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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2007.06.01.

Bodwell High School


『日本の一流大学(帰国子女枠)や、北米大学への進学も可能。しっかりとした学生ケア―で、ご両親様も安心の高校留学。」

カナダ人学生はもちろん、世界中から集まってくる留学生とともに学び、国際人としての感覚を養うには、最高の学校。スタッフ、カウンセラーがしっかりとした学生ケア-を行い、安心して通える学校。学校の新校舎、寮、進学実績、クラスサイズなど、私立校(日本の中学2年から高校3年に対応)ならではの、魅力が沢山。


★Bodwell High Schoolでは、私達3人が、責任を持って、お子様をお預かりします。ご両親様、どうぞご安心ください。
(写真:上から校長(Mr.Smith)、 日本人カウンセラー(Megumiさん)、事務局兼カストディアン(Ms.Lee))


―Bodwell High Schoolはどのような学校か簡単に教えてください。
「Bodwell High Schoolは、ノースバンクーバーにあるグレード8から12(日本の中2ー高3)を受け入れる私立学校で、世界35ヶ国からの学生、380名が、勉学に励んでいます。当校の第一の特長は、学生が世界中から集まってくるので、互いの文化や価値観を受け入れ、国際社会への理解を深め、国際人としての感覚を養うことができる点です。

留学生の中には、英語力が充分でない学生も入学しています。そういった学生の為に、APプログラムと呼ばれる特別英語強化(ESL)プログラムも用意してあります。これは、短期間で英語力向上を計ろうというものです。また、当校独自の制度として、英語力が充分でない場合、ESLをとりながら、高度な英語力を必要としない教科の履修を進めることができます。英語力が向上した時点で、ソーシャルスタディー(社会科)や文学など高度な英語力を要する科目履修を始めます。ESLレベルから開始しても、3学期制の制度なので、きちんと勉強すれば、卒業が遅れることがない点も、当校の特長です。」



―Smith校長は、以前インターナショナル スクールや、アルバータ州で教師、校長職のご経験がおありとのことですが、そういった学校と比べ、Bodwell High Schoolは、どう異なりますか?
「はい、第一に学生が皆とても生き生きしている点だと思います。やはり、私立学校なので、皆Bodwellで勉強したくてしているからでしょう。また、学校自体がHOME AWAY HOMEといった感じですかね?カウンセラー、教師、スタッフ皆が、学生を心から思いやり気にかけているので、学生も安心して通える学校です。」

―カナダ人学生も通学していると伺いましたが、どのような学生が多いのでしょうか?
「そうですね、当校の3学期制の制度を使って、早く高校を卒業し、余った時間を学校に行っていたらできないこと(長期の旅行など)に使いたいという学生が多いですね。また、私立学校ということもあり、教育熱心なご家庭、また裕福なご家庭からの学生が多いです。」

―日本人留学生が、Bodwell High Schoolで成功する為の秘訣は何ですか?
「そうですね、ACTIVE LEARNERになる努力をすることだと思います。日本では、授業中は座って静かに聞くという受身の姿勢が良しとされていますが、ここでは、全く異なります。ここでは、言葉で、何を学んだか、理解したかを表現し、積極的にラボやプロジェクトなどに参加することが求められています。こういったACTIVE LEARNINGの概念を理解し、それに慣れていけば、学業の成功は間違いないでしょう。日本人学生は、勤勉なので、しっかり勉強し、卒業していっています。」

Megumiさんは、カウンセラーということですが、どういったサポートをされていらっしゃるんですか?
「はい、生活面はもちろんですが、進路相談、進路指導といったサポートもしています。通常、公立の高校では、進路相談は、一学期に一度受けられれば良い方ですが、当校では、私が2007年9月から常勤となりますので、いつでも相談にのることができます。

将来どうしたいか、どこの大学(日本、カナダ、アメリカ)に行きたいかによって必要となる科目が異なりますが、公立校では、日本の大学に進学する学生はほとんどいないため、帰国子女枠に関する知識はほとんどありません。それに比べ、当校は、日本、カナダ、アメリカのどこに行きたい場合でも、充分な情報、実績があるので、的確なアドバイスをすることができます。帰国子女枠を使っての大学進学においては、近年の少子化のせいか、受け入れる大学も増え、以前と比べ簡単になっているように思います。」

