カナダ「専門留学」特集(2020)
学校を卒業すると申請出来る、ポストグラデュエイトってなんだろう?
ポストグラデュエイト就労ビザとは?
歴史のある制度で、これまで長年カナダで行われてきました。取得できるのは一生に一度のみで、二つ目の学校に通っても、二回目は取得できません。
私たち外国人にとって、海外で働けるようになるのは簡単な事ではありません。そんな中ポストグラデュエイト就労ビザは、長期間カナダで学業を積んだ人にだけ提供される優遇措置ともいえる制度です。つまり、学校へ行く事が、仕事をするためのショートカットにもなり得るのです。
カナダで就労経験を得てみたい方、将来カナダに移民をしたいという方にとっては非常に有用な手段と言えるでしょう。
申請出来る学校・プログラムの条件は次のとおりです。
1)8カ月以上のサティフィケート、ディプロマ、ディグリープログラム(ESL不可)
2)フルタイムの就学であること(オンラインコースが50%以上含まれているものは対象外)
3)公立または公立校と同じルールで運営されている政府承認の一部の私立カレッジ、大学、大学院
■就労期間について
8か月以上2年未満のプログラムを卒業した場合、就学と同じ期間の就労ビザ、2年以上のプログラムを卒業した場合は、最長3年間の就労ビザが発給になります。従って、一番短いケースは8ヶ月就学+8ヶ月就労、長く働く場合は2年就学+3年就労ビザという方法が可能です。(2年以上のコースを就学しても、就労ビザは3年固定となります)
1.就学〜対象校〜
・8カ月以上のサティフィケート、ディプロマ、ディグリープログラム(ESL不可)
・フルタイムの就学であること(オンラインコースが50%以上含まれているものは対象外)
・公立または公立校と同じルールで運営されている政府承認の一部の私立カレッジ、大学、大学院
2.卒業〜必要書類〜
・プログラムの修了を証明できるもの
・最終成績証明書 など
3.申請〜申請条件〜
・プログラム修了から180日以内に申請
・国内申請の場合原則有効な学生ビザ期限が残っている OR 学生ビザが切れる前にビジターを申請している
4.就労〜就労ビザ期間〜
・8カ月以上2年未満→プログラムの期間と同等の就労ビザ
・2年以上のプログラム→最大3年間の就労ビザ
※通学中オフキャンパスが有効な学生ビザを保持しており、卒業後かつ学生ビザが有効なうちにポスグラ申請した場合は申請中もフルタイムで就労しながら待つことができます。