2003.03.17
LaSalle College International Vancouver
『老舗のデザイン専門カレッジ。ESLも、質の高い授業と、リーズナブルな授業料で好評。』
LaSalle College
(ラサール カレッジ) は、1959年に設立された老舗の私立デザイン専門カレッジ。ESL課程、そしてカナダ人学生と一緒のデザイン科の授業は、カナダ人、留学生からともに強い人気を誇る。
★LaSalleCollegeは、ファッション専門のBoutiqueブティーク学校!留学生の皆さんには、カナダ人学生と一緒に学ぶファッションプログラムと、語学力向上を目指すESLプログラムをご用意しています。(Ingridさん:スクールディレクター、教師としての経験も含め、教育界で15年以上活躍する経験豊富なディレクター)
−初めに、ラサールはどのような学校か教えてください。
「LaSalle College International は、1959年にケベック州のモントリオールに設立された、デザインを専門とする私立のカレッジです。バンクーバー校は1998年に開校、また、留学生からの強い要望により、約10年前に語学部門を開設するに至りました。現在も、カナダ人学生のみでなく、留学生からも強い信頼と人気を誇る学校です。」
−次に、LaSalle Collegeのプログラムについて教えてください。
「LaSalle Collegeには、語学プログラムとデザイン専門プログラムがあります。語学プログラムは、6レベルからなるフルタイムとパートタイムプログラム、
そして個人・グループレッスンもご用意し、プライベートレッスンでは、英語の他に、フランス語、スペイン語の指導にも対応しています。 ESLプログラムでは、午前のコミュニケーション能力アップのためにクラスに、午後のとりたい授業が自由に取れる選択授業を組み合わせたフルタイムプログラムが、一番の人気です。 デザイン科には、コンピューターグラフィックデザイン
(1年)、 インテリアデザイン (1年)、 ファッションデザイン
(1年半)、そしてジュエリーファッションデザイン(1年)の4つのディプロマプログラムがあります。留学期間が限られているなど、長期で勉強するのが困難な学生は、学期ごと、またはコース単位での受講もできます。
」
−LaSalleCollgeの特徴を教えてください。
「特徴としては、まず少人数制であることが挙げられます。デザイン科は、1クラス最大14名まで、語学部門は12名という上限を設けています。最近は、1クラス8−10名という傾向にあります。デザイン科は、カナダ人と留学生が一緒に授業を受ける事で、非常に国際色が豊かです。プログラムにもよりますが、留学生とカナダ人の比率は、半々といった感じです。語学部門は、アジア、ヨーロッパ、南米など世界中から学生が集まってくるので、いつも和気藹々としています。学生総数60−100名という規模の学校なので、学生と先生の良い関係が築き易い環境です。授業で分からない事があれば、気軽に質問する事ができ、またフレンドリーでアットホームな感じの学校だと言えるでしょう。
」
★少人数制のクラスで、細かい点まで指導してもらえるのが良いですね。また、先生によって授業スタイルが異なるので、楽しいです。
(ベネズエラからの留学生:Arturoさん、5ヶ月間、LaSalle Collge ESLプログラムを受講。若く見えるのに、ベネズエラでは、ウェブデザインやプログラミングの先生だったという。。英語力を伸ばし、カナダの大学でプログラミングを勉強し、その分野で働きたいと夢を語る、さっぱりとした好青年。)
−どうしてLaSalleで勉強しようと決めたのですか?
「LaSalle Collegeは、ベネズエラで比較的よく知られた学校なので、カナダに留学しようと決めた時、自然とLaSalle
Collegeが思い浮かびました。モントリオールとバンクーバー校がありますが、僕の場合、モントリオールの冬は寒すぎると思って、バンクーバー校に決めました(笑)。」
−LaSalle Collegeのどのような点が気に入っていますか?
「毎日楽しく、授業を受けています。バンクーバーは、勉強するにはとても良い環境だと思います。僕は、午後の選択授業が特に気に入っています。興味のある授業を自由に取れるのは、学生にとって良い事だと思います。僕は、TOEFLやNews
Mediaといった授業をとっていますが、すごく勉強になっています。」
−授業はどんな感じですか?
「今のクラスは、6−7人の少人数クラスなので、先生が細かい事まで指導してくれるっていう感じでしょうか? 午前のクラスは、メキシコ、タイ、韓国、日本、そして僕のベネズエラ人、午後は、インド、シリアなどからの学生もいます。ディスカッションも、色々なバックグランドを持つ学生の集まりなので、本当に花が咲くというか、色々な意見が聞けて楽しいですね。
また、先生によって授業の感じが違うので、変化に富んでいて、授業が楽しく受けられます。最初の先生だったデボラは、いつもにっこり、笑顔に満ち溢れ、安心して授業を受ける事ができました。リサ先生は、政治や文化など少し難しいトピックを授業に持ってきてくれるので、話題豊富で勉強になります。ハナ先生は、変わった教え方をするというか文法をパズルのように教えます。こんな感じで、先生によって個性があり、色々な角度から勉強できるので、僕はLaSalleがとても気に入っています。」
★私のクラスは、しっかり真面目に勉強しながら、ユーモアと笑いが絶えず、楽しい授業です!