Planning10という日本にはない授業があると伺いましたが。
「はい、これは将来の計画を立てるクラスとでもいうのでしょうか、日本にはない科目ですね。このクラスでは、将来は何になりたいか、どうしたいかを考えます。自分の将来像に従い、どんどん正しい選択をしていかないといけないこと、また、自分が選択した道だから、何があっても自分の責任であること、そして、試験の結果にしても納得できない点については納得できるまで聞く、交渉するなどと、北米で生きる術を教えるクラスでもあります。日本とはアプローチの仕方が全く異なることを、学ぶ学生も多いですね。」

Ms.Leeは、留学生のカストディアンの役をされているそうですが、それは、どういったものなのですか?
「はい、未成年者がカナダに留学する際には、カナダ政府移民局の要請で、カストディアン(身元引受人兼責任者)を立てなければいけません。これは、カナダで親代わりにあたり、事故などの緊急時にはもちろん、通常時には、身体や精神の健康面などでのお世話をする係りです。私達は、この役割を真剣に受け止め、教育、生活、ご両親、学生の間に入り、橋渡しをしています。」 



★私が留学を通して学んだこと―努力すれば、絶対に報われる!
(Kanamiさん:卒業間近の学生。ビジネスの名門、ウィスコンシン大学ホワイトウォーターキャンパスでの大学生活開始を心待ちにする、頑張り屋さん。なんとスカラーシップ(奨学金)を得ての入学だそう。)

―どうして留学を決められたのですか?また、Bodwellに転校された理由は何ですか?
「高校一年の頃から、アメリカ大学留学が夢でした。でも、大学で突然アメリカに行っても、ついていけないかもと思い、高校から留学をすることにしました。最初の一年は、アメリカにいたのですが、査証の関係で難しく、それなら、隣国で英語も似ているカナダにと、カナダの高校に移りました。

最初は、ウエストバンクーバーの公立高校に1年半ほど通いました。カナダ人がほとんどの学校でしたが、カナダ人はカナダ人、留学生は留学生と固まる傾向にあって、なかなか交流がはかれませんでした。「このまま、私の高校生活が終わってしまっては悔いが残る。このままカナダにいても意味がない。」と思っていた矢先に、このBodwell High Schoolをネットで見つけたのです。

セメスター制、小さなクラスで先生からしっかりサポートが受けられる、また国際色豊かということで、Bodwell High Schoolに惹かれ、転校を決めました。Bodwellに移って本当に良かったです。カナダでの良い思い出が1つ増えた感じです。学習面はもちろん、この学校には色々な国の学生が集まっているので、深い文化理解があると思います。他文化もきちんと尊重し、見下したりなどということは絶対ありません。なので、学校全体がフレンドリーな感じですね。とても良い友人に沢山出会いました。」

―もうすぐ卒業ですね。進路は決定しましたか?また、これから、留学を考えている方へのアドバイスをお願いします。
はい、9月から、ウィスコンシン大学のビジネスプログラムへの入学許可が下りました。ここのアカウンティング(会計学)プログラムは、とても良いと評判なので、是非入学したいと思っていました。これから日本に帰国し、査証の手続きをする予定です。

留学を考えている方へのメッセージは、「努力すれば、絶対に報われる」ということでしょうか?私は、これを、自分の留学を通して学んだ気がします。また、英語を話す環境というか、環境作りに努めなければならないということも、私がとても大切だと思ったことの1つです。」


★帰国子女枠の大学受験では、とても良い推薦状を書いてもらいました!
(Mariさん:慶応義塾大学法学部に帰国子女枠で合格。政治学科で、メディア論、コミュニケーション論を学びたいという。)

