2007.11.16.
Stanley Medical English Academy
『医師が教鞭をとる、医療英語専門学校』
医師が教鞭をとる、超少人数制のクラスで、医学に関する専門的知識を学ぶ。医療施設の見学、カナダの医療専門家との交流、医療英語習得、発音矯正など、医療従事者が短期間で最大限の効果をだせるように組まれたカリキュラム。医療専門家が集まる、とてもアットホームな学校。学生の希望に合わせたアクティビティーや、RN(カナダ看護師)の試験対策コースもある。
(→2001年のStanley
Medical English Academyの取材ページはこちら)
★日本の医療専門家の皆さんのお手伝いができることを、光栄に思っています!
(Daniel先生:SMEAで教鞭をとる傍ら、バンクーバーの病院で勤務する。)
―授業ではどのようなことをするのですか?
「はい、授業は、教科書に沿って行います。カナダの医療体制を学ぶ章から、呼吸器系、消化器系を学ぶ章まで、様々です。また、北米で、医療従事者として働きたい方には、資格取得方法など、色々アドバイスしています。医師として、日本の医療専門家の皆さんのお手伝いができることを、光栄に思っています。」
―宿題はどれくらい出しますか?
「はい、宿題は、学生のやる気や興味のある分野などによって、個別に対応しています。なかには、勉強だけでなく、観光や休暇を兼ねて来ている方もいらっしゃるので、勉強したい方には、EXTRAとして課しています。」
―カナダで資格を取り、医療の場で働きたい学生は、どのようなことを勉強したら良いのでしょう?
「はい、まず第一に英語ですね。医療現場で働くには、医療英語に限らず、日常英語もしっかりできなくてはなりません。そして、もし、北米の医療現場で働きたいなら、北米文化をもしっかり学ぶ必要があると思います。日常生活、物事の進め方、考え方など、北米独特のやり方がありますから、それをしっかり学ぶことが大切でしょう。」
★アメリカの看護師資格取得を目指して、勉強中です!
(Rieさん:看護師歴8年。手術室、外来、救急など様々な分野で活躍。)
―どうしてStanley
Medical English Academyで勉強されようと思いましたか?
「はい、私は、アメリカの看護師資格取得を目指し、勉強をしています。一度アメリカで語学研修をしたこともありますが、医療英語は特殊なので、一人で勉強するには限界があり、医療英語を専門にした学校に通って、しっかり勉強しようと思いました。」
―授業はいかがですか?
「はい、単語を覚えるのが大変ですね。日本語では、わかっていても、発音、スペリング、また英語でキチンと説明できるようにするので、毎日家に帰って3時間くらいは勉強しています。授業では、黒板に向かってチョークを渡され、先生が意味を言って、その単語を書く簡単なテストなどもあります。私のクラスは、学生が2-3人なので、先生を一人占めできるのが良いですね。」
―医療施設見学もあると伺いましたが。
「はい、ダウンタウンのSt.Paul's病院に行ったり、障害者が住むアパートを見学したりしました。とても良い経験になりました。」
★患者さんに英語でいかに簡単に説明するか、訓練をしています!
(Tomoyukiさん:日本の医師。お子様、奥様と一緒に家族留学。3週間の留学期間を7週間に延長されたそう。)
―どうして留学、またStanley Medical English Academyで勉強されようと思われましたか?
「はい、もともと英語の勉強をしたいと思っていましたが、なかなか仕事が休めない状況でした。やっと休みが取れることになり、友人がカナダにいるので、カナダに留学を決めました。最初は、ESL学校に通いましたが、看護師でStanley
Academyに通っていた人の紹介で、その後ここで勉強することに決めました。以前通っていたESL学校の先生も、医療英語ならStanleyがお勧めと言っていました。」
―授業はいかがですか?
「はい、授業の内容は、全て知っていることなので、それほど大変ではないですね。ただ、ヒアリングや話す力をもっと養わなければと頑張っています。患者さんに英語でいかに簡単に説明するかなど、まだまだ訓練が必要です。」
―学校外の時間で、どれくらいお勉強されていますか?
「家では、1時間という所ですね。1歳になる子供がいるのですが、日本で働いていた時はなかなか子供と遊ぶ時間を取れなかったので、今、家族との時間を大切にしています。ただ、医学論文を読む訓練もしたいと思い、先生に、論文を選んでもらい、自分の時間に読んでいます。」
―学校の対応はいかがですか?
「はい、学校にはとても満足しています。小さな学校なので、希望を出せば、全てその通りに対応してくれます。」
★スタッフ、先生が、とても親切です!
(Yukariさん:病院の医療事務担当。今回は、1週間という短期留学。海外は7回目と慣れているそう。)
―今回は、休暇を兼ねた短期留学とのことですが。
「はい、1週間のお休みを利用して、カナダに来ました。今回は、医療英語を勉強したいと思いました。というのも、私は、病院で医療事務を担当しているのですが、患者さんで英語しか話せない方もいるので、体の構造など英語でしっかり説明できるようになればと思いました。」
―学校が紹介したステイ先にご滞在中と伺いましたが。
「はい、1週間という短期なので、学校に全てお願いしました。空港出迎え、ホームステイなど全てです。ステイ先は、50代の夫婦、息子と娘という4人家族で、私の他にステイ中の学生が3人います。台湾、ブラジル、メキシコからの学生で、とてもインターナショナルな環境です。到着した日には、ステイ先のお母さんが、学校に連れてきてくれ、学校までの行き方を教えてくれました。」
―授業、学校などの感想をお願いします。
「はい、学校のスタッフが、とても良くしてくださり、感謝しています。学校初日に迷ってしまい、同じエリアを何度もグルグルまわっていました。でも、学校に電話したら、すぐ迎えに来てくれました。日本語が通じるので、周りがこういう所にいますと言ったら、すぐわかってもらえたので、良かったです。色々親切にして頂いています。授業では、やはり医療用語なので難しいですが、先生がゆっくり話して下さったり、ジェスチャーを使って説明してくださったりするので、なんとかついていっています。」
★やっぱりStanley
Medical English Academyが良く、戻ってきました!