(Lisa先生:ESL教師として10年近い経験を持つベテラン教師。タイ,ラオスで英語を教えた経験もある国際感覚豊かな先生。)
−Lisa先生のバックグランドを教えて下さい。
「大学卒業後、ESL教師の資格を取得して、アジアに渡りました。タイで1年、そしてラオスで4年半英語を教えました。ラオスでの4年半は、ラオスの大学で、政府奨学金で、オーストラリアの大学に留学するエリートの為のプログラムを教えていました。これは、エリート達が、オーストラリアの大学に留学し、しっかり大学の授業についていけるだけの英語力を身に付けさせる為のプログラムで、アカデミックイングリッシュが中心でした。ここの学生は、皆目的がはっきりしていたので、勤勉で真剣に勉強する学生ばかりでした。ラオスでは、現地の住民と交わり、現地の伝統的スタイルの住居に住み、現地の文化を体験し、とても良い経験をしました。
その後、カナダに帰国してからは、ESL教師として数校で教鞭をとり、LaSalle Collegeで勤務するようになってからは3年半になります。TOEIC,TOEFLなどの資格試験といった特別な目的をもった学生の為のコース、コミュニケーションスキルを向上させる為のコースなど、様々なコースを担当してきました。」
−LaSalle Collegeには、どのような学生が多いのでしょう?
「そうですね、かなり真剣に頑張って勉強をする学生が多いですね。でも楽しむことも忘れないというのでしょうか? LaSalleで勉強する動機は、学生によってかなり異なるようです。例えば、ワーキングホリデービザで渡加し、カナダでの生活をより楽しむ為に、英語も磨きたいという学生もいれば、アメリカやカナダの大学進学を目指して頑張っている学生もいます。また、1年休学・休職して、将来のキャリアアップのために英語力向上を目指してLaSalleにくる学生とそれぞれです。」
−宿題は、毎日どれくらいでるのでしょうか?
「宿題は、クラスにつき最低30分程でしょうか。30分というのは、授業で習った事を身に付けるのに、私が必要だと考える最低限の宿題の量です。中には、より多く宿題を希望する学生もいるので、そういった学生にはプラスアルファーで宿題を課しています。」
−Lisa先生のクラスはどういった感じですか?
「私は、堅苦しい授業はあまり好きではありません。学生の態度にしても、あまり細かいことにはこだわりません。なので、学生全員が毎日新しい事を学び、楽しく勉強しながら、しっかり英語力向上を計れれば、良いと思っています。よって、私のクラスは、ジョークをまじえた、楽しいリラックスした雰囲気のクラスだと言えると思います。」
★学校と授業の風景
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明るくて綺麗な
レセプションの様子
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外観
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生徒専用ラウンジ
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プロジェクトにとりくむデザイン科の学生
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自習中のデザイン科の学生
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ESLクラス、Lisa先生と皆でハイポーズ!
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★デザインの教師というのは、教えるというよりは、学生の内に秘められた才能を引き出す部分が多く、とてもやりがいのある仕事です!(Ronald先生:
Interior Design Programの先生、名門バンクーバーフィルムスクールを卒業し、かっこいいと人気の先生)
−経歴を教えてください。
「僕は、アメリカのオレゴン大学で建築学を勉強し、学位を取得しました。その後、バンクーバーフィルムスクールで、デジタルメディア(3D)のプログラムを修了し、自分のビジネスを立ち上げたのです。人を助けたり、教えたりするのはもともと好きで、学生時代から家庭教師(チュータリング)をしていた経験から、今も副職として、ここLaSalle
Collegeで教えています。デザインの教師というのは、何かを教えるというよりは、学生の内なる才能を引き出す部分が多く、とてもやりがいがあります。」
−留学生とカナダ人が一緒にRonald先生の授業を受けていると思いますが、いかがですか?
「そうですね、留学生が一緒に授業を受けると、クラスが非常に国際的になりますね。また、文化とデザインは、とても密接な関係にあり、個人個人の文化背景によって、デザインにより深みがでてきます。ヨーロッパ、アジアは、長い歴史と伝統があるので、この地域からの学生は素晴らしいデザインを生み出す傾向にあります。その点、カナダは歴史が浅いので、カナダ人のデザインはどうしても少し弱くなってしまいがちです。留学生がクラスにいることで、色々な文化の影響を受けたデザインに接する事ができ、カナダ人学生にとって学ぶ点が多いと思います。留学生にとっても、カナダ人と授業を一緒に受けられるのは、英語上達の点においても、異なるバックグランドの人が生み出すデザインに接する機会を持つという点でも、大きくプラスになること間違いないでしょう。」
★将来は、カナダでグラフィクデザインに関する仕事をしたいので、頑張って勉強していくつもりです。
Saburotaさん
(ESL校で6ヶ月勉強した後、先月、このプログラムを受講開始。やる気に満ちた頑張り屋さん。)
−なぜLaSalle Collegeで、グラフィックデザインの勉強をしようと思われたのですか?
