Keikoさん (International Marketing Director):創業メンバーの一人。学校を立ち上げたベテランスタッフ。
「クラス・トレーニング(レクチャー)50%と、インターンシップ50%の2部で構成される、当校独自の企業研修プログラムです。12週間のサティフィケート・プログラムと24週間のディプロマ・プログラムの中からお選びいただけます。
クラストレーニングでは、ESLの教科書には載っていない実践英語、職場で人間関係をスムーズにする話し方や、状況に適した会話術を学びます。 実は、企業研修で生徒さんがつまずき易いところは仕事内容ではなく、人間関係なんです。仕事の合間の同僚との会話が、最も難しく感じることでしょう。日本語では主語を使わない事が多い為、語学学校で学んだ文法的に正確な英語を話そうとすると、きつい英語に聞こえてしまい誤解を受けることが多いようです。INCISTではそこを考慮して、日本語発想の英語から、英語らしい表現への切り替えも指導しています。 何か問題が生じた時にも、日本人スタッフに日本語で相談するのではなく、担当講師に英語で相談していただいています。 英語で問題を解決する術を学ぶこともカリキュラムの一部だからです。」
「まず、斡旋会社を使っていない点です。学校が直接企業と繋がる事で、迅速で的確なサポートができます。それから、研修先には有名企業のみを選りすぐっている点ですね。
また他校では、インターンシップ・コーディネーター等と呼ばれるスタッフが学生のカウンセリングし、派遣先を斡旋する形が一般的ですが、当校では、各クラスの担当講師が授業からカウンセリング、企業研修中のサポートまで一貫して受け持つ形をとっています。担当講師は学生と一緒に研修先に出向き、企業側担当者との顔合わせや、研修内容の確認をする他、契約書も3者(学校/企業/学生)の合意のもとでサインをします。このため誤解が少なく、最初に契約した仕事内容と実際に与えられる仕事内容が違っている場合は、学校側でインターンシップ先を変えることもできます。学生は企業研修が始まってからも、毎週、その週の業務内容の予定と、業務報告を学校の担当講師にFaxします。研修前の授業以外に、講師がこのように学生の企業研修に関わるのは、おそらく当校だけの特徴でしょう。」
「そうですね。インターン中は2週間に一度『Pro-D Day』と呼ばれる日を設け、学校で学生と担当講師との個別面談を行っています。ハラスメントや人種差別等の問題から、職場の人間関係などについても相談できます。クラスメイト同士で近況報告をし合い、励まし合える『Pro-D Day』は、生徒達にとってとても大切な日です。
また、担当講師は生徒一人一人の研修先へ会社訪問し、担当講師、企業側担当者、学生の3者面談もしています。 こうして学生の職場環境や業務状況を常に把握し、研修に送り出した後のケアにも力を入れています。一般的に、企業研修中の出来事は自己責任とみなされ、研修先に送り出した後のアフターケアはほとんどないのが現状ですが、研修中もこのような形で学生をフォローアップするのは、当校と他校との大きな違いだと思います。
有名企業の有名部署であればあるほど、完成度の高い学生のみを受け入れる傾向が高まっています。 ですから、そういった企業との繋がりを確保する為にも、学生をしっかりトレーニングし、使える人材にしてから送り出すことは、当校にとってもとても大切な事なんです。 良い学生を送り続ければ、企業側も喜んで次も当校の学生を採用したがりますよね。 私達は企業研修中も、常に黒子の様に学生の後ろについてサポートし、随時アドバイスをすることで有名企業に通用する研修生を養成しています。」
「新聞、IT、貿易、エンジニアリング、スポーツ、イベント制作、ファイナンス等様々な分野の有名企業があります。しかも仕事内容はコピーや掃除といった類のものではなく、専門的な仕事ができるのが特徴です。例えばホテルならフロントデスクやコンシェルジュ・デスクに配属され、ベッドメイキング等の部署ではありません。航空会社では、制服を着て発券のお手伝いや接客も任されますし、空港案内所で研修を受けた学生は、空港アナウンスもしていました。インターン先は、生徒さんが日系を望まない限り完全英語環境です。」