―Mariさんは、小さな頃から海外で暮らしていたと伺いましたが。
「はい、父の海外勤務に伴い、小学1年から4年までアメリカで過ごしました。その後、日本に一時戻りましたが、中1からは、父がカナダ勤務になった関係で、ウエストバンクーバーの公立学校に通っていました。Bodwell High Schoolには、G11(グレード11、日本の高校2年)から通うようになりました。」

―どうしてBodwell High Schoolへの転校を決められたのですか?
「はい、私は、誕生日の関係で、カナダの公立学校に通っていると、日本でいう高校卒業が1年遅れてしまうんです。Bodwellなら、セメスター制なので、頑張れば、日本と同じ時期に高校卒業が可能です。大学入学を1年遅らせなくてよいということで、Bodwellを選びました。通常、一年かけて勉強するものを、倍のスピードでやるわけですから、大変でしたけど(笑)。」

―Bodwell High Schoolに通って良かった点は、何ですか?
「はい、日本の大学入学に関して良かったと思ったのは、とても良い推薦状を書いてもらえたことです。もちろん、帰国子女枠には、高校の成績、面接、推薦状と最低3つの合格判定要素があるのですが、後日、推薦状のコピーを見せてもらって、感動しました!日本人の同級生に限っていえば、アメリカの大学に進学した人もいますが、日本の大学に決めた人は、早慶上智、法政、中央、日大など、レベルの高い大学への進学を決めていました。

他にBodwellの良い点は、学生皆が仲良しだという点でしょうか?私の場合は、海外生活が長いので、英語が不充分ということは全くないのですが、通常高校留学で公立の学校に行くと、やはり英語を話せる人同士が仲良く、ESLの人は、仲間に入れないということが多いです。それが、Bodwellでは、英語が話せてもESLでも、皆一緒に仲良くという雰囲気がありますね。学年も関係なく、皆互いに親切で仲良しというのが良いと思います。

また、寮がとても楽しそうでした。皆仲良くてうらやましいくらいでしたね。お勧めです!」


★来週は、バスケットボール部の日本遠征に引率します!
(Mr. Burnett:アメリカ出身。Physical Education(体育)の先生。バスケットボール部の専属コ―チでもある。とても優しい感じのする先生。)

―どうして先生になろうと思われたのですか?
「はい、私は10才の頃から、先生になりたいとずっと思っていました。台湾で3年教師として勤務した経験もあります。アメリカに戻ってきてからは、グループホーム(施設)のディレクターとして勤務していました。当校に勤務するようになって、今年で2年目になります。」

―バスケットボールチームのコーチでもいらっしゃると伺いましたが。
「はい、そうです。バスケとバレーボールのコーチをしています。来週は、バスケのチームが日本に遠征に行くんです。なので、今日は、簡単な日本語のレッスンを皆で受けました。1週間で東京から沖縄まで回ります。

当校のバスケ部は、かなり優秀な学生が多いです。この度、メキシコ出身の女子バスケ部生は、ノースショアー(当校のある学区の総称)のオールスターチームの一員に選ばれました。当校は他の公立学校に比べて、規模が小さいので、真剣に練習すれば、かなり上のレベルまで上達できると思います。練習の際にも細かい点まで指導することができ、クラブ活動を通して、チーム意識を高め、他の学校内の活動にも自信をもって、積極的に参加できるようになります。」



公立高校にはない、インターナショナルな雰囲気が気に入っています!
(John君:カナダ人、G12(日本でいう高校3年生)、バスケ部のキャプテン、来週の日本行きをとても楽しみにしているそう。)


―去年、Bodwell High Schoolに転校されたそうですが、その理由は何ですか?
「弟が、ずっとプライベート(私立)校に通っていて、私立の方が、個々の個性を伸ばせ、また個々に合わせた細かい指導が受けられると思っていました。

Bowellに移ってから感じたのは、公立校に行っていた時より、皆フレンドリーなこともあって、素直な自分でいられるという事です。

また、Bodwellは、世界中から学生が集まってきているので、インターナショナルな雰囲気が気に入っています。互いの文化のより深い理解ができると思います。」

―もうすぐ、卒業ですね。卒業後の方向は、決まっていますか?
「はい、卒業したら、とりあえず1年くらい働こうと思っています。それか、今のバスケ部のキャプテンということをいかして、アメリカのカレッジにバスケの奨学金か推薦を狙おうかとも思っています。」


