毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報
「はい。当校では、ビジネスとTESOLの2分野でプログラムを提供しています。
ビジネス・マネージメント・ディプロマ・プログラム(以下BM)は、授業24週+インターンシップ4週からなる、合計28週間のプログラムです。
「Canadian Institute of Management(CIM)」の内容に沿ったカリキュラムなので、このプログラムを修了後は、KGIBCのディプロマの他にCIM サーティフィケートを取得することができます。4週間のモジュールごとの受講や、3〜5つのモジュール+4週のインターンシップという形の受講も可能です。
より長期のインターンシップをご希望の方には、アドバンス・ビジネス・マネージメント・ディプロマ・プログラム(以下A-BM)をおすすめしています。こちらは、授業26週+インターンシップ24週 +レポートからなる、最長50週間のプログラムです。インターンシップで得た知識や経験は大きな自信に繋がりますから、日本での就職にも有利になりますよね。
もう1つのメイン・プログラムであるTESOLは、英語教師を養成するサーティフィケート・プログラムです。当校では複数のコースを用意し、どの年齢層を対象とした教授法を学びたいかで、コース選択ができるようにしています。
現在提供しているコースは、基本となるTESOL(ベーシックとも呼ばれています。)の他、TESOL for Children、TESOL for Middle School、TESOL for Adults、TESOL Advanced、TESOL for Test Preparationです。TESOL for Middle School とTESOL for Test Preparation は、カナダでは当校でしか扱っていないプログラムなんですよ。
また、TESOL for Children とTESOL for Adultsに関しましては、KGIBCはバンクーバーでいち早くこのプログラムを開講した学校でして、この分野ではすでに15年以上の実績があります。ここまでTESOL系プログラムが充実している学校は他にはないので、TESOLマスターになりたいと言う方は必然的に当校を選ばれていらっしゃいますね。教育実習のオプションもあり、とても実践的なカリキュラムとなっています。」
「そうなんです。どのコースもそれぞれ4週間と短いので、いろいろな組み合わせ方ができるんですね。生徒の年齢が違えば、知識の量や集中力の長さ、モチベーションの高さなども違ってきますので、様々な年齢層に対応できるように複数のコースをとられる方は多いです。
最近では、今の仕事を辞めてでも留学してTESOLを受講したい、という方が増えていますね。英語教育の低年齢化が進むにつれて、英語で英語を教えることができる講師が求められるようになってきたからでしょう。TESOLの需要は今後もさらに高まると思います。」
「就職先として人気なのは公立や私立の小学校ですね。他にも英会話教室で働かれる方や、自分でお教室を開く方、留学業界に進まれる方などもいて、皆さんいろいろな所で活躍されています。
カナダで英語講師のトレーニングを受けたと言うだけで、日本に帰ってからの就職口はぐんと広がると思うので、TESOLは絶対にとっておいて損はないですよ。」
レセプション | コンピューター・ルーム1 | コンピューター・ルーム2 |
スタッフのオフィスは オープン・ドア・ポリシー |
ラウンジ | ビジネスの課題に取り組む学生達 |
「はい。当校ではKGIBCが著作権を持つ、完全にオリジナルの教材を開発しています。当校のTESOL講師全員が協力して作り上げているもので、多大な時間と資金とエネルギーがつぎ込まれています。何度も修正・改良を繰り返し、”これがベストだ”と自信を持てるものを作っても、毎回印刷は300部のみと決めているんですよ。もちろん1000単位で印刷した方が経済的ではあるのですが、常にアップデートをしていけるように、あえて少しづつ発行しているんです。それぐらいこだわって一生懸命作っている教材ですね。
当校のTESOLプログラムの強みは、この教材と講師陣の質だと言っても過言ではありません。」
「はい。まず基本のTESOL(ベーシック)は、全てのTESOL関連プログラムの『核』となる、入門コースです。どの年齢層に教えるにも共通している部分を抽出したのがこのコースで、語学の基本である4技能「読む、書く、聞く、話す」を中心に、文法、語彙、発音などの教授法を学習します。TESOL(ベーシック)は単独で受講することもできますが、英語が母国語ではない学生には、このコースを終了後に他のTESOL専門コースを併せて受講することを勧めています。
TESOL for Childrenは、4歳〜12歳の学生を対象とした児童英語教育を学ぶコースです。子どもの発育や年齢に合わせた英語教授方法や、様々な英語アクティビティー、しつけ、安全なクラス環境の作り方などを学習します。
