毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報
「当校は、今年創立25周年を迎える、歴史のある学校です。入れ替わりの早いこの業界でこれだけ長い間続けてこられたことには大きな意味があり、スタッフ一同大変誇りに思っています。語学学校では珍しいことに、スタッフや講師も長年勤めている者が多いんですよ。それだけこの学校が安定していて居心地が良いということでしょう。」
「英語初級者でも安心して基礎からしっかり学べるカリキュラムであることと、話すことに重点を置いている選択クラスが多いことです。発音、イントネーション&リスニング、アカデミック・スピーキングなど様々な選択クラスがありますが、中でもメディア・リスニングは大変人気がありますね。テレビやその他のメディアを使ってリスニング力をつけるクラスです。ESLの教材というものは、ESLの授業のために開発されたものであり、必ずしも自然な英語ではありません。
映画やテレビで流れる話し言葉こそが、実際にネイティブが使う自然な話し方なんですね。教室内では先生やクラスメートが話していることを聞き取れるのに、外に出たとたんにネイティブの英語が聞き取れないのはそのためで、メディア・リスニングはそういった学生にぜひおすすめしたいクラスです。」
「はい。以前は、海外留学と言えば英語の上達を目的としたものが一般的でしたので、当校でもESLのみを教えていました。けれども昨今の学生は、その先の就職を考え、英語プラスアルファのスキルを求めています。そこでそのような時代のニーズに伴い、就職に有利になるディプロマを取得できる専門コースを提供するようになりました。当校のほとんどの学生が最初にESLで学び、英語が上達してくると、専門コースを受講しています。ESLから専門コースまでトータルで学べるということが、当校の最大の強みだと言えるでしょう。」
「デモ・レッスンとは、学校申し込み前に無料で受けられる、20分ほどのセミ・プライベート・レッスンです。1〜4人の少人数グループに私が直接教えています。教える内容は学生のリクエストによりますが、発音レッスンをすることが多いですね。レベルに関係なく、どの学生にも必要なスキルなので好評です。
デモ・レッスンは、この学校でどんなことが学べるかを知ってもらう機会であると同時に、学校側が学生1人1人のニーズを理解する機会でもあります。ニーズを理解すれば的確なケアができますから、学生が安心して学べる環境を提供することができます。また、ディレクターの私がデモ・レッスンをすることで学生との距離も縮まるので、学生達は何か困ったことがあれば迷わず私のところに相談にきてくれるんですよ。」
広々とした校内 | ティーチャーズ・ラウンジ | ロビー |
「ESLプログラムは、会話に積極的になり、スピーキング力を高めることを目指したカリキュラムになっています。授業は1日に1限から5限まであるのですが、1限目は単語/熟語クラス、2限目はグラマー・クラス、3限目はスピーキング・クラス、4限目と5間目は選択クラスになっていて、スキルごとにクラス分けをしています。
1〜5限までしっかり勉強したければプラチナ・コース、4限目まではインテンシブ・コース、3限目までがセミ・インテンシブ・コースというように、1日に何限とるかでコース選びができるのですが、一番長いプラチナ・コースですと9時から4時半まで授業がありますので、1日中英語漬けになれますね。午前だけや午後だけという取り方もできますし、1限のみの受講も可能です。(*選択コースのみの受講はできません。)
選択授業はスピーキング関連のものがたくさんありますので、各自の弱点を徹底的に改善できます。発音矯正、イントネーション&リンキング、アカデミック・スピーキング、メディア・リスニングなどいろいろありますが、中でも1クラス4名の超少人数制『カンバセーション・クラブ』は大人気です。初級者向けの『使える英会話』もあるので、ビギナーさんでも安心して会話を楽しめます。」
