住まい
一般的な留学生の住まいのタイプは、大きく分けて以下の3種類。
住まいの特徴を知り、自分の目的にあった住まいタイプを選びましょう。
- ホームステイ
- 貸し部屋/シェアハウス
- アパートシェア
探し方 How to find your house
カナダ生活のはじめ数ヶ月はホームステイ、その後、英語力を伸ばし、カナダの文化を理解してから、シェアメイトを見つけてアパート暮らし、というのが一般的なパターン。
※ちなみに日本でいう「マンション」のことを、カナダでは「Apartment」「Condo/Condominium」を指す。
具体的な探し方
- インターネットのクラシファイド
- 現地の情報紙のクラシファイド欄(日本語・英語 / 無料・有料新聞等)
- 街中の掲示板
- 学校で出来た友達経由でルームメイトを見つける
住まい、売買や求人等の様々な情報の掲示板。
新聞等に掲載されているものとインターネット上のものがある。
日本語サイトなら「Jpcanada.com」※ページ下方にリンクあり、英語サイトなら「Craigslist」が有名。
ホームステイ
初心者はここからスタート
スムーズな新生活スタートにピッタリ。一般家庭の一部屋を借りて、食事(2または3食)とインターネット、光熱費などが家賃に含まれるのが一般的。
積極的に話しかけたり、手伝いを申し出ることで、語学の上達や、異文化を学ぶメリットは高く、今後ずっと続くような関係を築ける可能性もある。
その代わり、そのお宅の家族と一緒に暮らすのだから、門限などのハウスルールをきちんと守ることが必須条件。
洗濯
カナダの一般家庭の平均的な洗濯頻度は週に1回程度。
そのため、下着や靴下は多めに準備しよう。
シャワー
タンクに溜めたお湯を使う家庭が多いため、大量にお湯を使うと、「お湯不足」が発生する。家族全員にお湯が回るよう、シャワーは手短に済ませよう。
エチケットに気をつけよう
◎ 音を立てて食べない
◎ くしゃみや咳は顔を横に向けて、肩(上腕)で口を覆うようにする
◎ 鼻をすすらない(鼻はかむ)
◎ トイレ・バスのドアは、使用中以外は開けておく
◎ 何かを頼む時、「Please」と「Thank you!」は忘れずに
ホームステイ先探しは、クラシファイドを利用するより、留学エージェントや語学学校のホストファミリー紹介がおすすめ。エージェントや学校の審査をパスして、契約を結んでいるホストファミリーは、安心度が違う。
貸し部屋/シェアハウス
アパートや一軒屋で家主(オーナー)が空いている部屋を借しだすタイプ。
シェアメイトは、あなたと同じく間借りをしている人(テナント)と、オーナーも同じ家に住んでいる場合もあり、オーナーが住んでいない一軒屋の貸し部屋を「シェアハウス」と呼ぶことが多い。
特徴
- 自分の部屋、それ以外のキッチン・バス等はシェア
- 家賃は光熱費込み、食費抜きがほとんど
- 半共同生活でも、お互い干渉しない・されない、という独立したライフスタイルが多い
- 家具・生活用品が揃っているため、入居後すぐに生活可能
- 退去時に次の人を自分で探さなくて良い(物件によって例外あり)
部屋探しでよく使う用語
- Rent ・・・・・・・・家賃
- Deposit・Depo ・・・保証金
- Takeover・TO ・・・・引継ぎ
- Utilities・Util ・・・・光熱費
- Den ・・・・・・・・書斎(窓がない部屋)
- DT ・・・・・・・・・ダウンタウン
- NS ・・・・・・・・・No Smoking
- BDR / BD ・・・・・・ベッドルーム
アパートシェア
何でも自分で解決できる上級者向け。
特徴
- 留学生同士でアパート(マンション)を借りてシェアするパターンが多く、毎月の家賃・光熱費を人数で割勘にし、担当を決めて管理会社へ支払う。
- 他人が複数で暮らすため、トラブルも起こりやすい。
- 退去時に保証金が返金されない
- 家の破損箇所の修理をしてもらえない
(冬に暖房が壊れた時などは、修理をしてもらえないと本当に辛い思いをする) - シェアメイトが光熱費などの支払いを滞納する
- シェアメイトが友達を毎晩呼び込み騒ぐ、散らかす
- シェアメイトに自分の私物を無断使用される
- 住人の入れ替わりが激しく、名義変更などがきちんとされていない結果、不当請求される
住まいのトラブルは、「誰かが助けてくれる」ものではなく、張本人のあなたが自分で身を守るしかありません。
住まいは生活のベースになるため、問題のない安定した住まいの確保はとても大切。ある程度の英語力や解決力がついてから挑戦することをおすすめします。
もめ事に振り回されてしまい、貴重なカナダ滞在が台無しということがないように、シェアメイトや物件選びは慎重に。
テイクオーバーとは、新たに入居する人が、前の住人が使っていた家具や生活用品一式を一定金額を支払って引継ぐこと。
退去時(引越し、帰国する時等)は、退去する人が責任を持って「次の住人=テイクオーバーしてくれる人」を探さなければいけない。
バンクーバーのアパートシェアは、この「テイクオーバー」をしなければいけない場合がほとんど。
知らない人の家に入るので、物件の下見は必ず友達と一緒に行き、1人では行かない。1人で下見に行き、不幸にも暴行事件に巻き込まれた女性もいるので注意!
住まいのトラブル例
事前にしっかりと確認することで回避できる場合がほとんどです。
大家とのトラブル
など。。。
シェアメイトとのトラブル
など。。。
管理会社とのトラブル
-
など。。。
- 何が家賃に含まれているか?
オーナーと管理人の名前と連絡先を控えたか?
住人の生活スタイルを確認したか?
契約書は理解できているか?
下見の時にしっかり確認。設備に不具合がないか?
・ お湯は出るか、部屋の鍵はかかるか、テレビは映るか、洗濯機はどこか、家具に破損はないか、破損があれば証拠写真を撮っておく等、事前に把握。
住人の生活スタイルを確認したか?
・ 仕事等のスケジュール、家にいるか、よく人を家に呼ぶか、いつ帰国予定か等
契約書は理解できているか?
・ 人に聞いてでも理解し、控えを必ず保管する。
トラブル相談先
◎ BC州住宅賃貸法事業部(RTB) … http://www.rto.gov.bc.ca/
クラシファイドはカナダの主要都市別です。