★ご両親が国外にいらっしゃる学生が多いので、学校内、外に関わらず、学生がきちんとした生活を送れるように、常に気を配っています。
(Mr.Chu:社会科の教師、バスケ部のコーチ、また生活指導主任。)

―Chu先生は生活指導主任ということですが、どのようなことをされるのですか?
「はい、生活指導主任として、学校のルールや規則が厳守されるよう、指導しています。例えば、8:30から4:30(昼休みのカフェテリアを除く)は、English Onlyという規則があります。英語以外の言葉が聞こえてこないか、常に耳をダンボにしています(笑)。また、出席に関する規則(4回欠席で警告、10回欠席で退学処分)も、きちんと守られているか気を配っています。学生の多くが留学生で、ご両親が国外に住んでいるケースなので、学校内、外に関わらず、学生がきちんとした生活ができるように、常に気を配っています。」

―Chu先生は、Bodwell以外の学校でも教えた経験があるそうですが、Bodwell高校の良い点とは何でしょう?
「はい、私は、公立校で2年、日本で3年、教えた経験がありますが、Bodwellは、先生の目が隅々まで行き届いていて良いと思いますね。公立校と比べ、規模が小さいので、先生、スタッフが学生一人一人の名前を覚えていて、先生と学生の距離も狭いと思います。また、先生がメンターというか、家族のようになるのも、Bodwellならではでしょう。そして、クラスサイズも、公立だと1クラス30名前後なのが、当校は20名までとなっているので、細かい点までしっかり指導できますね。」


★学校と授業の風景
ダウンタウンを眺める
海辺に面した校舎。
広々とした学校入り口付近

プール、ジムなど施設の
良さは、私立校ならでは。

コンピューターラボ。かなりの数の
コンピューターが設置されている。
 
少人数制のクラスで、
先生からしっかり指導が
受けられる。
女子バスケットボールチーム
学校1階のカフェテリア
学校の最上階にある寮。
ダウンタウンや海を見渡せる
ビューも魅力。



<取材後記>

高校留学というと、未成年者の留学ということで、心配されるご両親様も多いかと思います。英語が充分でないのではないか、クラスに馴染めるだろうか、ホームシックになるのではないか、治安の面で安全だろうか、卒業できるだろうか、もし事故にでもあったら、親がこんなに離れていてどうなるのだろうか、などなど、心配事はつきません。このBodwell High Schoolは、そのようなご両親様はもちろん、高校(中学)留学をされたいお子様も、一度覗いてみる価値のある学校だと思います。

Bodwellには、日本人カウンセラーが常勤していることが、まず他の高校と大きく異なる点でしょう。日本語が通じるというのは、緊急時には大きな強みです。また、カウンセラー自身が母親なので、お姉さん又はお母さんのように頼りになる存在です。「親の視線で物事を見てしまうので、かわいい、かわいいはできないのよ」と笑いながら、話されたのが印象的でした。生活面はもちろん、アカデミック、進路相談も、Bodwellならではの知識、実績を生かした、最高のケア―や指導が期待できます。帰国子女枠で、大学は日本へと考えている方にもお勧めです。

日本では、真面目に頑張ること、勤勉なこと、先生の言うことを聞くことなど、当たり前なことが、こちらでは、日本人ならではと、とても高く評価されます。日本では当たり前の学習態度をとることで、こちらではクラスで光る存在になるそうです。先生の言うことを聞き、宿題をきちんとこなし、やるべきことをやっていけば、必ず英語力がつくとのことです。中学を卒業され、4月末にはこちらのサマーセメスターに入学される日本人留学生の方もいらっしゃいますが、APプログラムから始め、きちんと卒業されていくそうです。

Bodwell High Schoolというインターナショナルな環境で、若い時期から、国際人としての感覚を養う機会を持つことは、これからの人生において大きな財産になることと思います。

レポート Jpcanada.com取材班(Kiki)



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