「3年前にグラフィックデザインに初めて出会い、勉強するようになりました。カナダに来て、ESL学校に6ヶ月間通ったので、今度は、英語で、興味を持ち勉強していた事に挑戦し、知識、技術をより深めたいと思いました。
LaSalleのグラフィックデザインのプログラムを選んだのは、少人数制だということが大きいですね。実際の授業を見学してから決めたのですが、本当に少人数制で、まるでプライベートレッスンのように、先生から直々の指導を受ける事ができます。」
−授業では、どのようなことを勉強していますか?
「まだ授業が始まって間もないので、スケッチブックに自分の手で絵を描いたりする事が多く、コンピュータープログラムのイラストレーターを使っての授業は、週1回です。同時に、デザインの基本であるフォトグラフィーも勉強をしています。カメラの歴史、パーツ、絞りとシャッタースピードの組み合わせなど、写真を撮る上で大切な事を習っていますね。写真は特に興味のある分野なので楽しいです。」
−このプログラムをとっていて、大変なことは何ですか?
「どの授業もかなり専門的で、難しいですね。たまに先生の話が全然わからなくて、苦労します。もちろん、超少人数なので、気軽に質問できる環境ですが、分からないと少しあわててしまいますね。将来は、カナダでグラフィクデザインに関する仕事をしたいので、頑張って勉強していくつもりです。」
★LaSalle
Collegeで、学生が最大限に能力を発揮できるようお手伝いするのが私の仕事です。
(Lindaさん:Program Advisor、ESL業界でカウンセリングなど4年の経験を持つ、頼りになるアドバイザー。)
−Lindaさんの役職は、Program Advisorですが、実際にはどのようなことをされるのですか?
「まず、LaSalle Collegeに入学を考えている学生さんに対しては、進路相談にのったり、プログラムに関するインフォメーションを差し上げたりしています。私のカウンセリング方法は、まず学生さんの長期的な目標を聞き、LaSalle
Collegeのプログラムを取る事でより目標達成に近づけるかを判断します。もし、LaSalle Collegeのプログラムがプラスになると判断した場合は、プログラムの細かい説明をし、入学手続き、準備のお手伝いをします。どんな時も、学生さんのニーズを重視したカウンセリングをするよう心がけています。
そして、LaSalle Collegeで既に勉強されている学生さんに対しては、何か授業に関することや将来の計画に関して相談がある場合、気軽に私の部屋に来ていただくよう申し上げています。LaSalle
Collegeで、学生が最大限に能力を発揮できるよう、色々お手伝いさせて頂いています。」
<取材後記>
LaSalle Collegeは、私立のデザイン専門カレッジです。校舎に一歩足を踏み入れると、まず左側にマネキンが置いてあり、ファッションデザインらしいスケッチが色々展示されています。そして、上の写真にあるように、ブルーのスタイリッシュな受付が広がります。その受付の奥には、デザイン科のガラス張りの教室が覗けるようになっており、とてもプロフェッショナルな空間といった印象を受けました。
ESL部門は、もともと、デザイン本科に入りたいが、語学力に不安がある、又は語学力が足りないといった学生の為に開設されたのですが、現在では、デザイン科を志望するしないにかかわらず、多くの学生が一般ESLとして受講しています。特にフルタイムコースは、午前中のスピーキングに、午後の選択授業という時間割が、学生から好評です。また、教師は、皆経験豊富で、それぞれカラーを表に出して、個性ある授業を展開しています。このように質の高い授業を提供しつつも、LaSalleの授業料は、他のESL学校と比べ、とてもリーズナブルです。これもLaSalleの大きな魅力の1つかもしれません。
デザイン科は、設備がとてもしっかり整っています。留学生が、カナダ人と一緒に授業を受けるというのに、不安を覚える方もいらっしゃると思いますが、LaSalleのデザイン科の先生は、英語を母国語としない学生に接するのにとても慣れているので、心配無用です。万が一、分からない所があっても、気軽に質問できるクラスサイズなので安心でしょう。
最後に、 ディレクター、カウンセラー、先生方と、本当に皆親切、フレンドリーで、好感の持てる学校だと思いました。ファッションやデザインに興味のある方はもちろん、少人数制で英語をしっかり伸ばしたい方にもピッタリの学校ではないでしょうか?
レポート Jpcanada.com取材班 (KT )
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