通っているので、誰か一人が突出しているということがありません。それぞれが、より自分に適したレベルで授業を受けることができるわけです。
選択科目
多くの語学学校が、総合英語のクラスとは別に、選択科目のクラスを設けています。
フルタイムコースを受講すると、「午前は総合クラス・午後は選択クラス」といった具合です。
選択科目にはいろいろあります。
英語スキル系選択科目
一般的なのは、Reading, Writing, Listening, Speaking,この読む、書く、聞く、話すの4つのスキル(4S)をそれぞれ個別に強化する選択科目です。
学校よっては「Listening&Speaking」「Conversation(会話)」などと呼ばれることもあります。そのほか発音や、語彙・スラングといった授業が開講されていることも。自分の苦手分野を克服したり、英語への理解を深めることなどを目的に、自分に合う選択科目を受講。
試験対策、専門英語科目
さらに、TOEIC・TOEFL・IELTS・ケンブリッジ検定といった試験対策クラスを設けている学校や、「ビジネス英語」などの専門英語クラスがあるところもあります。
上級者向け選択科目
レベルが上がると、時事問題や、ディスカッションプレゼンテーションスキルなどと言った、キャリアアップにも役立てられるような選択科目があります。
知識、アクティビティ系
ユニークなものとしては、カナダの文化について学んだり、観光を取り入れたり、ヨガに関する英語を学ぶクラスのある学校もあります。全体的な傾向としては、規模が大きな学校のほうが種類が豊富なだけでなく、人数が集まらなくて開講しない、といった心配も少ないでしょう。総合英語だけでなく、いろいろなことを学んでみたい!という人には選択科目が多い学校がピッタリ。
アクティビティ
どのような学校かを知るポイントに、「アクティビティ」というものがあります。
語学学校でアクティビティというと、主には放課後などに催される様々な活動のこと。
※場合によっては、授業の中で行われるゲームやロールプレイングなど実際に動いて何かやってみることも、アクティビティと呼びます。
アクティビティが盛んな学校は毎日開催!
語学学校の中には、専任のアクティビティコーディネーターがいて、ほぼ毎日、何かしらのアクティビティが放課後に用意されているところがあります。
スポーツ系アクティビティ
– ロッククライミング
– ハイキング
– アイススケート
– カヤック、カヌー
– スキー、スノーボード など
大きな学校では、サッカーチームを持っていたり、ビーチバレー大会を開催することもあります。
観光系アクティビティ
– ダウンタウン散策
– 美術館、博物館めぐり
– 郊外の日帰り旅行
– スポーツ観戦(ホッケーなど)
留学期間中、学校の友だちと一緒に近郊の観光スポットを周れるのは嬉しいですね。
カンバセーションクラブ
また学校によっては、アクティビティの一つに「無料カンバセーションクラブ」という、授業とは違った形で英語に触れる機会を提供しているところもあります。
学校の先生や、あるいは外部から招いたゲストと希望者が、普段の授業よりも少人数の環境で会話を楽しみます。
場所も校内だけでなく、場合によってはコーヒーショップやパブなどに移動することもあり、趣味の話から時には恋の話まで!?クラスでは取り扱わないようなテーマでみなさんおしゃべりを楽しんで、留学生にはとても人気のアクティビティ。
雰囲気
抽象的ではありますが、学校選びの際に「学校の雰囲気」、いわゆる校風というのは意外と大事です。同じ学校規模、似たようなプログラムを提供していても学校の特徴や雰囲気は違ってくるもの。
まじめ派?楽しい派?
「どんどんと授業が進み、宿題もたくさんでるようなバリバリとした雰囲気のところで勉強をしたい。」と考えるか、
または「勉強も大切だけれど、そんなにガツガツやりたくはない。アクティビティも楽しみたい。」と考えるか。
追い込まれないとやらないタイプ?