「実践的な職場での英語、マナー、プレゼンテーションスキル、上手に人と接する為のビジネス英語、職場でした方がいいこと、してはいけない事、会議での意見の食い違いをどうするか、自己PRの仕方、履歴書の作成の仕方等を教えています。どれも国際機関で働きたい人には必要不可欠な知識ですね。外部からプロの面接官をゲストスピーカーとして招き、面接の練習もします。面接しているところをビデオに撮り、細かい所まで分析していかに良い印象を与えるかの演技指導をします。姿勢や表情、身振り手振りまで細かく行います。
日本と北米のビジネス・マナーは大きく異なります。アジアではビジネスの場でも、必要最低限しか話さないことが賢明とされていますが、北米では、自分の考えをはっきり言えない人は仕事を得られません。 自分の性格や文化を否定したりせずに、北米のビジネスマナーを学び、順応することが大切です。」
「当校は他校と比べて、教師と生徒との接触時間がとても長いです。クラス内でのトレーニング期間は勿論の事、授業時間以外も、そして企業研修中も一貫して担当講師がカウンセリングを受け持つので、生徒と教師の関係がとても密です。 どんなに小さな事でも相談に乗り、問題の根源を一緒になって考え、解決法を探っていきます。」
「自分自身を知ること、長い目で見た将来の目標を定めること、そして自信を持つ事ね。クラスでも、自分の将来の目標のために、今どんなインターンに行くことが有利なのかを考えてもらっています。」
「生徒達の卒業式は、私にとって最も感慨深い日です。自信に満ちてやる気に溢れた彼らは、出会った頃とは全く別人のように大きく成長しています。講師からすっかり独立し巣立っていく生徒達を見るのは、大きな喜びでもあり、淋しくもありますね。愛情と思いやりを持って厳しく指導するところは、子育てに良く似ていると思います。彼らの不安や痛み、恐れを理解し、それらを克服できるようにサポートしていきたいです。」
丁寧なカウンセリング | 落ち着いた雰囲気の受付 | プレゼンテーションの練習 |
学校はGastownの一等地 | スーツを着て研修に挑みます | 空港での研修 |
「まず、インターネットや電話帳を使って自分の目標にあった企業をリサーチし、平均200件前後の企業リストを作ります。
次に、このリストの中から自分の希望インターンシップ先に電話でアプローチをして、インターンを募集している所を探し、面接を受けさせてもらえないかを問い合わせます。30%の生徒が、このコールド・コーリングで自力でインターン先を射止めています。もちろんこのプロセスでインターン先が決まらなくても学校から企業の斡旋を受けられますが、自分の力で仕事を探すという過程を経験することはとても重要なことなのです。コミュニケーション能力の上達にもなりますし、精神的にも強くなり積極性も生まれます。英語学校の先生ではない一般のカナダ人と電話で話すことで、自分の聞き取りや発音がどこまでカナダの一般社会に通用するか試すことができます。また、こうして企業をリサーチしておくことで、面接時の自信の持ち方が全く違ってきます。企業に関する知識を持っていれば質問にも答えやすいですし、面接官にも良い印象を与える事ができます。
このコールドコーリングは、実際に始める前に何度も模擬練習をするから心配ありません。数週間かけて丁寧に行うプロセスです。本番で使う台本も作り、英語で電話を掛けるのが怖くなくなるようにいろいろな練習をします。生徒一人一人の声を録音して、はっきりと聞きやすく話しているかチェックもします。自分の声を聞く機会はあまりないものですから、自分の弱点を客観的に知る事ができて、とても有意義な練習です。」