TESOL for Middle Schoolは、中高生を対象とした英語教授法を学ぶコースです。ジュニアの特性や行動パターンを知り、それに見合ったクラスマネージメントを学ぶことで、敏感な年頃の学生に対応できるプロの英語教師を目指します。
TESOL for Adultsでは、大人への英語教育の基本とノウハウを学びます。将来英会話学校や企業などで英語講師として働きたい、という人に適したコースです。
TESOL for Test Preparationでは、IELTSやTOEFL iBTなどの英語テスト対策レッスンの実践方法を学習します。
TESOL-Advancedは、TESL Canadaより認定を受け、ハイレベルな英語教師としての資格を取得したい人に最適なコースです。このコースを修了すると、TESL Canadaサーティフィケートへの申請が可能となります。(*TESL Canada=カナダで広く認知されている英語教師の資格)
どのコースも学生中心のインテラクティブな授業で、理論と実践のバランスを重視したカリキュラムになっています。プログラム修了後は自信を持って生徒の前に立つことができますよ。」
「はい。教育実習は、全てのコースで受けることができます。
通常、TESOL for Childrenの教育実習は、Daycare、ローカルの小学校の低学年クラス(夏季&冬季休校中は手配不可)またはKGICサレーキャンパスのChildren ESLで行います。
TESOL for Middle Schoolは、当校のESLサレー・キャンパスのジュニア・クラスで2週間と、
ローカルの公立小学校の高学年(6〜7年生)クラスで2週間行います(計4週間)。ESLとネイティブの両環境を経験できるわけです。夏季&冬季休校中はジュニア・クラスで4週間の実習となります。TESOL for Adultsは、当校のESLロブソン・キャンパスまたはサレーキャンパスで行います。TESOL-Advanced4週間では講義の4週間部分で毎週水曜日に当校のESLロブソン・キャンパスまたはサレーキャンパスで実習を行っています。」
「当校のTESOLプログラムをとるには、最低でも英語の中級レベルが必要です。ですが、必ずしも中級レベルに達していないと英語の講師になれないというわけではありません。自分の言語能力と生徒の言語能力をきちんと見極めたうえで、教えられるかどうかを判断すればよいのです。例えばビギナーならば、自分のレベルよりもっと下のビギナーに教える必要がありますよね。
逆に英語能力が高くても、ティーチング・スキルがなければ良い教師にはなれません。私の弟はカナダ生まれのカナダ育ちで完全なネイティブですが、彼が英語を教えるなんて絶対に無理!ありえない話です(笑)。話せるからといって教えられるかというと、そうではないんですよね。文法の質問をしてみてもきっと彼には答えられないでしょう。
ティーチング・スキルはTESOLプログラムで身につけることができますし、英語のレベルが低くても、生徒の注意を引くことが上手な人は、良い教師になる素質があります。社交的で活動的な性格もアドバンテージになりますよ。」
TESOLの教室 | TESOL授業風景 | 音楽を取り込んで楽しく授業! |
TESOLの学生が授業のために 作ったポスター |
校内 | 求人情報ボード |
「私は大学が英語の学校だったということと、子供が好きで教員免許も持っていることから、いつかは小さい子に英語を教えたいなあという夢があったんですね。それで始めは、TESOL for Childrenだけを受講するつもりでこの学校に来たんです。
ですが、こちらに来てみると自分の英語力にぜんぜん自信が持てなかったので、
予定を変更して、最初の6ヶ月間はKGICのESLでしっかり英語の下積みをしました。その後ビザを伸ばして、まずはTESOLのベーシック・コースをとりました。
その次にTESOL for Middle School、TESOL for Childrenと続けて取って、今はTESOL for Adultsのコースを受講しています。」
「そうなんです。最初にとったTESOLベーシックはすごく大変だったのですが、勉強することがどんどん楽しくなっていって、もっと知りたい!もっと極めたい!という欲が出てきてしまい、もうこうなったらできるだけたくさんのコースを取ろう!と。(笑)ESLで最初に英語力をつけておいたのが、本当に良かったんだと思っています。」
「普段は、授業の進め方やいろいろなティーチング・メソッド、アクティビティー、年齢別の教授法などを学んでいます。
コースによって先生は違いますが、どの先生も学生のモチベーションを高めるような、楽しい授業をしてくれます。本当に良い先生ばかりです。特にPete先生の評判は前から聞いていたとおりで、授業がとても楽しかったですね。大きなジェスチャーやリアクションで、記憶に残る言い方をしてくれるんです。先生方は質問があればいつも時間を作ってくれるし、休みの日もメールでやりとりしてます。」