「言われないとやらないタイプ」の方や、「短期留学なので集中的にやりたい」という方は、宿題が多い学校のほうがあっています。
ですが、逆に「やれと言われるといやになる」という方は、あまり宿題が多い学校だと途中で無気力になってしまうかもしれません。
その他
・生徒の平均年齢が高めで落ち着いた雰囲気の学校
・元気いっぱい、イベントたくさんで盛り上がる学校
・学校規模も小さく、和気あいあいとした学校
・講師、スタッフがフレンドリーでよく相談に乗ってくれる学校
などなど、学校によっていろんな顔を持っています。
・あなたの描く留学のイメージ
・目標と合わせ、
・自身の性格もまた、学校選びにおいて大切な要素なのですね。
雰囲気、校風と言ったものは、留学経験者の口コミ情報を参考にしたり、各校のSNS(FacebookやInstagram)、カナダ現地にいる人の話が聞けるのが一番だと思います。
学校のロケーション、設備
学校の中身とは関係ありませんが、毎日通学する学校のロケーション、そして一日を過ごす場所としての学校設備、これで英語学習の「やる気」が違ってくる!なんて言う人も。
学校のロケーション
カナダのいずれの都市(トロント、バンクーバー、モントリオール・・・)でもほとんどの語学学校はダウンタウン中心地、またはその周辺にあります。
留学生は車を運転しないので、必然的に学校は交通の便が良い場所にあります。そのため、どの学校のロケーションでも、通学に困ることはあまりないと思います。
あとはロケーションとして、
・周囲が賑やかな場所
・ショッピングや遊びに出かける場所が近いエリア
・図書館などが近くにある学生エリア
・ちょっと郊外の静かなエリア
という違いがあります。
放課後をどのように過ごすか、と考えるのもいいですね。多くの留学生は宿題や予習、復習をするために図書館を利用するので、その周辺に学校があると便利という話をよく聞きます。
学校の設備
一般的な語学学校は、受付、教室、スタッフルームの他に、生徒たちがのんびり過ごせるラウンジや、電子レンジなどが用意されたランチルームなどがあります。他には、コンピュータールームがあり、リスニングの授業を行ったり、インターネットやプリンターを生徒が利用できたりします。
生徒が無料で利用できるWi-Fiは、ほぼすべての学校で利用できるでしょう。
・シンプルで清潔感のある校内
・スタイリッシュなデザイン
・歴史的な建物を利用した個性的な学校
などもあります。
自分にとって集中して学ぶことができて、快適に過ごせる学校を考えましょう。
私立・公立
「学費を安く抑えたいから公立」は誤り
留学費用を抑えたいという理由から、「カナダでは公立の学校に通いたいです!」と言われますが
カナダの場合、この考えが当てはまりません。
留学生の料金の場合、公立校では政府の補助が受けられないため、現地の生徒とは別の授業料が設定されています。多くの公立校が、私立校の学費より割高です。
加えて授業時間数が私立よりも少ないということも珍しくありません。
また、私立校は生徒をたくさん集めるために、プログラムを工夫しています。留学生にとってうれしい、学費の割引キャンペーンを行うことも!
一方公立はというと、やはりそこはどうしても“お役所”なところがあると言ったらいいのでしょうか。学費の割引は一切なく、また値上げが行われた場合は、「費用が上がったので差額を支払って下さい」とある日突然一方的な通知が来ることもあります。
私立の語学学校 | 公立の付属校 | |
・安い
・キャンペーンでさらに安くなることも ・支払後は授業料が値上がりしても差額の支払いを求められることはまずない |
学費 | ・高い
・授業料値上がり後は追加で差額の支払いが生じることも。 |
・多種多様で選択科目も多い
・日本人が苦手とする会話に特化したプログラムもある
|
プログラム | ・基本的には将来大学に進学する人向け
・アカデミックな内容が多い ・読み書きに最も重点が置かれる
|
・初級から上級まで用意されている | レベル | ・初級レベルが設けられていない学校もある |
・毎週月曜日ないしは、4週間に1回 | 入学日 | ・年に数回と限られていることが多い |
・最短1週間から通学可能 | 期間 | ・最低12週間以上など決まっていることが多い |
・学校により様々だが、大規模校は国際色豊かな傾向にある | 国際色 | ・中国籍の生徒さんが多め
・日本の大学と数多く提携を結んでいる場合、日本から団体で留学生が来ており、日本人比率が非常に高いことも多い。 |
苦手な会話を克服したいなら私立校の方がお勧め
日本から来る留学生の皆さんから一番良く聞く英語の悩みや希望は、「スピーキング力を伸ばしたいです」「会話が苦手です」「話せるようになりたいです」ということです。
私立校?公立校?