「はい。当校のESLには2週間に一度レベル・テストがあり、そのつど担任との個人面談を行い各学生に評価表を渡しています。その上、テストはただ採点して学生さんに返してしまうのではなくて、全てコピーをして各学生のファイルに保管しているんです。そのため私達スタッフも、常に学生さん1人1人の上達具合を把握しています。
ESLはレベル4で基礎が修了し、レベル5からは専門コースの受講が可能になるのですが、そこから専門コースへ進むか、あるいは最終のレベル7までESLを続けるか、相談に来られる学生さんには的確なカウンセリングができるんですよ。」
「まずは一番人気のTEC(児童英語教師養成)ですね。4週間という短期間でディプロマがとれるのでおすすめです。地元の幼稚園やプリスクールなどでの実習も経験できます。
TESOLコースはTECより高い英語力が求められますが、このコースで学ぶことで自分の英語力もアップさせることができます。コース終了後にオプションのTKT(Teaching Knowledge Test/別料金)のテストを受ければ、ディプロマの他にケンブリッジからの正式な資格を得ることができます。
テスト対策としてはIELTSがあります。ハイスコアを出すために、当校で毎週模擬テストを受けることができます。
ビジネス・コミュニケーションは就活を控えた大学生に人気です。ESLでは学べないビジネス用語からマーケティング、プレゼンテーション・スキル、ファイナンス、マネージメント・スキル、営業、カスタマー・リレーションシップまで、ビジネスの知識とスキルを身につけることができます。このクラスでもらったディプロマは、仕事を探す上できっと役に立つと思います。
仕事準備英語コースはワーキングホリデーの学生のためにつくられたコースです。カナダでの仕事の見つけ方とカスタマーサービス英語が学べます。講師の細やかな指導が好評で、卒業しても履歴書を見てもらいに先生を訪ねてくる学生も多いです。
その他にはインターンシップ・プログラムも提供しています。インターンシップ期間は、学校でプログラムを受講した期間と同等と定められていますが(例:ESLを3ヶ月間受講後、3ヶ月間のインターンシップ)、専門コースを取った期間もこれに加算されるので、ESL+専門コースのトータルの期間と同等期間インターンシップができます。
当校の専門コースの特徴は、ほとんどが4週間という短期間でディプロマを取得できることです。例えば3ヶ月あれば、TEC、TESOL、ビジネス・コミュニケーションと、3つもディプロマが取れるんですね。それに加えてインターンシップでリファレンスをもらって帰国すれば、履歴書にも箔がつきますね。」
レセプション | TVラウンジ | キッチン・ラウンジ |
T「PPCは、エージェントがすすめてくれた学校です。僕は日本で英語を使う仕事をしていたのですが、理解力と会話力が足りないと感じていて、ビジネス英語をきちんと学びたいと思っていました。PPCならESLでスピーキングを伸ばしてからビジネス専門コースが取れると聞いて、僕の希望にぴったりだと思って決めました。」
A「私は日本では貿易会社に勤めていて、帰国したらまたその会社に戻る予定なので、ビジネス用語とマナーを学びたくてこのコースを受講しました。専門コースを取るにはある程度の英語力が必要なので、最初はESLから始めました。」
T「ビジネスに関する語彙が学べるし、話す機会も多くていいですよ。プレゼンテーションの内容はいつもビジネスに関することです。例えば最近では、ツアーのパンフレットを見ながら、改善すべき所は何かとか、どうしたらもっと良いパンフレットになるか、といったようなことを話し合ってプレゼンテーションをしました。」
A「パワーポイントを使ったプレゼンテーションは、これからの仕事に役立つと思います。その他にも、その場ですぐに自分の考えを言えるようになるための練習として、即行のプレゼンテーションをすることが多いですね。」
T「まず先生方の質ですね。親切でユーモアもあって、生徒との距離がとても近いです。職員室がオープン・スペースになっていて、いつでも気楽に会いにいけるし、質問しやすい。」