「私はコミュニケーション能力を使ったアプローチが好なので、職場を想定したロールプレイングをよく行います。カナダの企業で成功できるように、積極的な言動を育てる訓練をしています。
また、自分の住んでいる町を知ることはとても大切です。私のクラスでは市役所や裁判所へのツアーも取り入れています。しかし、行くだけではなくて、事前にリサーチの課題を出していますから、一度のツアーでかなりの量の情報が得られます。」
「インターン中は、毎週少なくとも一回は必ずメールを送って、生徒達全員と絶えずコンタクトを取っています。何か問題があればいつでも相談に来るように声をかけていますから、インターン先に送り出したら『はい、さよなら』という感じではありません。当校では、生徒の後ろにはいつでも担当講師が付いていて、随時サポートをしている。生徒もそれを知っているから、疎外感を感じずに安心して最後まで研修をやり遂げられるのではないでしょうか。」
「もともと、インターンシップをしたいと思ってカナダに来ました。まず始めにJpcanadaのセミナーに参加してGBCに興味を持ち、実際に見学に行きました。たくさんの先輩方の経験談もまた魅力的で、自分も海外で働きたいとより一層考えるようになりました。GBCでは専門分野の会社での研修が可能ということも一つの決め手となりました。」
「最初の授業から『他のクラスに行き自己紹介をする』という刺激的な授業内容でした。毎日の授業を、会社をイメージしてフォーマルな服装で受けるところも面白かったです。北米の文化やビジネス・マナーを学ぶのはもちろんのこと、毎週のプレゼンテーション、インタビューの練習、100社以上の会社に電話するなど盛り沢山の授業です。実践的な授業が魅力でした。
難しかった点は、自分のことを英語で表現しなくてはいけないことでした。初めは苦労しましたが、先生の手助けもあり、自分自身を深く知る良い機会となりました。」
「先生方はとても親切でユーモアもあり、とても居心地の良い学校です。他のクラスの先生方や生徒とも仲良くなることもできました。」
「私の場合は大学の専門が環境であるため、環境関連の職種を希望しました。もともと環境に興味があり、海外でも環境の分野を学んで知識を増やしたいという思いからです。
現在、会社で働き始めて4週間になりますが、最初に感じたことは、会社の雰囲気の暖かさです。社長が気さくに話しかけてくれた時には驚きでした。質問をすれば一つ一つ親切に教えてくれ、不自由なく仕事をすることができます。自分が行動した分、大きなものが返ってくることも実感しています。積極的に発言していくことが大事な点であると知りました。残りの2週間、自分はやりきったと思えるよう、頑張っていきたいと思います。」
「特別なことはしていませんが、日々の生活の中で日本人の友達とも英語を使って話し、授業の復習はもちろん、基本的なことをコツコツとしています。」
「海外転勤のある環境関連の仕事で働きたいと思っています。海外で2、3年働いた後は日本で落ち着きたいです。環境はとても分野が広いため、日本に戻ってから大学生活を経て、将来携わりたい分野を絞っていきたいと考えています。」
英語を母国語としない留学生が、バンクーバーで仕事を得るのは容易なことではありません。ましてや有名企業ともなると、その壁はとても高いのが現状です。自分が望んだ職種と違う職種で企業研修せざるを得ないことも多いようです。
そんな中、有名企業の有名部署に派遣先を絞っているGastown Business Collegeのインターンシップ・プログラムは、将来に役立つ本当の意味での価値ある企業研修と言えるでしょう。他校とは一線を引く、学生への徹底したサポートでも知られています。
その道のプロに教わる面接時の心得や、国際人として知っておくべきマナーや知識は、知ると知らないとでは就職活動やその後のキャリアにも大きな差が出てくるでしょう。スタッフの方のお話を聞いているだけでも、勉強になることがたくさんありました。
将来の夢をはっきり持ち、その目標へ近づく為のステップとして真剣に企業研修を考えられている方にお勧めの学校です。