答えは私立校です。
私立校
目的に応じた様々なプログラムが作られています。スピーキングに特化したプログラムを持つ学校はたくさんあります。
公立校大学附属のESL(語学学校)の最大の目的は「Academic English」、すなわち、大学に入るため、そして大学進学後に困らないようにするための力を身に着けるためのカリキュラムです。
そのため、スピーキングの授業といっても、アカデミックなテーマに基づくディスカッションやディベートがメインです。
そのようなことから、ディベートは、同じ話すという行為を行うとはいえ、日常会話を身に着けたいという目的の人とはちょっと内容が異なるというわけです。
学校に通う目的をはっきりさせて、私立・公立校のプログラムを選びましょう。
私立の学校でも、公立大学附属ESLコース同様、ディスカッションの授業は行われます。このディスカッションの目的は「あるテーマに基づいて流暢に話せること」ですから、大学付属で行われるものとは性質が異なります。
話しの途中や後で先生が間違ったところやより良い表現について訂正やフィードバックを加えてくれることが特徴です。
初級のクラスであれば、ロールプレイも。
・買い物
・銀行
・レストランなど
場面ごとによく使われる表現を学び、それをスムーズに言えるようになるための練習をします。先生によっては、学校の外に出て、実践の場で試す練習を課すこともあるようです。
また、発音矯正の授業ももちろんあります。中にはひとりひとり手鏡をもって、口の形や舌の動きをしっかりと学ぶ学校もあります。
日常の生活により密着したスピーキングの授業が行われる、ということです。
公立校の特徴
英語力の基盤となるのは、「読む・書く・聞く・話す」の4技能です。
大学附属のESLでも、もちろんこの4技能は全て勉強をします。この中で最も力を入れているのは「読む」と「書く」のふたつです。
読む
カナダの大学に進学すると、膨大な量のテキストを短時間で読まなくてはなりません。授業によっては、数百ページもある資料を渡され、「明日までに読んでくるように」ということも珍しくありません。
読まなければ当然授業についていけませんが、全部まともに読んでいてはカナディアンでさえも到底時間がありません。そこで、重要な部分を上手に拾い読みするという技術が必要となります。大学附属ESLでは、そのような「読む」技術を学ばなくてはならないのです。
書く
アカデミックレポートの書き方を学びます。アカデミックレポートにはたくさんの種類があり、こういうレポートの場合はこのように書く、といったように、タイプごとに異なるレポートの書き方を身に着けるためのクラス。
日本の学校では作文や小論文の授業といっても、読書感想文程度だったり、入学試験の前にあわてて何度か練習したくらい、という方も多いのでは?
きちんと順序立てて筋道の通ったレポートを書くことや、レポートをどのように膨らませていくか、についてを知っている留学生はなかなかいません。だからこそ、進学後に困らないようにこういったことを勉強しなければならないというわけです。
カナダに来てカナディアンに知り合う
大学附属は大学の敷地内に校舎があります。当然のことながらその敷地内にはカナダ人の学生もたくさんいます。
カナダに行ったらカナディアンの友達がたくさんほしい!と思っていらっしゃる方は多いことと思います。ですが、大学附属に行ったら自動的にカナディアンの友達ができるということは全くありませんので注意。
私立の語学学校のように、比較的少人数クラスですべての生徒が発言しやすくなるよう、学校が配慮した環境が整えられているわけでもありません。公立校は規模が大きいので、なおさら積極的に働きかけないことには、いくら同じ敷地内にいても、知り合うことはできないのです。
留学生ばかりの学校に通っていたら、現地のカナディアンと知り合うチャンスはない、か、というとまったくそんなことはありません。
どちらの場合であっても、待っているだけではだめ、ということですね。