A「先生方は、いつ質問をされても絶対にイヤな顔をしないんです。以前、学校が閉まる直前に帰り支度をしている先生を呼び止めた時も、時間をかけて丁寧に教えてくれました。やる気がある生徒には、自分の時間を割いてでも教えてくれますね。英語の勉強以外にもカナダやバンクーバーのことをいろいろ教えてくれるので、ここでの生活にすごく役立っています。
それからESLは、単語/文法/スピーキングでクラスが分かれていて、それぞれ自分のレベルにあったクラスで学べるのが魅力だと思います。」
T「選択授業がいろいろあって、自分の弱点に合わせて選べる所も気にいっています。それからアクティビティーには必ず先生が1人同行してくれるのですが、習ったことのない先生とも仲良くなれるし、英語の勉強にもなっていいですね。」
A「バケーションがとれるフレキシブルなシステムも助かります。」
A「私はアカデミック&パブリック・スピーキングという激しいクラスをとりました(笑)。記事を読み解き、それに関したプレゼンテーションとディベートを1人30分ずつ行います。」
「僕はメディア・リスニングをとりました。主にドラマを見てディクテーションをするクラスです。ドラマも面白いし、スラングやいろいろな表現を覚えられるし、今まで聞き取れなかったリンキングが学べて良かったですね。」
A「勉強したい人です!授業時間が他の学校より長くてフルだと4時半まであるので、しっかり勉強できます。」
T「ライティング・スキルをアップさせたい人にもおすすめです。学生が授業時間外にも自主的にライティングの練習ができるように、ティーチャーズ・ラウンジにはいつもライティングの課題が用意してあるんです。書いた作文は先生が無料で添削してくれます。
それからこの学校ではTOEICの模擬テストを毎週無料で受けられるのですが、日本人にとっては就職の時に使えるテストなので良いと思います。」
授業の様子 | TECコース | 学校ビル一階のフードコート |
「もうすぐ日本に帰るので、最後の一ヶ月間で何ができるかをエージェントに相談したら、この学校のTESOLとTECをすすめられたんです。一ヶ月で英語をぐんと伸ばすのは難しいので、それなら何か形に残るものを持って帰る方がいいのでは、と。
TESOLとTECの間で最後まで迷ったのですが、最終的にはTESOLを選びました。」
「私は日本に帰ったら資格をとって日本語教師になりたいので、自分の英語力も伸ばせて、かつ将来の夢に役立たせられるTESOLの方を選びました。TESOLを学んでおけば、外国人に日本語を教える時にも共通する部分があるのでは、と考えています。」
「講義ももちろんありますが、模擬レッスンがたくさんありますね。まず先生が、どんなふうに授業をすすめていけばよいか手本を見せてくれて、『はい、ではこの様な流れで今から〇〇分以内にレッスン・プランをたてて模擬レッスンをしてください。』というように課題が与えられます。基本的に教科書にはあまり頼らない授業です。」
「宿題はあまり出ませんが、予習復習は必要です。コース終了後にTKTのテストを受ける予定の人達は特に、かなりしっかり勉強していますね。休み時間に勉強している学生もいて、真剣に頑張っています。」
バンクーバーで25年の歴史を持つ語学学校、PPCを取材しました。
ダウンタウンのHornby Streetにある校舎は、4階がESL、2階が専門コースと分かれているため、同じ学校でありながら階によって、語学学校のアットホームでフレンドリー雰囲気と、専門学校のアカデミックな雰囲気を味わえます。
通常担任の講師とは仲良くなれても、ディレクターと直接お話をする機会はなかなかないものですが、PPCでは講師はもちろんのこと、ディレクターのMillerさんと学生達との距離がとても近いように見受けられました。デモ・レッスンがあったり、職員室がオープン・スペースになっていたり、アクティビティーには講師が同行したりと、講師・学生間の繋がりを強化させるたくさんの工夫がされているようです。
また、ESLのその先が充実していることもこの学校の魅力です。一校で、ESL、専門コース、そしてインターンシップまでトータルで学べるので、途中で転校をする必要もありません。モチベーションを保ちつつ目標を持って、長期間学べそうな学校です。