(Yayoiさん:看護師歴8年。カナダの看護師資格(RN)取得目指して、勉強中。)
―目標は、カナダのRNを取ることと伺いましたが。
「はい、その通りです。カナダのRN(看護師)の資格を取って、看護師として仕事をして経験を積みたいと思っています。そうすることで、将来の仕事の幅が広がるからです。」
―以前、Stanley Medical English Academyで勉強され、一度やめて、また戻ってこられたそうですね。
「そうです、Stanleyに通っていた時期がありましたが、授業料が高くて一度やめました。そして、他の学校で医療英語のクラスを取りましたが、そうすることで、Stanleyの良さがわかり、戻ってくることにしたのです。Stanleyは、やはり先生の質が高いですね。というのも、他の学校では、医療関係者でない人が医療英語を教えていましたが、Stanleyは、ドクターが先生です。そして、超少人数制なので、先生が自分の個性を分かってくれ、それに合わせた指導をしてくれます。また、Stanleyは、サポート体制がしっかりしていて、信頼できると思いました。戻ってきて、本当に良かったです。」
★学校と授業の風景
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きれいで整った受付
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学生が自由に使える
コンピューター
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病院の見学
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和気藹々とした授業
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ロールプレイを
取り入れた実習
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学生の要望に合わせた
アクティビティー
カヤッキング
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★超少人数制で、アットホームな学校です!
(Keikoさん:ディレクター、ESL業界歴10年以上のベテラン。普段からなるべく英語を使うことを心がけている。また、生活から何でもサポートを行う。)
―Stanley Medical English Academy は、どのような学校ですか?
「はい、当校は、バンクーバーのダウンタウンにある、医師が教える医療英語の専門学校です。医療英語ESLコース、医療福祉体験ディプロマコース、看護師資格(RN)取得準備コース(日本の看護師資格があるのが条件)、そして医師の国家試験対策に現役医師による個人レッスンも、ご用意しています。
学生は、看護師、医師、歯科医など医療関係者がほとんどで、なかには医療通訳希望の方もいらっしゃいます。通学期間は、休暇を利用された短期留学の方から、4ヶ月のディプロマコースを取る方まで、様々です。学生の国籍は、日本人が7-8割を占めますが、夏はフランス、スペイン、オランダなどヨーロッパの学生が増えますね。ヨーロッパからの学生は、現役医師がほとんどで、インターネットで学校を探されていらっしゃるとのことです。
また、当校は、超少人数制を誇る、小規模校なので、アットホームで何でも相談しやすい環境です。長年の経験により、カナダの医療システムを熟知し、資格の書き換えなどの点もしっかりアドバイスさせて頂いています。また、医療施設の見学だけでなく、一般アクティビティー(観光)なども、学生の要望に合わせて、企画しています。」
―Stanley Medical English Academyを卒業された方の就職状況は、いかがですか?
「はい、学生の多くが、日本に帰国し、同じ職(医師、看護師)に戻られています。カナダで、看護師の資格を取得した学生は、カナダ北部に移り、就職されました。他には、英語が話せて、医療英語もできるということで、医療通訳として採用された方もいらっしゃいます。」
★カナダの医療施設を見学するのは、貴重な体験となるでしょう
(Hannaさん:Student
Coordinator, Marketer、韓国で英語を2年教えていたこともある。)
―ハンナさんは、アクティビティーの企画をされるそうですね。どのようなものがありますか?
「はい、医療施設の見学では、クリニック、病院、障害者施設訪問をしました。一般アクティビティ―は、基本的に学生の要望に合わせて、企画しています。カヤッキング、スタンレーパーク、乗馬、ディナーなどですね。観光名所でも、行ってみたい場所でも、何でも歓迎です。」
―このお仕事をされていかがですか?
「はい、色々な学生に出会えるのが、楽しいですね。学生の出身国の文化について学ぶことができますね。また、当校で勉強しているうちに、英語力がどんどん伸びるだけでなく、自信もついて、学生の成長していく姿を見ると嬉しいですね。また、当校の学生は、医療従事者で、皆で同じゴールへ向かって一緒に勉強することで、学校の雰囲気も自然と良いものになりますね。」
<取材後記>
Stanley Medical
English Academyは、バンクーバーで医療英語専門学校として、広く知られる学校です。医師を講師に迎え、質の高い授業を展開しています。もちろん、学生は医療関係者ばかりです。
学校は、こじんまりとしていて、スタッフ、学生が和気藹々と、とても温かい感じがします。ハンナさんは、恵子さんの娘さんだそうで、家族経営ということもあり、アットホームなのかも知れません。また、ハンナさんは、ESL教師の経験もあり、学生との対応もとてもしっかりしています。アクティビティーも学生の要望のあわせたものを企画しています。
Stanley Medical English Academyは、医師による質の高い授業と、スタッフの丁寧な学生ケア―で、学生の満足度がとても高い学校だという印象を受けました。
レポート Jpcanada.com取材班(Lulu)
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