「はい!このコースははっきり言って凄く大変です。課題は多いし、教科書からの宿題も出ますし、TESOL for Middle Schoolの時は、授業に組み込まれたTKTの勉強も一緒にしないといけません。(*このテストの受験はオプショナルです。)そのうえマイクロ・ティーチングもあるので、それらの用意に追われる毎日です。私は完璧主義なので、自分がレッスンをする前の日はほとんど眠れないですね。初めは死ぬかと思いました(笑)。でも、終わった後はすごい達成感があってやめられないんです(笑)。」
「クラスメートを生徒と見なして、1人で40分間教える模擬レッスンのことです。そのためのレッスン・プランをパソコンで打って用意するのですが、先生にそれを提出するとすぐに”これじゃわからない”とダメだしされるので、何度も書き直しをして先生との間を2往復3往復しながら模擬レッスンまでもっていきます。、他にも、ワークシートを作ったり教材を用意したり、アクティビティを考えたりで、模擬レッスンの前は大忙しです。
TESOL for Middle Schoolのクラスでは、英語で科学や地理を教えることもあるので大変でしたね。模擬レッスンの後は、先生が一人一人にフィードバックをくれます。」
「それが、レッスンをしているとあっという間なんですよ。最初は緊張していても、教えているうちにすごく楽しくなってきて、時間が足りないぐらいです(笑)。自分が一生懸命勉強したことをうまく生徒に伝えられた時や、他の生徒が楽しんでくれた時などは本当に嬉しいんですよね。」
「そうですね。例えばパワーポイントは、そういったことが得意な韓国の子達に、”使った方がいいよ”と、教えられて使えるようになりました。今ではパワーポイントなしではレッスンができないぐらいになっています。それからクラスメートの模擬レッスンを見ることで、他の国ではどういう英語教育をしているのかが学べるし、そういったことを参考にすれば、自分の教授法の幅を広げる事もできると思います。
「TESOL for Childrenのプログラムで行った、カナディアンの小学校での教育実習は、忘れらない経験になりました。学校では主に先生のサポートや手伝いをやっていたのですが、私がレッスンをする時間もありました。さすがにネイティブの子供達に英語を教えるわけにはいかないので、日本のことや、折り紙の折り方を教えました。リアルの学校は本当に緊張しましたね。
子供達はいつも”chika!chika!”とよって来て、よくなついてくれて、もう本当に可愛いかったです!私は一年生のクラスに配属されたのですが、仲良くなった3年生の子達も、よく休み時間事に迎えに来てくれていました。教育実習の最終日は泣きましたね。手紙もいっぱいもらったし、親ごさんからも、ありがとうの手紙と一緒にピアスをいただいてびっくりしました。」
「このあとはTESOL for Adultsの教育実習として、KGICのESLで教えることが決まっています。
TESOLをとり始めたころは人前で話すのがすごく苦手で震えていたのに、今では多少緊張はしますが、普通に喋って授業を進められるようになってきました。まだまだ学ぶべきことも多いですが、プログラムで経験したことが全部自信に繋がってきています。諦めずにこのコースを続けてきて、本当によかったと思っています。
日本に帰ったら小さくてもいいから自分の学校を作って、子供に楽しく英語を教えてあげたいな、と思っています。」
クラスルーム | ビジネス・ミーティング中の学生達 | インターンシップの学生達 |
「当校のビジネス・プログラムは、マネージメント、マーケティング、法律やファイナンスなどについて学習し、グローバル・マーケットで通用する知識やスキルを養う事を目的としています。様々なプロジェクトやケース・スタディーを通して実践力を身につけるほか、プレゼンテーションにも大きなウエイトをおいていますね。教科書で学んだことは忘れてしまうかもしれませんが、プレゼンテーションで身につけたスピーチ力、説明力、説得力などといったスキルは、生涯忘れることはありません。このプログラムをとれば、将来様々なシーンで、自信をもって自分の意見を述べられるようになるでしょう。
その他には、ライティングとディスカッションにも力をいれています。また、フィールドトリップやゲスト・スピーカーを招いての学習なども取り入れ、知識を実践に移す機会をふんだんに与えています。」
「まずは、講師陣の質ですね。インストラクターはみんなプロフェッショナルなバックグラウンドを持つ、有能な者ばかりです。その知識と経験が伝授されるレクチャーは、これからビジネス界で活躍する皆さんにとって、大変参考になるはずです。
