毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報
「ぺラ・カレッジは、トルコ・イスタンブールにある、ぺラ・アート・アカデミーが開校した私立語学学校です。イスタンブールでは音楽や絵画、彫刻、舞台などの芸術を専門とするアート・スクールですが、このバンクーバー・キャンパスでは英語学習プログラムを専門に展開しています。
Languages Canadaからの認定も受けており、プロフェッショナルで経験豊富な講師を揃えているのが特徴です。学生を”ナンバー”だとは考えず、全学生の名前とバックグラウンドを把握し、学生1人1人に配慮を配ることをモットーとしています。恥ずかしくて会話が苦手だという日本人も、当校ならリラックスして話せるようになるでしょう。
学生の国籍はブラジルとメキシコ、韓国、トルコが多く、日本は現在8%と少なめです。このたび学生数の増加に伴う校舎拡張で、グランビル駅の真向かいに校舎を移転しました。小規模でアットホームな雰囲気はそのままに、より便利になったロケーションで、質の高い語学プログラムを提供しています。」
「はい、そうなんです。これまでの一般英語に加えて、TOEFL IBT大学進学準備プログラム、高校進学準備プログラム、カスタマーサービス&ホスピタリティー・プログラムを提供しています。ビジネス英語プログラムでは、マネージメントについても学べるようになりました。
学生からの人気が高いのは、スタディー&ワーク・プログラムですね。一般英語、ビジネス&マネージメント英語、TOEFL IBT大学進学準備プログラムのいずれかを3ヶ月以上受講すると、同等期間カナダで就業経験が積める、というプログラムです。有給でカジュアルな仕事ができるCo-opと、無給でオフィス系の仕事ができるインターンシップとがあります。仕事は学生が自分で見つけても良いし、当校で斡旋することもできます。いろいろな職種がありますが、どの職種にも英語はついて回りますので、スピーキングの苦手な日本人には6ヶ月の受講+6ヶ月のコープを勧めています。」
「はい。毎週土曜日には、フォトグラフィー、ペインティング、ドローイング(デッサン)成人クラス/キッズ・クラスのワークショップを提供しています。ローカルの人を対象としたクラスなので受講生はほとんどがカナダ人ですが、当校でESLを受講している学生は、月3クラスまで無料で参加できます。(ワークショップ受講対象レベル:ぺラ・カレッジのレベル4以上)講師もESLの講師ではなく、その道のプロを雇っていますし、最高10人までの小さなクラスなので、カナダ人と一緒に学べる交流の場として人気です。日本人学生はとてもクリエィティブなので、参加率も高く、みなさん素敵な作品を作っていますよ。当校で英語クラスを受講していなくても、外部の方のウオーク・インも受け付けています。1クラスがフォトグラフィー$99、ドローイング、ペインティング$49とリーズナブルな受講料で気楽に受講できるワークショップですので、ぜひご参加ください。」
「はい。当校では学生に質の高いアクティビティーを提供するために、毎回講師が同行しています。教室の中と同じように英語の間違いや発音を直してもらえるため、放課後がただ楽しいだけではなく、有意義な学習時間となるはずです。月ごとのカレンダーには、同行する講師の名前が明記されているので、好きな講師が行くアクティビティーにサインアップする学生も多いですよ。
他のレベルの学生とも交流できる、アカデミックなアクティビティーも随時提供しています。」
レセプション | 韓国人カウンセラーのJinさん | ラウンジ |
コンピューター・エリア | 廊下 | 授業風景 |
「カレッジや大学に進学できるだけの英語力を身につけることを目的としたプログラムです。TOEFLだけではなく、IELTSの試験対策としても受講できます。全4スキルを同等に力を入れて学びますが、コミュニケーション力をつけることを目的とした一般英語プログラムより、難易度の高い授業内容ですね。12週間のプログラムですが、週ごとのモジュール制なので、どの週から始めても大丈夫です。」
「はい。まずは、カレッジで求められるパラグラフやエッセイなどのアカデミック・ライティングですね。それから、カレッジや大学ではコースによって週に40〜50ページを読む課題が出るので、リーディングの訓練にも力を入れています。ざっと読んで内容が理解できるように、スピードと読解力をつけなくてはなりません。リスニングでは、講義を聴きながらノートを取るテクニックを学びます。そしてスピーキングでは、議論やプレゼンテーションのためのテクニックですね。これらの4スキルの一つ一つが、最終的にひと繋がりとなって身につくように指導しています。
このプログラムでは、生徒1人1人に専用のコンピューターが設置されます。各自で自分のトークを録音し、それを聞きなおすことで発音や文法の間違いばかりではなく、話し方の癖や弱点をチェックするためです。初めて自分の声を聞いた、という生徒も多く、最初はみんなびっくりしますよ。訂正することは上達への第一歩ですから、私も発音矯正やスピーチ訂正などの個人指導を徹底しています。」
「中上級レベル、具体的に言うならTOEFLでは最低でも60〜70点が必要ですね。それ以下のスコアの学生は、一般英語クラスで数ヶ月学習して英語を上達させる必要があるでしょう。このプログラムの受講にあたっては、英語力審査のテストと私とのインタビューがあります。」