それから、学生1人1人が講師から受けるパーソナル・アテンション、そして、受講生の国籍ミックスが良いということも当校の特徴です。1クラスに5〜6つの国籍が混じっていて、ビジネスを学ぶのには好都合な環境ですね。多文化/多言語の中で、コミュニケーション・スキルや国際ビジネス感覚を身につけることができますよ。」
「マーケティングのモジュールでは、トピックを自由に選ばせています。シナモンバター、居酒屋、ソフトウエアなど、それぞれ興味のあるトピックをピックアップして面白いプレゼンテーションをしていますよ。
マネージメントのモジュールでは、<もし上司が最悪だったらどうするか>というトピックを与えています。変わったトピックだと思うでしょうが、最悪な上司に悩まされるということは、実によくあることなんです。それが現実にありえることだからこそ、対策を考える意義があるんですね。他にも<同僚とうまくいかなかったらどうすればいいか>や、<どうやって人を首にするか><どうやって仕事を辞めるか>など現実的なトピックを与えています。生徒達は毎回いろいろ工夫をこらしていて、素晴らしい提案も出していますよ。
「実にいろいろな職に就いていますね。自分で会社を立ち上げる人もいれば、企業に就職する人もいる。政治方面に進出する人もいるし、アーティストやミュージシャンになる人もいる。(笑)」
「そのとおり!最も成功するロックバンドというのは、たいていビジネスを良く理解しているバンドなんです。」
「僕がいつも学生達に言っている言葉は、”Be Curious, Be Open!"です。これがビジネスを学ぶのに一番大切なことなんですよ。狭い視野ではなく、広いグローバルな視野で物事を見れるようになると、ビジネスの可能性は広がります。
それからもう一言は、”Risk!” です。リスクをとらなければ何も始まりません。リスクを恐れないで!」
「はい。A-BMプログラムに関するカウンセリングや、研修先の斡旋が主な仕事です。<仕事の見つけ方>などについてのワークショップを開いたりもしますね。インターンシップにも面接があるので、履歴書の書き方やインタビューの受け方を指導したり、学生達をジョブ・フェアに連れて行ったりなどして、インターンシップのための準備をさせています。インターンシップ中とインターンシップ後にも、細かなサポートをしています。」
「BMのプラクティカム(無給4週間)ではそれぞれの学生の興味や経験、学歴に基づいた会社を斡旋しています。募集をしている提携先の会社から学生の研修先をマッチングしています。もちろん実際に面接にいっていただくので、最終的に会社にOKがもらえるように一緒に準備をしていきます。ABMでは長期のインターン(24週間有給可能)ですので、カナダ人の方と同じ土台にたつことになります。学生さんはご自分でお仕事が探すのですが、仕事探しに必要なスキルを磨くサポートを行っています。さらに学生の興味や経験、学歴に基づいた会社で、通常3つの面接のセッティングをさせていただいています。当校は120社もの企業と提携を結んでいるので、ツーリズム関連、ホテル、法律事務所、不動産、配管関連など、様々な方面でのインターンシップが可能なんですよ。例えばホテルなら、お客様をお部屋にご案内する仕事から、ファイリングやデータ入力などのアドミン系の仕事までと、各学生の英語力に合わせて仕事内容も変わっていきます。」
「当校では、Co-opは長期(24週間)で、プラクティカムは短期のインターンシップ(4週間)という区別の仕方をしています。Co-opは有給可能で、プラクティカムは無給となっています。無給ならもちろん、インターンシップ先の選択肢も広くなります。また、無給で長期インターンシップを始めても、真面目に働いたため雇用主に気に入られ、途中から有給になるケースもあります。
いずれにしてもインターンシップは、ビジネス環境の中で英語を練習し、カナダでの仕事経験を得ることが目的です。この経験によって学生は帰国後、自信を持って就職に挑むことができるようになりますよ。」
今回の学校は、TESOL分野でリーダー的存在を自負するKGIBCです。
コースの選択肢が広く、様々な年齢層別の教授法を学ベる事が最大の強みでしょう。
独自の教材も、講師陣が<ベスト>にこだわりぬいて作り上げています。
取材にご協力いただいたTESOL受講生のChikaさんは、このプログラムで勉強の楽しさに目覚めたそうです。目をキラキラさせてTESOLの面白さを語るChikaさんからは、<子供が好き!教えることが楽しい!>という情熱が伝わってきて、きっと良い英語講師になられるだろうなと確信しました。
対するビジネス・マネージメントの魅力はやはり、長期/短期、有給/無給とフレキシブルに選べるインターンシップでしょう。カナダでの仕事経験を通じて、将来英語環境で働くための知識・スキル・自信を養うことができます。
いきなり専門コースを受講するには英語に自信がない!という方でも、KGIBCの語学学校、KGICでESLが学べるので安心です。興味のある方はぜひお問い合わせを!