「学生の弱点にもよりますが、このプログラムで真剣に学習すれば、3ヶ月で20点上げることも可能です。最近でもTOEFLで60点から85点までアップした学生がいますよ。これは、大学へも入学できるスコアです。多くの学生が高いスコアを出しているので教えがいがあるし、彼らをとても誇りに思いますね。卒業生達はランガラ・カレッジやダグラス・カレッジ、SFUなどに進学しています。」
アート教室 | ワークショップの作品を手に 記念写真 |
校内にはたくさんの絵が 飾られ、まるでギャラリーのよう。 |
アクティビティーの様子 | ペアを組んで課題に 取り組む学生達 |
講師と一緒にボーリング! |
「バンクーバーはいろいろな国籍や文化が混じった街なので選びました。ぺラ・カレッジを選んだ理由は、アートが好きだからです。将来はその方面に進学したいので、英語とアートの両方が学べるぺラ・カレッジなら一石二鳥だと思いました。メキシコで留学エージェンシーにすすめてもらったのですが、実際に通ってみてこの学校がすごく気に入っています。」
「入学時からTOEFL IBT大学進学準備プログラムを受講していて、今週で5週間です。でも実は今日が最終日なんですよ。。。」
「はい。特に自分のトークを録音して聴く、という授業がすごく良かったですね。自分で自分の発音や文法の間違いが分かって、目から鱗でした!素晴らしいアイデアですよね。先生も本当に良い先生でした。英語言語に深い知識を持っていて、ただ文法を教えるのではなくて語彙の語源まで教えてくれて面白かったですよ。
アクティビティーも先生が同行してくれるので、その場所の歴史や背景になる物事まで学べて、とても有意義でした。同時に英語も練習できたし、いろんな事が学べましたね。
今回の留学ですっかりバンクーバーが気に入ったので、メキシコに帰ったらまず高校を終わらせて、またバンクーバーに戻ってくる予定です。そして今度はこちらの大学に入って、アートを学びたいと思っています!」
「僕はぺラ・カレッジのイスタンブール校から来ました。向こうでは演技を学んでいるのですが、大学は海外で、と決めているので、TOEFLのスコアをアップさせるために、同じぺラ・カレッジのバンクーバー校に語学留学に来ました。」
「はい、そうです。Nasser先生は一流の先生ですよ。学生全員のミスを、見過ごさずに一つ一つ訂正してくれるんです。すごく時間がかかることなのに、本当に辛抱強く、徹底的にね。毎週金曜日はコンピューターを使った模擬テストがあり、わりとハードなプログラムですが、英語が上達していくのを実感しています。」
「バンクーバーはとても暮らしやすい街ですね。交通の便が良い都会でありながら、人がとても親切です。僕はノースバンクーバーでホームステイをしているのですが、家は広いし、ファミリーは親切だし、料理はおいしいし、最高ですよ!」
「将来は役者になるのが夢なので、エミリー・カーに通いたいと考えています。そのためにまず、West Vancouver Secondary SchoolでIBプログラム(International Baccalaureate)をとって、2年で高校を卒業する予定です。今からわくわくしますね。」
「バンクーバーに来る前に、しっかりプランを立ててきたんです。きちんと計画どおりに行動して努力すれば、夢も叶うと思います!」
「はい。ありがとうございます。」
「はい。もともとは、この学校で英語を学んでいました。絵が好きなのでドローイングのクラスも受講して(注:現在このプログラムは提供されていません)、学生としてこの学校に通っていたんです。小学校の英語指導資格を取るために、ちょっとだけ他の学校に通った時期もあったのですが、その後またここに戻って来て、しばらくの間はボランティアをしていました。
今は、ワーク・プログラムのインターンシップとして、学生さんのカウンセリングや、事務のお手伝いしています。合計すると1年半以上この学校にいることになりますね。今後はワーク・パーミットを取れれば良いなと考えています。」
「そうですね、やっぱり先生方がとても親身になって教えてくれる所ですね。私はすごくダメな生徒だったのですが(笑)、授業がとても面白くて休むのがもったいないと思うようになり、真面目に通うようになりました。気がついたらこの学校がファミリーのようになっていたんです。」
「真面目な生徒さんが多いですね。必ずしもアートに興味のある方ばかりではなく、英語をしっかり学びたいという意欲のある方が多いと思います。日本人はほとんどいないので、英語の学習にはとても良い環境です。私が入った時は日本人が私1人という時もあって、完全な英語環境だったんですよ。」
「一字一句聞き逃さないように、しっかり聞く様にしています。
それから英語に関して質問がある生徒さんには、参考になる教材などを探して、提供するようにしています。」
イスタンブールのアート・スクールが運営する語学学校、ぺラ・カレッジ。
校内にはたくさんの絵画が張られ、ギャラリーのような趣があります。
経験豊富な講師を揃え、質の高い大学進学準備プログラムを提供しているので、学生層は、将来のビジョンをしっかりと持った、真面目な学生さんが多いようです。今回取材にご協力頂いた学生さんは2人ともまだ高校生でしたが、自分の意思で留学を決め、将来の目標に向かって着実に努力する様子に感心しました。
あえて日本人の少ない環境で英語を学びたいという方にもおすすめです。
また、ぜひ参加してみたいのが土曜日のアート・ワークショップ。地元の人との交流を楽しみながら参加できるそうです。
アート・スクールならではの個性的な雰囲気が漂う、ユニークな語学学校です。